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JP-2026075706-A - サウナハウスおよびその製造方法

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Abstract

【課題】高い断熱性および保湿性を獲得させ、強度を保ちつつ軽量で、かつ形状が自由に選択でき、設置や移動の自由度が高く、VOCの発生を抑制して高温での使用も可能なサウナハウスおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 屋外に設置するタイプのサウナハウス1であって、側壁部4における内装材45と外装材44との間の壁内部において、金属板により形成された金属心材41と、金属心材41の内側に貼り付けられる内側断熱樹脂材42と、内側断熱樹脂材42と異なる断熱材であって金属心材41の外側に貼り付けられる外側断熱樹脂材43とを有しており、内側断熱樹脂材42が、80℃以上の高温に対する耐熱性能を有する高耐熱断熱材によって形成されている。 【選択図】 図3

Inventors

  • 千葉 憲

Assignees

  • 千葉 憲

Dates

Publication Date
20260511
Application Date
20241023

Claims (7)

  1. 屋外に設置するタイプのサウナハウスであって、 側壁部における内装材と外装材との間の壁内部において、金属板により形成された金属心材と、前記金属心材の内側に貼り付けられる内側断熱樹脂材と、前記内側断熱樹脂材と異なる断熱材であって前記金属心材の外側に貼り付けられる外側断熱樹脂材とを有しており、 前記内側断熱樹脂材が、80℃以上の高温に対する耐熱性能を有する高耐熱断熱材によって形成されている、前記サウナハウス。
  2. 前記内側断熱樹脂材がフェノールフォームによって形成されているとともに、前記外側断熱樹脂材がビーズ法ポリスチレンフォームによって形成されている、請求項1に記載のサウナハウス。
  3. サウナハウス内に設置される熱源装置の背面位置における側壁部であって前記金属心材の外側に貼設される断熱樹脂材には、前記外側断熱樹脂材ではなく、前記内側断熱樹脂材と同一の前記高耐熱断熱材が使用されている、請求項1に記載のサウナハウス。
  4. 前記側壁部のうち湾曲形成される側壁部の前記外側断熱樹脂材には、その内側面に上端から下端にかけて前記外側断熱樹脂材の厚さの半分以上の深さを有する湾曲用溝が、左右方向に複数本形成されており、前記湾曲用溝に充填された接着剤によって湾曲された前記金属心材の外側に沿って貼設されている、請求項1に記載のサウナハウス。
  5. サウナハウスを製造するためのサウナハウスの製造方法であって、 床部から天井部にかけて前記床部の外周縁に沿って仮枠を形成する仮枠形成ステップと、 前記仮枠の外側に金属製の板材からなる金属心材を設置する金属心材設置ステップと、 前記金属心材の外側に外側断熱樹脂材を貼設し、その外側断熱樹脂材を複数本のビスにより前記金属心材と一緒に前記床部、前記天井部およびこれらの中間部にビス留めをする外側樹脂材貼設ステップと、 前記金属心材から前記仮枠を取り外す仮枠取り外しステップと、 前記金属心材の内側に内側断熱樹脂材を貼設する内側樹脂材貼設ステップと を有する、前記サウナハウスの製造方法。
  6. 前記外側断熱樹脂材をビス留めしている複数本のビスのうち、前記床部および前記天井部のビスを残して前記中間部のビスを除去するビス除去ステップを有する、請求項5に記載のサウナハウスの製造方法。
  7. 前記外側樹脂材貼設ステップにおいて湾曲した前記金属心材に前記外側断熱樹脂材を貼設する場合には、前記外側断熱樹脂材の内側面に上端から下端にかけて前記外側断熱樹脂材の厚さの半分以上の深さを有する湾曲用溝を左右方向に複数本形成し、前記湾曲用溝に接着剤を充填して、前記金属心材の外面に沿って湾曲させながら貼設する、請求項5に記載のサウナハウスの製造方法。

Description

本発明は、屋外に設置するタイプのサウナハウスおよびその製造方法に関するものである。 サウナは、発汗作用によって血行が良くなり、体中に酸素や栄養素を行き渡らせることができる。その他にも、自律神経を整える効果、ホルモンの分泌によってストレスや痛みを和らげる効果、血圧の低下、ストレスの軽減といった様々な健康効果が得られるため、多くの人に利用されている。 従来、サウナは、主に銭湯や温泉などの温浴施設内に設置されていたが、近年のサウナ人気に伴い、自宅や別荘地などに自分専用のサウナを設置する人が増えており、これまでにこのようなプライベートサウナに関する発明や商品が開発されている。 例えば、実用新案登録第3246034号公報には、自宅の庭や別荘地などの屋外に設置でき、高温のドライサウナとして用いられるコンクリートサウナに関する発明が提案されている(特許文献1)。 また、発泡スチロールによって形成されており、牽引車両に搭載して移動することのできるサウナハウスが開発され、販売されている(非特許文献1)。 実用新案登録第3246034号公報 株式会社 Freely Base,企業ホームページ,会社概要,[online],[検索日 2024.10.2], インターネット<URL:https://freelybase.jp/company/> 本発明に係るサウナハウスの一実施形態を示す正面図である。本実施形態のサウナハウスを示す側面図である。本実施形態のサウナハウスを示す横断面図である。本実施形態における側壁部の内部構造を示す拡大断面図である。本実施形態のサウナハウスを示す縦断面図である。本実施形態における湾曲した金属心材に対応した外側断熱樹脂材を示す斜視図である。本発明に係るサウナハウスの製造方法の一実施形態であって、仮枠形成ステップを示す(a)側面図、(b)平面図である。本実施形態における金属心材設置ステップを示す平面図である。本実施形態における外側樹脂材貼設ステップを示す平面図である。本実施形態におけるビス除去ステップを示す平面図である。本実施形態における仮枠取り外しステップを示す平面図である。本実施形態における内側樹脂材貼設ステップを示す平面図である。 以下、本発明に係るサウナハウスおよびその製造方法の一実施形態について図面を用いて説明する。 本実施形態のサウナハウス1は、屋外に設置するタイプのサウナ用の建物であって、図1、図2および図3に示すように、屋外に設置する際の基礎となる基礎部2と、基礎部2の上に設置される床部3と、床部3の周囲に設置される側壁部4と、側壁部4の上に載置される天井部5と、屋内に設置される熱源装置6とを有する。 基礎部2は、サウナハウス1を地面等に固定するための構造であって、本実施形態では、木材によって平面視でオーバル状(楕円状)に形成されており、外周面には耐候性を有する塗料が塗布されている。 なお、基礎部2の構成は、木材に限定されるものではなく、例えば、サウナハウス1を牽引車両などに載置する場合には、前記牽引車両に固定するL字金具やH鋼、角パイプなどによって構成されていてもよい。 床部3は、基礎部2の上に設置されて屋内空間の床となる部分であり、本実施形態では、図3に示すように、基礎部2より一回り大きいオーバル状に形成されている。この床部3は、木材によって形成されており、断熱材が内蔵または埋設されている。また、床部3の底面には外装材として基礎部2と同じ塗料が塗られている。さらに、床部3の上面には、防水性を高めるための板金が貼られているとともに、その上面には内装材として熱源装置6の電気ストーブ61を設置する部分には難燃性の床材31が敷設されており、それ以外の部分にはフローリング材32が敷設されている。 なお、床部3に内蔵または埋設される断熱材は、特に限定されるものではないが、内装材を介して屋内と接する部分には、側壁部4に用いられる内装断熱樹脂材42と同じ高耐熱断熱材によって形成されていることが好ましい。 側壁部4は、室内と室外とを隔てる側壁となる部分であって、高い断熱性および保湿性を獲得させ、強度を保ちつつ、軽量で、かつ断熱性能を高めるとともに、VOC(揮発性有機化合物)対策を施した構造の壁である。本実施形態における側壁部4には、図1および図2に示すように、屋内との出入り口となる玄関扉7と、採光などをおこなう窓8が設けられている。 また、本実施形態における側壁部4は、図4に示すように、外装材44および内装材45の間の構造として、金属製の板材からなる金属心材41と、この金属心材41の内側に貼り付けられる内側断熱樹脂材42と、前記金属心材41の外側に貼り付けられる外側断熱樹脂材43とを有している。 金属心材41は、側壁部4の軽量化を図りつつ、引っ張り強度を高めるためのものであり、本実施形態では、板厚約1mmの鋼板によって構成されている。この金属心材41は、玄関扉7や窓8における開口以外の部分に設置されており、本実施形態では、図5に示すように、床部3の側面および天井部5の側面にビス46によってビス留めされている。 なお、金属心材41は、鋼板に限定されるものではなく、アルミニウム板やステンレス鋼板、銅板などから適宜選択してよい。また、金属心材41の厚さは約1mmに限定されるものではなく、重量と強度の兼ね合いから適宜選択してもよい。 内側断熱樹脂材42は、側壁部4において断熱性能を高めるためのものであり、軽量化を図りつつ、高温環境下における熱分解等による変形やVOCの発生を抑制することのできる断熱材である。本実施形態における内側断熱樹脂材42は、80℃以上の高温に対する耐熱性能を有する高耐熱断熱材によって形成されており、具体的には、厚さ約35mmのフェノールフォームによって形成されている。 フェノールフォームは、フェノール樹脂に発泡剤や硬化剤などを混ぜて板状に形成した断熱材であり、軽量で、かつ高い断熱性と耐熱性能を有するとともに、吸水性や透湿性が低く、屋内の湿度を高く保つことができる。具体的には、使用するフェノールフォームの重量は約17kg/m3であって、断熱性能は約0.020W(m・K)であり軽量でかつ高断熱性能を有する。また、耐熱性能は120℃以上であって、具体的には、130℃の熱を連続に受けても耐え得る性能を有する。よって、一般的なドライサウナやフィンランド式サウナロウリュ(熱く焼けた石を熱源としたサウナ)などの屋内温度が80℃から110℃程度とされているが、フェノールフォームは、このような温度帯における使用であっても、熱分解せず、VOCの発生を抑えることができる。 本実施形態における内側断熱樹脂材42は、図5に示すように、床部3の上面から天井部5の下面にかけた高さを有しており、金属心材41の内側であって前記床部3と前記天井部5との間に貼り付けられている。貼り付けるための接着剤には、図12に示すように、ブチルゴム47が用いられている。ブチルはイソブチレンと少量のイソブレンのカチオン共重合によって生成される合成ゴムであり、耐熱性能が高く、VOCの発生を抑えることができる。 なお、内側断熱樹脂材42は、フェノールフォームに限定されるものではなく、ガラス繊維からなる断熱材など、80℃以上の高温に対する耐熱性能を有する高耐熱断熱材から適宜選択することができる。また、内側断熱樹脂材42の厚さは、約35mmに限定されるものではなく、サウナハウス1の大きさや屋内・屋外の温度帯、熱源装置6の発熱量などに基づき必要な断熱性能を考慮して適宜厚さを選択することができる。さらに、内側断熱樹脂材42は、必要に応じて金属心材41に対してビス留めしてもよい。 外側断熱樹脂材43は、側壁部4の断熱性能を高めるとともに、側壁部4の圧縮強さを高めるために金属心材41の外側に貼り付けられる断熱材であり、本実施形態では、厚さ約35mmのビーズ法ポリスチレンフォームによって形成されている。 ビーズ法ポリスチレンフォームは、経年による断熱性能の変化が少なく、曲げにつよく割れにくい性質を有しているとともに、高い圧縮強さを有し、吸水性や透湿性が低く、屋内の湿度を高く保つことができるとともに、比較的安価な断熱材である。 一方、ビーズ法ポリスチレンフォームは、耐熱性能は77℃程度であり、ドライサウナ等の温度帯である80℃以上における使用は、熱分解等によって変形およびVOC発生のおそれがある。そこで、本実施形態における外側断熱樹脂材43は、耐熱性能を越える温度にならないように、内側断熱樹脂材42および金属心材41を介した外側に貼設している。 外側断熱樹脂材43は、図5に示すように、金属心材41の高さと同程度の床部3の側面から天井部5の側面までの高さと同程度の高さに形成されており、金属心材41の外側に接着剤と複数本のビス46とによって貼り付けられる。 湾曲した金属心材41の外側に沿って貼設する外側断熱樹脂材43は、図6に示すように、その内側面に上端から下端にかけて形成された複数本の湾曲用溝431を有している。各湾曲用溝431は、外側断熱樹脂材43の厚さの半分以上の深さに形成されており、金属心材41に沿って湾曲させやすくなっている。本字実施形態では、湾曲用溝431に接着剤を充填し、金属心材41に沿って湾曲させながら貼設するようになっている。 また、外側断熱樹脂材43を固定するビス46は、主に、図5に示すように、床部3の側面および天井部5の側面に対して金属心材41を貫通するようにビス留めされている。 さらに、図3に示すように、熱源装置6の背面位置において金属心材41の外側に貼設される断熱樹脂材43aは、熱源装置6からの熱によって意図しない高温になるおそれがあるため、外側断熱樹脂材ではなく、内側断熱樹脂材42と同一の高耐熱断熱材により形成されている。本実施形態では、熱源装置6の背面位置に、熱源装置6の幅に対して2倍程度の幅広となる範囲にフェノールフォームにより形成された断熱材を貼設している。 なお、外側断熱樹脂材43は、ビーズ法ポリスチレンフォームからなる断熱材に限定されるものではなく、 押出法ポリスチレンフォームや硬質ウレタンフォームなど、他の断熱材から適宜選択してもよい。 外装材44および内装材45は、側壁部4を装飾するための素材であり、本実施形態では、塗料が塗布されている。 なお、外装材44および内装材45の素材は、特に限定されるものではなく、漆喰などの塗り壁用の材料やサイディング材料、木材や壁紙などから適宜選択してもよい。 天井部5は、サウナハウス1の天井となる部分であり、本実施形態では、床部3と同じオーバル状に形成されている。この天井部5は、木材によって形成されており、断熱材が内蔵または埋設されている。また、上面は、左右外側に向かって傾斜しており、雨水や雪などが滑落し易い屋根面51として形成されている。この屋根面51には外装材として落雪しやすい塗料が塗られており、内装材として側壁部4の内装材と統一性のある塗料が塗布されている。 なお、天井部5における内装材は、特に限定されるものではなく、漆喰などの塗り壁用の材料やサイディング材料、木材や壁紙などから適宜選択してもよい。 熱源装置6は、屋内を暖めるためのいわゆるサウナストーブであって、本実施形態では、屋内機となる電気ヒータを備えた電気ストーブ61と、屋外機として前記電気ストーブ61への給電制御や温度制御などを行う制御機62とを有している。図2および図3に示すように、電気ストーブ61は難燃性の床材31の上に設置されており、制御機62は側壁部4の外側面に設置されている。 なお、熱源装置6は、電気ストーブ61を用いたものに限定されるものではなく、薪ストーブやガスストーブなどから適宜してもよい。 次に、本実施形態のサウナハウスの製造方法について説明する。 本実施形態のサウナハウス1の製造方法は、主に、側壁部4を形成するた