JP-2025514437-A5 -
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20230428
Description
本開示の種々の実施形態は、本明細書に記載されている。それらの実施形態の変形は、前述の説明を読めば当業者には明らかになる得る。発明者らは、当業者がそのような変形を必要に応じて利用することを予想し、発明者らは、本開示の種々の実施形態が、本明細書で具体的に述べたこと以外で実施されることを意図する。したがって、本開示の実施形態は、適用法によって認められる範囲で、添付の特許請求の範囲に記載された主題のすべての修正及び均等物を含む。さらに、本明細書において特に断りのない限り、または文脈と明らかに矛盾しない限り、上記の要素のあらゆる可能な変形での任意の組み合わせは、本開示の種々の実施形態に包含される。 本発明のまた別の態様は、以下のとおりであってもよい。 〔1〕ヒト補体因子H関連4(CFHR)とヒト補体成分3(C3)とに特異的に結合する二重特異性抗体またはその抗原結合断片であって、 任意に、前記ヒトCFHR4はCFHR4bバリアント(CFHR4b)であり、これは配列番号580のアミノ酸配列を含むかまたは配列番号580のアミノ酸配列からなるポリペプチドであってもよく、 任意に、前記ヒトC3はC3のbバリアント(C3b)であり、これは配列番号1645のアミノ酸配列を含むかまたは配列番号1645のアミノ酸配列からなるポリペプチドであってもよい、 前記二重特異性抗体またはその抗原結合断片。 〔2〕モノクローナルであり、任意に組換えである、前記〔1〕に記載の二重特異性抗体または断片。 〔3〕ヒト、ヒト化、またはキメラである、前記〔1〕及び〔2〕のいずれか1項に記載の二重特異性抗体または断片。 〔4〕完全長抗体、単鎖抗体、単鎖可変断片(scFv)、可変断片(Fv)、断片抗原結合領域(Fab)、Fab-C、Fab’-SH、(Fab’)2、単一ドメイン抗体(sdAb)、VHH抗体、ナノボディ、ラクダ由来単一ドメイン抗体、サメIgNAR由来単一ドメイン抗体断片(VNAR)、ダイアボディ、トリアボディ、アンチカリン、またはアプタマーであり、任意に、前記抗体は、ヒトIgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4領域などのFc領域を含む完全長抗体である、前記〔1〕~〔3〕のいずれか1項に記載の二重特異性抗体または断片。 〔5〕少なくとも1つの追加の部分であって、任意に、 a.ヒトCFHR4でもヒトC3でもない標的に特異的に結合することができる抗体またはその抗原結合断片などの抗原結合部分であって、好ましくは前記標的はヒトの眼において発現する、前記抗原結合部分と、 b.治療部分または細胞傷害性部分と、 c.検出部分と、 d.精製部分と、 e.半減期延長部分、任意に、少なくとも20アミノ酸長で、G、A、S、T、E、及びP残基の任意の組み合わせを含むポリペプチドであって、前記抗体のC末端またはN末端にコンジュゲートされる前記ポリペプチドと、 から選択される前記少なくとも1つの追加の部分にコンジュゲートされる、前記〔1〕~〔4〕のいずれか1項に記載の二重特異性抗体または断片。 〔6〕ポリペプチドであって、 a.配列が表3に示されている典型的なCFHR4抗体のうちのいずれか1つが有する1つ、2つ、または3つすべてのHCDR、及び前記典型的な抗体の対応するLCDRの1つ、2つ、または3つすべて、及び/または b.配列が表4に示されている典型的なCFHR4抗体のうちのいずれか1つのVH配列に対して少なくとも90%の同一性を有するVH配列、及び任意に、前記典型的な抗体の対応するVL配列に対して少なくとも90%の同一性を有するVL配列であって、好ましくはHCDRまたはLCDRにおいて変異は許容されない、前記VL配列、及び/または c.配列が表3に示されている典型的なCFHR4抗体のうちのいずれか1つが有する6つすべてのCDR、 d.配列が表4に示されている典型的なCFHR4抗体のうちのいずれか1つのVH及びVL配列、及び/または e.配列が表5に示されている典型的なCFHR4抗体のうちのいずれか1つの完全長重鎖(VH+定常)配列、及び任意に、前記典型的な抗体の対応する完全長軽鎖(VL+定常)配列、 を含む前記ポリペプチドである、前記〔1〕~〔5〕のいずれか1項に記載の二重特異性抗体または断片。 〔7〕ポリペプチドであって、 a.配列が表6に示されている典型的なC3抗体のうちのいずれか1つが有する1つ、2つ、または3つすべてのHCDR、及び前記典型的な抗体の対応するLCDRの1つ、2つ、または3つすべて、及び/または b.配列が表7に示されている典型的なC3抗体のうちのいずれか1つのVH配列に対して少なくとも90%の同一性を有するVH配列、及び任意に、表8に示されている前記典型的な抗体の対応するVL配列に対して少なくとも90%の同一性を有するVL配列であって、好ましくはHCDRまたはLCDRにおいて変異は許容されない、前記VL配列、及び/または c.配列が表6に示されている典型的なC3抗体のうちのいずれか1つが有する6つすべてのCDR、 d.配列が表7及び8に示されている典型的なC3抗体のうちのいずれか1つのVH及びVL配列、及び/または e.配列が表9に示されている典型的なC3抗体のうちのいずれか1つの完全長重鎖(VH+定常)配列、及び任意に、表10に示されている前記典型的な抗体の対応する完全長軽鎖(VL+定常)配列、 を含む前記ポリペプチドである、前記〔1〕~〔6〕のいずれか1項に記載の二重特異性抗体または断片。 〔8〕前記〔1〕~〔7〕のいずれか1項に記載の抗体または断片をコードするポリヌクレオチドであって、任意に、前記ポリヌクレオチドは、配列が表5、9、及び10に示されている典型的な抗体のうちのいずれか1つの核酸配列に対して少なくとも70、80、90、または100%の同一性を有する核酸配列を含むかまたはそれからなる、前記ポリヌクレオチド。 〔9〕前記〔8〕に記載のポリヌクレオチドを含む発現ベクターであって、任意に、アデノ随伴ウイルス(AAV)ベクター、レンチウイルス(LV)ベクター、単純ヘルペスウイルス(HSV)ベクター、またはレトロウイルスベクターである、前記発現ベクター。 〔10〕前記〔1〕~〔9〕のいずれか1項に記載の抗体もしくは断片、ポリヌクレオチド、またはベクター、及び任意に、 a.少なくとも1つの薬学的に許容される担体、希釈剤、または保存剤、及び/または b.少なくとも1つのさらなる活性成分、 を含む医薬組成物。 〔11〕結膜挿入物、コンタクトレンズ、ゲル、ナノ粒子、粘膜付着性ポリマー、軟膏、溶液、懸濁液、点眼薬、及び/またはインプラントを使用した送達によってもよく、好ましくは硝子体液への注入による、対象への眼投与に適している、前記〔10〕に記載の医薬組成物。 〔12〕薬剤としての使用のための、任意に、対象における眼の疾患を処置する方法での使用のための前記〔1〕~〔7〕のいずれか1項に記載の抗体または断片、前記〔8〕に記載のポリヌクレオチド、前記〔9〕に記載のベクター、または前記〔10〕または〔11〕に記載の組成物。 〔13〕前記疾患は、補体系、特に代替経路の活性化の増加、特に前記対象の前記眼内、たとえば前記対象のドルーゼンまたは網膜色素上皮(RPE)細胞内での活性化の増加を特徴とする、前記〔12〕に記載の使用のための抗体、断片、ポリヌクレオチド、ベクター、または組成物。 〔14〕前記方法は、好ましくは硝子体液への注入による前記抗体の眼投与を含み、前記投与は好ましくは、視覚の歪み、中心視覚の低下、霧視、及び/または弱い光への適応困難から選択される前記対象における少なくとも1つの症状を軽減する、前記〔12〕または〔13〕に記載の使用のための抗体、断片、ポリヌクレオチド、ベクター、または組成物。 〔15〕前記疾患