JP-2026076535-A - 釘打ち防護板
Abstract
【課題】上下方向への貫通穴内への落ち込みを、簡単かつ耐久性に優れた構造にて防止できる釘打ち防護板を提供すること。 【解決手段】釘打ち防護板11は、金属製の板材を半円筒状に曲折加工することで形成されている。釘打ち防護板11は、横材102の貫通穴102aの内径より若干小さい外径を有している。釘打ち防護板11の一方の端部には、周方向の両端縁のそれぞれを円筒の円の接線方向へと矩形の平板状に延出することで、アーム部11aが設けられている。釘打ち防護板11は、他方の端部をもって横材102の貫通穴102aへと上方の開口から挿入されるととともに、一方の端部のアーム部11aが貫通穴102aの上方の開口縁に当接することで、貫通穴102a内への落ち込みが防止される。 【選択図】図7
Inventors
- 田口 裕己
Assignees
- 株式会社オンダ製作所
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (1)
- 上下方向の貫通穴に挿入配置されて、前記貫通穴に挿通される長尺体を釘やビス等の打ち込みから防護するための釘打ち防護板であって、半円筒状をなすとともに、一方の端部において周方向の両端縁のそれぞれには、円筒の円の接線方向へとアーム部が平板状に延出されており、前記アーム部が前記貫通穴の上方の開口縁に当接することで、前記貫通穴内への落ち込みが防止される釘打ち防護板。
Description
本発明は、例えば壁裏側にて貫通穴に配置される給水給湯用配管を、壁表側から打ち込まれる釘やビス等から保護するために用いられる釘打ち防護板に関する。 特許文献1(図4参照)に開示された釘打ち防護板(条材類の保護材)は、半円筒状の金属部材からなり、一方の端部において周方向の両端縁には、外側へと折り返した折り返し片が備えられている。当該釘打ち防護板は、例えば壁裏側に形成された上下方向への貫通穴に挿通されることで、同じく当該貫通穴に挿通された給水給湯用配管を、壁表側から打ち込まれた釘やビス等から保護する。釘打ち防護板は、折り返し片が貫通穴の上方の開口縁に係止されることで、貫通穴内への落ち込みが防止される。 特開2013-124470号公報 釘打ち防護板の正面図。釘打ち防護板の背面図。釘打ち防護板の平面図。釘打ち防護板の底面図。釘打ち防護板の左側面図。釘打ち防護板の右側面図。釘打ち防護板の使用状態を説明する平面図。釘打ち防護板の使用状態を説明する右側面図であり、貫通穴を縦断面にして示す図。 以下、本発明を、給水給湯用配管(長尺体)に用いられる釘打ち防護板に具体化した一実施形態について説明する。 図7および図8に示すように、建築物の壁101の裏側(図7の上方側および図8の右方側)に配置された横材102には、貫通穴102aが形成されている。横断面円形状をなす貫通穴102aには、給水給湯用配管(長尺体)を構成するパイプPが通されている。貫通穴102aにおいて壁101の表側(図7の下方側および図8の左方側)には、壁101の表側から横材102へと打ち込まれる釘やビス等からパイプPを保護するための釘打ち防護板11が挿入配置されている。 図1から図6に示すように、釘打ち防護板11は、例えば金属製の板材を半円筒状に曲折加工することで成形されている。釘打ち防護板11は、横材102の貫通穴102aの内径より若干小さい外径を有しており、パイプPの外形に沿うように弾性変形することが可能である。釘打ち防護板11の一方の端部には、周方向の両端縁のそれぞれを円筒の円の接線方向へと矩形の平板状に延出することで、アーム部11aが設けられている。 一方のアーム部11aの先端部には、貫通孔11bが形成されている。貫通孔11bは、釘打ち防護板11の表面に対し、引っ掛け方式にてメッキ加工する際の吊り金具(図示しない)の引っ掛け用である。 図7および図8に示すように、釘打ち防護板11は、他方の端部をもって横材102の貫通穴102aへと上方の開口から挿入されるととともに、一方の端部のアーム部11aが貫通穴102aの上方の開口縁に当接することで、貫通穴102a内への落ち込みが防止される。 このように、貫通穴102a内への落ち込みを、円筒の接線方向へと平板状に延出するアーム部11aによって防止する構成では、例えば引用文献1の技術(折り返し片)のような、面倒な折り返しの加工が必要でないし、耐久性が低下しがちな折り返しの部分も生じない。 なお、釘打ち防護板11の両側縁には、それぞれ一対の切り欠き11cが形成されている。各一対の切り欠き11cは、結束バンドBで釘打ち防護板11とパイプPとを共締めする際に、結束バンドBの案内として用いられる。 (別例) 前記実施形態は、例えば以下のように変更できる。 〇アーム部11aを、円筒の円の接線方向へと三角形の平板状や半円形の平板状に延出して形成すること。 〇貫通孔11bを削除すること。 〇切り欠き11cを削除すること。 〇釘打ち防護板11に係る「半円筒」とは、1/5円筒から4/5円筒の範囲も含み、望ましくは1/4円筒から3/4円筒の範囲であると、さらに望ましくは1/3円筒から2/3円筒の範囲であると、釘やビス等の打ち込みに対する防護性と、貫通穴102aへの挿入のし易さとを高次元で両立できる。 (付記) 前記実施形態から把握できる技術的思想について記載すると、前記半円筒状は1/5円筒から4/5円筒のことである請求項1に記載の釘打ち防護板。