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JP-2026075711-A - 音響装置

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Abstract

【課題】厚さ寸法の大きい磁気回路部を有するスピーカユニットが収納されたボックスを薄型化できる音響装置を提供する。 【解決手段】音響装置1において、ボックス10の内部にスピーカユニット20が収納されている。スピーカユニット20を構成する磁気回路部30の後方プレート32bが薄く構成され、ボックス10の後壁部11に埋め込まれた補助プレート35が後方プレート32bに磁気的に接合されている。磁気回路部30を構成するヨークの一部が後壁部11に埋設されているため、ボックス10の内部空間15を効率的に使用でき、ボックス10を薄型にできる。前記ヨークは、センターヨーク32、前方プレート33および補助プレート35で構成される。 【選択図】図2

Inventors

  • 伊藤 亮

Assignees

  • アルプスアルパイン株式会社

Dates

Publication Date
20260511
Application Date
20241023

Claims (9)

  1. ボックスと、前記ボックスの内部空間に収納されたスピーカユニットと、を有する音響装置において、 前記ボックスは、開口部を有する前壁部と、前記前壁部に対向する後壁部と、を有し、 前記スピーカユニットは、フレームと、前記フレームに振動自在に支持された振動板と、前記振動板と共に振動するボイスコイルと、前記ボイスコイルに磁界を与える磁気回路部とを有し、前記磁気回路部が、磁石と、磁性材料製のヨークとを有し、前記ヨークの一部に前記ボイスコイルが位置する磁気ギャップが形成されており、 前記振動板から発せられた音圧が前記開口部から外部空間へ放出可能とされ、前記ヨークの一部が、前記後壁部の内部に位置していることを特徴とする音響装置。
  2. 前記ヨークは、前記磁石の前方に接触する前方プレートと、前記磁石の後方に接触する後方プレートと、前記後壁部の内部に位置する補助プレート、とを有しており、前記後方プレートと前記補助プレートとが磁気的に接続されている請求項1記載の音響装置。
  3. 前記前方プレートの前後方向の厚さ寸法よりも前記後方プレートの前後方向の厚さ寸法が小さく、前記後方プレートと前記補助プレートとの前後方向の厚さ寸法の合計が、前記前方プレートの前記厚さ寸法と同じかまたはそれ以上の値である請求項2記載の音響装置。
  4. 前記ヨークに、前記磁気ギャップから後方に連続する隙間が形成されており、前記補助プレートの外端部と前記後方プレートとの接触部が、前記隙間の外側内面よりも外側に位置している請求項2記載の音響装置。
  5. 前記補助プレートが、前記後方プレートと別体に形成されている請求項2ないし4のいずれかに記載の音響装置。
  6. 前記補助プレートが、前記後壁部の内部にインサート成形で埋められている請求項5記載の音響装置。
  7. 前記後壁部に穴が形成され、前記補助プレートが前記穴の内部に挿入されている請求項5記載の音響装置。
  8. 前記後方プレートと前記補助プレートとが一体に形成されており、 前記補助プレートが、前記後壁部に形成された穴の内部に位置している請求項2ないし4のいずれかに記載の音響装置。
  9. 前記ボックス内に、前記スピーカユニットと共に、電子装置が内蔵されている請求項1ないし4のいずれかに記載の音響装置。

Description

本発明は、薄型のボックス内にスピーカユニットが内蔵された車載用などの音響装置に関する。 特許文献1の段落[0002]には、「車載用スピーカにおいて、重低音を響かせたい場合には大きなキャビネットに収容したサブウーハを車のトランクに設置するなどの方法が採用されているが、車が小さいときや、トランクのスペースを犠牲にしたくないとき等、大きなキャビネットを取り付けることができない場合には、例えば車の座席の下部の床面等に加振器を取り付けて、床面を振動させることにより。車室内をキャビネットとして利用して再生するようにしている。」と記載されている。 特許文献1の図4に、加振器の一例が示されている。この加振器は、車両の床面などに固定されるケースの内底面にヨークが設けられている。ヨークは、中央に柱部が底部にフランジ部が形成され、フランジ部がケースの内底面に固定されている。ヨークのフランジ部の上にリング状のマグネットが固定され、マグネットの上に、大きな孔を有するトッププレートが固定されている。ヨークの柱部とトッププレートの孔との間に磁気ギャップが形成されている。トッププレートの上にフレームが固定され、ボイスコイルボビンが2つの蝶ダンパによってフレームに支持され、ボイスコイルボビンの下端に巻かれたボイスコイルが磁気ギャップ内に位置している。蝶ダンパには、ボイスコイルボビンの上端部が連結された錘が支持されている。この加振器は、オーディオ信号の低音域成分がボイスコイルに与えられて、錘りが上下に振動し、錘りの振動が車両の床面に伝達される。 特開平10-294979号公報 本発明の第1実施形態の音響装置を前方から見た斜視図、図1に示される音響装置をII-II線で切断した縦断面図、(A)は、図2に示された音響装置の断面の一部を拡大した部分拡大断面図、(B)は、スピーカユニットをボックスの後壁部に組み付ける工程を示す部分拡大断面図、第1実施形態の音響装置の変形例を示すものであり、(A)は、音響装置の断面の一部を拡大した部分拡大断面図、(B)は、スピーカユニットをボックスの後壁部に組み付ける工程を示す部分拡大断面図、第1実施形態の音響装置の他の変形例を示すものであり、(A)は、音響装置の断面の一部を拡大した部分拡大断面図、(B)は、スピーカユニットをボックスの後壁部に組み付ける工程を示す部分拡大断面図、磁気回路部のヨークを構成する補助プレートの好ましい大きさを説明するものであり、(A)は、図3(A)の一部を拡大した拡大断面図、(B)は、図5(A)の一部を拡大した拡大断面図、本発明の第2実施形態の音響装置を示す部分拡大断面図、 本発明の実施形態の音響装置1,101は、車載用のパワードウーハであり、車室内において、例えば座席の下の空間において床面に固定されて使用される。音響装置1は、Y1―Y2方向が前後方向であり、Y1方向が前方でY2方向が後方である。主な発音方向は前方(Y1方向)である。 図1から図3に示されるように、第1実施形態の音響装置1はボックス10を有している。図2に示されるように、ボックス10は後方(Y2方向)に位置する後壁部11と、後壁部11に対向して前方(Y1方向)に位置する前壁部12、および4側面を覆う側壁部13を有している。後壁部11は、合成樹脂材料や非磁性金属材料で形成された底板である。前壁部12と4面の側壁部13は、合成樹脂材料や金属材料で一体に形成されている。図1に示されるように、前壁部12に、円形の開口部14が前後に貫通して形成されている。図2に示されるように、一体に形成された前壁部12と側壁部13とが、後壁部11の上に被せられることで、ボックス10の内部空間15が形成される。内部空間15は立方体であり、音響装置1ではエンクロージャとして機能する。内部空間15には、サブウーハとして動作するスピーカユニット20と、スピーカユニット20を駆動するためのアンプ回路や電源回路を含む電子装置が収納されている。 図2に示されるように、スピーカユニット20はフレーム21を有している。フレーム21は、非磁性材料または磁性材料で形成されており、前方(Y1方向)に向けて直径が徐々に広がるテーパ形状である。フレーム21の後方(Y2方向)に磁気回路部30が固定されている。磁気回路部30は、いわゆる外磁型であり、リング状の駆動磁石31を有している。磁気回路部30にセンターヨーク32が設けられている。センターヨーク32は、駆動磁石31の内側に位置するセンターポール32aとセンターポール32aの後方から周囲に張り出した後方プレート32bとが一体に形成されており、駆動磁石31が後方プレート32bの前面に固定されている。駆動磁石31の前面にリング状の前方プレート33が固定されている。前方プレート33は、センターポール32aの外周部に位置しており、前方プレート33の内周面とセンターポール32aの外周面との間に磁気ギャップGが形成されている。図2と図3(A)に示されるように、磁気回路部30を構成するヨークは、その後方部分の一部が補助プレート35となっている。補助プレート35は、ヨークの他の部分とは分離されており、センターポール32aと後方プレート32bの後面に補助プレート35が磁気的に接合されている。センターヨーク32と前方プレート33および補助プレート35は、磁気回路部30のヨークを構成しており、これらは磁性材料すなわち鉄などの磁性金属材料で形成されている。 図3(A)(B)に示されるように、補助プレート35とボックス10の後壁部11はインサート成形で一体化されている。すなわち、補助プレート35を金型のキャビティ内に保持し、キャビティ内に溶融樹脂材料を射出することで、後壁部11と補助プレート35とが一体化される。図3(B)に示されるように、補助プレート35の前面35aは、後壁部11の前面11aと同一面であり、補助プレート35の後面35bは、後壁部11の後面11bと同一面である。補助プレート35の後面35bが、後壁部11を構成する樹脂材料の一部で覆われていてもよいが、補助プレート35の後面35bと後壁部11の後面11bとを同一面とすることで、ヨークの一部を構成する補助プレート35の厚さ寸法を最大に構成できる。 図2に示されるように、スピーカユニット20のフレーム21の内部に振動板22が設けられている。振動板22はテーパ形状(コーン形状)であり、中心部にボビン23が固定されている。ボビン23の後端部にボイスコイル24が巻かれており、ボイスコイル24が磁気回路部30の磁気ギャップG内に挿入されている。振動板22の前面には、ボビン23の円筒の中空部を前方から塞ぐキャップ部材27が接合されている。振動板22の外周部は、弾性変形可能なエッジ部材25を介してフレーム21に支持されており、ボビン23の外周面は弾性変形可能なダンパー部材26を介してフレーム21に支持されている。エッジ部材25とダンパー部材26の弾性変形により、振動板22とボビン23およびボイスコイル24を含む振動部が、前後方向(Y1-Y2方向)に振動自在に支持されている。磁気回路部30とボイスコイル24とで、振動板22を含む振動部を前後方向へ駆動する磁気駆動部が構成されている。 図3(B)に示されるように、センターヨーク32のセンターポール32aの後面32dに雌ねじ穴32cが加工され、補助プレート35にねじ挿入孔35cが形成されている。音響装置1の組立工程では、後壁部35の前面35aにスピーカユニット20を設置する。駆動磁石31の磁力で、センターヨーク32の後面32dが補助ヨーク35の前面35aに吸着されるが、さらに固定ねじ5をねじ挿入孔35cに挿入し雌ねじ穴32cに螺着することで、スピーカユニット20が後壁部35の前面35aに固定される。そして、センターヨーク32と補助プレート35とが磁気的に接合され、補助プレート35が磁気回路部30のヨークの一部として機能するようになる。 スピーカユニット20を、補助プレート35の前面35aに固定した後に、前壁部12と側壁部13とが一体化されたボックス上部でスピーカユニット20を覆い、側壁部13を後壁部11に固定する。このとき、図2に示されるように、スピーカユニット20のフレーム21の前端周囲部21aが、前壁部12における開口部14の外周内面に突き当てられる。これにより、スピーカユニット20の振動板22とキャップ部材27が開口部14の内部に現われ、振動板22の振動により発生する音圧が、開口部14から前方(Y1方向)の外部空間に放出可能となる。 パワードウーハとして動作する音響装置1は、ボックス10に内蔵された電子装置のアンプ回路からボイスコイル24にオーディオ信号の低音域成分が与えられ、振動板22が低周波数で前後に振動する。ボックス10の内部空間15は容積の小さい密閉空間であるため、内部空間15内の空気が振動板22の振動を抑制するダンパーとして機能しやすくなっている。空気の抵抗に対抗して振動板22を大きな振幅で駆動するためには、振動板22を含む振動系の質量を大きくし、重い振動系を駆動するために大型で強力な駆動磁石21を使用することが必要になる。また、駆動磁石21は、減磁を抑制するためにも、着磁方向である前後方向の厚さ寸法を大きくしておく必要がある。そのため、磁気回路部30の前後方向の寸法が大きくなるが、この音響装置1では、ボックス10の後壁部11に埋設された補助プレート35がヨークの一部として機能するため、ボックス10の内部空間15で磁気回路部30が占有する前後方向のスペースを節約でき、ボックス10の全体寸法を薄型に構成することが可能になっている。 図4(A)、(B)に、第1実施形態の音響装置1の変形例が示されている。図4に示された音響装置1は、ボックス10の後壁部11に円形の穴11cが開口している。穴11cの周縁部には、後方(Y2方向)に向けて穴11cが広がる段差部11dが形成されている。補助プレート135は、センターヨーク32とは別体に形成され、後壁部11からも分離して形成されている。補助プレート135には、周縁部の後面側から周囲に張り出すフランジ部135bが形成されている。 音響装置1の組立工程では、図4(B)に示されるように、前方からスピーカユニット20を後壁部11の前面11aに設置し、後方から補助プレート135を後壁部11の穴11cの内部に挿入する。図4(A)に示されるように、補助プレート135のフランジ部135bが穴11cの周縁部の段差部11dに嵌め込まれると、後壁部11に対して補助プレート135が位置決めされ、後壁部11の前面11aと補助プレート135の前面135aとが同一面となる。駆動磁石31の磁力によって、センターヨーク32と補助プレート135が互いに吸着された状態で、固定ねじ5によって、センターヨーク32と補助プレート135とが互いに固定される。 図5(A)、(B)に、第1実施形態の音響装置1の他の変形例が示されている。この音響装置1は、磁気回路部30に設けられたセンターヨーク132に、センターポール132aと、センターヨーク132の後部から周囲に張り出す後方プレート132bとが形成され、さらに、センターポール132aと後方プレート132bとから後方へ突出する補助プレート132cが一体に形成されている。図5(B)に示されるように、後壁部11には、前後に貫通する円形の穴11cが形成されている。組立工程では、スピーカユニット20を、前方から後壁部11に組み付け、センターヨーク132から突出する補助プレート132cを後壁部11の穴11eの内部に挿入する。後方プレート132bと後壁部11は接着またはねじ止めで固定される。図5(A)に示されるように、組み立てが完了すると、補助プレート132cの後面132dと、後壁部11の後面11bとが同一面となる。 図6(A)は