JP-2026076575-A - 吊り下げ構造及び空調システム
Abstract
【課題】管部材の下方空間から管部材の吊り下げ位置を調整できる吊り下げ構造を提供する。 【解決手段】通気路21を有するフレキシブルブリーズ11と、フレキシブルブリーズ11を吊り下げて支持する吊り下げ器具12と、を有し、フレキシブルブリーズ11は、取り付け孔を有し、吊り下げ器具12は、シャフト33と、シャフト33の外周面に設けられた第1雄ねじ部と、シャフト33に沿って鉛直方向に移動可能な器具本体28と、器具本体28に設けられた押さえ部と、器具本体28に設けられた第2雄ねじ部と、通気路21に配置されて第2雄ねじ部に取り付けられる固定ナットと、通気路21に配置されて第1雄ねじ部に取り付けられ、かつ、鉛直方向に移動可能な位置調整ナットと、を備え、フレキシブルブリーズ11の外面に接続管20が取り付けられ、吊り下げ器具12は、接続管20の配置領域内に配置されている、吊り下げ構造10を構成した。 【選択図】図1
Inventors
- 石山 征吾
Assignees
- 株式会社エスコ
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (4)
- 通気路を有する管部材と、 前記管部材の中心線が水平な状態で、前記管部材を第1固定構造物から吊り下げて支持する吊り下げ器具と、 を有し、 前記管部材は、鉛直方向で前記管部材の上端に設けられて前記管部材を半径方向に貫通し、かつ、前記管部材の外部と前記通気路とをつなぐ取り付け孔を有し、 前記吊り下げ器具は、 前記第1固定構造物へ取り付けられ、かつ、前記第1固定構造物から鉛直方向で下方へ突出されるシャフトと、 前記シャフトの外周面に設けられた第1雄ねじ部と、 前記通気路及び前記り付け孔及び前記管部材の外部に亘って配置され、かつ、前記シャフトの一部が配置されるシャフト孔を有し、かつ、前記シャフトに沿って鉛直方向に移動可能な器具本体と、 前記器具本体のうち、前記管部材の外部に配置されて前記管部材の外面へ押し付けられる押さえ部と、 前記器具本体のうち、前記通気路に配置される箇所に設けられた第2雄ねじ部と、 前記通気路に配置されて前記第2雄ねじ部に取り付けられ、かつ、前記管部材の外面へ押し付けられる固定ナットと、 前記通気路に配置されて前記第1雄ねじ部に取り付けられ、かつ、前記器具本体の下端へ接触された状態で、前記シャフトに沿って鉛直方向に移動可能な位置調整ナットと、 を備え、 鉛直方向で前記管部材の下端で前記管部材の外面に取り付けられ、かつ、前記通気路へつながる補助通気路を有する接続管が更に設けられ、 前記管部材を鉛直方向の真上から見た平面視で、前記吊り下げ器具は、前記接続管の配置領域内に配置されている、吊り下げ構造。
- 請求項1記載の吊り下げ構造であって、 前記位置調整ナットは、鉛直方向で前記シャフト孔の内面と前記第1雄ねじ部との隙間を覆う、吊り下げ構造。
- 請求項1記載の吊り下げ構造であって、 前記シャフト孔は、テーパ部を有し、 前記テーパ部は、鉛直方向における位置が相対的に下方であるほど、内径が相対的に拡大されている、吊り下げ構造。
- 請求項1記載の吊り下げ構造を有する空調システムであって、 前記管部材は、前記通気路へつながる接続管を更に有し、 鉛直方向で前記管部材の下方に設けられた第2固定構造物と、 前記第2固定構造物の下方空間から前記接続管へ挿入される筒形状の通気部材と、 が更に設けられ、 前記第2固定構造物は、前記接続管が挿入される開口部を有し、 前記通気部材は、前記第2固定構造物の下面へ接触される鍔部を有する、空調システム。
Description
本開示は、固定構造物から管部材を吊り下げて支持するための吊り下げ構造及び空調システムに関する。 固定構造物から管部材を吊り下げて支持するための吊り下げ構造の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載されている空調システム用のフレキシブルダクトは、空調設備の施工時に、天井面などに布設される分岐チャンバーと室内の各ゾーンへの吹き出し口とを連結するためのフレキシブルダクトである。また、特許文献1に記載されているフレキシブルダクトは、可撓性を備えた管状のダクト本体(管部材)と、そのダクト本体の内周面に螺旋状に設けられる制御配線を兼ねる芯線と、を備えている。また、特許文献1に記載されているダクト本体は、筒状部と、その筒状部の上端から突出する吊り下げ用のヒレ部と、を備えている。さらに、特許文献1には、ヒレ部に形成された係止孔は、ダクトの配管工事の際に、建屋の天井あるいは梁などに吊り具を用いて吊り下げるために用いる、と記載されている。 特開2005-291613号公報 吊り下げ構造を示す側面図である。吊り下げ構造を有する空調システムの構成を示す模式図である。吊り下げ構造を示す平面図である。吊り下げ構造を示す底面図である。吊り下げ構造を示す左側面図である。吊り下げ構造が有する吊り下げ器具の構成、及びチャンバ本体の一部を示す正面断面図である。吊り下げ器具によりチャンバ本体が吊り下げられた状態を示す部分的な正面断面図である。図8(A)、図8(B)及び図8(C)は、フレキシブルブリーズを吊り下げる施工方法の例を示す側面図である。 (具体例) 本実施形態では、吊り下げ構造を有する空調システムが図面を参照して説明されている。図1のように、空調システム60は、吊り下げ構造10及び器具72を有する。吊り下げ構造10は、管部材としてのフレキシブルブリーズ11及び吊り下げ器具12を有する。フレキシブルブリーズ11は、固定構造物76の強度を保つデッキプレート13と、固定構造物76の下方に位置する天井70との間の上方空間C1に設けられている。固定構造物76は、例えば、スラブ等である。デッキプレート13の材質は、例えば、鋼板である。デッキプレート13は、固定構造物76を下面から支持する。複数、例えば、2本のアンカー45が、デッキプレート13の下穴13Bを通して固定構造物76へそれぞれ固定されている。アンカー45の材質は、金属であり、アンカー45は、雌ねじ孔45Aを有する。フレキシブルブリーズ11は、アンカー45から吊り下げ器具12によって吊り下げられる。デッキプレート13及び天井70は、鉛直方向に間隔をおいて配置されている。 図2は、空調システム60を示す模式図である。図2のように、空調システム60は、フレキシブルチャンバ61,62、空調機(空気調和機)14、2個のフレキシブルブリーズ11を有する。空調機14は、例えば、ケーシングの中に冷凍機、送風機(ファン)、熱交換器(コイル)、加湿器、エアフィルタ、等の機器を内蔵したものである。空調機14は、室内へ送られる空気の温度及び湿度を調整する機能と、空気を清浄化する機能と、を備えている。 空調機14は、入口15及び出口17を有する。入口15は、空調機14へ空気を導入する経路である。空調機14の入口15と、建築物の外部空間A1との間には、フレキシブルチャンバ61が設けられている。フレキシブルチャンバ61は、可撓性の管部材であり、フレキシブルチャンバ61は、入口61A及び出口61Bを有する。入口61Aは、通気管63によって外部空間A1へ接続されている。出口61Bは、空調機14の入口15へ接続されている。フレキシブルチャンバ62は、可撓性の管部材であり、フレキシブルチャンバ62は、入口62A、出口62B,62Cを有する。 2個のフレキシブルブリーズ11のうち、第1のフレキシブルブリーズ11は、フレキシブルチャンバ62の出口62Bへ接続され、第2のフレキシブルブリーズ11は、フレキシブルチャンバ62の出口62Cへ接続されている。2個のフレキシブルブリーズ11の形状、構造、材質は、同じであるため、主として第1のフレキシブルブリーズ11について説明する。図1、図3、図4、図5のように、フレキシブルブリーズ11は、筒形状の本体19と、本体19に接続された接続管20と、を有する。 本体19は、湾曲及び伸縮が可能な素材によって筒形状に構成されたフレキシブルダクトである。本体19は、筒形状のグラスウール材の外周面に、樹脂系フィルム、例えば、ポリエチレン樹脂系フィルムが被覆されている。また、本体19は、筒形状のグラスウール材の内周面に、樹脂系フィルム、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂系フィルムが被覆され、かつ、鋼線が螺旋状に設けられている。本体19の内径は、例えば、300mmから350mmの範囲に設定され、中心線B1に沿った方向の全長は、例えば、750mmから800mmの範囲内に設定される。 本体19の内部には、中心線B1に沿った方向の所定範囲内に通気路21が設けられている。本体19は、開口部22を備えており、開口部22は、通気路21へつながっている。開口部22は、通気管64を介してフレキシブルチャンバ62の出口62Bへ接続される。また、図4のように、本体19を半径方向に貫通する開口部24が設けられている。開口部24は、通気路21へつながっている。 また、接続管20は、図1及び図5のように本体19の外周面へ取り付けられている。接続管20の開口端は、本体19の開口部24の周囲へ接触されている。接続管20の内部に通気路25が設けられている。接続管20の材質は、例えば、金属、合成樹脂、等である。本実施形態では、図4に示すフレキシブルブリーズ11の底面視において、接続管20の外周形状が、略四角形、例えば、長方形、または、四角形である例が示されている。 図4のように、接続管20から外側に向けて張り出したつば部26が設けられている。つば部26が、本体19の外面へ接触された状態で、つば部26と本体19とが固定要素により固定されている。つば部26と本体19とを固定する固定要素は、ねじ部材、リベット、等を含む。接続管20と本体19との接続箇所には、気密性を保持するためのシール、コーキング材等を施してある。 さらに、図示していない補強部材を本体19の内面へ接触させることもできる。補強部材は、例えば、環状に構成された金属板である。つまり、本体19における開口部24の縁を、つば部26及び補強部材により挟むこともできる。そして、つば部26及び補強板を固定要素により本体19へ固定する。 さらに、図1及び図6のように、本体19を半径方向に貫通する取り付け孔27が設けられている。取り付け孔27は、本体19の円周方向で接続管20が取り付けられている個所の反対の箇所に設けられている。取り付け孔27は、中心線B1に沿った方向に間隔をおいて複数個所、例えば、2個所に設けられている。フレキシブルブリーズ11を平面視した図3において、取り付け孔27は、接続管20の通気路25の領域内に配置されている。 フレキシブルブリーズ11は、アンカー45から2組の吊り下げ器具12によって吊り下げられている。吊り下げ器具12は、本体19の円周方向で所定箇所に取り付けられる。2組の吊り下げ器具12は、中心線B1に沿った方向に間隔をおいて配置される。フレキシブルブリーズ11が2組の吊り下げ器具12によって吊り下げられていると、本体19の中心線B1は、略水平に保たれる。2組の吊り下げ器具12は、フレキシブルブリーズ11の荷重を支えるために設けられている。 2組の吊り下げ器具12は、それぞれ、器具本体28、2個のワッシャ29,30、固定ナット31、位置調整ナット32、シャフト33を有する。器具本体28は、筒部34、シャフト孔35、雄ねじ部36、押さえ部37を備えている。器具本体28の材質は、例えば、合成樹脂または金属である。図6のように、筒部34の外径φ1は、取り付け孔27の内径φ2以下である。 シャフト孔35は、器具本体28へ中心線B2に沿った方向に設けられている。中心線B2は、器具本体28の中心を通る仮想線である。シャフト孔35は、筒部34を貫通して設けられている。シャフト孔35は、ストレート部40及びテーパ部41を有する。ストレート部40及びテーパ部41は、中心線B2に沿った方向で異なる位置に配置されている、ストレート部40の内径は、中心線B2に沿った方向で一定である。テーパ部41の内径は、中心線B2に沿った方向で滑らかに変化している。テーパ部41の内径は、中心線B2に沿った方向でストレート部50から離れることに伴い拡大されている。シャフト孔35へシャフト33が挿入されていると、器具本体28は、シャフト33に沿って中心線B2に沿った方向へ移動可能である。雄ねじ部36は、中心線B2に沿った方向でテーパ部41が配置されている領域内で、筒部34の外周面に設けられている。 押さえ部37は、筒部34の外周面に設けられている。中心線B2に沿った方向で、ストレート部40とテーパ部41との境界位置に対応する位置に設けられている。押さえ部37は、筒部34の外周面から筒部34の半径方向で外側へ向けて突出されている。押さえ部37は、筒部34の外周面に環状に設けられている。図6のように、押さえ部37の外径φ3は、取り付け孔27の内径φ2を超えている。 2個のワッシャ29,30は、共に環状である。2個のワッシャ29,30の材質は、例えば、金属であり、2個のワッシャ29,30の外径φ4は、共に筒部34の外径φ1を超え、かつ、取り付け孔27の内径φ2を超えている。2個のワッシャ29,30は、共に挿入孔38を有し、挿入孔38の内径φ5は、筒部34の外径φ1以上であり、かつ、押さえ部37の外径φ3未満である。なお、ワッシャ29,30は、設けられていなくてもよい。 シャフト33の材質は、例えば、金属または合成樹脂である。シャフト33は、円柱形状であり、シャフト33の外径φ6は、ストレート部40の内径φ7未満である。シャフト33の外周面には、中心線B2に沿った方向の全域に亘って雄ねじ部39が設けられている。中心線B2に沿った方向で、シャフト33の第1端部は、アンカー45の雌ねじ孔45Aへ固定される。シャフト33の第1端部がアンカー45へ取り付けられた状態で、中心線B2は、略鉛直方向、つまり、重力の作用方向に沿って配置される。シャフト33は、デッキプレート13の下面から、鉛直方向で下方へ向けて突出される。 固定ナット31の材質は、合成樹脂、または金属である。固定ナット31は、雄ねじ部36へ取り付け及び取り外しできる構成を有する。固定ナット31は、雌ねじ孔42を有し、雌ねじ孔42へシャフト33が挿入される。また、図6のように、固定ナット31の外径φ8はワッシャ30の内径φ5を超えている。固定ナット31を雄ねじ部36へ取り付けると、固定ナット31と押さえ部37とにより、本体19の円周方向の所定箇所を挟むことができる。 位置調整ナット32は、図1及び図5のように、フレキシブルブリーズ11を吊り下げる距離H1を調整するために設けられている。距離H1は、例えば、鉛直方向でデッキプレート13の下端13Aから、本体19の上端19Aまでの距離で表すことができる。位置調整ナット32の材質は、金属、または、合成樹脂である。位置調整ナット32は、雄ねじ部39へ取り付け及び取り外しできる構成を有する。位置調整ナット32は、雌ねじ孔43を有し、雌ねじ孔43へシャフト33が挿入される。 また、図6のように、位置調整ナット32の外径φ9は、雌ねじ孔42の内径φ10未満であり、かつ、テーパ部41の最大内径を超えている。押さえ部37と固定ナット31により本体19が挟まれている状態で、位置調整ナット32はシャフト33の下方から雄ねじ部39へ