JP-2026076509-A - 袋搬送装置、および、製袋機
Abstract
【課題】正常袋を下流に搬送し不良袋を排除するにあたり、小さなサイズの袋に対応可能な配置構造を提供する。 【解決手段】袋搬送装置は、上流コンベヤ、下流コンベヤおよび上側コンベヤを備える。下流コンベヤは、上流コンベヤから下流に隙間をあけて配置される。上側コンベヤは、ヘッドプーリとテールプーリとに巻き回され、互いに袋の搬送方向に直角な横方向に間隔をあけて配置された無端状の複数のベルトとを備える。袋搬送装置は、ベルトの輪郭範囲内で横方向に延在する基部と基部から突出する複数のガイド部とを有する分離ガイドと、分離ガイドを、ガイド部がベルトの間隔から当該ベルトの外側に出ない退避位置と、袋を隙間を通じて排除するためにガイド部が当該間隔を通じて当該隙間に進入する進入位置との間で動かすためのアクチュエータと、当該ベルトと協働して袋を上流コンベヤから下流コンベヤへ受け渡すために駆動される補助ローラとを備える。 【選択図】図4
Inventors
- 齋藤 大介
Assignees
- トタニ技研工業株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (8)
- 袋搬送装置であって、 袋を搬送するための上流コンベヤ、下流コンベヤ、および、上側コンベヤを備え、 前記下流コンベヤは、前記上流コンベヤから下流に隙間をあけて配置され、 前記上側コンベヤは、前記上流コンベヤおよび前記下流コンベヤの上方に配置され、 前記上側コンベヤは、 ヘッドプーリと、 テールプーリと、 前記ヘッドプーリと前記テールプーリとに巻き回されて前記隙間の上方に渡って袋の搬送方向に延在し、前記搬送方向に直角な横方向に互いに間隔をあけて配置された無端状の複数のベルトと、を備え 前記袋搬送装置は、さらに、 前記ベルトの輪郭範囲内で前記横方向に延在する基部と前記基部から突出する複数のガイド部とを有する分離ガイドと、 前記分離ガイドを、前記ガイド部が前記ベルトの前記間隔から当該ベルトの外側に出ない退避位置と、袋を前記隙間を通じて排除するために前記ガイド部が当該間隔を通じて当該隙間に進入する進入位置との間で動かすためのアクチュエータと、 前記隙間において前記進入位置より下流に位置し、前記横方向に延在し、前記ベルトに接触し、当該ベルトと協働して袋を前記上流コンベヤから前記下流コンベヤへ受け渡すために駆動される補助ローラと、を備える、 袋搬送装置。
- 前記袋搬送装置は、さらに、前記上流コンベヤの下流端より上流に設けられ、前記横方向に延在し、前記分離ガイドを直接または間接的に支持する回転シャフトを備え、 前記アクチュエータは、前記分離ガイドを前記回転シャフトの周りに回動させて前記退避位置と前記進入位置との間で動かすように前記分離ガイドに動作可能に接続されている、 請求項1に記載の袋搬送装置。
- 前記上流コンベヤは、無端状のベルトを有するベルトコンベヤであって、 前記回転軸は、当該上流コンベヤの前記ベルトの輪郭範囲内で前記横方向に延在している、 請求項2に記載の袋搬送装置。
- 前記ガイド部は、前記分離ガイドが前記進入位置にあるときに、前記隙間内に位置して前記上流コンベアの下流端と対向する凹状に湾曲したガイド面を有する、 請求項1に記載の袋搬送装置。
- 前記ガイド部の先端部分は、前記分離ガイドが前記進入位置にあるときに、下方向かつ下流方向に延在する、 請求項4に記載の袋搬送装置。
- 前記補助ローラの直径は、前記上流コンベヤのテールプーリの直径および前記下流コンベヤのヘッドプーリの直径よりも小さい、 請求項1に記載の袋搬送装置。
- 少なくとも1枚のウェブから袋を順次製造する製袋機であって、 前記ウェブをその幅方向にクロスカットして袋を成形するクロスカット装置と、 前記クロスカット装置の下流に設けられた請求項1に記載の袋搬送装置と、を備える、 製袋機。
- 袋または袋素材に関する不良を検出するための少なくとも1つのセンサと、 前記少なくとも1つのセンサからの出力に基づいて前記不良があるかを判定するようにかつ前記アクチュエータを制御するように構成されたプロセッサと、を備え、 前記プロセッサは、さらに、 前記不良がないとき、前記分離ガイドを前記退避位置に位置させて、不良を有さない袋の前記上流コンベヤから前記下流コンベヤへの搬送を許容し、かつ、前記不良があるとき、前記分離ガイドを前記退避位置から前記進入位置へ移動させて、当該不良を有する袋を前記分離ガイドによって排除するように構成されている、 請求項7に記載の製袋機。
Description
本願は、袋搬送装置、および、これを含む製袋機に関する。 製袋機は、少なくとも1枚のウェブを送りローラによってその長手方向に送り、ウェブを少なくとも1つの加工装置によって加工し(典型的には、ヒートシール装置によってヒートシールし)、ウェブをクロスカット装置によってその幅方向にクロスカットして袋(例えばパウチ)を成形する。 製袋を開始する際、オペレータは、手動にて、ウェブを原反から引き出し、製袋機の下流部分にある送りローラにセットする。それから、オペレータは、製袋機を稼働させて、送りローラにウェブを送らせ、それにより、製袋機に袋を製造させる。 したがって、製袋開始時において上記のようにセットされたウェブは、最上流に位置する加工装置より下流の部分において、必須となる加工の一部または全部を受けることができない。そのため、当該部分から成形された袋は、不良袋として排除されるべきである。 また、加工装置が袋の胴部やガセット部となる袋素材(上述のウェブ等)を適切に加工できてないために、不良袋が成形されることがある。例えば、折曲装置が、袋素材を適切に折り曲げられない結果、折り曲げ不良を有する袋が成形される。別の例として、打抜装置がウェブを打ち抜く際に発生したカスが適切に排除できない結果、カスが混入した袋が成形される。こういった、不良袋はセンサによって検出することができるので、適切に排除されるべきである。 特許文献1の製袋機は、不良袋を排除するための機能を有する。製袋機は、袋を搬送するための上流コンベヤおよび下流コンベヤを備える。下流コンベヤは、上流コンベヤから所定の隙間をあけてその下流に配置されており、当該隙間は不良袋を排除するための領域となる。製袋機は、さらに、当該隙間より上流に設けられ、不良袋を検出するためのセンサと、当該隙間の真上に配置された分離ガイド(ストッパ)と、分離ガイドを上下に直動するためのアクチュエータとを備える。分離ガイドは、上流側に、傾斜面を有する。 製袋機は、センサによって不良袋を検出すると、アクチュエータにより所定のタイミングでストッパを下降させて当該隙間に進入させる。これにより、不良袋は、上流コンベヤから下流コンベヤへ向かって搬送される際に分離ガイドの傾斜面に当たり、傾斜面によって案内されて当該隙間を通じて下方に排除される。 このような従来の構成では、正常な袋が上流コンベヤから下流コンベヤへ適切に受け渡されることが保障されなければならない。したがって、従来の構成は、上流コンベヤと下流コンベヤとの隙間の距離より小さなサイズの袋に対応できない。 製造されるサイズの大きさに合わせて当該隙間の距離を短くすることが考えられる。しかしながら、上記の隙間の距離は、上下に直動される分離ガイドの傾斜面のサイズ、不良袋が上流コンベヤの下流端や下流コンベヤの上流端に干渉することなく排除されるために必要な排除中の袋とのクリアランスなどによって制約を受ける。そのため、従来の構成は、小さい袋には向いていない。 なお、特許文献2に開示の通り、一回のクロスカットによって2以上の袋を一度に成形する多列製袋が知られている。小さなサイズの袋を多列製袋で製造する需要が高い。また、特許文献1の袋搬送装置は、上下寸法が大きくなるという問題があった。 特開2004-160780号公報WO2020/235188 本願は、正常袋を下流に搬送し不良袋を排除するにあたり、小さなサイズの袋に対応可能な配置構造を提供する。 本願は、袋搬送装置を提供し、 前記袋搬送装置は、 袋を搬送するための上流コンベヤ、下流コンベヤ、および、上側コンベヤを備え、 前記下流コンベヤは、前記上流コンベヤから下流に隙間をあけて配置され、 前記上側コンベヤは、前記上流コンベヤおよび前記下流コンベヤの上方に配置され、 前記上側コンベヤは、 ヘッドプーリと、 テールプーリと、 前記ヘッドプーリと前記テールプーリとに巻き回されて前記隙間の上方に渡って袋の搬送方向に延在し、前記搬送方向に直角な横方向に互いに間隔をあけて配置された無端状の複数のベルトと、を備え、 前記袋搬送装置は、さらに、 前記ベルトの輪郭範囲内で前記横方向に延在する基部と前記基部から突出する複数のガイド部とを有する分離ガイドと、 前記分離ガイドを、前記ガイド部が前記ベルトの前記間隔から当該ベルトの外側に出ない退避位置と、袋を前記隙間を通じて排除するために前記ガイド部が当該間隔を通じて当該隙間に進入する進入位置との間で動かすためのアクチュエータと、 前記隙間において前記進入位置より下流に配置され、前記横方向に延在し、前記ベルトに接触して、前記ベルトと協働して袋を前記上流コンベヤから前記下流コンベヤへ受け渡すために駆動される補助ローラと、を備える。 前記袋搬送装置は、さらに、前記上流コンベヤの下流端より上流に設けられ、前記横方向に延在し、前記分離ガイドを直接または間接的に支持する回転シャフトを備え、 前記アクチュエータは、前記分離ガイドを前記回転シャフトの周りに回動させて前記退避位置と前記進入位置との間で動かすように前記分離ガイドに動作可能に接続されているとよい。 前記上流コンベヤは、無端状のベルトを有するベルトコンベヤであって、 前記回転軸は、当該上流コンベヤの前記ベルトの輪郭範囲内で前記横方向に延在しているとよい。 前記ガイド部は、前記分離ガイドが前記進入位置にあるときに、前記隙間内に位置して前記上流コンベアの下流端と対向する凹状に湾曲したガイド面を有してよい。 前記ガイド部の先端部分は、前記分離ガイドが前記進入位置にあるときに、下方向かつ下流方向に延在してよい。 前記補助ローラの直径は、前記上流コンベヤのテールプーリの直径および前記下流コンベヤのヘッドプーリの直径よりも小さくてもよい。 また、本願では、少なくとも1枚のウェブから袋を順次製造する製袋機が提供され、 前記製袋機は、 前記ウェブをその幅方向にクロスカットして袋を成形するクロスカット装置と、 前記クロスカット装置の下流に設けられた請求項1に記載の袋搬送装置と、を備える。 前記製袋機は、さらに、 袋または袋素材に関する不良を検出するための少なくとも1つのセンサと、 前記少なくとも1つのセンサからの出力に基づいて前記不良があるかを判定するようにかつ前記アクチュエータを制御するように構成されたプロセッサと、を備え、 前記プロセッサは、さらに、 前記不良がないとき、前記分離ガイドを前記退避位置に位置させて、不良を有さない袋の前記上流コンベヤから前記下流コンベヤへの搬送を許容し、かつ、前記不良があるとき、前記分離ガイドを前記退避位置から前記進入位置へ移動させて、当該不良を有する袋を前記分離ガイドによって排除するように構成されてもよい。 図1Aは、例示の製袋機の上流および中流部分の概略平面図であり、図1Bは、その概略側面図である。図2Aは、例示の袋搬送装置を示す概略側面図であり、図2Bは、待機状態にある図2Aの袋搬送装置を概略的に示す。図3は、図2Aの袋搬送装置の概略平面図である。図4Aは、ガイド部材が退避位置にある袋搬送装置の概略部分側面図であり、図4Bは、ガイド部材が進入位置にある袋搬送装置の概略部分側面図である。図5Aは、ガイド部材の概略平面図であり、図5Bは、排除構造の概略側面図であり、図5Cは、上流から視たガイド構造の部分概略側面図である。図6は、不良袋を排除するための製袋機の構成を示すブロック図である。図7は、実施形態と比較例とを重畳して示す。 以下、図面を参照して、本願の実施形態が説明される。以下は、本願の単なる例示に過ぎない。図面は、概略的なものにすぎず、正寸で描かれていない場合がある。また、図全体を通して同じ参照符号を使用して同一または類似の構成要素を表していることも理解されたい。 図1A、図1Bの通り、製袋機は、アキュムレータ20およびダンサー機構21を備える。製袋機の最上流において原反1’が配置されている。1枚のウェブ1が原反1’から出され、方向X1に連続的に送られ、アキュムレータ20およびダンサー機構21を経る。ウェブ1は、その過程において、不図示のカッターでその長手方向にスリットされて2つの胴材用のウェブ10,11になる。そして、ウェブ10,11が互いに重ね合わされる。ダンサー機構21は、そのウェブ10,11の搬送を連続送りから間欠送りに適切に切り替えている。 製袋機は、さらに、ウェブ10,11を方向X1に間欠的に送るための送り装置25(駆動ローラ対を含む)を備える。 製袋機は、さらに、間欠送りの度に、ウェブ10,11をヒートシールする縦ヒータ22および横ヒータ23を備える。このヒートシール加工は、三方シールであって、その後に成形された袋100がその三方に沿ってヒートシールされ、残りの一方が開放されるように行われる。 製袋機は、さらに、これらのヒータ22,23の下流に配置された複数のスリッター24を備える。スリッター24は、ウェブ10,11の幅方向、すなわち、送り方向X1に対して直角で水平な横方向Yに間隔をあけて設けられている。5列製袋を提供する本実施形態の製袋機は、4つのスリッター24を備える。ウェブ10,11は、その送りに伴ってスリッター24によってその長手方向にスリットされる。 製袋機は、さらに、これらの構成要素20~25の下流に設けられて、ウェブ10,11をその幅方向にクロスカットするクロスカット装置26を備える。クロスカット装置26は、不図示のアクチュエータによって上下動するクロスカッター260を備える。クロスカット装置26は、間欠送りの停止の度に、クロスカッター260によってウェブ10,11を横方向Y(幅方向)にクロスカットする。これによって、袋100(例えばパウチ)が成形される。 この製袋機は、多列製袋を提供するものであり、1回のクロスカットで複数の(本実施形態では5つの)袋100が同時に成形される。これらの袋100は、横方向Y(ウェブ10,11の幅方向)に並んでいる。 原反1’からクロスカット装置26までの構成は、周知のものが採用されているのでここでの詳細な説明は省略される。例えば、ウェブ10およびウェブ11が1つの大幅のウェブ1から形成されるのではなく、ウェブ10が原反から出され、ウェブ11が別の原反から出されてもよい。また、ノッチやコーナーカット部を形成する工程が追加で行われてもよい。さらに、製袋機は、袋100の胴材となるウェブ10,11に加えて、他の袋素材、例えばガセット(サイドガセット、ボトムガセット、トップガセット等)やチャックなどから袋を製造してもよい。 図2Aの通り、製袋機は、クロスカット装置26の下流に配置され、横方向Yに並んだ袋100を搬送するための袋搬送装置27を備える。袋搬送装置27による袋100の搬送方向はX1で示されている。 袋搬送装置27は、袋100を搬送するために、上流コンベヤ3、下流コンベヤ4、および、上側コンベヤ5を備える。 上流コンベヤ3は、袋100をその下面を支持しながら方向X1へ搬送するベルトコンベヤである。上流コンベヤ3は、ヘッドプーリ30と、テールプーリ31と、互いに横方向Yに間隔をあけてこれらのプーリ30,31に巻き回された複数の無端状のベルト32とを備える。 下流コンベヤ4は、袋100をその下面を支持しながら方向X1へ搬送するベルトコンベヤである。下流コンベヤ4は、上流コンベヤ3から隙間Gをあけて上流コンベヤ3の下流に配置されている。下流コンベヤ4は、ヘッドプーリ40と、テールプーリ41と、駆動プーリ42と、これらのプーリ40~42に巻き回された無端状の平ベルト43と、平ベルト43に外側から係合するテンションプーリ44とを備える。 平ベルト43は、ウェブ10,11の幅よりも大きい幅を有しており、クロスカ