JP-2026076578-A - 什器
Abstract
【課題】転動部が什器本体の所定位置から位置ずれする不具合を抑制し、什器本体に対する転動部の取付構造の小型化を図ることが可能な什器を提供する。 【解決手段】什器は、什器本体と、その下側に設けられた複数の接地部6と、を備える。一部の接地部は、床面上において転動する車輪61を有する転動部6Aである。転動部は、車輪を上下方向Dvに交差する回転軸線RAを中心に回転可能に、かつ、上下方向に延びる軸線回りに回転不能に支持する支持体62を有する。什器本体は、その下端から上方に窪んで支持体が収容される収容孔53を有する。什器は、収容孔に対する上記軸線回りへの転動部の回転を規制する規制手段7を備える。規制手段は、収容孔の内面に形成され幅方向Dwに向く第一平坦側面71cと、支持体の外面に形成され幅方向Dwに向く第二平坦側面72cと、を有する。第二平坦側面は、支持体が収容孔に収容された状態で第一平坦側面に対向する。 【選択図】図5
Inventors
- 山下 祐治
- 江里口 裕紀
Assignees
- 株式会社オカムラ
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (8)
- 什器本体と、 前記什器本体の下側に設けられて床面に接触する複数の接地部と、を備え、 少なくとも1つの前記接地部は、前記床面上において転動する車輪を有する転動部であり、 前記転動部は、前記車輪と、前記車輪を上下方向に交差する回転軸線を中心に回転可能に軸支し、かつ、前記上下方向に延びる軸線回りに回転不能に支持する支持体と、を有し、 前記什器本体は、当該什器本体の下端から上方に窪む有底の孔であって、前記支持体の少なくとも一部が収容される収容孔を有し、 前記支持体が前記収容孔に収容された状態で、前記転動部が前記収容孔に対して前記上下方向に延びる軸線回りに回転しないように規制する規制手段をさらに備え、 前記規制手段は、前記収容孔の内面に形成されて前記上下方向に交差する方向に向く平坦な第一平坦側面と、前記支持体の外面に形成されて前記上下方向に交差する方向に向く平坦な第二平坦側面であって、前記支持体が前記収容孔に収容された状態で前記第一平坦側面に対向する第二平坦側面と、を有する什器。
- 前記規制手段は、前記支持体が前記収容孔に収容された状態で互いに対向する前記支持体の外面及び前記収容孔の内面のうち一方の面から前記上下方向の一方側に突出する係合凸部と、前記支持体の外面及び前記収容孔の内面のうち他方の面から前記上下方向の一方側に窪んで前記係合凸部に係合する係合凹部と、を有し、前記係合凸部及び前記係合凹部の一方が前記第一平坦側面を含み、前記係合凸部及び前記係合凹部の他方が前記第二平坦側面を含む請求項1に記載の什器。
- 前記係合凸部は、前記上下方向に交差する交差方向において互いに間隔をあけて2つ配置され、 前記係合凹部は、前記交差方向において互いに間隔をあけて2つ配置される請求項2に記載の什器。
- 前記係合凸部は、前記回転軸線に沿う方向における前記収容孔の内面の両端部に配置され、前記収容孔の内面から下方に突出し、 前記係合凹部は、前記回転軸線に沿う方向における前記支持体の外面の両端部に配置され、前記支持体の外面から下方に窪む請求項2に記載の什器。
- 前記支持体は、 前記回転軸線に沿う方向において前記車輪の両側に位置し、前記車輪を回転自在に軸支する軸部材を架設した一対の側壁部と、 前記車輪の上側に位置するとともに一対の前記側壁部に接続される天壁部と、を有し、 一対の前記側壁部は、当該側壁部のうち前記軸部材を架設した部位よりも上側かつ前記天壁部よりも下側の部位から前記回転軸線に沿う方向において前記支持体の外側に延出する延出壁部を有し、 前記係合凹部の下端が、前記延出壁部によって画定された請求項4に記載の什器。
- 前記収容孔は、下方に向く底面を有し、 前記支持体は、上方に向いて前記底面に対向する頂面を有し、 前記頂面と前記底面との間には、前記頂面と前記底面とを接合する面接合部材が介在する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の什器。
- 前記面接合部材は、前記頂面と前記底面とが並ぶ方向において圧縮変形可能である請求項6に記載の什器。
- 前記什器本体が、 前記上下方向に延びる起立部と、 下側から前記起立部によって支持される天板と、 前記起立部の下端部から前記上下方向に交差する方向に延びる複数の脚杆部と、を備え、 前記接地部は、複数の前記脚杆部の延長方向の先端部にそれぞれ設けられ、 少なくとも1つの前記接地部が、前記転動部である請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の什器。
Description
本発明は、什器に関するものである。 特許文献1には、什器本体(キャビネット本体、抽出)の下面に、床面上で転動する車輪(ローラー)を有する転動部(キャスター)を取り付けた什器(キャビネット)が開示されている。特許文献1の什器において、一部の転動部は什器本体(抽出)の下面に固着されている。このため、当該転動部の車輪の転動方向は床面に沿う所定の直線方向に定められている。 実開昭49-039724号公報 本実施形態に係る什器を天板の上面側から見た斜視図である。上記什器を天板の下面側から見た斜視図である。上記什器を下方から見た下面図である。上記什器において、脚杆部の先端部に形成された収容孔及び収容孔に収容された転動部を下方から見た下面図である。図4のV-V矢視断面図である。上記什器において、転動部を脚杆部の収容孔から取り外した状態を下方から見た斜視図である。上記什器において、脚杆部の延長方向に直交する脚杆部の断面図である。上記什器において、脚杆部の収容孔を下方から見た下面図である。上記什器において、転動部を示す斜視図である。上記什器において、転動部を上方から見た上面図である。 以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。 図1に示すように、本実施形態の什器1は、例えば机などの天板付什器であり、床面Fに載置される。図1、図2に示すように、什器1は、1つの什器本体2と、複数の接地部6と、規制手段7(図5参照)と、を備える。什器本体2は、起立部3と、1つの天板4と、複数の脚杆部5と、を含む。本実施形態においては、天板4が厚さ方向から見た平面視で正方形に形成されている。 以下の説明では、床面Fに直交する方向を上下方向Dv、上下方向Dvに直交する面内で、天板4の4つの辺41,42のうち第一の対辺41が並ぶ方向を前後方向Da、天板4の4つの辺41,42のうち第二の対辺42が並ぶ方向を幅方向Dwとする。本実施形態では、天板4の平面視形状が矩形であるため、前後方向Daと幅方向Dwとが直交する。 起立部3は、上下方向Dvに延びる。本実施形態の起立部3は、上下方向Dvに延びる1つの支柱部31である。 天板4は、上下方向Dvを厚さ方向とする板状に形成されている。天板4は、上下方向Dvのうち上方に向く上面4aと、上下方向Dvのうち下方に向く(上面4aと反対側に向く)下面4bと、を有する。天板4の上面4aは、ユーザが作業する作業面として機能する。天板4は、支柱部31の上端部に接続されて下側から支柱部31によって支持される。すなわち、支柱部31の上端部は天板4の下面4bに接続される。具体的に、支柱部31の上端部には、上下方向Dvから見て支柱部31よりも大きく形成されて天板4を受ける受座32が設けられている。この受座32が天板4の下面4bに接続される。これにより、天板4を安定に支持することができる。本実施形態において、支柱部31は、上下方向Dvから見た平面視で天板4の中央部に位置する。なお、支柱部31は、例えば天板4の中央部からずれて位置してよい。ただし、支柱部31は、天板4の角部43に対して間隔をあけて位置することがより好ましい。 図3に示すように、4つの脚杆部5は、平面視で、それぞれ支柱部31の下端部から天板4の4つの角部43に向けて延びる。4つの脚杆部5は、それぞれ上下方向Dvに交差する方向に延びる。天板4の角部43は、平面視で天板4の隣り合う辺41,42の端同士が接する頂点である。以下の説明では、支柱部31の下端部から脚杆部5が延びる方向を、「脚杆部5の延長方向Dll」とし、脚杆部5の延長方向Dll及び上下方向Dvに直交する脚杆部5の方向を、「脚杆部5の幅方向Dlw」とする。 各脚杆部5の延長方向Dllの先端部は、平面視で天板4の角部43に対応して位置する。複数の脚杆部5の延長方向Dllの先端部は、互いに異なる天板4の角部43の下方に位置し、同一の角部43の下方に位置しない。また、図3に示す平面視において、複数の脚杆部5のそれぞれに関し、脚杆部5の幅方向Dlwにおける脚杆部5の中心において脚杆部5の延長方向Dllに延びる第一仮想線VL1が、天板4の角部43を通るように、脚杆部5の延長方向Dllが設定されることが好ましい。また、当該第一仮想線VL1が、天板4の角部43の角度(天板4の隣り合う2つの辺41,42がなす角度)を二等分するように、脚杆部5の延長方向Dllが設定されることが好ましい。 図3において、脚杆部5の先端部は、平面視で天板4のうち角部43の内側の近傍領域(角部近傍領域)の下方に位置する。4つの角部43に対応する4つの角部近傍領域は、互いに離れて位置する。なお、脚杆部5の先端部は、例えば天板4の角部43の下方に位置してもよい。また、脚杆部5の先端部は、例えば平面視で天板4の角部43の近傍であって天板4の外側に位置してもよいが、脚杆部5は、平面視で天板4の外側に張り出さない方がより好ましい。 本実施形態では、4つの脚杆部5が、平面視でそれぞれ支柱部31の下端部から天板4の4つの角部43に向けて直線状に延びる。すなわち、4つの脚杆部5は、支柱部31の下端部から放射状に延びる。本実施形態では、天板4が平面視正方形に形成されているため、4つの脚杆部5は、支柱部31を中心として、支柱部31回りの周方向に等間隔に並ぶ。換言すれば、4つの脚杆部5の先端部は、支柱部31の軸心を中心とする仮想円の円周上に配置される。このため、4つの脚杆部5は、平面視でX字状に形成される。また、4つの脚杆部5の長さは互いに等しい。 図1に示すように、本実施形態において、各脚杆部5は、支柱部31の下端部から上下方向Dvに直交する方向に延びるにしたがって下方に傾斜する。このため、各脚杆部5の先端部は、脚杆部5の基端部よりも下方に位置する。脚杆部5が下方に向かう長さは、脚杆部5が上下方向Dvに直交する方向に延びる長さと比較して十分に小さい。すなわち、上下方向Dvに直交する面に対する脚杆部5の傾斜角度は小さい。 図3に示すように、各脚杆部5は、平面視において、当該脚杆部5の延長方向Dllの先端部に向かうにしたがって細くなる形状に形成されている。 図7に示すように、各脚杆部5は、当該脚杆部5の延長方向Dll及び上下方向Dvに直交する脚杆部5の幅方向Dlwにおいて互いに逆側に向く一対の側面51を有する。図7において、脚杆部5の延長方向Dllは概ね紙面に直交する方向であり、脚杆部5の幅方向Dlwは左右方向である。そして、脚杆部5の一対の側面51はそれぞれ、図7に示す断面において、脚杆部5の上端から下端に向かうにしたがって、脚杆部5の相対する側面51に近づくように傾斜する。言い換えれば、脚杆部5の幅寸法が、脚杆部5の上端から下端に向かうにしたがって小さくなる。 図1に示すように、4つの接地部6は、4つの脚杆部5の延長方向Dllの先端部の下側にそれぞれ設けられて床面Fに接触する。これら4つの接地部6は、平面視で天板4の4つの角部43に対応して位置する(図3参照)。これにより、天板付什器1を床面Fに配置した状態で天板4の上面4a側から当該天板4の1つの角部43に荷重がかかっても天板付什器1が傾いたり倒れたりすることを抑制又は防止できる。 図1~図3に示すように、4つの接地部6のうち2つの接地部6は転動部6Aであり、他の2つの接地部6はアジャスタ6Bである。2つの転動部6Aと2つのアジャスタ6Bとは、前後方向Daに並ぶ。以下の説明では、前後方向Daのうち2つの転動部6Aが配置される側を「前方」と呼び、前後方向Daのうち2つのアジャスタ6Bが配置される側を「後方」と呼ぶことがある。 2つの転動部6Aは、天板4の1つの所定辺41Aに沿って並ぶ。本実施形態において、天板4の所定辺41Aは、前後方向Daに並ぶ天板4の第一の対辺41のうち後方に位置する辺である。各転動部6Aは、床面Fに接触し、平面視で所定辺41Aに直交する方向のみに転動する車輪61を有する。すなわち、各転動部6Aの車輪61は、前後方向Daに転動する。これら2つの転動部6Aの車輪61が床面F上において転動することで、天板付什器1を前後方向Daに移動させることができる。 2つの転動部6Aは、前方に位置する2つの脚杆部5(第一脚杆部5A、第二脚杆部5B)の先端部の下側にそれぞれ設けられる。図3に示すように、前後方向Daに転動する車輪61の転動方向は、平面視で2つの転動部6Aが設けられた第一脚杆部5Aと第二脚杆部5Bとがなす内角θを二等分する第二仮想線VL2(仮想線)に沿う方向である。 転動部6Aの具体的な構造、及び、脚杆部5の先端部に対する転動部6Aの具体的な取付構造については、後述する。 図2、図3に示すように、アジャスタ6Bは、下方に向いて床面Fに面接触する接触面6B1を有する。2つのアジャスタ6Bは、後方に位置する2つの脚杆部5の先端部の下側にそれぞれ設けられる。2つのアジャスタ6Bは、それぞれ床面Fを基準としてアジャスタ6Bが取り付けられた脚杆部5の高さを調整することができる。これにより、床面Fが多少の凹凸を有していても、4つの接地部6を同時に床面Fに接触させることができる。すなわち、什器1を床面F上に安定に配置することができる。 以下、転動部6Aの具体的な構造について説明する。 図5、図6、図9に示すように、本実施形態の転動部6Aは、車輪61の他に支持体62を有する。支持体62は、車輪61を上下方向Dvに交差する回転軸線RAを中心に回転可能に軸支する。また、支持体62は、車輪61を上下方向Dvに延びる軸線回りに回転不能に支持する。本実施形態において、車輪61の回転軸線RAは幅方向Dwに延びる。また、図4、図9に示すように、車輪61の転動方向(前後方向Da)における車輪61の長さ寸法(すなわち車輪61の径寸法)は、回転軸線RAに沿う方向(幅方向Dw)における車輪61の幅寸法よりも大きい。なお、車輪61の寸法はこれに限られない。 図5、図9に示すように、支持体62は、一対の側壁部65と、天壁部66と、を有する。 天壁部66は、車輪61の上側に位置するとともに一対の側壁部65に接続される。一対の側壁部65は、回転軸線RAに沿う方向(幅方向Dw)において車輪61の両側に位置する。これにより、支持体62は、一対の側壁部65と天壁部66とによって車輪61を囲む収容空間HSを有する。当該収容空間HSは下方に開口し、車輪61の一部は収容空間HSから下方に突出する。 一対の側壁部65には、車輪61を回転自在に軸支する軸部材63が架設される。側壁部65のうち軸部材63を架設した部位(側壁部65の架設部位651)は、側壁部65の下端部分に位置する。 一対の側壁部65は、それぞれ延出壁部67を有する。延出壁部67は、側壁部65の架設部位651よりも上側かつ天壁部66よりも下側の部位から回転軸線RAに沿う方向(幅方向Dw)において支持体62の外側に延出する。 図6、図9に示すように、本実施形態の支持体62は、平面視で車輪61を囲む周壁部68を有する。周壁部68の一部は、前述した一対の側壁部65によって構成される。周壁部68の上側には、前述した天壁部66が接続される。このため、支持体62において車輪61(その一部)が収容される収容空間HSは、下方のみに開口する。 また、図10に示すように、本実施形態の支持体62は、平面視で円形に形成される。 以下、脚杆部5に対する転動部6Aの具体的な取付構造について説明する。 図5、図6、図8に示すように、転動部6Aが設けられる脚杆部5は、脚杆部5の先端部の下端から上方に窪む収容孔53を有する。収容孔53は、下方に向く底面53aを有する有底の孔である。本実施形態において底面53aは平坦に形成され、上下方向Dvに直交する。本実施形態の収容孔53は、前述した支持体62と同