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JP-2026076488-A - 検出装置

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Abstract

【課題】本発明が解決しようとする課題は、検出装置の過渡応答での正確な補正を実現することが可能な検出装置を提供することである。 【解決手段】実施形態の検出装置は、蓋を有する容器と、容器の内部に位置しセンサチップを保持するセンサ基板とを備える。蓋は、蓋のうち前記センサチップに対向する領域である第1領域よりも外側の領域である第2領域に2つ以上の孔を有する。 【選択図】 図2

Inventors

  • 藤本 明
  • 秋元 陽介
  • 久留井 慶彦

Assignees

  • 株式会社東芝

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (12)

  1. 蓋を有する容器と、 前記容器の内部に位置し、センサチップを保持するセンサ基板と、 を備え、 前記蓋は、前記蓋のうち前記センサチップに対向する領域である第1領域よりも外側の領域である第2領域に2つ以上の孔を有する、 検出装置。
  2. 前記蓋は、前記蓋のうち前記センサ基板に対向する領域である第3領域よりも外側の領域である第4領域に前記孔を有する、 請求項1に記載の検出装置。
  3. 蓋を有する容器と、 前記容器の内部に位置し、センサチップを保持するセンサ基板と、 を備え、 前記蓋は2つ以上の孔を有し、前記孔の中心から前記容器と前記蓋で囲われた空間を前記蓋に垂直投影した際の前記空間の外縁までの最短距離は、前記空間の代表長さの1/5以下である、 検出装置。
  4. 前記孔の一つである第1孔と前記孔の一つである第2孔は、前記センサチップの中心点を前記蓋に垂直に投影した点に対して略対称な位置に位置する、 請求項1または3に記載の検出装置。
  5. 前記蓋は、第1辺、前記第1辺に平行な第3辺、前記第1辺と交差する第2辺及び前記第2辺に平行な第4辺を有し、 前記第1孔と前記第1辺との距離は前記第1孔と前記第3辺との距離と等しく、 前記第2孔と前記第1辺との距離は前記第2孔と前記第3辺との距離と等しい、 請求項4に記載の検出装置。
  6. 前記蓋は、第1辺、前記第1辺に平行な第3辺、前記第1辺と交差する第2辺及び前記第2辺に平行な第4辺を有し、 前記第1孔と前記第1辺との距離は前記第1孔と前記第2辺との距離と等しく、 前記第2孔と前記第3辺との距離は前記第2孔と前記第4辺との距離と等しい、 請求項4に記載の検出装置。
  7. 前記孔の一つである第3孔及び前記孔の一つである第4孔をさらに備え、 前記第3孔と前記第1孔との距離は前記第3孔と前記第2孔との距離と等しく、 前記第4孔と前記第1孔との距離は前記第4孔と前記第2孔との距離と等しい、 請求項4に記載の検出装置。
  8. 前記孔の一つである第3孔と前記第2辺との距離は前記第3孔と前記第3辺との距離と等しく、 前記孔の一つである第4孔と前記第1辺との距離は前記第4孔と前記第4辺との距離と等しい、 請求項6に記載の検出装置。
  9. 前記蓋は、前記第1孔と前記第2孔を結ぶ線分上であって前記第1孔と前記第2孔との間に孔を有しない、 請求項4に記載の検出装置。
  10. 前記蓋は、前記第1孔と前記第2孔とを結ぶ線上であって前記第1孔と前記第2孔との間に孔を1つ有し、 前記第1孔と前記第2孔とを結ぶ線上であって前記第1孔と前記第2孔との間に位置する前記孔の孔径は、前記第1孔及び前記第2孔のうち小さい方の孔径以下である、 請求項4に記載の検出装置。
  11. フィルタ、多孔質体、金網、不織布、繊維体またはブラシのいずれかを含む気流減速部材を備え、 前記気流減速部材と前記センサチップとの間に前記蓋が備えられ、または前記蓋と前記センサチップとの間に前記気流減速部材が備えられた、 請求項1に記載の検出装置。
  12. 前記孔の孔径が0.05mm以上0.5mm以下である、 請求項1,2,3,11のいずれか一項に記載の検出装置。

Description

本実施形態は、検出装置に関する。 検出装置は、センサチップを配置した容器内の気体の濃度の測定を行うことができる。このとき、気体濃度を測定する際には温度、湿度、気圧の変動に対する補正する必要がある。容器内で気体の濃度の過渡応答が起こっている場合に、過渡応答での正確な補正を実現するため、各々のセンサの応答速度を揃える必要がある。各々のセンサの応答速度はセンサが配置された容器内を流れるガスの流速に依存する。 特開2012-78089号公報 第1の実施形態における検出装置1の斜視図及び模式的断面図である。第1の実施形態における検出装置1の一部を示す模式的断面図である。センサ基板周辺の一例を示す概略図である。第1の実施形態における蓋18の一例を示す概略図である。検出装置1付近の気体の流れのシミュレーション結果である。孔20の位置を変えて気流の速度をシミュレーションした結果である。第1の実施形態における蓋18の一例を示す概略図である。孔径を変えて気流の速度をシミュレーションした結果である。検出装置1付近の気体の流れのシミュレーション結果の一例である。X軸に沿って測定した速度分布を示すグラフである。第1の実施形態における蓋18の一例を示す概略図である。第1の実施形態(第1変形例)における蓋18の一例を示す概略図である。第2の実施形態における検出装置1の一部を示す模式的断面図である。孔径を変えてシミュレーションした結果である。孔径を変えてシミュレーションした結果である。蓋18とセンサ類との距離h2を変えてシミュレーションした結果である。気流と拡散方向の関係を示す概略図である。規格化拡散量N(z,t)/N0の時間変化を表すグラフである。 以下、実施形態について、添付の図面を参照して説明する。なお、各実施形態において、実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、その説明を一部省略する場合がある。図面は模式的なものであり、各部の厚さと平面寸法との関係、各部の厚さの比率等は現実のものとは異なる場合がある。 (第1の実施形態) 図1は、本実施形態における検出装置1の(a)斜視図及び(b)模式的断面図である。検出装置1は筐体壁10を有し、筐体壁10に囲まれた空間内にパッケージ12が配置され、パッケージ12内にセンサチップ14を備えたセンサ基板15が配置されている。パッケージ12下方にはセンサ基板15に電力を供給するための電池30が備えられている。筐体壁10の外側の空間とパッケージ12の内側の空間は膜16及び蓋18によって隔てられている。図示した検出装置1の形状はあくまで一例であり、例えば筐体壁10の形状や容器12の位置、大きさ、及び形状等は図中に示す態様に限られない。図2は、検出装置1の一部を示す模式的断面図である。実施形態に係る検出装置1は、筐体壁10と、パッケージ12(容器)と、センサチップ14と、センサチップ14を保持するセンサ基板15と、膜16と、蓋18とを含む。パッケージ12は上面が開口部となっており、該開口部が平板状の蓋18で閉じられている。蓋18に対してパッケージ12の反対側は膜16が配置されている。図中に示す一例では、膜16は蓋18を覆うように貼り付けられ、蓋18と膜16は接している。なお、膜16と蓋18の上下関係は図中の通りであってもよいし、蓋18とパッケージ12の間に膜16が配置されていても良い。本実施形態によれば、蓋18及び膜16とパッケージ12によって外部から仕切られた空間がある。この空間を以後、「第1空間」として説明する。 一方、筐体壁10と膜16で囲われた空間を「第2空間」とする。第2空間の底面は膜16であり、第2空間の側面は筐体壁10である。第2空間の底面に対向する面は筐体壁10の開口部となるから、第2空間は開放系である。本実施形態において、第2空間の深さ、即ち底面の膜16に垂直な方向の寸法h1とすると、筐体壁10どうしの距離L1に比べて寸法h1が著しく小さくなると第2空間内に渦が発生せず、距離L1に比べて寸法h1が著しく大きくなると第2空間内に複数の乱流が発生し第2空間底部での流速が遅くなるため、h1はL1の1/2倍以上3倍以下であることが好ましい。 図3は、センサ基板周辺の一例を示す概略図である。図3(a)はセンサ基板15を蓋18側(上面)から見た時の概略図であり、図3(b)はセンサ基板15を蓋18に対向する面の裏側(下面)から見た時の概略図であり、図3(c)はセンサ基板15を図3(a)(b)中のA―A‘に沿った断面図に相当する概略図である。図3において、センサ基板15のマイコン回路54を備える面(下面)からセンサチップ14とセンサ回路を備える面(上面)に向かう向きをZ軸方向、Z軸方向と交差する方向をX軸方向、Y軸方向と図3のとおり定義する。 パッケージ12の内部には、センサ基板15が備えられており、センサ基板15の上面にはセンサチップ14が複数配置されている。センサチップ14のうち少なくとも1つは、水素、酸素、及び、VOC(Volatile Organic Compounds)よりなる群から選択された少なくとも1つを検出可能であるTC(Thermal Conductivity:熱伝導型)センサである。また、TCセンサ以外のセンサチップ14として、パッケージ12内の温度を測定可能な温度センサまたはパッケージ12内の湿度を測定可能な湿度センサのうち少なくとも一方がパッケージ12の内部に配置されている。センサチップ14はセンサ基板15に取り付けられ、パッケージ12内に配置されている。センサチップ14の上面から蓋18までの距離は略一定であることが好ましい。即ち、センサチップ14の蓋18に対向する面がなるべくフラットな構造であることが好ましい。センサチップ14の上面により第1空間内の気流が阻害されない形状及び配置とするためである。なお、センサチップ14及びセンサ基板15はパッケージ12の中央に配置されていることが好ましい。 なお、他の図面には示されていないが、図3(a)に示す通り、センサ基板15の上面にはセンサチップ14以外にAD変換回路51、昇圧回路52、降圧回路53を含むセンサ回路が備えられている。AD変換回路51は、電圧及び容量アナログ信号を電圧デジタル信号へと変換する回路である。昇圧回路52、降圧回路53は、センサチップ14に供給する電源の調整に使用している。これら以外にも、その他回路が備えられていてもよい。 他の図面には示されていないが、図3(b)に示す通り、センサ基板15の下面には通信部40、マイコン回路54、電源回路55、電源供給部56が備えられている。通信部40は、センサチップ14の検出結果に関する情報を外部の機器に向けて送信できる。検出結果は、例えば、目的とする検出対象の濃度などに関する情報(データ)を含む。送信は、例えば、有線または無線の少なくともいずれかにより行われて良い。マイコン回路54は、データ通信の制御、センサ回路の制御、センサチップ14のon/off制御を行っている。マイコン回路54は、内蔵する制御プログラムを実行することで機能するソフトウェア上の構成として、センサチップ14における検出器の変化からに基づく制御を実行する手段を備えている。電源回路55は、マイコン回路54及びセンサ回路へ適切な電圧の供給をしている。電源供給部56は、電源となる電池30に繋がる箇所である。 図3では、センサ基板15の一方の面にマイコン回路54が設けられ、反対側のもう一方の面においてセンサ回路が設けられた例を示しているが、マイコン回路54を設ける基板とセンサ回路を設ける基板とが別々に用意されていてもよい。前述のような場合、例えば、各々の基板をケーブルコネクタのようなもので接続させることで、マイコン回路54からの制御信号をセンサ回路へと送り、センサ回路から取得したデータをマイコン回路54へ送る。 膜16の少なくとも一部は、例えば、PTFE(polytetrafluoroethylene)を含む微多孔質フィルムや不織布である。膜16は空気、湿気、ガスなどの気体を透過させることができるため、第1空間と第2空間とは厳密に隔絶された状態とはなっていないが、膜16は液体を透過させないため、第1空間と第2空間とを液体が出入りすることはできない。センサチップ14は第1空間内に配置される。本実施形態において、膜16の厚さや孔径は特に限定されないが、実際に検出装置1を使用する際には検出対象となるガスの性質や測定環境に合わせて適切な膜が選択され得る。 蓋18は複数の孔20を有する。孔20を介して第1空間と第2空間との間で気体の出入りが起こるため、孔20の位置、大きさ、形状、数は第1空間における気体の流れに影響を与える。本実施形態における蓋18の一例を示す概略図を図4に示す。検出装置1の蓋18は、蓋18のうちセンサチップ14に対向する領域である第1領域よりも外側の領域である第2領域に2つ以上の孔20を有する。図4において、第2領域を網掛けで示す。 図5に、検出装置1付近の気体の流れのシミュレーション結果を示す。図5は、図4における鎖線X―X’に沿った断面図に流速を示したものである。第2空間を挟んで第1空間の反対側の領域(以下、本明細書においては「検出装置1の上側領域」として説明する。)には、図面の紙面左側から右側に向かって流れる気体が存在する。この気流は図4における白矢印と対応する。その影響を受けて、第2空間には図面上時計回りの気流の渦が発生する。その影響を受けて、第1空間のセンサチップ14付近には、図面の左側に向かう気流が発生する。検出装置1の上側領域における、図面の右側に向かう気体の流速は、およそ1 m/secとしてシミュレーションを行い、センサチップ14の中央と蓋18の中央を結ぶ線上(図5において横軸の値が0.003を示す箇所)の流速をシミュレーションにより算出した。ここで、パッケージ12の一方の内壁面と対向する他方の内壁面との距離をL2、孔20の中心からパッケージ12と蓋18で囲われた空間(第1空間)を蓋18に垂直投影した際の第1空間の外縁までの最短距離をdとする。L2=4 mmとしてシミュレーションを行った。図5において、パッケージ12の内壁同士の距離(幅)と孔20から内壁面までの距離との比をd/L2とし、左から順にd/L2=0.1, 0.2, 0.3, 0.4 とした場合の結果を示す。なお、d/L2が大きくなるほど孔20が蓋18の内寄りに配置されていることを意味する。d/L2=0.1またはd/L2=0.2とした場合、本シミュレーションの設定条件によれば、孔20は第2領域(蓋18のうちセンサチップ14に対向する領域である第1領域よりも外側の領域)に存在することになる。2つの孔20の間には均一な流れが形成されるから、d/L2=0.1またはd/L2=0.2とした場合、センサチップ14上面を流れる気流を均一にすることができる。一方、d/L2=0.3またはd/L2=0.4とした場合、第1空間内にて孔20のうち一方(図中右側)から他方(図中左側)へ向かう均一な流れの他に、孔20よりも外側にも流れが発生し、センサチップ14上面の流れが均一になっていない。また、図6に、孔径0.3 mmである孔20の位置(dの値)を変えて第1空間の底面の中央と蓋18の中央を結ぶ線上の気流の速度をシミュレーションした結果を示す。図6には、それぞれd=0.4, 0.8, 1.2, 1.5mmとした場合の結果を示す。図6に示すグラフの横軸の値は、図5の縦軸に対応する。横軸に示すY positionがY position=0.0012 [m]となる箇所はセンサチップ14の上面の位置に相当し、Y position=0.0018[m]となる箇所は蓋18の第1空間に接する面に対応する。孔20の位置(dの値)にかかわらず、第1空間の中央における気流の速度は