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JP-2026076519-A - ハニカム構造体

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Abstract

【課題】熱容量の小さい素材を使用する大形のハニカム構造体を提供する。 【解決手段】平板状の金属箔材に波板状の金属箔材が重ねられた素材が巻かれることで形成されたハニカム円柱体101の側面部分がカットされて多角柱状にされたハニカム多角柱体102を複数組み合わせたハニカム組み合わせ体104を有する。 【選択図】図10

Inventors

  • 松岡 寛
  • 守屋 秀樹
  • 石野 公一
  • 野口 宏

Assignees

  • 株式会社 ACR

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (9)

  1. 平板状の金属箔材に波板状の金属箔材が重ねられた素材が巻かれることで形成されたハニカム円柱体の側面部分がカットされて多角柱状にされたハニカム多角柱体を複数組み合わせたハニカム組み合わせ体を有するハニカム構造体。
  2. 請求項1に記載のハニカム構造体において、 前記ハニカム多角柱体は、正六角柱状であり、 前記ハニカム構造体が多角柱状になるように前記ハニカム組み合わせ体の周囲に配置される複数のハニカム整形体を有する、 ハニカム構造体。
  3. 請求項2に記載のハニカム構造体において、 前記ハニカム整形体は、六角柱状又は七角柱状であって、前記ハニカム構造体が正二十四角柱状になるように前記ハニカム組み合わせ体の周囲に配置される、 ハニカム構造体。
  4. 請求項1に記載のハニカム構造体において、 前記ハニカム多角柱体は、正六角柱状であり、 前記ハニカム構造体が円柱状になるように前記ハニカム組み合わせ体の周囲に配置される複数のハニカム整形体を有する、 ハニカム構造体。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のハニカム構造体において、 前記ハニカム組み合わせ体を複数有し、その複数のハニカム組み合わせ体が軸方向に並べられている、 ハニカム構造体。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のハニカム構造体において、 前記ハニカム多角柱体は、周囲に金属箔材が設けられている、 ハニカム構造体。
  7. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のハニカム構造体において、 前記ハニカム構造体は、周囲に金属箔材が設けられている、 ハニカム構造体。
  8. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のハニカム構造体において、 前記ハニカム構造体を構成するハニカム多角柱体及びハニカム整形体は、互いに接着剤又は充填材で結合されている、 ハニカム構造体。
  9. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のハニカム構造体において、 前記ハニカム構造体を構成するハニカム多角柱体及びハニカム整形体には、触媒又はガス吸着材が担持されている、 ハニカム構造体。

Description

この発明は、二酸化炭素や有機溶剤成分などの有害成分を含んだ空気から、有害成分を除去するロータリー式濃縮装置に好適なハニカム構造体に関する。 二酸化炭素や有機溶剤成分などの有害成分を含んだ空気から、有害成分を除去するロータリー式濃縮装置が、特許文献1に開示されている。 ロータリー式濃縮装置では、直径1メートルを超える大形のローターと呼ばれるハニカム構造体が回転駆動される。ハニカム構造体には、常温状態においては有害成分を吸着し、高温状態においては吸着した有害成分を放出する吸着材や、有害成分を浄化する触媒などが担持されている。 ハニカム構造体の前方には、ゾーン区画部材が固設される。このゾーン区画部材によってハニカム構造体が吸着ゾーン、再生ゾーン、冷却ゾーンに区画されている。ハニカム構造体が回転することで、ある部分が吸着ゾーン→再生ゾーン→冷却ゾーン→吸着ゾーン→・・・、と移動する。 ハニカム構造体は、吸着ゾーンでは空気中の有害成分を吸着材が吸着する。そして再生ゾーンでは加熱されることで、吸着材が吸着した有害成分を放出する。そして冷却ゾーンでは冷却されることで、吸着材が再び有害成分を吸着できるようになる。 特開2021-094485号公報 図1は、ロータリー式濃縮装置のモデル図である。図2は、ハニカム円柱体形成工程#101を示す図である。図3は、ハニカム円柱体形成工程#101で形成されたハニカム円柱体の平面図である。図4は、ハニカム多角柱体形成工程#102で形成されたハニカム多角柱体の平面図である。図5は、ハニカム多角柱体の斜視図である。図6は、ハニカム整形体形成工程#103で形成された第1のハニカム整形体の平面図である。図7は、ハニカム整形体形成工程#103で形成された第2のハニカム整形体の平面図である。図8は、ハニカム多角柱体組み合わせ工程#104で形成されたハニカム組み合わせ体の平面図である。図9は、ハニカム多角柱体組み合わせ工程#104で形成されたハニカム組み合わせ体に第1のハニカム整形体を組み合わせたものの平面図である。図10は、ハニカム組み合わせ体に第1のハニカム整形体を組み合わせたもののにさらに第2のハニカム整形体を組み合わせたものの平面図である。 以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。 図1は、ロータリー式濃縮装置のモデル図である。 はじめに、発明の理解を容易にするために、図1を参照して、ハニカム構造体を使用するロータリー式濃縮装置について説明する。 ロータリー式濃縮装置1は、ハニカム構造体10と、ゾーン区画部材20と、メイン流路31と、空気流路32と、第1ファン41と、第2ファン42と、ヒーター50とを有する。 ハニカム構造体10は、無数の微小孔が形成されており、回転駆動されるローターである。ハニカム構造体10は、直径がたとえば1メートルを超える。ハニカム構造体10には、常温状態においては有害成分を吸着し、たとえば200℃程度の高温状態においては吸着した有害成分を放出する吸着材や、有害成分を浄化する触媒などが担持されている。このような吸着材の一例を挙げれば、たとえばアミン系吸収材や疎水性ゼオライトなどがある。 ゾーン区画部材20は、ハニカム構造体10の前面部分に設けられる。ゾーン区画部材20は、たとえば2つのV字を並べた形状であり、ハニカム構造体10を3つのゾーンに区画する。 ゾーン区画部材20によって区画された第1のゾーンは、吸着ゾーン201である。この吸着ゾーン201では、ハニカム構造体に担持されている吸着材が空気中の有害成分を吸着する。 第2のゾーンは、再生ゾーン202である。この再生ゾーン202では、ハニカム構造体が加熱されることで、吸着材が吸着ゾーン201で吸着した有害成分を放出する。これによって、吸着材の吸着性能が再生させられる。 第3のゾーンは、冷却ゾーン203である。この冷却ゾーン203では、ハニカム構造体が冷却されることで、吸着材が再び有害成分を吸着できるようになる。 メイン流路31は、空気の流れる管路であり、ハニカム構造体10の前面側のメイン上流路311と、ハニカム構造体10の背面側のメイン下流路312とを含む。メイン上流路311の先端は、ハニカム構造体10の吸着ゾーン201に向けて開口する。またメイン下流路312の基端も、ハニカム構造体10の吸着ゾーン201に向けて開口する。 空気流路32は、空気の流れる管路であり、ハニカム構造体10の前面側の空気上流路321と、ハニカム構造体10の背面側の空気中流路322と、ハニカム構造体10の前面側の空気下流路323とを含む。空気上流路321の基端は、開口しており空気を取り込む。空気上流路321の先端は、ハニカム構造体10の冷却ゾーン203に向けて開口する。また空気中流路322の基端も、ハニカム構造体10の冷却ゾーン203に向けて開口する。空気中流路322の先端は、ハニカム構造体10の再生ゾーン202に向けて開口する。また空気下流路323の基端も、ハニカム構造体10の再生ゾーン202に向けて開口する。 第1ファン41は、メイン下流路312に配置され、メイン流路31(メイン上流路311及びメイン下流路312)に空気が流れるようにする。 第2ファン42は、空気下流路323に配置され、空気流路32(空気上流路321及び空気中流路322及び空気下流路323)に空気が流れるようにする。 ヒーター50は、空気中流路322に配置され、空気中流路322を流れる空気を加熱する。 以上のような構造であるので、第1ファン41及び第2ファン42及びヒーター50が作動すると、メイン上流路311から吸入された空気は、ハニカム構造体10の吸着ゾーン201を通過する。このとき空気中に含まれる有害成分がハニカム構造体の吸着材に吸着される。そして、有害成分が除かれた空気がメイン下流路312を流れて排出される。 また、空気上流路321を流れた空気は、ハニカム構造体10の冷却ゾーン203を通過する。このとき空気がハニカム構造体10を冷却する。すなわちハニカム構造体10と熱交換する。熱交換によって昇温した空気が空気中流路322を流れて、ヒーター50によってさらに加熱されて高温状態になってハニカム構造体10の再生ゾーン202を通過することで、高温の空気がハニカム構造体10(ハニカム構造体の吸着材)を加熱する。ハニカム構造体の吸着材は、吸着していた有害成分を、高温状態においては放出する特性がある。そのためハニカム構造体の吸着材から、有害成分を含んだ空気が放出される。その放出された空気は、空気下流路323を流れて排出される。 ハニカム構造体10は、回転駆動されるので、ある部分が吸着ゾーン→再生ゾーン→冷却ゾーン→吸着ゾーン→・・・、と移動する。吸着ゾーン201では吸着材が空気中の有害成分を吸着する。続く再生ゾーン202では加熱されることで、吸着材が吸着ゾーン201で吸着した有害成分を放出する。次に冷却ゾーン203では冷却されることで、吸着材の有害成分吸着性能が回復する。 以上のように、ロータリー式濃縮装置1は作動する。ハニカム構造体10のハニカム構造体に担持されている吸着材は、常温状態においては有害成分を吸着し、高温状態においては吸着した有害成分を放出する特性であるので、温度が迅速に昇降することが好ましい。従来は、ハニカム構造体として、無機繊維を用いた不織布をベースにしたものや、セラミックスなどが使用されていた。 これに対して、発明者らは、板厚が30ミクロン程度の金属箔材を使用することに想到した。このような材料は熱容量が小さいので、従来品に比べて温度が迅速に昇降しやすくなるからである。たとえば自動車の排ガス浄化触媒などは、平板状の金属箔材に波板状の金属箔材が重ねられた素材が巻かれて製造される。しかしながら、このような製造方法では、大形の円柱状のハニカム構造体を製造することは困難であった。平板状の金属箔材に波板状の金属箔材が重ねられた素材は軟弱なため、素材が巻かれて半径が大きくなるにつれて、接線方向に作用する力(接線力)が増大することとなって、半径が大きくなるにつれて締まってしまうからである。そのため波板状の金属箔材が潰れやすくなってしまう。 そこで、発明者らは、鋭意研究を重ねることで、多角柱状のハニカム多角柱体を複数組み合わせてハニカム組み合わせ体を形成するとともに、その周囲に複数のハニカム整形体を配置することで略円柱状又は円柱状のハニカム構造体を構成することに想到したのである。 具体的には、以下のように製造する。 (ハニカム円柱体形成工程#101) 図2は、ハニカム円柱体形成工程#101を示す図である。また図3は、ハニカム円柱体形成工程#101で形成されたハニカム円柱体の平面図である。 はじめに、平板状の金属箔材に波板状の金属箔材が重ねられた素材を心材に巻くことでハニカム円柱体を形成する。図2では心材は矢印で示されるように左回転する例が示されている。なお、平板状の金属箔材と波板状の金属箔材との間に、たとえば幅1ミリメートル程度の線状のニッケルロウを所定の間隔をあけて複数列配置することで、平板状の金属箔材と波板状の金属箔材とをロウ付けするとよい。 ハニカム円柱体が大形になると、上述のように、接線力Fが増大して締まってしまい、波板状の金属箔材が潰れやすくなる。そこで、直径は、最大でも400ミリメートル程度までであることが好ましい。また厚さ(軸方向長)は、60~120ミリメートル程度が好ましい。ハニカム構造体の吸着性能を考えると、できるだけ厚いほうが望ましいが、厚すぎては後述の工程で、周辺部分をカットすることが困難になるからである。 以上のハニカム円柱体形成工程#101を経て、図3に示されるようなハニカム円柱体101が形成される。 (ハニカム多角柱体形成工程#102) 図4は、ハニカム多角柱体形成工程#102で形成されたハニカム多角柱体の平面図である。また図5は、ハニカム多角柱体の斜視図である。 次に、ハニカム円柱体形成工程#101で形成したハニカム円柱体101の周辺部分を、たとえば切断砥石などを使用してカットすることで、ハニカム多角柱体102を形成する。ここでは、正六角柱状のハニカム多角柱体102を形成している。 以上のハニカム多角柱体形成工程#102を経て、図4に示されるようなハニカム多角柱体102が形成される。なお図5にはハニカム多角柱体102の斜視図が示されている。 (ハニカム整形体形成工程#103) 図6は、ハニカム整形体形成工程#103で形成された第1のハニカム整形体の平面図である。図7は、ハニカム整形体形成工程#103で形成された第2のハニカム整形体の平面図である。なお以下では図面の煩雑を避けるためにハニカム孔については表示を省略する。 続いて、ハニカム円柱体形成工程#101で形成したハニカム円柱体101を、たとえば切断砥石などを使用してカットすることで、ハニカム整形体を形成する。なお、ハニカム整形体の形状は、後述のハニカム構造体形成工程#104で、ハニカム組み合わせ体の周囲に配置した場合にハニカム構造体が略円柱状又円柱状になる形状である。 本実施形態では、略円柱状のハニカム構造体として、正二十四角柱状のハニカム構造体を製造する。そこで、ハニカム整形体は、ハニカム組み合わせ体の周囲に配置した場合にハニカム構造体が正二十四角柱状になる形状である。 具体的には、第1のハニカム整形体103-1の形状が図6に示されている。なお、図6には6つの第1のハニカム整形体103-1が示されている。 特に、一番下方に示されている第1のハニカム整形体103-1を参照して説明する。第1のハニカム整形体103-1は、左右対称形であって、頂点aから左辺b1及び右辺b2が延びる。左辺b1と右辺b2との挟角は120度である。左辺b1及び右辺b2の長さは、