JP-2026076513-A - 鍔付きヘルメット及び鍔体
Abstract
【課題】鍔付きヘルメット及び鍔体を提供する。 【解決手段】ヘルメット本体2と、そのヘルメット本体2に脱着可能に装着される鍔体3とを備え、その鍔体3は、ヘルメット本体2の下縁部外周に装着される環状ベルト部32と、その環状ベルト部32の下縁部から延出される31鍔部とを有することを特徴とする鍔付きヘルメット1を提供する。 【選択図】図1
Inventors
- 伊藤 学
Assignees
- 株式会社 日本パレード
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (7)
- ヘルメット本体と、 前記ヘルメット本体に脱着可能に装着される鍔体とを備え、 前記鍔体は、前記ヘルメット本体の下縁部外周に装着される環状ベルト部と、前記環状ベルト部の下縁部から延出される鍔部とを有することを特徴とする鍔付きヘルメット。
- 前記ヘルメット本体の少なくとも前部に、前記ヘルメット本体と前記鍔体とを着脱可能に連結する連結部が設けられている、請求項1記載の鍔付きヘルメット。
- 前記連結部は、前記ヘルメット本体に設けた帽子固定孔と、前記鍔体に取付けられて、帽子固定孔に挿入される取付ベルトとで構成されている、請求項2記載の鍔付きヘルメット。
- 前記ヘルメット本体の外周面が、静電植毛されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の鍔付きヘルメット。
- 前記ヘルメット本体の、前記環状ベルト部で覆われる部分に通気孔が設けられ、環状ベルト部は通気性を有する材質からなる、請求項1~3のいずれか1項に記載の鍔付きヘルメット。
- 前記ヘルメット本体の、前記環状ベルト部で覆われる部分に、盗難防止用のワイヤーロックを通す孔が設けられている、請求項1~3のいずれか1項に記載の鍔付きヘルメット。
- ヘルメット本体に取付けられる鍔体において、ヘルメット本体の下縁部外周に装着される環状ベルト部と、環状ベルト部の下縁部から延出される鍔部とを有することを特徴とする鍔体。
Description
本発明は、鍔付きヘルメット及び鍔体に関する。 近年、自転車にはヘルメットの着用が努力義務化されたことに伴い、自転車用のヘルメットの需要が増大しつつある。そのような中、自転車を利用する婦人などにおいては、無骨なヘルメットを被ることに抵抗感を感じる人が少なからず存在する。 一方、本出願人は、ヘルメットに帽子をかぶせることによって、ヘルメットの無骨さや違和感を軽減できるようにした帽子付きヘルメットを出願した(特許文献1)。この発明では、帽子とヘルメットを強固に取り付けることによって強風などによってヘルメットから帽子が外れないようにしている。 しかし、上記帽子付きヘルメットでは、ヘルメットの外側全体に帽子を覆いかぶせるようにしているため、全体として大型となり、重量や、製造コストも増大するという欠点があった。 特許第6180014号公報 本発明の実施形態における鍔付きヘルメットの、ヘルメット本体と鍔体の斜視図である。同鍔付きヘルメットの、ヘルメット本体に鍔体を装着した状態の斜視図である。同鍔付きヘルメットの底面図であって、鍔体の把持部がヘルメット本体に挿通した状態である。本発明の別の実施形態における鍔付きヘルメットの、ヘルメット本体と鍔体の斜視図である。同鍔付きヘルメットの、ヘルメット本体に鍔体を装着した状態の斜視図である。 (実施例1) 図1~3には、本発明による鍔付きヘルメットの1実施形態が示されている。 図1、2に示すように、この鍔付きヘルメット1は、ヘルメット本体2と、ヘルメット本体2の下縁部外周に脱着可能にて装着される鍔体3とで構成される。本実施の形態における鍔付きヘルメット1は、道路交通法によって規定され全世代の自転車利用者の着用が努力義務となっているヘルメットを例にして説明する。なお、鍔付きヘルメット1を着用した際の、着用者の前方を前方方向とし、後方を後方方向、左右を左右方向とする。なお鍔体は帽子の意味も含有する。 ヘルメット本体2は、ヘルメットに適した各種の樹脂からなり、人間の頭部にフィットするような略半球状をなし、球面部20と頂部21とを有している。好ましい態様においては、比較的剛性の高い樹脂(繊維強化樹脂も含む)からなるアウターと、その内面に貼着された緩衝性の高い発泡スチロールなどの樹脂からなるインナーとを有している。インナーの内面に更に肌さわりや吸湿性を付与する布生地が貼られていてもよい。 ヘルメット本体2の前方部分には、ほぼ平行に縦に伸びるスリット状の帽子固定孔22、22が形成されている。この帽子固定孔22、22によって後述する鍔体3とヘルメット本体2とを脱着可能に装着させることができる。帽子固定孔22、22より左右側には、ヘルメット本体2の下縁部に沿って周方向に伸びる通気孔23、23が形成されている。なお、通気孔23は本実施例では前方部分のみに形成されているが、側方や後方に形成されていてもよい。ただし、通気孔23は、鍔体3の後述する環状ベルト部32で覆われる部分に設けることが好ましい。さらに通気孔23の形状はスリット状が好ましいが、円形等の孔であってもよい。 さらに、ヘルメット本体2の側方には、ヘルメット本体2を自転車につけて留置する際、ワイヤーロックWを通すための孔24が形成されている。この孔24も、鍔体3の環状ベルト部32で覆われる部分に設けることが好ましい。 ヘルメット本体2の外表面には、鍔体3の模様と共通性があって、鍔体3を装着したときに一体感を付与できるような模様が形成されている。この模様は、ヘルメット本体2の該表面に直接、印刷又は塗布して形成してもよく、そのような模様がふされたフィルムや布生地を貼り付けて形成してよい。この実施形態では、球面部20及び頂部21を覆うように、モザイク柄を有する複数枚の扇状のフィルム25を貼付して模様を形成している。 図3に示すように、ヘルメット本体2の後方部分には、調節具26が取り付けられており、周知であるアジャスター27によるダイアル調節により、伸縮ベルト28を適宜調節し、着用者の後頭部にフィットするように支えることができる。また、ヘルメット本体2の両側内面には、顎紐29の基端部が固定されており、着用者がヘルメット本体2を被ったとき、顎紐29を連結させることによってヘルメット本体2が脱げないようになっている。 そして、ヘルメット本体2の内面にはクッション材Cが固着されており、着用者の頭部に柔らかくフィットさせることができるようになっている。 鍔体3は布製からなり、ヘルメット本体2の外径より広い円環状の鍔部31と、鍔部31の内周の端縁から上方に延出した環状ベルト部32とを有している。環状ベルト部32は、内部にゴムベルト等が通されていて、伸縮可能とされており、常時はヘルメット本体2の下縁部外周より小さい内径を有する。 そして、鍔体3がヘルメット本体2へと装着される際、環状ベルト部32は、伸び縮みすることによりヘルメット本体2の下縁部外周にフィットして装着される。また、環状ベルト部32は、通気性を有する材質で構成されることが好ましい。なお、環状ベルト部32の下縁部内周には、環状をなして内側に延出されたすべり部34が装着されており、環状ベルト部32をヘルメット本体2の外周に装着した際、すべり部34を内側に折り返して、ヘルメット本体2の下縁部に係合させることにより、環状ベルト部32が上方に抜けることが抑制されるようになっている。 環状ベルト部32の前部内面には、一対の取付ベルト33が取り付けられており、この取付ベルト33をヘルメット本体2の帽子固定孔22に外側から挿通し、ヘルメット本体2の内側で、挿通された取付ベルト33の端部同士を例えば面ファスナーや、スナップボタンなどによって連結することにより、鍔体3とヘルメット本体2を連結することが可能となる。この実施形態では、上記取付ベルト33と帽子固定孔22とが、本発明における連結部をなしている。 こうして、環状ベルト部32をヘルメット本体2の下縁部外周に被せ、すべり部34を内側に折り返して、ヘルメット本体2の下縁部に係合させ、取付ベルト33をヘルメット本体2の帽子固定孔22に外側から挿通し、ヘルメット本体2の内側で連結することにより、鍔体3をヘルメット本体2に装着することができる。 この状態で、鍔部31がヘルメット本体2の下縁部から外方に広がり、太陽光を遮る鍔として機能すると共に、ヘルメット本体2の外表面の模様と、鍔体3の模様とがマッチすることにより、全体として一体化した帽子のように見え、ヘルメットの無骨な印象を和らげることができる。そして、鍔体とヘルメット本体として分け、鍔体を帽子としての大型化を抑制することができる。 また、鍔体3の前部に設けた取付ベルト33を、ヘルメット本体2の前部に設けた帽子固定孔22に外側から挿通して固定するので、鍔体3の前部が下方にずり落ちて視界を塞ぐなどの危険性を回避できる。 さらに、ヘルメット本体2に設けた帽子固定孔22、通気孔23及びワイヤーロックを通す孔24は、鍔体3の環状ベルト部32で覆われるため、外観を良好に保つことができる。 さらにまた、環状ベルト部32が通気性を有しているため、通気孔23を通して外気を取り入れたり、汗を発散することができるため、ヘルメット本体2の内部の蒸れを抑制することができる。 なお、この実施形態では、帽子固定孔22及び取付けベルト33からなる連結部が、ヘルメット本体2及び鍔体3の前部にのみ設けられているが、このような連結部をヘルメット本体2及び鍔体3の後部や両側部など複数個所に設けてもよい。 (実施例2) 図4,5には、本発明による鍔付きヘルメットの別の実施形態が示されている。この鍔付きヘルメット1は、基本的には、前記実施形態のヘルメットと同様な構成からなり、共通する構成については、説明を省略又は簡略化することとする。 この鍔付きヘルメット1では、ヘルメット本体2の外表面が静電植毛されたものとなっている。静電植毛によって、より帽子に近いイメージを付与することができる。 また、鍔体3は、前記実施形態と同様な環状ベルト部32を有し、環状ベルト部32から前方に鍔部31が突出していて、鍔部31が全周にない点で前記実施形態とは相違している。 また、鍔体3はフェルトでできている。鍔体3をフェルト製とすることにより、静電植毛されたヘルメット本体2の外表面と調和して一体感が増し、全体としてより帽子に近いイメージを付与することができる。なお、環状ベルト部32もフェルトでできていてもよいが、伸縮性や通気性を付与するため、環状ベルト部は布製であることが好ましい。 以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、鍔体3としては、ヘルメット本体2のサイズに合わせて各種の形態を採用することができる。ヘルメット本体2の外表面の模様と、鍔体3の模様とは、質感や色調など何らかの共通性があって、一体感を付与できるものであれば、必ずしも同じ模様とする必要はない。また、質感や色調など何らかの共通性があって、一体感を付与できるものであって、デザインを変えたものを複数用意することにより、又は、ヘルメット本体2と鍔体3との組合せを変えることにより、形状や模様を変更することが可能である。 さらに、ヘルメット本体2のサイズに適する鍔体3であれば、模様や形状を変更した複数の鍔体3を1つのヘルメット本体2に適用することもでき、利用者は複数種類の鍔体3を別途入手し、そのときの好みに合わせて、鍔付きヘルメット1のデザインを変えることが可能となる。