JP-2026076397-A - 太陽電池ユニット及び太陽電池システム
Abstract
【課題】水による故障を抑制する。 【解決手段】太陽電池ユニット10は、路面に配置される太陽電池ユニット10であって、太陽電池モジュール12と、太陽電池モジュール12を支持する基台部30と、を有する。基台部30は、表面に形成されて、太陽電池モジュール12が挿入される第1凹部S1と、第1凹部S1の底面の一部の領域に形成されて、太陽電池モジュール12の端子箱28が挿入される第2凹部S2と、第1凹部S1の内壁の全周にわたって形成されて、第1凹部S1の内壁と太陽電池モジュール12の側面12Cとを封止する封止部SEと、を含む。 【選択図】図7
Inventors
- 李 相文
- 小野崎 祐
Assignees
- AGC株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20230315
Claims (10)
- 路面に配置される太陽電池ユニットであって、 太陽電池モジュールと、 前記太陽電池モジュールを支持する基台部と、を有し、 前記基台部は、 表面に形成されて、前記太陽電池モジュールが挿入される第1凹部と、 前記第1凹部の底面の一部の領域に形成されて、前記太陽電池モジュールの端子箱が挿入される第2凹部と、 前記第1凹部の内壁の全周にわたって形成されて、前記第1凹部の内壁と前記太陽電池モジュールの側面とを封止する封止部と、 を含む、 太陽電池ユニット。
- 前記基台部は、 前記内壁を介して前記第1凹部に隣り合う位置に形成されるケーブル配置空間と、 前記第2凹部の内部の空間と前記ケーブル配置空間とを連通させる連通孔と、 が形成されており、 前記端子箱に接続されるケーブルは、前記連通孔から前記ケーブル配置空間にわたって配置されている、 請求項1に記載の太陽電池ユニット。
- 前記ケーブル配置空間を覆うカバー部を更に有する、請求項2に記載の太陽電池ユニット。
- 前記カバー部と前記基台部との対向箇所を封止するカバー封止部を更に有する、請求項3に記載の太陽電池ユニット。
- 前記カバー部と前記基台部とは、前記対向箇所が封止された状態で固定されている、請求項4に記載の太陽電池ユニット。
- 前記カバー部には、前記ケーブルを前記ケーブル配置空間から引き出す引出孔が形成されている、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の太陽電池ユニット。
- 前記第2凹部内には、乾燥剤が設けられている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の太陽電池ユニット。
- 前記太陽電池モジュールは、太陽電池セルと、前記太陽電池セルの表面上に配置されるガラス板とを有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の太陽電池ユニット。
- 請求項6に記載の太陽電池ユニットである第1太陽電池ユニット、第2太陽電池ユニット、及び第3太陽電池ユニットを有する太陽電池システムであって、 前記第1太陽電池ユニットは、前記第2太陽電池ユニット及び前記第3太陽電池ユニットと隣り合って配置されており、 前記第1太陽電池ユニット、前記第2太陽電池ユニット、及び前記第3太陽電池ユニットは、前記ケーブルとして、第1ケーブル及び第2ケーブルを有し、 前記第1太陽電池ユニットの前記第1ケーブルは、前記引出孔から、前記第2太陽電池ユニットのカバー部内に引き込まれて、前記第2太陽電池ユニットの第2ケーブルに接続され、 前記第1太陽電池ユニットの前記第2ケーブルは、前記カバー部内において、前記カバー部内に引き込まれた前記第3太陽電池ユニットの第1ケーブルに接続されている、太陽電池システム。
- 前記第1太陽電池ユニットのカバー部の前記引出孔が形成される面と、前記第2太陽電池ユニットのカバー部の前記引出孔が形成される面とは、前記引出孔同士が連通しつつ、前記引出孔の周囲が封止された状態で、固定されている、請求項9に記載の太陽電池システム。
Description
本発明は、太陽電池ユニット及び太陽電池システムに関する。 太陽電池モジュールを路面に配置して、路面に照射される太陽エネルギーにより発電する技術が提案されている。例えば特許文献1には、ソーラーパネルと保護層とを備えた舗装構造体を舗装体内に埋設する旨が記載されている。 特開2018-145611号公報 図1は、本実施形態に係る太陽電池ユニットの模式図である。図2は、太陽電池モジュールの模式図である。図3は、基台部の模式図である。図4は、基台部の模式図である。図5は、カバー部の模式図である。図6は、カバー部の模式図である。図7は、本実施形態に係る太陽電池ユニットの模式図である。図8は、本実施形態に係る太陽電池ユニットの模式図である。図9は、太陽電池システムの一例を示す模式図である。図10は、太陽電池ユニットの他の例を示す模式図である。図11は、太陽電池ユニットの他の例を示す模式図である。 以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、数値については四捨五入の範囲が含まれる。 (太陽電池ユニット) 図1は、本実施形態に係る太陽電池ユニットの模式図である。図1に示すように、本実施形態に係る太陽電池ユニット10は、太陽電池モジュール12と、太陽電池モジュール12を支持する舗装体14とを有する。太陽電池ユニット10は、道路などの路面に配置されて、太陽光が照射されることにより発電する装置である。例えば、太陽電池ユニット10は、路面に形成された凹部に埋められることで、路面の一部を構成する。 太陽電池ユニット10は、舗装体14(後述の底部32)上に太陽電池モジュール12が配置された構造となっている。舗装体14(後述の底部32)と太陽電池モジュール12とが積層される方向をZ方向とし、Z方向に沿った一方向をZ1方向とし、Z1方向と反対方向をZ2方向とすると、太陽電池ユニット10は、舗装体14(後述の底部32)と太陽電池モジュール12とが、Z1方向に向けてこの順で重なっている。なお以下、Z方向に直交する一方向をX方向とし、Z方向及びX方向に直交する方向をY方向とする。 (太陽電池モジュール) 図2は、太陽電池モジュールの模式図である。太陽電池モジュール12は、Z1方向側の表面である表面12Aが受光面となり、Z2方向側の表面である表面12Bが、受光面と反対側の背面となる。また、表面12Aと表面12Bとを接続する太陽電池モジュール12の側面を、以下、側面12Cと記載する。 太陽電池モジュール12は、太陽電池セル26を有する光発電モジュールである。太陽電池セル26は、受光面である表面26AがZ1方向を向き、表面26Aと反対側の表面26BがZ2方向を向くように、配置されている。太陽電池セル26は、表面26A(受光面)に太陽光などの光が照射されることにより、発電する。 太陽電池セル26は、光が照射されることにより発電可能な、任意の方式の太陽電池であってよい。例えば、太陽電池セル26として、単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコン、微結晶シリコン、ペロブスカイト結晶、化合物半導体、有機半導体など、任意の材料を用いることができる。また、太陽電池セル26の構造として、多接合型(タンデム型)や量子ドット型などの構造を用いてもよい。 太陽電池モジュール12は、1つの太陽電池セル26を有していてもよいし、複数の太陽電池セル26を有していてもよい。太陽電池モジュール12が複数の太陽電池セル26を有している場合、それぞれの太陽電池セル26は、Z方向に直交する方向(例えばX方向やY方向)に並びつつ、直列接続されていることが好ましい。すなわち、それぞれの太陽電池セル26は、Z方向から見て、互いに重ならないように配置されることが好ましい。 図2に示すように、本実施形態においては、太陽電池モジュール12は、ガラス板20と、ガラス板22と、中間層24と、太陽電池セル26と、端子箱28とを有する。太陽電池モジュール12は、ガラス板20、中間層24、ガラス板22が、Z2方向に向けてこの順で積層されている。ガラス板20とガラス板22とは、中間層24を介して互いに固定(接着)されている。 太陽電池セル26は、中間層24の内部に設けられている。太陽電池セル26は、中間層24の内部において、表面26AがZ1方向を向き、表面26BがZ2方向を向くように、配置されている。 端子箱28は、ガラス板22のZ2方向側の表面(すなわち太陽電池モジュール12の表面12B)に設けられている。 (ガラス板) ガラス板20の厚みは、1mm以上70mm以下が好ましく、10mm以上70mm以下がより好ましく、30mm以上70mm以下がさらに好ましい。厚みがこの範囲となることで、荷重が加わることによる破損を抑制できる。なお、ガラス板20の厚みとは、ガラス板20のZ1方向側の表面とZ2方向側の表面との間の、Z方向における距離を指す。 ガラス板20は、波長380nm以上780nm以下の波長範囲の光に対する平均透過率が、90%以上が好ましく、95%以上がより好ましく、98%以上がさらに好ましい。透過率がこの範囲となることで、可視光を適切に透過して、太陽電池セル26に光を適切に照射させることができる。 ここでの平均透過率とは、その波長帯域(ここでは380nmから780nm)の、それぞれの波長の光に対する透過率の平均値である。透過率は、例えば外部透過率を指し、分光光度計(日立ハイテクノロジーズ社製:U-4100)を用いて測定できる。 ガラス板20のヤング率は、50GPa以上80GPa以下が好ましく、55GPa以上75GPa以下がより好ましく、60GPa以上70GPa以下がさらに好ましい。ヤング率がこの範囲となることで、荷重が加わることによる破損を抑制できる。 ガラス板20のヤング率は、OLYMPUS社製の38DL PLUSを用いて超音波の伝搬に基づいて測定できる。 ガラス板20の材料は任意であってよいが、例えば、ソーダライムシリケートガラス、石英ガラス、クリスタルガラス、無アルカリガラス、アルミノシリケートガラス、ホウケイ酸ガラス、バリウムホウケイ酸ガラスであってよい。 ガラス板20は、合わせガラスであってよい。合わせガラスは、一対のガラス板の間に樹脂などの中間膜を介在させて接着させることにより一体化された構造を有するものである。ガラス板20が合わせガラスであることにより、荷重が加わることによる破損を軽減できる。 ガラス板22は、ガラス板20と同様の特性を有するものであってよい。すなわち例えば、ガラス板22の厚み、透過率、ヤング率、材料などは、上述のガラス板20の厚み、透過率、ヤング率、材料と同様であってよい。ただし、ガラス板22は、ガラス板20と同様の特性を有することに限られない。例えば、ガラス板22は、可視光を透過しなくてもよく、波長380nm以上780nm以下の波長範囲の光に対する平均透過率が、ガラス板20より低くてもよい。 (中間層) 中間層24は、ガラス板20とガラス板22とを接着する接着層である。中間層24の材料は任意であるが、例えば、ポリビニルブチラール(PVB)改質材料、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)系材料、ウレタン樹脂材料、塩化ビニル樹脂材料等を用いることができる。 (端子箱) 端子箱28は、ガラス板22のZ2方向側の表面(すなわち太陽電池モジュール12の表面12B)に固定されている。端子箱28は、太陽電池セル26に接続されるケーブル28Bの一部が収納される筐体である。ケーブル28Bは、太陽電池セル26からの電流を導通する導電線であり、端子箱28内から端子箱28の外部に引き出されている。ケーブル28Bの、太陽電池セル26に接続される側と反対側の端部には、例えば他のケーブル28Bや他の装置と接続可能なコネクタが設けられている。また、本実施形態では、太陽電池モジュール12は、正極側及び負極側の2つのケーブル28Bを有している。 このように、本実施形態に係る太陽電池モジュール12は、ガラス板20とガラス板22とを有する合わせガラスであり、ガラス板20とガラス板22との間の中間層24の内部に、太陽電池セル26を有する構造となっている。ただし、太陽電池モジュール12の構造はこれに限られず、太陽電池セル26を有する任意の構造であってよい。 (舗装体) 舗装体14は、太陽電池モジュール12の表面12B(背面)を支持する部材である。図1に示すように、舗装体14は、太陽電池モジュール12を支持する基台部30を有する。また、舗装体14は、基台部30に加えて、端子箱28に接続されるケーブル19Bを覆うカバー部40も有することが好ましい。本実施形態では、基台部30とカバー部40とが別体であり、基台部30からカバー部40を取り外し可能となっている。ただしそれに限られず、基台部30とカバー部40とが一体の部材であってよい。 (基台部) 図3及び図4は、基台部の模式図である。図3は基台部30の斜視図であり、図4は基台部30の上面図である。図3及び図4に示すように、基台部30は、底部32と、側壁部34とを含む。本実施形態の例では、底部32と側壁部34とは、一体の部材である。 底部32は、舗装体14のZ2方向側の底面を構成する部分である。すなわち、本実施形態においては、底部32のZ2方向側の表面32Bが、基台部30のZ2方向側の表面30Bとなる。底部32は、図2の例では、Z方向から見て矩形の板状の部材である。ただし、底部32の形状は、Z方向から見て矩形に限られず、任意であってよい。 側壁部34は、底部32のZ1方向側の表面32Aから、Z1方向に向けて突出する。側壁部34は、底部32の表面32A上において、表面32Aの外周縁の全区間に亘って設けられている。すなわち本実施形態の例では、側壁部34は、Z方向から見て、矩形の表面32Aの4辺を構成する外周縁の全区間に亘って設けられる。本実施形態の例では、側壁部34のZ1方向側の表面34Aが、基台部30のZ1方向側の表面30Aとなる。 本実施形態では、底部32のZ1方向側の表面32Aと、側壁部34の内面34Bとに囲われた空間が、第1凹部S1を形成する。内面34Bは、側壁部34の径方向内側の表面である。ここでの径方向とは、Z方向から見た底部32の中心を通るZ方向に沿った軸を中心軸とした場合における、径方向を指し、以降でも特に断りの無い限り同様である。第1凹部S1は、基台部30の表面30A(側壁部34の表面34A)からZ2方向側に窪んだ窪みということもできる。第1凹部S1には、太陽電池モジュール12が挿入される。 底部32の表面32A(第1凹部S1の底面)には、Z2方向に窪む第2凹部S2が形成されている。第2凹部S2は、表面32Aの一部の領域に形成されて、表面32Aよりも更にZ2方向に窪む窪みといえる。言い換えれば、表面32Aの外周縁よりも径方向内側に、表面32AよりもZ2方向側に位置する表面32Cと、表面32Cと表面32Aとを接続する側面32Dが形成されており、側面32Dと表面32Cに囲われた空間が、第2凹部S2といえる。第2凹部S2には、太陽電池モジュール12の端子箱28が挿入される。 また、基台部30には、底部32の側面32D(第2凹部S2の内面)と、側壁部34の外面34C(側壁部34の径方向外側の表面)とを連通する連通孔34Dが形成されることが好ましい。本実施形態では、連通孔34Dは、X方向の一方側(図4では右側)の側壁部34に形成されており、その側壁部34のX方向の一方側の外面34Cから、底部32のX方向の一方側の側面32Dまでにわたっ