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JP-2026075699-A - 部品および乗り物用の内装部材

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Abstract

【課題】 板状基材と、発泡樹脂材との一体成形された部品を提供する。 【解決手段】 部品は、貫通孔を有する板状基材と、前記板状基材の表面に貼リ付けられた前記貫通孔を覆うシート材と、前記板状基材に一体成形され、前記シート材を覆って前記板状基材の表面に積層された発泡樹脂材と、を備える部品であって、前記シート材は、繊維を含む支持体層と、非通気性のフィルム層と、を備え、前記シート材の端部の少なくとも一部が、前記発泡樹脂材に埋設している。 【選択図】 図3

Inventors

  • 犬飼 佳宏
  • 鈴木 隆稔

Assignees

  • 株式会社イノアックコーポレーション

Dates

Publication Date
20260511
Application Date
20241023

Claims (6)

  1. 貫通孔を有する板状基材と、 前記板状基材の表面に貼リ付けられた前記貫通孔を覆うシート材と、 前記板状基材に一体成形され、前記シート材を覆って前記板状基材の表面に積層された発泡樹脂材と、を備える部品であって、 前記シート材は、繊維を含む支持体層と、非通気性のフィルム層と、を備え、 前記シート材の端部の少なくとも一部が、前記発泡樹脂材に埋設している部品。
  2. 前記発泡樹脂材に埋設している前記シート材の端部は、毛羽だった前記繊維を備える 請求項1に記載の部品。
  3. 前記発泡樹脂材に埋設している前記シート材の端部は、シート材の厚みより拡大された厚みを有する端面を備える 請求項1に記載の部品。
  4. 前記シート材の端部は、ジグザグ形状である 請求項1に記載の部品。
  5. 前記シート材は、 前記繊維を含む支持体層の下面に粘着剤層を備え、 前記繊維を含む支持体層の上面に非通気性のフィルム層を備える 請求項1に記載の部品。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の部品の前記発泡樹脂材の表面に、 表皮材が積層された乗り物用の内装部材。

Description

本開示は、発泡樹脂材が一体成形された部品に関する。 特許文献1は、合成樹脂製内蓋体と、遮断部材と、発泡ポリウレタン樹脂よりなる被覆材とより構成されたコンソールボックスの蓋体が開示されている。合成樹脂製内蓋体は、上面に多数の小室を形成するように補強壁を一体に突設されている。遮断部材は、補強壁上に張設されている。補強壁は、遮断部材を介して発泡ポリウレタン樹脂と一体に被覆されている。このコンソールボックスの蓋体は、成形時の密閉された小室内の変形防止のため、内蓋体の底部における小室ごとに通気孔が形成される。 特許文献2は、基材の表面を覆う発泡樹脂材と、基材の表面側から裏面に巻き回してカバーリングする表皮材と、を備えた乗り物用内装材が開示されている。その乗り物用内装材の基材は、その厚み方向を貫通する貫通孔が縁近傍に複数形成されており、この貫通孔からはみ出した発泡樹脂材と、基材の縁を介して基材の表面側から裏面に巻き回した表皮材とを接着させて成る。 特許文献3は、インサート部材と裏蓋体等の付属部材を締結する締結構造を有するコンソールボックスが開示されている。 実開昭55-146345公報特開2012-086608号公報実開平4-122250号公報 乗り物用の内装部材およびコンソールボックスの概略斜視図。コンソールボックスおよびその蓋体の斜視図。コンソールボックスの蓋体(図2のA―A)の断面図。裏面側からみた板状基材の斜視図。貫通孔を有する板状基材の貫通孔部分(図4のBーB)の断面図。表面側(発泡樹脂材との接触予定面側)からみた板状基材の斜視図。貫通孔の周囲にシート材を貼り付け、表面側からみた板状基材(第1実施形態)の斜視図。シート材の断面図。シート材の端部のジグザグ形状を示す模式図。板状基材と発泡樹脂材の一体成形された部品のシート材付近の模式図(A)とその拡大模式図(B)。ジグザグ形状に切断したシート材を上方から見た平面写真。ジグザグ形状に切断したシート材の切断面の断面写真。ハサミで直線状に切断したシート材の切断面の断面写真。貫通孔の周囲にシート材を貼り付け、表面側からみた板状基材(他の例)の斜視図。 以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。 なお、数値範囲について「~」を用いた記載は、特に断りがない限り、下限値および上限値を含むものとする。例えば、「1~5」という記載は、下限値である「1」、上限値である「5」のいずれの値も含むものとする。すなわち、「1~5」は、「1以上5以下」と同じ意味である。 図1に示すように、内装部材1は、乗り物Cに設置されている。本実施形態では、内装部材1としては、パネルまたは基材を用いたものが挙げられる。例えば、乗り物用の内装部材1としては、自動車などの乗り物用の収納装置であるコンソールボックス70の蓋体5が挙げられる。以下、本実施形態では、内装部材1は、蓋体5である。ただし、これに限らず、内装部材1は、例えば、アームレスト、ドアトリム、インストルメントパネル(ダッシュボード)、その他の車両内の内装部材1であってもよい。また、本実施形態では、内装部材1は、乗り物Cである自動車内に設置されているが、これに限らない。例えば、内装部材1は、航空機、船舶、建築物、その他の内部空間に設置されてもよい。 コンソールボックス70の本体は、中空の箱状で、車体の前後方向に延びている。コンソールボックス70は、乗り物Cの運転席と助手席との間に位置する。なお、コンソールボックス70は、乗り物Cのセンタコンソールやインストルメントパネルなどにつながり、内装用として用いられる。 図2は、内装部材1(蓋体5)が取りつけられたコンソールボックス70の斜視図である。図2に示すように、コンソールボックス70は、小物入れとなる収納部90と、この収納部90の蓋体5と、を備える。図2に示すように、コンソールボックス70の本体の内部には収納部90があり、ペットボトルや小物を収納できる。収納部90の上には、蓋体5が設けられており、開閉可能となっている。蓋体5を閉じた状態では、アームレストを兼ねることができる。例えば、内装部材1(蓋体5)は、コンソールボックス70の本体に回動可能あるいはスライド可能に支持される。また、内装部材1(蓋体5)は、本体に対し、ロック機構により開口を閉塞した状態にロックされる。 蓋体5を開けると、内側が収納部90となっている。収納部90は、コンソールボックス70の内部に設けられ、さまざまな小物を整理して収納できる。仕切り板やトレーを使って、効率的に整理することができる。収納部90は、スマホ、財布、飲み物など、運転中に小物を収納するためのスペースとなる。その他、USBチャージャー、ドリンクホルダー、ティッシュトレイなど、便利な機能が組み込まれてもよい。コンソールボックス70には、アームレストやドリンクホルダーなど、ドライブを快適にするための機能が含まれている。 内装部材1(蓋体5)は、図3に示すように、板状基材10と、シート材20と、発泡樹脂材30と、表皮材40と、が互いに重ねられて配置されている。 本実施形態は、内装部材1(蓋体5)が本体に対して上下に回動するものを例に挙げて説明する。図示される例では、内装部材1(蓋体5)は略直方体に形成されているが、これに限られず、配置位置の形状や所望の機能に応じた任意の形状としてよい。 内装部材1(蓋体5)は、図2、3に示すように、上方から見た平面視において略矩形の形状をし、下方開放の長方形である。蓋体5の平面視において、蓋体5の長手方向が前後方向であり、長手方向に直交する方向(短手方向)が左右方向または幅方向である。また、蓋体5の表面(上面)および裏面(下面)に直交する方向が上下方向である。 本実施形態の蓋体5は、表面に略平坦な平面状の平面部(上面部)と、その平面部から前方に向けて下り傾斜するように配される前端面部を有する。本実施形態の蓋体5は、平面部と、前端面部と、平面部の反対側に配される裏面部(下面部)と、表面の周縁部に略垂直方向に延びる垂直壁部と、を備える(図2)。 蓋体5は、平面部(上面部)と裏面部(下面部)との間の厚さ寸法を略一定の大きさにして形成されている。蓋体5の厚さ寸法は、蓋体5の平面部から垂直壁部の下端までの上下方向における寸法を言い、また、蓋体5の厚みと言い換えることもできる。蓋体5の表面、左右の側端面、および後端面との間は、湾曲面状につながっている。なお本実施形態本発明において、蓋体5の形状および大きさは特に限定されるものではない。 図3は、蓋体5の図2のA―A断面図である。図3に示すように、蓋体5は、板状基材10と、板状基材10の表面11(上面)に配された発泡樹脂材30と、発泡樹脂材30の表面(上面)に配された表皮材40とを備える。板状基材10と表皮材40の間には、発泡樹脂材30が形成されている。板状基材10と発泡樹脂材30とは、一体発泡で成形する成形部品である。板状基材10と発泡樹脂材30とが一体的に成形された成形部品は、さらに表皮材40を被せて乗り物用の内装部材1に用いられる。表皮材40も一体に成形可能であるが、後工程で、板状基材10と発泡樹脂材30に被せてもよい。表皮材40は、板状基材10の上面だけでなく、板状基材10における左右の側面と前後の端面も被覆している。 板状基材10は、貫通孔16を有する。板状基材10の表面11は、板状基材10と発泡樹脂材30との積層方向において貫通孔16を覆い、発泡樹脂材30の発泡原料をシールするシート材20が貼り付けられている。シート材20は、積層方向において貫通孔16を塞いでいる。 板状基材10の表面11(上面)は、発泡樹脂材30と、さらにその上面を被覆する表皮材40と、から構成されている。発泡樹脂材30は、シート材20の全体を覆って板状基材10の表面に積層されている。 板状基材10は、発泡樹脂材30および表皮材40を支持し、内装部材1の形状を維持するための骨格構造として機能する。板状基材10は、例えば、コンソールボックス70の蓋体5として適用可能な形状を有する。板状基材10の板厚は、例えば、2~4mm程度である。この板状基材10は、蓋体5の裏面を形成する下面(裏面12)と、蓋体5の厚さ方向において下面の反対側に配される上面(表面11)とを有する。板状基材10の表面11(上面)は、表皮材40に対向して配されており、また、表皮材40によって、発泡樹脂材30とともに覆い隠されている。 板状基材10は、剛性の高い合成樹脂により形成された樹脂成形部材である。樹脂は、例えば、ABS樹脂、ポリプロピレン(PP;polypropylene)、ポリエチレン(PE;polyethylene)、アクリル樹脂(acrylic resin)、ポリカーボネート(PC;polycarbonate)樹脂、ポリアミド(polyamide)、ポリエチレンテレフタレート(PET;polyethylene terephthalate)、変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE;modified-Polyphenylene ether)である。板状基材10は、これらの樹脂材料を射出成形することによって形成される。 図2に示す収納部90は、合成樹脂などの部材により形成されている。収納部90は、板状基材10と同様の硬質の部材により形成されている。収納部90は、コンソールボックス70のうち、最大部分をなす主体部である。本実施形態において、収納部90は、上面視で略四角形状となる略直方体の空間が形成されている。図示される例では、収納部90は、上面視で、前後方向に長手状で幅方向に狭い長方形状となっている。 図4は、板状基材10の裏面12側からみた斜視図である。板状基材10の下面(裏面12)は、補強リブ14が、蓋体5の短手方向(幅方向)に沿って複数形成されている(図4)。この実施形態では、板状基材10の短手方向に沿って、6本の補強リブ14が形成されている。 図5は、図4のB-B断面図である。図5に示すように、板状基材10には、係止突起17、係止部18および貫通孔16が設けられている。貫通孔16は、係止突起17のすぐ隣に設けられている。係止突起17は、貫通孔16の開口縁より突出している。係止突起17は、板状基材10の裏面12に設けられる。係止突起17の先端には、貫通孔16の開口側に膨らんだ係止部18が設けられている。係止突起17の係止部18が、対面する別体の他の部品の係止受け部と嵌合する。係止突起17と係止受け部は嵌合して締結される。 別体の他の部品は板状の樹脂であり、板状基材10と締結固定される。別体の他の部品と板状基材10は、係止突起17と係止受け部によって締結される構成となっている。板状基材10の係止突起17は、板状基材10を射出成形する際に同時に成形されるものである。貫通孔16は、係止突起17を射出成形する際に形成される。貫通孔16は、係止突起17およびその先端の係止部18を形成する時の型抜きのために、設けられる。 係止突起17は高さが5~10mm程度、厚みが1.5~3mm程度、幅が6~12mm程度の幅の短い突起であり、先端に係止部18が形成されている。また係止突起17の先端には、挿入が容易なように面取りがなされている。 図6は、蓋体5に用いる板状基材10を斜め上面側から見た斜視図である。この板状基材10における長手方向(前後方向)の両縁の近傍には、その厚み方向を貫通する貫通孔16がそれぞれ形成されている。本実施形態においては、係止突起17が立設されている箇所の隣に貫通孔16が開口している。本実施形態では、貫通孔16が、後方両縁の近傍にそれぞれ4箇所、中央付近に1箇所、前方に2箇所、形成されている。 図7は、複数の貫通孔16がシート材20で覆われている板状基材10の斜視図である。シート材20が、板状基材10の全ての貫通孔16を覆ってい