JP-2026076554-A - 光学系
Abstract
【課題】小型化の要求を満足しながらも、良好な光学特性を備える光学系を提供する。 【解決手段】 物体側から像側に向かって順に、第1レンズL1と、正の屈折力を有する第2レンズL2と、負の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、正の屈折力を有する第6レンズL6と、正の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とから構成され、第1レンズL1は、焦点可変レンズであり、第3レンズL3は、近軸において像側が凹面であり、第4レンズL4は、近軸において物体側が凹面であり、第5レンズL5は、近軸において像側が凸面であり、第7レンズL7は、近軸において像側が凸面であり、第8レンズL8は、近軸において像側が凹面である。 【選択図】図1
Inventors
- 山村 勉
Assignees
- カンタツ株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (7)
- 物体側から像側に向かって順に配置された、 第1レンズと、 正の屈折力を有する第2レンズと、 負の屈折力を有する第3レンズと、 負の屈折力を有する第4レンズと、 正の屈折力を有する第5レンズと、 正の屈折力を有する第6レンズと、 正の屈折力を有する第7レンズと、 負の屈折力を有する第8レンズとから構成され、 前記第1レンズは、焦点可変レンズであり、 前記第3レンズは、近軸において像側が凹面であり、 前記第4レンズは、近軸において物体側が凹面であり、 前記第5レンズは、近軸において像側が凸面であり、 前記第7レンズは、近軸において像側が凸面であり、 前記第8レンズは、近軸において像側が凹面であることを特徴とする光学系。
- 以下の条件式(1)を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 (1)1.0<νd6/(νd7+νd8)<1.9 ただし、 νd6:第6レンズのd線に対するアッべ数、 νd7:第7レンズのd線に対するアッべ数、 νd8:第8レンズのd線に対するアッべ数、 とする。
- 以下の条件式(2)を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 (2)2.5<(T2/f2)×100<11.0 ただし、 T2:第2レンズの光軸上の厚み、 f2:第2レンズの焦点距離、 とする。
- 以下の条件式(3)を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 (3)0.25<f7/f<0.95 ただし、 f7:第7レンズの焦点距離、 f:光学系全系の焦点距離、 とする。
- 以下の条件式(4)を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 (4)0.25<r5/f<0.85 ただし、 r5:第3レンズの物体側の面の近軸曲率半径、 f:光学系全系の焦点距離、 とする。
- 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 (5)-0.65<r10/f<-0.15 ただし、 r10:第5レンズの像側の面の近軸曲率半径、 f:光学系全系の焦点距離、 とする。
- 以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1に記載の光学系。 (6)-1.00<r10/f5<-0.25 ただし、 r10:第5レンズの像側の面の近軸曲率半径、 f5:第5レンズの焦点距離、 とする。
Description
本発明は、撮像装置に使用されるCCDセンサやC-MOSセンサの固体撮像素子上に被写体の像を結像させる光学系に関するものである。 近年、家電製品や情報端末機器、自動車等、様々な製品にカメラ機能が搭載されるようになった。特に自動車には複数のカメラが搭載され、自動車の安全性の向上と共に運転者の利便性の向上が図られている。今後も、カメラ機能を融合させた様々な商品開発が進んでいくものと考えられる。また、製品は、小型でありながらも高い解像性能が求められる。 このような製品に搭載される光学系は、レンズを合焦させる場合、1つまたは複数のレンズフォーカス群を光軸方向に移動させることで無限遠から最短撮影距離までを合焦させる。この際、レンズフォーカス群の光軸方向への移動スペースを確保する必要があり、最短撮影距離を短くするほど、フォーカス群の移動量が伸びて大型化する。 従来の高性能化を目指した光学系としては、例えば、以下の特許文献1のような光学系が知られている。 特許文献1には、物体側から順に配置された、第1レンズ群、絞り、第2レンズ群を備え、その中で、第2レンズ群は、少なくとも1枚の非球面レンズまたは2枚の接合レンズを含むとともに、2枚の接合レンズ、非球面レンズ1枚と接合レンズ1枚、非球面レンズ1枚とレンズ2枚、のいずれかの構成が使用された光学系が開示されている。 中国特許出願公開第108646393号明細書 本発明の実施例1の光学系の概略構成を示す図である。本発明の実施例1の光学系の物体距離OBJが74mmの場合の球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。本発明の実施例1の光学系の物体距離OBJが100mmの場合の球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。本発明の実施例1の光学系の物体距離OBJが42mmの場合の球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。本発明の実施例2の光学系の概略構成を示す図である。本発明の実施例2の光学系の物体距離OBJが170mmの場合の球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。本発明の実施例3の光学系の概略構成を示す図である。本発明の実施例3の光学系の物体距離OBJが160mmの場合の球面収差、非点収差、歪曲収差を示す図である。本発明のレンズ構成に含まれる焦点可変レンズの概略構成を示す断面図である。 以下、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。 図1、図5および図7はそれぞれ、本実施の形態の実施例1から3に係る光学系の概略構成を示す図である。以下、図1を参照して、本実施の形態に係る光学系の詳細を説明する。 図1に示すように、本発明による光学系は、物体側から像側に向かって順に配置された、第1レンズL1と、正の屈折力を有する第2レンズL2と、負の屈折力を有する第3レンズL3と、負の屈折力を有する第4レンズL4と、正の屈折力を有する第5レンズL5と、正の屈折力を有する第6レンズL6と、正の屈折力を有する第7レンズL7と、負の屈折力を有する第8レンズL8とから構成され、第1レンズL1は、焦点可変レンズであり、第3レンズL3は、近軸において像側が凹面であり、第4レンズL4は、近軸において物体側が凹面であり、第5レンズL5は、近軸において像側が凸面であり、第7レンズL7は、近軸において像側が凸面であり、第8レンズL8は、近軸において像側が凹面である。 また、第8レンズL8と撮像面IMG(すなわち、撮像素子の撮像面)の間には赤外線カットフィルタ等のフィルタIRおよびカバーガラスCGが配置される。なお、このフィルタIRおよびカバーガラスCGは省略することが可能である。 開口絞りSTは、第1レンズL1の前方に配置することで、諸収差の補正を容易にするとともに、高像高の光線が撮像素子に入射する際の角度の制御を容易にしている。なお、開口絞りSTの位置は、第1レンズL1の前方に限定されない。撮像素子の仕様に応じて適宜配置すればよい。 第1レンズL1は、膜Meと、液体ポリマー樹脂層PLと、ガラス基板Gsとからなる焦点可変レンズである。第1レンズL1を焦点可変レンズとすることにより、第1レンズL1の大径化を抑制しながら小型化を図るとともに、非点収差、像面湾曲、歪曲収差を抑制する。 ここで、焦点可変レンズについて図9を参照しながら説明する。図9に示すように、本実施の形態に係る焦点可変レンズは、物体側から撮像面IMG側に向かって順に、膜Meの撮像面IMG側の面上に配置されたアクチュエーターActと、膜Meと、液体ポリマー樹脂層PLと、ガラス基板Gsとから構成される。膜Meは、面上に配置されたアクチュエーターActに電圧を印加することで面形状を変化させて、レンズの焦点距離を変化させる役目を担っている。液体ポリマー樹脂層PLは、ガラス基板Gsと接している面(本実施例1では撮像面IMG側の面)が常に平面に維持され、膜Meと接している面(本実施例1では物体側の面)が膜Meの形状変化に応じて面形状を変化させる。膜Meと接している面の形状を変化させることにより、膜Meとの間に間隙を生じさせない役割を担っている。ガラス基板Gsは、焦点可変レンズの構造を支える役目を担っている。 焦点可変レンズは、レンズを移動させることなく焦点位置を調整することができるため、光学系の小型化、合焦速度の超高速化、合焦時の消費電力の低減などの効果を奏する。また、最短撮影距離から無限遠までの全域において、画角の変動が小さいという利点もある。 また、本実施の形態に係る焦点可変レンズは、上述した構成に限定されず、物体側と撮像面IMG側を反転させた構成、すなわち物体側から撮像面IMG側に向かって順に、ガラス基板Gsと、液体ポリマー樹脂層PLと、膜Meとを配置する構成であってもよい。なお、アクチュエーターActは膜Meの撮像面IMG側の面上に配置される。 なお、本実施の形態に係る焦点可変レンズは、上述した構成に限定されず、その他の液体レンズ、膜レンズ、液晶レンズであってもよい。 第2レンズL2は、正の屈折力を有し、近軸において両凸形状である。そのため、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差が良好に補正される。 第3レンズL3は、負の屈折力を有し、近軸において像側が凹面のメニスカス形状である。そのため、色収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差が良好に補正される。 第4レンズL4は、負の屈折力を有し、近軸において両凹形状である。そのため、色収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差が良好に補正される。 第5レンズL5は、正の屈折力を有し、近軸において両凸形状である。そのため、球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差が良好に補正される。 第6レンズL6は、正の屈折力を有し、近軸において像側が凸面のメニスカス形状である。そのため、球面収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差が良好に補正される。 また、第6レンズL6の形状は、実施例2および実施例3ように、近軸において両凸形状であってもよい。この場合、両面の正の屈折力により、小型化に有利になる。 第7レンズL7は、正の屈折力を有し、近軸において両凸形状である。そのため、球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差が良好に補正される。 第8レンズL8は、負の屈折力を有し、近軸において両凹形状である。そのため、色収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差を良好に補正される。また、近軸において像側を凹面とすることにより、小型化を維持しながらバックフォーカスを確保している。 本実施の形態に係る光学系は、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6、第7レンズL7および第8レンズL8が、それぞれ単レンズで構成されている。単レンズとすることにより、物体側および像側の面に、収差の補正に有効な非球面を形成することができる。本実施の形態においては、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6、第7レンズL7および第8レンズL8の各レンズ面に適切な非球面を形成することで、良好な諸収差の補正が行われている。また、接合レンズを採用する場合に比較して工数を削減できるため、製造コストを抑制できる。 なお、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、第5レンズL5、第6レンズL6、第7レンズL7および第8レンズL8のレンズ面を非球面で形成することが望ましいが、要求される性能によっては製造が容易な球面を採用してもよい。 本実施形態における光学系は、以下の条件式(1)から(28)を満足することにより、好ましい効果を奏するものである。 (1)1.0<νd6/(νd7+νd8)<1.9 (2)2.5<(T2/f2)×100<11.0 (3)0.25<f7/f<0.95 (4)0.25<r5/f<0.85 (5)-0.65<r10/f<-0.15 (6)-1.00<r10/f5<-0.25 (7)-31<(T3/f3)×100<-6 (8)0.3<f2/f<1.3 (9)-2.30<f3/f<-0.45 (10)-0.7<f4/f<-0.2 (11)0.25<f5/f<1.10 (12)-1.7<f7/f8<-0.5 (13)1.0<f7/T7<4.5 (14)-0.85<f8/f<-0.25 (15)0.20<r3/f<0.75 (16)4.5<r3/T2<16.0 (17)-10<r4/f<-1 (18)-12.5<r4/r16<-1.0 (19)0.10<r6/f<0.45 (20)-1.25<r6/r7<-0.30 (21)-0.60<r7/f<-0.15 (22)0.5<r9/f<5.5 (23)-6.5<r10/(D56+T6)<-1.0 (24)0.3<r13/f<1.3 (25)17<r13/D78<144 (26)1.0<r13/(D45+T5+D56)<5.5 (27)-1.3<r14/f<-0.3 (28)0.35<r16/f<1.20 ただし、 νd6:第6レンズL6のd線に対するアッべ数、 νd7:第7レンズL7のd線に対するアッべ数、 νd8:第8レンズL8のd線に対するアッべ数、 T2:第2レンズL2の光軸X上の厚み、 T3:第3レンズL3の光軸X上の厚み、 T5:第5レンズL5の光軸X上の厚み、 T6:第6レンズL6の光軸X上の厚み、 T7:第7レンズL7の光軸X上の厚み、 D45:第4レンズL4の像側の面から第5レンズL5の物体側の面までの光軸X上の距離、 D56:第5レンズL5の像側の面から第6レンズL6の物体側の面までの光軸X上の距離、 D78:第7レンズL7の像側の面から第8レンズL8の物体側の面までの光軸X上の距離、 f:光学系全系の焦点距離、 f2:第2レンズL2の焦点距離、 f3:第3レンズL3の焦点距離、 f4:第4レンズL4の焦点距離、 f5:第5レンズL5の焦点距離、 f7:第7レンズL7の焦点距離、 f8:第8レンズL8の焦点距離、 r3:第2レンズL2の物体側の面の近軸曲率半径、 r4:第2レンズL2の像側の面の近軸曲率半径、 r5:第3レンズL3の物体側の面の近軸曲率半径、 r6:第3レンズL3の像側の面の近軸曲率半径、 r7:第4レンズL4の物体側の面の近軸曲率半径、 r9:第5レンズL5の物体側の面の近軸曲率半径、 r10:第5レンズL5の像側の面の近軸曲率半径、 r13:第7レンズL7の物体側の面の近軸曲率半径、 r14:第7レンズL7の像側の面の近軸曲率半径、 r16:第8レンズL8の像側の面の近軸曲率半径、 なお、上記の各条件式をすべて満足する必要はなく、それぞれの条件式を単独に満たすことで、各条件式に対応した作用効果を得ることができる。 また、本実施形態における光学系は、以下の条件式(1a)から(28a)を満足することにより、より好ましい効果を奏するものである。 (1a)1.2<νd6/(νd7+ν