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JP-2026076507-A - 塗装システム

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Abstract

【課題】ノズル形成面の湿潤および払拭に要する時間を短縮して、塗装の生産性を向上させることが可能な塗装ロボットを提供する。 【解決手段】塗装ロボット10は、複数のノズル54を有する塗装ヘッド53を備える塗装ヘッドユニット50と、塗装ヘッドユニット50を先端に装着し、塗装ヘッドユニット50を所望の位置へ移動させるロボットアームR1と、ノズル形成面52を湿潤させつつ払拭するための払拭機構200とを有し、払拭機構200は、ノズル形成面52に当接しつつ摺動する払拭部材と、ロボットアームR1または塗装ヘッドユニット50に取り付けられ、ノズル形成面52に対する払拭部材210の摺動をガイドするガイド機構220と、払拭部材210をノズル形成面52に対して摺動させる駆動力を与える払拭用アクチュエータ230とを備えている。 【選択図】図2

Inventors

  • 多和田 孝達
  • 山崎 拓郎
  • 梅澤 徳夫

Assignees

  • アーベーベー・シュバイツ・アーゲー

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (10)

  1. 車両の塗装部位への塗装を行う塗装ロボットであって、 塗料の液滴を吐出する複数のノズルを有する塗装ヘッドを備える塗装ヘッドユニットと、 前記塗装ヘッドユニットを先端に装着すると共に、当該塗装ヘッドユニットを所望の位置へ移動させるロボットアームと、 前記ノズルが開口しているノズル形成面を湿潤させつつ払拭するための払拭機構と、 を有し、 前記払拭機構は、 前記ノズル形成面に当接しつつ摺動する払拭部材と、 前記ロボットアームまたは前記塗装ヘッドユニットに取り付けられ、前記ノズル形成面に対する前記払拭部材の摺動をガイドするガイド機構と、 前記払拭部材を前記ノズル形成面に対して摺動させる駆動力を与える払拭用アクチュエータと、 を備えることを特徴とする塗装ロボット。
  2. 請求項1記載の塗装ロボットであって、 前記塗装ヘッドの作動を制御するヘッド制御部および前記払拭用アクチュエータの作動を制御する払拭制御部を備え、 前記払拭制御部は、所定の払拭タイミングが到来すると共に前記ヘッド制御部による制御で前記塗装ヘッドが吐出停止となった際に、前記払拭用アクチュエータを作動させて前記ガイド機構を介して前記払拭部材を前記ノズル形成面に対して摺動させる、 ことを特徴とする塗装ロボット。
  3. 請求項2記載の塗装ロボットであって、 前記ロボットアームの作動を制御するロボットアーム制御部を備え、 前記ロボットアーム制御部は、前記払拭制御部の制御による前記払拭用アクチュエータの作動に先立って、前記ロボットアームの作動によって前記塗装ヘッドユニットを移動させて前記ノズル形成面を傾斜させる制御を行う、 ことを特徴とする塗装ロボット。
  4. 請求項2記載の塗装ロボットであって、 前記払拭制御部は、前記払拭部材による払拭がなされない場合には、 前記ノズル形成面から退避した退避位置に前記払拭部材を移動させるように前記払拭用アクチュエータの作動を制御する、 ことを特徴とする塗装ロボット。
  5. 請求項1記載の塗装ロボットであって、 前記払拭機構は、前記塗装ヘッドユニットに取り付けられている、 ことを特徴とする塗装ロボット。
  6. 請求項1記載の塗装ロボットであって、 前記払拭機構は、前記ロボットアームに取り付けられている、 ことを特徴とする塗装ロボット。
  7. 請求項1記載の塗装ロボットであって、 前記払拭機構は、回転可能な保持筒の表面に前記塗料の溶剤を吸液可能な吸収部材が設けられた払拭ローラを備える、 ことを特徴とする塗装ロボット。
  8. 請求項1記載の塗装ロボットであって、 前記払拭機構は、前記ノズル形成面に沿って摺動することで前記塗料の溶剤を吸液可能な吸液部材から形成される払拭用ワイパを備える、 ことを特徴とする塗装ロボット。
  9. 請求項1記載の塗装ロボットであって、 前記払拭機構は、前記ノズル形成面を遮蔽すると共に当該ノズル形成面との間にキャップ凹部が存在するキャップ部材である、 ことを特徴とする塗装ロボット。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の前記塗装ロボットを含む一対の塗装ロボットを用いる塗装システムであって、 前記ロボットアームの作動を制御するロボットアーム制御部を備え、 一方の前記塗装ロボットは、前記払拭機構を有し、 他方の前記塗装ロボットの前記ノズル形成面を、一方の前記塗装ロボットの前記払拭機構で払拭するように、一方の前記塗装ロボットの前記ロボットアーム制御部が前記ロボットアームの作動を制御しつつ、他方の前記塗装ロボットの前記ロボットアーム制御部が前記ロボットアームの作動を制御する、 ことを特徴とする塗装システム。

Description

本発明は、塗装ロボットを備える塗装システムに関する。 自動車等の車両の塗装ラインにおいては、ロボットを用いたロボット塗装が主流となっている。このロボット塗装に関する構成の一例として、たとえば特許文献1には、ノズル面(12)をワイパ(14)によって払拭することについて記載されている。この特許文献1には、アーム(21)の自由度に応じてロボット(20)の近傍に固定されたワイパ(14)に対し、ヘッド(10)を移動させてノズル面(12)を払拭させる構成について開示されている。 特許第7408676B2号公報 本発明の一実施の形態に係る塗装ロボットの全体構成を示す概略図である。図1に示す塗装ロボットを備える塗装システムの概略的な構成を示す図である。図1に示す塗装ロボットが備える塗装ヘッドユニットのうち、塗料を吐出させるノズル形成面を正面視した状態を示す図である。図3に示す塗装ヘッドユニットとは異なる他の塗装ヘッドユニットにおけるノズル形成面の構成を示す平面図である。本発明の第1構成例に係る払拭機構の概略的な構成を示す図である。図5に示す払拭機構のローラ移動機構および払拭用アクチュエータの構成の一例を示す図である。本発明の第2構成例に係る払拭機構の概略的な構成を示す図である。図7に示す構成において、払拭用ワイパの移動方向の下流側に、湿潤部材を配置する構成を示す図である。本発明の第3構成例に係る湿潤機構の概略的な構成を示す図である。本発明の第4構成例に係る湿潤機構の概略的な構成を示す図である。本発明の第5構成例に係る払拭機構が装着された塗装ロボットを示す図である。本発明の第6構成例に係る払拭機構が装着された塗装ロボットを示す図である。本発明の第7構成例に係る払拭機構が装着された塗装ロボットを示す図である。本発明の第8構成例に係る2台の塗装ロボットを用いてノズル形成面を払拭する塗装システムを示す図である。本発明の第9構成例に係る2台の塗装ロボットを用いてノズル形成面を払拭する塗装システムを示す図である。 以下、本発明の一実施の形態に係る塗装システム1および塗装ロボット10について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、必要に応じて、X方向はノズル形成面52(塗装ヘッド53)の長手方向とし、X1側は図3における右側、X2側は図3における左側とする。また、Y方向はノズル形成面52(塗装ヘッド53)の短手方向(幅方向)とし、Y1側は図3における紙面上側、Y2側は図3における紙面下側とする。 (1.塗装システム1および塗装ロボット10の概要について) 本実施の形態の塗装システム1および塗装ロボット10は、自動車製造の工場における塗装ラインに位置する車両または車両部品(以下、車両の一部となる車両部品も車両として説明する)といった塗装対象物に対して、「塗装」を行うものであり、塗膜を塗装対象物の表面に形成して、その表面の保護や美観を与えることを目的としている。したがって、所定時間毎に、塗装ラインに沿って移動してくる車両に対し、一定の時間内に所望の塗装品質にて、塗装を行う必要がある。 また、本実施の形態の塗装システム1および塗装ロボット10では、上述した塗膜を形成するのみならず、各種のデザインや画像を、車両や車両部品といった塗装対象物に対して形成することが可能である。なお、塗装対象物は、車両や車両部品には限られず、自動車以外の各種部品(一例としては、飛行機や鉄道の外装部品)等、塗装を行う必要があるものであれば良い。 図1は、本発明の一実施の形態に係る塗装ロボット10の全体構成を示す概略図である。図2は、図1に示す塗装ロボット10を備える塗装システム1の概略的な構成を示す図である。図2に示すように、塗装システム1は、塗装ロボット10と、画像処理装置400とを備えている。 塗装ロボット10は、図1に示すように、ロボット本体20と、塗装ヘッドユニット50とを主要な構成要素としている。図1に示す塗装ロボット10は、その一例として、6軸の垂直多関節ロボットを示しているが、当該塗装ロボット10は、6軸以外の垂直多関節型、水平多関節型、直交ロボット等、どのようなタイプのロボットでも良い。 (1-1.ロボット本体20について) 図1に示すように、ロボット本体20は、基台21と、第1~第6回転軸22a~22fと、脚部23と、第1回動アーム24と、第2回動アーム25と、回転アーム26と、リスト部27と、これらを駆動させるモータM1~M6(図2参照)と、を主要な構成要素としている。なお、脚部23からリスト部27までの部分は、ロボットアームR1に対応するが、基台21等のようなそれ以外の部分も、ロボットアームR1に対応するものとしても良い。 これらのうち、基台21は床面等の設置部位に設置される部分であるが、この基台21が設置部位に対して走行可能であっても良い。また、脚部23は、基台21から上部に向かい立設された部分であり、モータM1(図2参照)の駆動によって第1回転軸22aを介して基台21に対して回転可能に設けられている。なお、脚部23は、基台21に対して回転しないように構成しても良い。 また、脚部23の上端には、モータM2の駆動によって第2回転軸22bを介して第1回動アーム24が回動可能に設けられている。さらに、第1回動アーム24の先端側には、モータM3の駆動によって第3回転軸22cを介して第2回動アーム25が回動可能に設けられている。 また、第2回動アーム25の先端側には、回転アーム26が第2回動アーム25の中心軸周りに回転可能に設けられている。この回転アーム26は、モータM4の駆動によって、第4回転軸22dを介して回転可能となっている。また、回転アーム26の先端側には、リスト部27が設けられている。このリスト部27は、モータM5およびモータM6の駆動によって、たとえば2つ等の複数の異なる向きの軸部を中心に、回転運動を可能としている。図1においては、その回転運動が可能な回転軸を、それぞれ第5回転軸22eおよび第6回転軸22fとしている。それにより、塗装ヘッドユニット50の向きを精度良くコントロールすることが可能となっている。なお、軸部の個数は、2つ以上であれば幾つでも良い。 また、リスト部27には、塗装ヘッドユニット50が取り付けられているが、この塗装ヘッドユニット50は、リスト部27に対して着脱自在に設けられていても良い。 (1-2.塗料・洗浄液供給部40について) 図2に示すように、塗装システム1および塗装ロボット10には、塗料・洗浄液供給部40が設けられている。塗料・洗浄液供給部40は、塗装ヘッドユニット50に向けて塗料または洗浄液を供給するための部分である。このため、塗料・洗浄液供給部40は、不図示の塗料貯留部から塗料を供給する、または不図示の洗浄液貯留部から洗浄液を供給するための供給路41と、不図示のポンプと、不図示の弁等と、吐出されなかった塗料または洗浄済みの洗浄液を回収するための戻り流路42とを備えている。 ここで、塗料・洗浄液供給部40には、切替制御弁45が設けられている。切替制御弁45は、不図示の塗料貯留部から塗料を供給するのか、または不図示の洗浄液貯留部から洗浄液を供給するのかを切り替えるための制御弁であり、後述する塗料・洗浄液供給制御部80での制御によって作動する。このような切替制御弁45を備えることで、塗料・洗浄液供給部40では、塗料と洗浄液のいずれかを選択的に供給することが可能となっている。 なお、塗料が塗装ロボット10の外部から供給される構成を採用する場合には、塗装ロボット10は、塗料を貯留する部分を備えなくても良く、塗装ロボット10の外部に塗料を貯留する部分を備えても良い。 (1-3.塗装ヘッドユニットについて) 次に、塗装ヘッドユニット50について説明する。図3は、塗装ヘッドユニット50のうち、塗料を吐出させるノズル形成面52を正面視した状態を示す図である。図3に示すように、塗装ヘッドユニット50は、不図示のヘッドカバーを備え、そのヘッドカバー内に、塗装ヘッド53を始めとする種々の構成が内蔵されている。なお、塗装ヘッド53には、塗料を吐出するための多数のノズル54が設けられている。 図3に示すように、塗装ヘッド53のうち、塗料を吐出する側の面(ノズル形成面52)には、複数のノズル54の開口部分が露呈している。なお、以下の説明では、ノズル54の開口部分も、ノズル54と称呼する。 また、ノズル形成面52においては、ノズル54が塗装ヘッドユニット50の長手方向に対して傾斜する方向に連なるノズル列55が複数設けられている。かかるノズル列55には、本実施の形態では、主走査方向(Y方向)の一方側(Y2側)に存在する第1ノズル列55Aと、主走査方向の他方側(Y1側)に存在する第2ノズル列55Bとが設けられている。 なお、塗料を吐出する場合、第1ノズル列55Aにおける隣り合うノズル54から吐出される液滴の間に、第2ノズル列55Bにおけるノズル54から吐出される液滴が着弾されるように、各ノズル54の駆動タイミングが制御される。それにより、塗装の際にドット密度を向上させることができる。 また、図3に示す構成では、第1ノズル列55Aのノズル54の配列と、第2ノズル列55Bのノズル54の配列とは、塗装ヘッド53の短手方向(Y方向;主走査方向)に対して傾斜している。しかしながら、このようなノズル54の配列を採用しなくても良い。例えば、ノズル列55は、塗装ヘッド53の短手方向(Y方向)に沿うように配置されていても良い。また、ノズル列55は、塗装ヘッド53の短手方向(Y方向;主走査方向)において、第1ノズル列55Aと第2ノズル列55Bとに分けられずに1つのノズル列55であっても良く、3つ以上のノズル列に分けられていても良い。 上記の塗装ヘッド53の内部には、不図示の塗料を流すための流路が設けられている。また、塗装ヘッド53の内部には、不図示のノズル加圧室が設けられていて、そのノズル加圧室のいずれかの壁面には、当該ノズル加圧室の体積を変化させて塗料をノズル54から吐出させるための圧電基板62(図2参照)が配置されている。したがって、外部から圧電基板62に電圧を印加することで圧電基板62が伸縮してノズル加圧室の体積が変化し、ノズル54から塗料を吐出可能となっている。 なお、塗装ヘッド53は、図3に示す構成には限られない。例えば、図4に示すように、複数のノズル54が塗装ヘッド53の短手方向(幅方向;Y方向)に沿って並ぶことでノズル列55を構成するようにしても良い。また、図4に示すような塗装ヘッド53を用いて車両に塗装を行う場合、塗装ヘッド53の長手方向が、塗装ヘッド53の主走査方向に対して若干傾斜させた状態で塗装を実行するようにしても良い。 たとえば、図3に示す塗装ヘッド53の構成では、ノズル列55は主走査方向に対して角度αだけ傾斜しているとすると、塗装ヘッド53の長手方向を、塗装ヘッド53の主走査方向に対して角度αだけ傾斜させるようにすればよい。このように傾斜させる場合には、各ノズル54からの塗料の吐出タイミングを調整するだけで、図3に示す塗装ヘッド53と同等の塗装を実現することができる。 (1-4.塗装システム1の制御的な構成について) 次に、塗装システム1の作動を制御するための制御的な構成について説明する。なお、以下に説明する制御的な構成は、制御部に対応する。図2に示すように、塗装ロボット10は、ロボットアーム制御部70と、塗料・洗浄液供給制御部80と、ヘッド制御部90と、払拭制御部100と、主制御部110と、払拭機構200とを備えている。また、塗装ロボット10は、画像処理装置400に接続されることで、塗装システム1を構成している。 なお、ロボットアーム制御部70、塗料・洗浄液供給制御部80、ヘッド制御部90、払拭制御部100、