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JP-2025515152-A5 -

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Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20230502

Description

以上の結果から、本発明に係る方法の工程d)のNaClを当該技術分野で広く使用されているような別の有機塩に置き換えると、水溶液中で完全可溶しないICGになることが分かる。 〔態様1〕 結晶質形態のインドシアニングリーンにおいて、少なくとも2θ=20.66°±0.2°、14.38°±0.2°、12.81°±0.2°、4.22°±0.2°および3.83°±0.2°にピークを示す粉末X線回折パターンを特徴とする、インドシアニングリーン。 〔態様2〕 態様1に記載のインドシアニングリーンにおいて、前記X線回折パターンが、2θ=23.26°±0.2°、20.24°±0.2°、17.72°±0.2°および5.30°±0.2°に追加のピークを示す、インドシアニングリーン。 〔態様3〕 態様1または2に記載のインドシアニングリーンにおいて、前記X線回折パターンが、2θ=19.24°±0.2°、18.22°±0.2°、18.08°±0.2°、7.69°±0.2°、6.37°±0.2°および5.01°±0.2°に追加のピークを示す、インドシアニングリーン。 〔態様4〕 態様1から3のいずれか一項に記載のインドシアニングリーンにおいて、HPLCの240nmでの面積パーセントとして測定される当該インドシアニングリーンの純度が、98.0%以上、好ましくは99.0%以上、より好ましくは99.5%以上である、インドシアニングリーン。 〔態様5〕 態様1から4のいずれか一項に記載のインドシアニングリーンにおいて、各不純物は、HPLCの240nmでの面積パーセントで0.50%未満、好ましくは0.40%未満、より好ましくは0.20%未満、最も好ましくは0.15%未満を示す、インドシアニングリーン。 〔態様6〕 態様1から5のいずれか一項に記載のインドシアニングリーンにおいて、前記結晶質形態が赤色結晶の外観を有する、インドシアニングリーン。 〔態様7〕 態様1から6のいずれか一項に記載のインドシアニングリーンと、薬学的に許容される担体と、を含有する、医薬組成物。 〔態様8〕 態様7に記載の医薬組成物において、前記薬学的に許容される担体は、注射用水、特には、注射用滅菌水(SWFI)および/または注射用制菌水(BWFI)、エチルアルコール、メチルアルコール、イソプロピルアルコール、n-プロピルアルコール、ブチルアルコール、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、およびこれらの混合物からなる群より選択される少なくとも1種の希釈剤、好ましくは、注射用水を含む、医薬組成物。 〔態様9〕 態様7または8に記載の医薬組成物において、さらに、ヒスチジン、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)およびその塩、システイン、塩化ナトリウム、ジチオトレイトール、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウムおよびこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物、を含有する、医薬組成物。 〔態様10〕 態様9に記載の医薬組成物において、アスコルビン酸、その塩またはこれらの組合せから選択される、少なくとも1種の化合物を含有する、医薬組成物。 〔態様11〕 態様9に記載の医薬組成物において、ヒスチジンを含有する、医薬組成物。 〔態様12〕 態様9に記載の医薬組成物において、ヒスチジン、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)および/またはその塩、ならびに塩化ナトリウムを含有する、医薬組成物。 〔態様13〕 医薬用または診断薬用の、態様1から6のいずれか一項に記載のインドシアニングリーンまたは態様7から12のいずれか一項に記載の医薬組成物。 〔態様14〕 態様13に記載の用途のインドシアニングリーンまたは医薬組成物において、患者の組織の血管造影画像を得るために、かつ/あるいは、心拍出量を測定するために、かつ/あるいは、肝機能および肝血流量を測定するために、かつ/あるいは、センチネルリンパ節を検出するために、かつ/あるいは、皮膚フラップ生存率(skin-flaps viability)を評価および/または予測するために、かつ/あるいは、加齢黄斑変性症を診断および処置するための、かつ/あるいは、脈絡膜新生血管および腫瘍を診断および処置するための、インドシアニングリーンまたは医薬組成物。 〔態様15〕 態様1から6のいずれか一項に記載のインドシアニングリーンの製造方法において、 式(VI)の4-[2-[7-[1,1-ジメチル-3-(4-スルホブチル)ベンゾ[e]インドール-3-イウム-2-イル]ヘプタ-2,4,6-トリエニリデン]-1,1-ジメチルベンゾ[e]インドール-3-イル]ブタン-1-スルホン酸を、塩化ナトリウムによる処理で、式(VII)の3,3,3’,3’-テトラメチル-1,1’-ジ(4-スルホブチル)-4,5,4’,5’-ジベンゾインドトリカルボシアニンナトリウム塩に変換する工程d)、を少なくとも備えることを特徴とする、インドシアニングリーンの製造方法。 〔態様16〕 態様15に記載のインドシアニングリーンの製造方法において、 工程d)後のインドシアニングリーンの精製工程e)、 をさらに備え、前記精製工程e)が、 e1)式(VII)のインドシアニングリーンを溶剤に懸濁、分散または溶解させる工程、 e2)工程e1)で得られた組成物を加熱する工程、 e3)工程e2)で得られた溶液を冷却する工程、および e4)結晶質形態のインドシアニングリーンを回収する工程、 を少なくとも含む、インドシアニングリーンの製造方法。 〔態様17〕 態様16に記載のインドシアニングリーンの製造方法において、工程e1)の前記溶剤は、水、アセトン、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n-プロパノール、n-ブタノールおよびこれらの混合物からなる群より選択される、インドシアニングリーンの製造方法。 〔態様18〕 態様16または17に記載の方法において、工程e2)にて、前記組成物が40~80℃、好ましくは40~65℃の範囲の温度に加熱されて、工程e3)にて、前記溶液が10~25℃の範囲の温度に冷却される、方法。 〔態様19〕 態様16から18のいずれか一項に記載のインドシアニングリーンの製造方法において、工程e3)にて、攪拌したり掻き混ぜたりすることなく冷却が行われる、インドシアニングリーンの製造方法。 〔態様20〕 式(VI)の4-[2-[7-[1,1-ジメチル-3-(4-スルホブチル)ベンゾ[e]インドール-3-イウム-2-イル]ヘプタ-2,4,6-トリエニリデン]-1,1-ジメチルベンゾ[e]インドール-3-イル]ブタン-1-スルホン酸を、塩化ナトリウムによる処理で、式(VII)の3,3,3’,3’-テトラメチル-1,1’-ジ(4-スルホブチル)-4,5,4’,5’-ジベンゾインドトリカルボシアニンナトリウム塩に変換する工程d)、を少なくとも備えることを特徴とする、インドシアニングリーンの製造方法。 〔態様21〕 態様20に記載のインドシアニングリーンの製造方法において、 工程d)後のインドシアニングリーンの精製工程e)、 をさらに備え、前記精製工程e)が、