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JP-2026076544-A - 回転電機の回転子及び回転子の製造方法

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Abstract

【課題】磁石挿入孔と磁石との隙間が小さくても、磁石挿入孔内に磁石を自動挿入することができる回転電機の回転子を提供する。 【解決手段】軸方向に貫通する複数の磁石挿入孔内に磁石が挿入される回転電機の回転子であって、磁石は、回転子の軸方向に沿って配置される複数の側面のうちの第1側面と軸方向の一方端面とが交差する角部を面取り加工した第1面取り部と、回転子の軸方向に沿って配置される複数の側面のうちの第1側面に隣接して配置される第2側面と一方端面とが交差する角部を面取り加工した第2面取り部と、を有する。 【選択図】図9

Inventors

  • 以頭 尚樹
  • 岩澤 克彦
  • 櫛谷 正志
  • 本田 洋介
  • 大久保 匠馬

Assignees

  • 本田技研工業株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (9)

  1. 軸方向に貫通する複数の磁石挿入孔内に磁石が挿入される回転電機の回転子であって、 前記磁石は、 前記回転子の軸方向に沿って配置される複数の側面のうちの第1側面と前記軸方向の一方端面とが交差する角部を面取り加工した第1面取り部と、 前記回転子の軸方向に沿って配置される複数の側面のうちの第1側面に隣接して配置される第2側面と前記一方端面とが交差する角部を面取り加工した第2面取り部と、を有する、回転電機の回転子。
  2. 前記第1面取り部及び前記第2面取り部の面取り量は、前記磁石挿入孔の内壁面に形成される段差の突出量よりも大きい、請求項1に記載の回転電機の回転子。
  3. 回転電機の回転子に形成される磁石挿入孔に磁石を挿入する回転子の製造方法であって、 前記磁石は、 前記回転子の軸方向に沿って配置される複数の側面のうちの第1側面と前記軸方向の一方端面とが交差する角部を面取り加工した第1面取り部と、 前記回転子の軸方向に沿って配置される複数の側面のうちの第1側面に隣接して配置される第2側面と前記一方端面とが交差する角部を面取り加工した第2面取り部と、を有し、 前記磁石の前記第1側面及び前記第2側面に当接する2つの内側面を基準面とする位置決め治具によって前記磁石を位置決めする位置決め工程と、 前記磁石を位置決めした前記位置決め治具の前記基準面が、前記磁石挿入孔の開口部における隣接する2辺の位置と一致するように位置合わせする位置合わせ工程と、 前記位置決め治具の前記基準面の位置と前記開口部の前記2辺の位置とが一致した状態で、前記位置決め治具から前記磁石を押し出して、前記磁石挿入孔内に挿入する挿入工程と、を有する、回転子の製造方法。
  4. 前記第1面取り部及び前記第2面取り部の面取り量は、前記磁石挿入孔の内壁面に形成される段差の突出量よりも大きい、請求項3に記載の回転子の製造方法。
  5. 前記位置決め工程は、前記磁石を、支持装置によって前記位置決め治具の前記2つの内側面に押し付けることによって、前記磁石を前記位置決め治具に支持する、請求項3又は4に記載の回転子の製造方法。
  6. 前記位置決め工程は、前記磁石を、前記支持装置によって前記位置決め治具の前記2つの内側面に弾性的に押し付ける、請求項5に記載の回転子の製造方法。
  7. 前記位置決め工程は、前記支持装置を前記磁石に対して点接触もしくは線接触させることによって、前記磁石を前記位置決め治具の前記2つの内側面に押し付ける、請求項5に記載の回転子の製造方法。
  8. 前記位置決め工程は、前記磁石の前記第1側面及び前記第2側面を前記位置決め治具の前記2つの内側面にそれぞれ押し付ける押し付け荷重に差を設ける、請求項5に記載の回転子の製造方法。
  9. 前記挿入工程は、前記磁石挿入孔に向けて押し出された前記磁石の移動に従動して、前記支持装置の先端部を回転させる、請求項5に記載の回転子の製造方法。

Description

本発明は、回転電機の回転子及び回転子の製造方法に関する。 従来、回転電機の回転子を製造する技術として、着磁治具に挿入された磁石を回転子の端部に嵌合し、磁石を着磁治具から押し出して、回転子の磁石挿入孔内に移送する技術(例えば、特許文献1参照)、回転子の磁石挿入孔内に磁石を挿入し、さらに磁石挿入孔内に樹脂組成物を充填する技術(例えば、特許文献2参照)等が知られている。 特開2004-270544号公報特許第7451829号公報 回転電機の断面図である。回転子の断面図である。本実施形態に係る回転子の製造装置の概要を示す構成図である。本実施形態に係る回転子の製造装置の要部の側面図である。本実施形態に係る回転子の製造装置の要部の平面図である。本実施形態に係る回転子の製造装置の位置決め治具と開口部位置取得装置との関係を説明する模式図である。本実施形態に係る回転子の製造装置のブロック図である。磁石挿入孔の開口部を示す図である。磁石の斜視図である。回転子の製造装置の位置決め治具に位置決めされた磁石を位置決め治具の下方から見た図である。磁石の面取り部のすくい角及びすくい量を説明する図である。図9の磁石を位置決め治具に位置決めした状態で磁石挿入孔内に挿入する状態を説明する図である。本実施形態に係る回転子の製造方法を説明するフローチャートである。位置決め治具に磁石を位置決めした状態を示す平面図である。磁石の基準面の位置と磁石挿入孔の開口部の2辺の位置とが一致した状態を示す図である。位置決め治具の磁石を回転子の磁石挿入孔に位置決めした状態を示す側面図である。位置決め治具の磁石を回転子の磁石挿入孔に挿入する様子を示す側面図である。位置決め治具の磁石を回転子の磁石挿入孔に挿入する様子を示す側面図である。位置決め治具の磁石を回転子の磁石挿入孔に挿入する様子を示す側面図である。磁石の面取り部の他の例を示す側面図である。 以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1に示すように、回転電機1は、固定子2と、回転子3とを有して構成される。 固定子2は、薄い電磁鋼板が複数積層された積層体からなる固定子コア21を有する。固定子コア21は、中心に軸方向(図1の紙面に対する垂直方向)に貫通する軸孔22と、軸孔22の周囲に放射状に配列される複数のティース23と、隣り合うティース23,23の間に形成され、軸孔22及び固定子コア21の軸方向の両端面に向けて開口する形状の複数のスロット24と、を有する。スロット24には、それぞれコイルが挿入される。図1ではコイルを省略している。 回転子3は、図1及び図2に示すように、回転軸31と、回転軸31の外周面に円筒状に設けられる回転子コア32と、を有する。回転軸31は、固定子2に回転可能に支持される。回転子コア32は、薄い電磁鋼板が複数積層された積層体からなり、外周面が固定子コア21のティース23に近接するように軸孔22内に配置される。 回転子コア32には、図1及び図2に示すように、回転子コア32の周方向に沿って複数の磁石挿入孔33が設けられる。磁石挿入孔33は、回転子コア32の軸方向(図1の紙面に対する垂直方向、図2の左右方向)に貫通して形成され、回転子コア32の軸方向の両端面に四角形状に開口している。本実施形態の回転子コア32は、V字状に配置された1対の磁石挿入孔33,33が、回転子コア32の周方向に沿って8対形成されているが、磁石挿入孔33の数及び配置形態は特に問わない。 磁石挿入孔33内には、それぞれ直方体形状の磁石34が挿入されている。回転子コア32の軸方向に直交する方向に沿う磁石34の断面形状は、磁石挿入孔33の開口部形状に沿うように四角形に形成されている。磁石挿入孔33内にそれぞれ磁石34が挿入された回転子コア32の軸方向の両端面には、図2に示すように、それぞれ端板35,35が設けられ、磁石挿入孔33を塞いでいる。なお、磁石34の具体的構成については、さらに後述する。 次に、磁石34を回転子コア32の磁石挿入孔33に挿入する製造装置100について、図3~図8を参照して説明する。製造装置100は、回転子コア32を載置する載置台110と、ロボット120と、位置決め治具130と、撮像装置140と、押出装置150と、支持装置160と、制御装置170と、を有して構成される。 載置台110は、磁石34を挿入する前の回転子コア32を載置する載置面111を有する。回転子コア32は、載置面111に対して回転子コア32の軸方向が垂直になるように載置台110上に載置され、固定支持される。 ロボット120は、第1アーム122、第2アーム123及び第3アーム124を回転可能に備える搬送装置である。第1アーム122は、図示しない基台に設けられる第1軸121の周りに回転可能に設けられる。第2アーム123は、第1アーム122の先端に水平方向に回転可能に接続される。第3アーム124は、第2アーム123の先端に上下方向に移動可能に設けられる。第3アーム124の下端部には、搭載台125が取り付けられている。第1アーム122、第2アーム123及び第3アーム124は、ロボットモータ126(図7参照)の駆動によって動作し、搭載台125を、載置台110上の水平方向及び上下方向の任意の位置に移動させる。搭載台125には、後述する位置決め治具130、撮像装置140、押出装置150及び支持装置160が共に搭載されている。 位置決め治具130は、図5に示すように、平面視L型に形成された金属部材からなる。断面四角形状の磁石34は、回転子3の軸方向、すなわち、磁石34を回転子コア32の磁石挿入孔33に挿入する際の挿入方向に沿って配置される側面のうちの隣接する第1側面341と第2側面342とを有する。第1側面341と第2側面342とは、直角に交差する側面である。位置決め治具130は、この磁石34の第1側面341と第2側面342とにそれぞれ当接する2つの内側面131,132を有する。2つの内側面131,132は、磁石34を回転子コア32の磁石挿入孔33に挿入する際の挿入方向に沿って配置され、且つ直角に交差する面であり、磁石34を位置決めする際の基準面を構成する。位置決め治具130は、2つの内側面131,132の面方向(図4における上下方向、図5の紙面に対する垂直方向)が、それぞれ載置台110の載置面111に対して垂直に配置される姿勢で、搭載台125に固定されている。 撮像装置140は、例えば、2次元画像を撮像可能なカメラによって構成される。撮像装置140は、載置台110の載置面111に載置される回転子コア32の磁石挿入孔33の位置を個別に撮像する。撮像装置140は、後述する制御装置170との協働によって、磁石挿入孔33の開口部33aの位置情報を取得する開口部位置取得装置を構成する。開口部33aの位置情報は、磁石挿入孔33の四角形の開口部33aにおいて直角に交差する2辺の位置情報である。撮像装置140は、下方を撮像可能となるように、搭載台125に固定されている。撮像装置140は、図6に示すように、位置決め治具130に対して所定の距離Lだけ水平方向に離隔して配置されている。すなわち、位置決め治具130に対する撮像装置140の位置は、不変の固定値である距離Lに規定されている。 押出装置150は、図3及び図4に示すように、搭載台125において、位置決め治具130の上方に固定されている。押出装置150は、下方に向けて突出可能な押し出しピン151を有する。押し出しピン151は、図示しないアクチュエータ等の駆動源の動作によって下方に向けて突出し、位置決め治具130に位置決めされる磁石34を下方に押し出す。 支持装置160は、図4及び図5に示すように、第1の支持装置160Aと第2の支持装置160Bとによって構成される。第1の支持装置160A及び第2の支持装置160Bは、搭載台125における同一の水平面上に、移動方向が互いに直交する向きとなるように配置されている。詳しくは、図5に示すように、第1の支持装置160Aは、位置決め治具130の近傍に、位置決め治具130の一方の内側面131に対向して配置され、第2の支持装置160Bは、位置決め治具130の近傍に、位置決め治具130の他方の内側面132に対向して配置されている。第1の支持装置160Aは、図示しない移動機構によって、位置決め治具130の一方の内側面131に向けて前進及び後退移動可能に設けられる。第2の支持装置160Bは、図示しない移動機構によって、位置決め治具130の他方の内側面132に向けて前進及び後退移動可能に設けられる。 第1の支持装置160Aと第2の支持装置160Bとは同一構造である。第1の支持装置160A及び第2の支持装置160Bにおいて、ブラケット161は、平行に配置される前支持板161a及び後支持板161bを有する。前支持板161aと後支持板161bとに亘って、角柱部162が貫通して設けられている。位置決め治具130に向かう角柱部162の先端には、ローラ支持部163が設けられている。ローラ支持部163には、水平に延びる回転軸を中心に回転可能なドラム状のローラ165が支持されている。第1の支持装置160Aのローラ165は、位置決め治具130の一方の内側面131に向けて突出するように配置されている。第2の支持装置160Bのローラ165は、位置決め治具130の他方の内側面132に向けて突出するように配置されている。 角柱部162は円板状のボス部162aを有する。ボス部162aは、角柱部162における前支持板161aと後支持板161bとの間の部位に固定されている。ボス部162aと後支持板161bとの間には、バネ機構164が設けられている。バネ機構164は、角柱部162の外周に設けられる圧縮ばね164aを有して構成される。ローラ165に荷重が掛かると、ローラ支持部163を介して角柱部162が後方に移動し、ボス部162aが後支持板161bとの間で圧縮ばね164aを圧縮させる。これによって、ローラ165が後方に向けて弾性的に移動する。ローラ165に掛かる荷重が解除されると、圧縮ばね164aは弾性復帰し、角柱部162が前方に向けて移動する。 なお、角柱部162の後端部には、ねじ部162bが設けられ、後支持板161bを貫通している。ねじ部162bにはナット162cが螺合している。これによって、角柱部162に前方に向かう圧縮ばね164aの付勢力が作用しても、ナット部162cが後支持板161bに当接し、角柱部162の前方への移動が規制されるようになっている。 制御装置170は、CPU(Central Processing Unit)を有して構成され、製造装置100の全体の動作を制御する。詳しくは、制御装置170は、ロボット120の各アーム122~124をそれぞれ動作させるロボットモータ126(図7参照)の駆動を制御して、搭載台125を任意の位置に移動させる。制御装置170は、撮像装置140が撮像した磁石挿入孔33の四角形の開口部33aの画像を取り込み、その画像から、図8に示すように、開口部33aの周縁のうちの隣接する2辺331,332の位置情報を取得する。2辺331,332は、開口部33aにおいて互いに直交する2つの辺である。2辺331,332の位置情報は、撮像装置140によって開口部33aが撮像されたときに、各アーム122~124を駆動するロボットモータ126から検出されるモータ位置情報から求められる。モータ位置情報は、ロボットモータ126に設けられるエンコーダ等の位置検出器(図示せず)から検出される検出値である。制御装置170は、押出装置150の駆動源の動作を制御し、これによって押し出しピン151の押し出し動作を制御する。さらに、制御装置170は、支持装置160の移動機構の動作を制御し、第1の支持装置160A及び第2の