JP-2026076546-A - 車両用灯具
Abstract
【課題】複数の発光素子からの直射光を、透光部材を介して灯具前方へ向けて照射することにより、灯具配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、配光ムラの発生を抑制する。 【解決手段】6つの発光素子30A~30Fからの直射光を、車幅方向に並列に配置された6つの投影レンズ部22A~22Fを備えた透光部材20を介して灯具前方へ向けて照射することにより、灯具配光パターンを形成する構成とする。その上で、透光部材20として、6つの投影レンズ部22A~22Fに対して車幅方向に並んだ状態で配置された追加投影レンズ部24を備えた構成とし、かつ、この追加投影レンズ部24の灯具後方側に第2発光素子40が追加配置された構成とする。そして、この第2発光素子40の追加点灯により、上記灯具配光パターンと重複する横長の追加配光パターンを追加的に形成するようにする。 【選択図】図1
Inventors
- 羽鳥 圭斗
Assignees
- 株式会社小糸製作所
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (5)
- 複数の発光素子からの直射光を、透光部材を介して灯具前方へ向けて照射することにより、灯具配光パターンを形成するように構成された車両用灯具において、 上記透光部材は、車幅方向に並列に配置された複数の投影レンズ部を備えており、 上記複数の発光素子は、上記複数の投影レンズ部の灯具後方側に配置されており、 上記複数の投影レンズ部は、上記複数の発光素子からの出射光を透光制御することにより、上記灯具配光パターンとして、複数の小配光パターンが部分的に重複した状態で連鎖する配光パターンを形成するように構成されており、 上記透光部材は、上記複数の投影レンズ部に対して車幅方向に並んだ状態で配置された追加投影レンズ部を備えており、 上記追加投影レンズ部の灯具後方側に、第2発光素子が追加配置されており、 上記追加投影レンズ部は、上記第2発光素子からの出射光を透光制御することにより、上記灯具配光パターンと重複する横長の追加配光パターンを形成するように構成されている、ことを特徴とする車両用灯具。
- 上記複数の発光素子は、一部の発光素子のみが選択的に点灯し得るように構成されており、 上記第2発光素子は、上記複数の発光素子が全て点灯しているときのみ点灯するように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
- 上記追加投影レンズ部は、上記追加配光パターンを、上記灯具配光パターン全体を覆う配光パターンとして形成するように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
- 上記複数の投影レンズ部は、上記複数の小配光パターンを、灯具正面方向から離れた位置に形成される小配光パターンほど横長の配光パターンとして形成するように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
- 上記複数の発光素子および上記第2発光素子は、共通の基板に搭載されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
Description
本願発明は、透光部材を備えた車両用灯具に関するものである。 従来より、車両用灯具の構成として、複数の発光素子からの直射光を、透光部材を介して灯具前方へ向けて照射することにより、灯具配光パターンを形成するように構成されたものが知られている。 「特許文献1」には、このような直射型の車両用灯具において、その透光部材の構成として、車幅方向に並列に配置された複数の投影レンズ部を備えたものが記載されている。 この「特許文献1」に記載された車両用灯具からの照射光によって形成される灯具配光パターンは、複数の発光素子からの出射光を複数の投影レンズ部によって透光制御することにより形成される複数の小配光パターンの合成配光パターンとして構成されている。 特開2024-110502号公報 本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す平断面図上記車両用灯具の主要構成要素を示す平断面図上記主要構成要素を示す部分断面斜視図(a)は、上記車両用灯具からの照射光により形成される灯具配光パターンおよび追加配光パターンと、上記車両用灯具と対をなすべき車両用灯具からの照射光により形成される灯具配光パターンおよび追加配光パターンと、の合成配光パターンとして形成されるハイビーム用の付加配光パターンを透視的に示す図、(b)は、上記付加配光パターンをその一部が欠落した状態で示す図(a)は、上記車両用灯具からの照射光により形成される灯具配光パターンおよび追加配光パターンを示す図、(b)は、上記車両用灯具と対をなすべき車両用灯具からの照射光により形成される灯具配光パターンおよび追加配光パターンを示す図上記実施形態の変形例を示す、図1と同様の図上記変形例の作用を示す図であって、(a)は図4(a)と同様の図、(b)は図5(a)と同様の図、(c)は図5(b)と同様の図、 以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。 図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具10を示す平断面図である。また、図2、3は、車両用灯具10の主要構成要素を示す平断面図および部分断面斜視図である。 図1~3において、Xで示す方向が車両用灯具10としての「前方」(車両としても「前方」)であり、Yで示す方向が「前方」と直交する「左方向」(車両としても「左方向」であるが灯具正面視では「右方向」)であり、Zで示す方向が「上方向」である。図1~3以外の図においても同様である。 図1に示すように、車両用灯具10は、車両の右前端部に配置される灯具であって、ランプボディ12とその前端開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、透光部材20と6つの発光素子30A、30B、30C、30D、30E、30Fと第2発光素子40とが収容された構成となっている。そして、この車両用灯具10は、6つの発光素子30A~30Fおよび第2発光素子40からの直射光を、透光部材20を介して灯具前方へ向けて照射することにより、灯具配光パターンおよび追加配光パターン(これらについては後述する)を形成するように構成されている。 図2、3にも示すように、透光部材20は、車幅方向に並列に配置された6つの投影レンズ部22A、22B、22C、22D、22E、22Fと追加投影レンズ部24とが配置された構成となっている。具体的には、6つの投影レンズ部22A~22Fは、車幅方向外側からこの順番で略等間隔で配置されており、追加投影レンズ部24は、これら6つの投影レンズ部22A~22Fの車幅方向外側に配置されている。 透光部材20の前面20aは、車幅方向に延びる凸シリンドリカル曲面で構成されている。一方、透光部材20の後面20bは、6つの投影レンズ部22A~22Fおよび追加投影レンズ部24の各々に位置する部分が上下方向に延びる凸シリンドリカル曲面で構成されている。 図1に示すように、透光部材20は、6つの投影レンズ部22A~22Fおよび追加投影レンズ部24の車幅方向両側に形成された左右1対のフランジ部20cにおいてランプボディ12に支持されている。 なお、上記灯室内には、透光部材20の周辺部を灯具前方側から覆うエクステンションパネル16が配置されている。このエクステンションパネル16には、6つの投影レンズ部22A~22Fおよび追加投影レンズ部24を囲む横長矩形状の開口部16aが形成されている。そして、このエクステンションパネル16は、透光カバー14の周囲においてランプボディ12に支持されている。 6つの発光素子30A~30Fおよび第2発光素子40は、6つの投影レンズ部22A~22Fおよび追加投影レンズ部24の灯具後方側に配置された状態で共通の基板50に搭載されている。この基板50は、灯具正面方向と直交する鉛直面に沿って車幅方向に延びるように配置されており、その左右両端部においてランプボディ12に支持されている。 6つの発光素子30A~30Fは、いずれも白色発光ダイオードであって、その発光面30aは同一サイズの矩形状(例えば正方形)の外形形状を有している。そして、これら6つの発光素子30A~30Fは、その発光面30aを灯具正面方向へ向けた状態で配置されている。 第2発光素子40も、白色発光ダイオードであって、その発光面40aは発光面30aよりもひと回り大きい矩形状(例えば正方形)の外形形状を有している。そして、この第2発光素子40も、その発光面40aを灯具正面方向へ向けた状態で配置されている。 車両用灯具10は、6つの発光素子30A~30Fからの出射光を6つの投影レンズ22A~22Fを介して灯具前方へ向けて照射することにより6つの小配光パターンを形成し、その合成配光パターンとして上記灯具配光パターンを形成するように構成されている。また、車両用灯具10は、第2発光素子40からの出射光を追加投影レンズ部24を介して灯具前方へ向けて照射することにより上記追加配光パターンを形成するように構成されている。 6つの投影レンズ部22A~22Fのうち右から2番目(灯具正面視では左から2番目)の投影レンズ部22Bは、その後面22Bbを構成する凸曲面が左右対称の表面形状を有している。また、6つの発光素子30A~30Fのうち右から2番目の発光素子30Bは、左右方向に関して投影レンズ部22Bの真後ろの位置に配置されている。そして、投影レンズ部22Bは、発光素子22Bからの出射光を透光部材20の前面20aから略灯具正面方向へ向けて平行光として出射させるように、その後面22Bbを構成する凸曲面の曲率が設定されている。 すなわち、投影レンズ部22Bは、灯具前後方向に延びる光軸Axbを有しており、発光素子30Bは、その発光中心が平面視において投影レンズ部22Bの後側焦点Fbに位置するように配置されている。 右端部に位置する投影レンズ部22Aは、その後面22Abを構成する凸曲面が灯具後方へ向けてやや右側に傾斜した表面形状を有している。また、右端部に位置する発光素子30Aは、投影レンズ部22Aの真後ろからやや右側に変位した位置に配置されている。そして、投影レンズ部22Aは、発光素子30Aからの出射光を透光部材20の前面20aから灯具正面方向に対してやや左側に傾斜した方向へ向けて左右方向に多少拡散する光として出射させるように、その後面22Abを構成する凸曲面の曲率が設定されている。 すなわち、投影レンズ部22Aは、灯具前後方向に延びる仮想軸線Lに対して左側に角度θa傾斜した光軸Axaを有しており、その後側焦点Faは後側焦点Fbよりも灯具後方側に位置している。 一方、右から3番目に位置する投影レンズ部22Cは、その後面22Cbを構成する凸曲面が灯具後方へ向けてやや左側に傾斜した表面形状を有している。また、右から3番目に位置する発光素子30Cは、投影レンズ部22Cの真後ろからやや左側に変位した位置に配置されている。そして、投影レンズ部22Cは、発光素子30Cからの出射光を透光部材20の前面20aから灯具正面方向に対してやや右側に傾斜した方向へ向けて平行光として出射させるように、その後面22Cbを構成する凸曲面の曲率が設定されている。 すなわち、投影レンズ部22Cは、仮想軸線Lに対して左側に角度θc(θc=θa)傾斜した光軸Axcを有しており、その後側焦点Fcは後側焦点Fbよりも灯具後方側に位置している。 右から4番目に位置する投影レンズ部22Dは、その後面22Dbを構成する凸曲面が灯具後方へ向けて投影レンズ部22Cよりもさらに左側に傾斜した表面形状を有している。また、右から4番目に位置する発光素子30Dは、投影レンズ部22Dの真後ろからさらに左側に変位した位置に配置されている。そして、投影レンズ部22Dは、発光素子30Dからの出射光を透光部材20の前面20aから灯具正面方向に対してさらに右側に傾斜した方向へ向けて平行光として出射させるように、その後面22Dbを構成する凸曲面の曲率が設定されている。 すなわち、投影レンズ部22Dは、仮想軸線Lに対して左側に角度θd(θd>θc)傾斜した光軸Axdを有しており、その後側焦点Fdは後側焦点Fcよりもさらに灯具後方側に位置している。 右から5番目に位置する投影レンズ部22Eは、その後面22Ebを構成する凸曲面が灯具後方へ向けて投影レンズ部22Dよりもさらに左側に傾斜した表面形状を有している。また、右から5番目に位置する発光素子30Eは、投影レンズ部22Eの真後ろからさらに左側に変位した位置に配置されている。そして、投影レンズ部22Eは、発光素子30Eからの出射光を透光部材20の前面20aから灯具正面方向に対してさらに右側に傾斜した方向へ向けて平行光として出射させるように、その後面22Ebを構成する凸曲面の曲率が設定されている。 すなわち、投影レンズ部22Eは、仮想軸線Lに対して左側に角度θe(θe>θd)傾斜した光軸Axeを有しており、その後側焦点Feは後側焦点Fdよりもさらに灯具後方側に位置している。 左端部に位置する投影レンズ部22Fは、その後面22Fbを構成する凸曲面が灯具後方へ向けて投影レンズ部22Eよりもさらに左側に傾斜した表面形状を有している。また、左端部に位置する発光素子30Fは、投影レンズ部22Fの真後ろからさらに左側に変位した位置に配置されている。そして、投影レンズ部22Fは、発光素子30Fからの出射光を透光部材20の前面20aから灯具正面方向に対してさらに右側に傾斜した方向(具体的には灯具正面方向から20°程度傾斜した方向)へ向けて平行光として出射させるように、その後面22Fbを構成する凸曲面の曲率が設定されている。 すなわち、投影レンズ部22Fは、仮想軸線Lに対して左側に角度θf(θf>θe)傾斜した光軸Axfを有しており、その後側焦点Ffは後側焦点Feよりもさらに灯具後方側に位置している。 追加投影レンズ部24は、その後面24bを構成する凸曲面が左右対称の表面形状を有している。また、第2発光素子40は、左右方向に関して投影レンズ部24の真後ろから左側に変位した位置に配置されている。そして、追加投影レンズ部24は、第2発光素子40からの出射光を透光部材20の前面20aから灯具正面方向に対して右寄りの方向へ向けて水平拡散光として出射させるように、その後面24bを構成する凸曲面の曲率が設定されている。 すなわち、追加投影レンズ部24は、平面視において灯具前後方向に延びる光軸Ax2を有しており、その後側焦点F2は、基板50よりも灯具後方側に位置している。 なお、6つの発光素子30A~30Fおよび第2発光素子40は、上下方向に関しては6つの投影レンズ部22A~22Fおよび追加投影レンズ部24の真後ろからやや下方に変位した位置に配置されており、これにより透光部材20からの出射光を灯具正面方向に対してやや上向き(例えば1°程度上向き)にするように構成されている。 本実施形態に係る車両用灯具10においては、6つの発光