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JP-2026075715-A - 貯湯式給湯システム

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Abstract

【課題】貯湯タンク内の湯水温度分布が、即湯運転に起因して本来意図する温度分布とは大きく相違した状況になることを適切に防止し得る貯湯式給湯システムを提供する。 【解決手段】貯湯式給湯システムSYは、第1の戻し路54の湯水が貯湯タンク1を経由することなく第1の出湯路51に戻るように循環する態様の即湯運転が可能な第1の湯水循環路C1と、第1の湯水循環路C1の湯水が2次側域3bを通過する熱交換器3と、第2のポンプP2の駆動により、貯湯タンク1の湯水が第2の出湯路62を介して熱交換器3の1次側域3aに供給されてから第2の戻し路63を介して貯湯タンク1に戻る態様の湯水循環が可能な即湯加熱用の第2の湯水循環路C2と、この第2の湯水循環路C2の湯水流量Qcを変更可能な湯水流量変更手段Vcと、を備えている。 【選択図】 図1

Inventors

  • 嶋本 佳那子
  • 岡田 直樹

Assignees

  • 株式会社ノーリツ

Dates

Publication Date
20260511
Application Date
20241023

Claims (5)

  1. 熱源を利用して加熱された湯水を貯留可能な貯湯タンクと、 この貯湯タンクから給湯端末に湯水を供給するための第1の出湯路と、 この第1の出湯路の前記給湯端末寄りの位置に一端が接続された第1の戻し路および湯水循環用の第1のポンプを含み、かつこの第1のポンプの駆動により、前記第1の出湯路の湯水を前記第1の戻し路に流れさせることが可能な即湯用の第1の湯水循環路と、 を備えている、貯湯式給湯システムであって、 前記第1の湯水循環路は、前記第1の戻し路の湯水が前記貯湯タンクを経由することなく前記第1の出湯路に戻るように循環する態様の即湯運転が可能とされており、 前記貯湯タンクから第2の出湯路を介して1次側域に湯水が供給され、かつこの供給された湯水を利用して、2次側域に流通する前記第1の湯水循環路の湯水を加熱可能な熱交換器と、 この熱交換器の前記1次側域を通過した湯水を前記貯湯タンクに戻すための第2の戻し路および湯水循環用の第2のポンプを含み、かつこの第2のポンプの駆動により、前記貯湯タンクの湯水が前記第2の出湯路を介して前記熱交換器の前記1次側域に供給されてから前記第2の戻し路を介して前記貯湯タンクに戻る態様の湯水循環が可能な即湯加熱用の第2の湯水循環路と、 この第2の湯水循環路の湯水流量Qcを変更可能な湯水流量変更手段と、 をさらに備えていることを特徴とする、貯湯式給湯システム。
  2. 請求項1に記載の貯湯式給湯システムであって、 前記第1の湯水循環路は、 前記熱交換器への湯水供給が回避されるように前記熱交換器に並列接続されたバイパス流路と、 前記即湯運転時において、前記熱交換器の前記2次側域の湯水流量Qaと前記バイパス流路の湯水流量Qbとの比率を変更可能な流量比率変更手段と、 を備えている、貯湯式給湯システム。
  3. 請求項2に記載の貯湯式給湯システムであって、 前記即湯運転時において、前記熱交換器の前記2次側域の湯水流量Qaと前記バイパス流路の湯水流量Qbとの比率を、前記第1の湯水循環路の湯水が所定の温度範囲未満であるときには、1対0とする一方、前記所定の温度範囲を超えているときには、0対1とする制御が実行されるように構成されている、貯湯式給湯システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の貯湯式給湯システムであって、 前記第2の戻し路の湯水温度T2、および前記貯湯タンクのうちの前記第2の戻し路の接続箇所周辺の貯湯温度T3をそれぞれ検知可能な温度検知手段と、 前記即湯運転時であり、かつ前記第2の湯水循環路において湯水循環がなされている際に、前記湯水温度T2が前記貯湯温度T3よりも高温であるときには、前記第2の湯水循環路の湯水流量Qcを減少させる一方、前記湯水温度T2が貯湯温度T3よりも低温であるときには、前記第2の湯水循環路の湯水流量Qcを増加させることにより、前記湯水温度T2を前記貯湯温度T3に近づける制御を実行する制御手段と、 をさらに備えている、貯湯式給湯システム。
  5. 請求項1に記載の貯湯式給湯システムであって、 前記貯湯タンクの上下高さ方向に間隔を隔てた配置に設けられた複数の貯湯温度検知センサを、さらに備えており、 前記貯湯タンクの上部および下部は、前記熱源に配管接続され、かつ前記貯湯タンクへの貯湯動作は、前記貯湯タンク内の下部から前記熱源に送られて加熱された湯水が前記貯 湯タンク内の上部に戻される態様で行なわれるように構成されており、 前記第1および第2の出湯路は、いずれも前記貯湯タンクの上部に接続されており、 前記第2の戻し路は、前記貯湯タンクのうち、前記第1および第2の出湯路との接続部よりも低い位置であって、前記複数の貯湯温度検知センサのいずれかによって温度検出される領域に湯水を戻すように設けられている、貯湯式給湯システム。

Description

本発明は、即湯運転が可能な貯湯式給湯システムに関する。 ここで、本明細書における「即湯運転」とは、給湯端末が開状態とされた際に、この給湯端末から所定温度以上の湯水を即座に流出させることができるように、給湯端末に繋がっている湯水流路において所定温度以上の加熱湯水を循環・滞留させておくための動作である。 貯湯式給湯システムの一例として、図4(a)に示す貯湯式給湯システムSYeがある。 この貯湯式給湯システムSYeは、熱源であるヒートポンプ2を利用して加熱された湯水を貯留可能な貯湯タンク1を備えている。また、貯湯タンク1の湯水を所望の給湯端末90に供給するための出湯路51、入水口50aに供給された非加熱の湯水を貯湯タンク1および出湯路51の途中箇所に供給するための入水路50、戻し路54e、および即湯用の湯水循環路Ceを備えている。戻し路54eは、出湯路51のうちの給湯端末90寄りの位置Pcに一端が接続され、かつ他端が貯湯タンク1に接続されており、湯水循環用のポンプP1が設けられている。 即湯用の湯水循環路Ceは、図4(b)の太線で示す湯水循環路である。つまり、この湯水循環路Ceは、給湯端末90が閉状態にある際に、ポンプP1が駆動されることにより、貯湯タンク1から出湯路51に出湯した湯水を、戻し路54eを介して貯湯タンク1に戻すように一定の経路で循環させる動作(即湯運転)が可能な流路である。即湯運転が行なわれていれば、給湯端末90が開状態とされた際に、湯水循環路Ceの湯水(温水)を給湯端末90から即座に流出させることが可能である。 しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地があった。 すなわち、即湯用の湯水循環路Ceにおいては、戻し路54eを通過した湯水は貯湯タンク1に戻されるように構成されている。その一方、湯水循環路Ceを湯水が流れる場合には、配管や外気などへの放熱がなされるため、戻し路54eを通過して貯湯タンク1に戻される湯水の温度は、貯湯タンク1からの出湯温度よりも低温であるばかりか、外気温などの影響を受けて変動し、一定ではない。したがって、そのような湯水が、貯湯タンク1内に戻されたのでは、貯湯タンク1内の湯水の温度分布(温度成層)が本来意図する分布状況とは異なったものとなる。このことは、たとえば貯湯タンク1から所定温度以上での高温出湯が困難になる要因となって、給湯に際しての熱量不足を招く虞がある。また、熱源として、ヒートポンプ2を用いた場合には、このヒートポンプ2に供給される湯水温度が低いほど湯水加熱効率が良くなるが、前記従来技術においては、貯湯タンク1からヒートポンプ2に供給されて加熱される湯水の温度が、本来意図する温度よりも高温となり、湯水加熱効率が低くなるなどの虞もある。したがって、このようなことが適切に解消されることが要請される。 特開平6-265212号公報特開2014-142112号公報 (a)は、本発明に係る貯湯式給湯システムの一例を示す概略説明図であり、(b)は、(a)に示す貯湯式給湯システムの動作例を示す概略説明図である。図1に示す貯湯式給湯システムの他の動作例を示す要部概略説明図である。図1に示す貯湯式給湯システムにおいて実行される動作制御手順の一例を示すフローチャートである。(a)は、従来技術の例を示す概略説明図であり、(b)は、(a)の動作例を示す概略説明図である。 以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。 なお、図1については、理解の容易のため、図4の従来技術と同一または類似の要素には、同一符号を適宜付している。 図1に示す貯湯式給湯システムSYは、貯湯タンク1、この貯湯タンク1内の湯水を加熱するためのヒートポンプ2、即湯用の第1の湯水循環路C1、即湯加熱用の第2の湯水循環路C2、熱交換器3、制御部4、および後述する各種の弁類、センサ類、およびポンプ類を備えている。貯湯式給湯システムSYのうち、ヒートポンプ2を除く主要部分は、外装ケース19内に収容されて保護されている。 ヒートポンプ2は、本発明でいう「熱源」の一例に相当し、貯湯タンク1から送られてくる湯水を加熱可能である。より具体的には、ヒートポンプ2は、たとえばCO2などの冷媒を用いた従来既知の蒸気圧縮式(気体液化式)のヒートポンプである。貯湯タンク1の下部および上部は、ポンプP3を備えた配管部20,21を介してヒートポンプ2と接続されている。ポンプP3が駆動されると、貯湯タンク1内の下部から配管部20を経由してヒートポンプ2に湯水が送り込まれて加熱され、かつこの加熱された湯水は配管部21を経由して貯湯タンク1内の上部に流入する。したがって、貯湯タンク1内の湯水温度分布は、基本的には、上部側が高温側、下部側が低温側となる。 貯湯タンク1の側壁部には、貯湯タンク1内の湯水温度を検知するための複数の貯湯温度検知センサSaが上下高さ方向に間隔を隔てた配置で設けられている。これら複数の貯湯温度検知センサSaを利用することにより、制御部4においては貯湯タンク1内の湯水温度分布が把握され、蓄熱量などの判断がなされる。 貯湯タンク1の下部および上部には、内部入水路50および第1の出湯路51も接続されている。 内部入水路50は、水道管などの給水管(不図示)から入水口50aに供給された水を貯湯タンク1内の下部に流入させるための湯水流路であり、減圧弁Vhや開閉弁Veが設けられている。 第1の出湯路51は、貯湯タンク1の上部から流出させた湯水を所望の給湯端末90まで導くための湯水流路であり、貯湯タンク1から出湯口51cに至る内部出湯路51a、および出湯口51cから給湯端末90に至る外部出湯路51bを有している。 第1の出湯路51の途中の位置Paには、内部入水路50から分岐した補助流路52が接続されており、貯湯タンク1から第1の出湯路51に流出した湯水に、入水口50aからの非加熱の湯水を混合可能とされている。この混合比は、2つの流量調整弁Vd,Vfを用いて制御可能であり、このことにより給湯端末90への給湯温度を所望の目標給湯温度またはこれに近い温度に設定することが可能である。 なお、給湯端末90への高温出湯防止手段として、内部入水路50から分岐して第1の出湯路51の出湯口51cに近い位置Pbに一端が接続され、かつ開閉弁Vgが設けられた追加の補助流路53も備えている。 即湯用および即湯加熱用の第1および第2の湯水循環路C1,C2は、図1(b)において太線(貯湯タンク1内については太矢印)で示す湯水流路であり、熱交換器3への湯水供給が可能である。 より具体的には、熱交換器3は、液-液・熱交換器であり、その2次側域3b(被加熱側)および1次側域3a(加熱側)には、第1および第2の湯水循環路C1,C2の湯水が通過し、第2の湯水循環路C2の湯水を利用して第1の湯水循環路C1の湯水を加熱可能とされている。 即湯用の第1の湯水循環路C1は、第1の出湯路51、第1の戻し路54、湯水循環用の第1のポンプP1を備えている。第1の戻し路54は、第1の出湯路51のうち、給湯端末90寄りの位置Pcに一端が接続され、かつ他端が第1の出湯路51の上流寄りの位置Pdに接続された湯水流路であり、湯水戻し口54cを介して繋がった外部流路54bおよび内部流路54aを有している。この第1の戻し路54には、湯水循環用の第1のポンプP1が設けられている。熱交換器3の2次側域3bは、第1の戻し路54の一部を構成している。 この第1の湯水循環路C1においては、給湯端末90が閉じられた状態で第1のポンプP1を駆動させると、貯湯タンク1から第1の出湯路51に流出している湯水を、第1の戻し路54に流れさせて熱交換器3の2次側域3bに通過させてから、第1の出湯路51の上流側に戻すように循環させる動作(即湯運転)が可能である。このような即湯運転時において、給湯端末90が開状態とされると、第1の湯水循環路C1の湯水(後述するように所定の温度範囲に制御された湯水)が給湯端末90から即座に出湯する。 第1の湯水循環路C1(第1の戻し路54)には、熱交換器3に並列接続され、かつ熱交換器3への湯水供給が回避可能なバイパス流路55、ならびに熱交換器3の2次側域3bの湯水流量Qaおよびバイパス流路55の湯水流量Qbの比率を所望の比率に変更可能な2つの流量調整弁Va,Vbがさらに設けられている。流量調整弁Va,Vbは、本発明でいう「流量比率変更手段」の具体例に相当する。 第1の湯水循環路C1は、流量調整弁Vaが全開、かつ流量調整弁Vbが全閉の状態(湯水流量Qa,Qbの比率が、1:0)とされた場合には、図1(b)の太線で示す経路で湯水流通がなされる。これとは異なり、流量調整弁Vaが全閉、かつ流量調整弁Vbが全開の状態(湯水流量Qa,Qbの比率が0:1)とされた場合には、第1の湯水循環路C1は、図2の太線で示す経路で湯水流通がなされる。 即湯加熱用の第2の湯水循環路C2は、第2の出湯路62、第2の戻し路63、湯水循 環用の第2のポンプP2、および流量調整弁Vcを備えている。熱交換器3の1次側域3aは、第2の湯水循環路C2の一部を構成している。 第2の出湯路62は、貯湯タンク1内の上部から出湯した湯水を熱交換器3の1次側域3aに供給させるための湯水流路である。第2の戻し路63は、熱交換器3の1次側域3aを通過した湯水を貯湯タンク1に戻すための湯水流路である。この第2の戻し路63の一端部(終端)と貯湯タンク1との接続部Naは、第1および第2の出湯路51,62のそれぞれと貯湯タンク1との接続部Nbよりも高さがやや低い部分であって、複数の貯湯温度検知センサSaのうちの上側寄りの貯湯温度検知センサSa’によって温度検出がなされる領域に湯水を戻すように設けられている。 この第2の湯水循環路C2においては、第2のポンプP2が駆動されると、貯湯タンク1の湯水が第2の出湯路62を介して熱交換器3の1次側域3aに供給されてから第2の戻し路63を介して貯湯タンク1に戻る態様の湯水循環が可能である。その際の湯水流量Qc(熱交換器3の1次側域3aの湯水流量に相当)は、流量調整弁Vcを利用して変更可能である。流量調整弁Vcは、本発明でいう「湯水流量変更手段」の具体例に相当する。 制御部4は、たとえばマイクロコンピュータを用いて構成されており、本発明でいう「制御手段」の一例に相当し、この貯湯式給湯システムSYの各部の動作制御やデータ処理を実行する。ただし、その詳細については、後述する。 なお、制御部4には、浴室や台所などに設置されるリモコン4Aが通信接続される。リモコン4Aは、操作スイッチなどを備えた操作部40や、データ表示可能な表示部41などを備えており、ユーザが操作部40を利用して目標給湯温度などを設定可能である。 図1において、符号Sb~Seは、湯水温度検知用の温度センサを示し、符号Sg,Shは、湯水流量検知用の流量センサを示している。温度センサSb,Sa’は、本発明でいう「温度検知手段」の具体例に相当する。 次に、前記した貯湯式給湯システムSYの制御部4による動作制御手順の一例について、図3のフローチャートを参照しつつ説明し、併せてその作用について説明する。 なお、貯湯式給湯システムSYにおいては、即湯運転とは別に、通常の給湯動作(即湯運転が実行されることなく、給湯端末90が開状態になると目標給湯温度の給湯を行なう動作)が可能である。ただし、以下は、即湯運転が実行される場合について説明する。 まず、リモコン4Aが利用されて即湯運転を開始する旨の所定の操作がなされると、給湯端末90が閉状態であり、流量センサSgによる検知流量ゼロであることを前提として、第1のポンプP1の駆動が開始され、即湯運転が開始される(S1:YES,S2:YES,S3