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JP-2026076579-A - スライサー及びスライサー用プログラム

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Abstract

【課題】スライス肉等の食品片の厚みの基準値を変えることなく、厚みの許容範囲の上下限を適切に設定できるようにする。 【解決手段】塊状の食品から食品片を切り出すスライサー100において、食品片の厚みの許容範囲の下限を示す第1閾値を受け付けて設定する下限設定部42と、食品片の厚みの許容範囲の上限を示す第2閾値を第1閾値とは独立して受け付けて設定する上限設定部43とを備えるようにした。 【選択図】図6

Inventors

  • 野村 純一
  • 武智 賢治

Assignees

  • 株式会社日本キャリア工業

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (9)

  1. 塊状の食品から食品片を切り出すスライサーにおいて、 前記食品片の厚みの許容範囲の下限を示す第1閾値を受け付けて設定する下限設定部と、 前記食品片の厚みの許容範囲の上限を示す第2閾値を前記第1閾値とは独立して受け付けて設定する上限設定部とを備えることを特徴とするスライサー。
  2. 前記第1閾値が表示される第1閾値表示領域と、前記第2閾値が表示される前記第1閾値表示領域とは別の第2閾値表示領域とをディスプレイに表示する表示制御部を備えることを特徴とする請求項1記載のスライサー。
  3. 前記第1閾値及び前記第2閾値が基準値に対して設定される値であり、 前記表示制御部が、前記第1閾値表示領域及び前記第2閾値表示領域とは別に、前記基準値が表示される基準表示領域を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項2記載のスライサー。
  4. 前記第1閾値及び前記第2閾値が基準値に対する前記許容範囲の上限値及び下限値の比率であり、これらの第1閾値及び第2閾値を用いて前記上限値及び前記下限値を算出する上下限値算出部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のスライサー。
  5. 前記上限値又は前記下限値を前記基準値と等しい値に設定可能であることを特徴とする請求項4記載のスライサー。
  6. 前記表示制御部が、前記第1閾値表示領域及び前記第2閾値表示領域とは別に、前記許容範囲の上限値が表示される上限値表示領域と、前記許容範囲の下限値が表示される下限値表示領域とを前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項2記載のスライサー。
  7. 前記塊状の食品の大きさに応じて前記食品片の厚みを調整することで、複数枚の前記食品片からなる食品片群の実重量を所定の目標重量に近づける定貫機能を備えていることを特徴とする請求項1記載のスライサー。
  8. 複数枚の前記食品片をピックアップして所定領域に盛り付ける盛付ロボットをさらに備えることを特徴とする請求項1記載のスライサー。
  9. 塊状の食品から食品片を切り出すスライサーに用いられるプログラムにおいて、 前記食品片の厚みの許容範囲の下限を示す第1閾値を受け付けて設定する下限設定部と、 前記食品片の厚みの許容範囲の上限を示す第2閾値を前記第1閾値とは独立して受け付けて設定する上限設定部と、としての機能をコンピュータに発揮させることを特徴とするスライサー用プログラム。

Description

新規性喪失の例外適用申請有り 本発明は、例えば塊状肉からスライス肉を切り出すスライサー、及び、このスライサーに用いられるスライサー用プログラムに関するものである。 この種のスライサーとしては、特許文献1に示すように、トレーに盛り付けられる複数枚のスライス肉群の総重量をトレー毎にある程度揃えるべく、塊状肉の大きさに応じてスライス肉群を形成するスライス肉の枚数や厚みを自動調整する定貫機能を備えたものがある。 かかるスライサーは、スライス肉の厚みの基準値と、この基準値に対する許容範囲(例えば、±十数%程度)とを設定することができ、この許容範囲に収まるようにスライス肉の厚みが調整される。 ところで、スライス肉が薄くなりすぎると、綺麗な姿で切り出されなかったり、トレーに盛り付ける盛付ロボットがスライス肉を綺麗に掬い取れなかったりするといった問題が生じる。 そこで、例えばプロセスセンターなどでは、スライス肉が薄くなりすぎて上述した問題が起こり始めると、通常は、設定されている基準値を引き上げることで、スライス肉が薄くなりすぎないようにしている。 しかしながら、プロセスセンターによっては、基準値がディスプレイに大きく表示されることも相俟って、設定されている基準値を変えたくないというこだわりがある場合がある。この場合、スライス肉が薄くなりすぎないようにするためには、許容範囲を狭くする対策が考えられるが、そうするとスライス厚の調整代が少なくなるので、上述した定貫機能を十分に発揮させることができないという別の問題が生じる。 また、スライス肉が厚すぎると、食感が損なわれるという問題が生じ得るところ、この場合も基準値を変えなければ、許容範囲を狭くすることとなり、やはり上述した場合と同様、定貫機能を十分に発揮させることができないという別の問題が生じる。 特開2022-147955号公報 一実施形態のスライサーの概略構成図。同実施形態の切断部の構成を示す模式図。同実施形態の盛付ロボットの構成を示す模式図。同実施形態のディスプレイの表示内容を示す図。同実施形態のスライサー側コントローラの機能を示す機能ブロック図。同実施形態のディスプレイの表示内容を示す図。 以下、本発明に係るスライサーの一実施形態について、図面を参照しながら説明する。 スライサーは、塊状の食品から薄片状の食品片を切り出すものであり、この実施形態では、塊状肉からスライス肉を切り出すものである。 このスライサー100は、図1に示すように、塊状肉から多数枚のスライス肉を切り出す切断部10と、切断されたスライス肉を搬送する搬送部20と、搬送されているスライス肉をトレー等の容器Zに盛り付ける盛付ロボット30と、切断部10及び搬送部20の動作を制御するスライサー側コントローラ40と、盛付ロボット30の動作を制御するロボットコントローラ50とを備えている。 本実施形態のスライサー100は、切断部10で切断されたスライス肉を搬送部20で所定ピッチずつずらしながら重ねてなるスライス肉群(以下、鱗列肉Mともいう)を形成し、この鱗列肉Mを盛付ロボット30で容器Zに盛り付けるように構成されたものである。 ただし、スライサー100としては、必ずしも盛付ロボット30やロボットコントローラ50を備えている必要はなく、搬送部20により搬送されているスライス肉を作業者が手作業で容器Zに盛り付けても構わない。 切断部10は、図2に示すように、塊状肉を収容する肉箱11と、肉箱11を揺動軸12周りに上下に揺動させるためのモータ等の駆動源13と、塊状肉をスライスするためのバンドナイフ等の切断刃14とを備えている。 ただし、切断部10の構成はこれに限るものではなく、例えば肉箱11としては上下揺動するものである必要はないし、切断刃14としてはバンドナイフの代わりに丸刃を用いたものであっても構わない。 搬送部20は、図1に示すように、切断部10から切り出されたスライス肉を搬送するものであり、例えば無端状の搬送ベルト21と、この搬送ベルト21を駆動するサーボモータ等の駆動源(不図示)とを有するベルトコンベアである。 上述した構成において、スライサー側コントローラ40から出力される制御信号により駆動源(不図示)が制御されて、搬送ベルト21が駆動し、スライスされた複数枚のスライス肉を所定ピッチずつずらしながら重ねて鱗列肉Mを形成する。そして、その鱗列肉Mは、搬送ベルト21の搬送方向下流側に予め設定されている採取位置Pに向かって搬送されて、後述する盛付ロボット30により掬い上げられる。 また、図1に示すように、搬送部20の搬送ベルト21における採取位置Pよりも上流側には、搬送される鱗列肉Mが撮像される撮像領域Aが設定されており、この撮像領域Aの上方には、鱗列肉Mを撮像するための撮像手段たるカメラCが設けられている。 ここでのカメラCは、平面視において、搬送ベルト21の幅方向中央に配置されており、撮像領域Aに搬送された1列目の鱗列肉Mと2列目の鱗列肉Mとを共通のカメラCで同時に撮像できるようにしてある。 盛付ロボット30は、図1に示すように、搬送部20により搬送される鱗列肉Mを掬い上げてトレー等の容器Zに盛り付けるものである。なお、ここでの盛付ロボット30は、搬送部20の左側に配置されているが、この位置には限定されず、右側に配置されても構わないし、左右両側に配置されても構わない。また、盛付ロボット30としては、鱗列肉Mを掬い上げるものに限らず、例えば挟んで持ち上げるものなど、鱗列肉Mを種々の方法でピックアップするものとして構わない。 具体的にこの盛付ロボット30は、図3に示すように、加工工場のフロアなどに固定されている基台33に取り付けられるものであり、アーム、リスト、及び、ハンドなどの複数の可動部31が、関節部32を介して互いに連結されている。 かかる構成において、可動部31としては、関節部32に設けられている軸周りに旋回可能又は回転可能に構成されているものや、関節部32を介して左右方向(X軸方向)、前後方向(Y軸方向)、又は、上下方向に進退可能に構成されているものなどがある。 本実施形態の盛付ロボット30は、図1及び図3に示すように、鱗列肉Mを掬い上げる部位であるハンドHが、平板状をなすものであり、このハンドHが、搬送部20の上流側から下流側に向かって(すなわち、Y軸方向マイナス側からプラス側に向かって)搬送ベルト21の上面を這うように移動することにより、鱗列肉Mを掬い上げる。 より詳細には、鱗列肉Mが上述した採取位置Pに搬送されると、盛付ロボット30は、所定の待機位置から動き出して採取位置Pにある鱗列肉Mを掬い上げる。そして、盛付ロボット30は、掬い上げた鱗列肉Mをトレー等の容器Zに盛り付け、その後、所定の待機位置に戻る。 スライサー側コントローラ40は、上述した切断部10や搬送部20の動作を制御するものであり、CPUやメモリ等を備えた汎用乃至専用のコンピュータである。 ロボットコントローラ50は、上述した盛付ロボット30の動作を制御するものであり、CPUやメモリ等を備えた汎用乃至専用のコンピュータである。 ここでは、スライサー側コントローラ40とロボットコントローラ50とを別々のコンピュータとしてあるが、スライサー側コントローラ40及びロボットコントローラ50としての機能を一つの共通のコンピュータが発揮するように構成されていても良い。 本実施形態のスライサー100は、一つの容器Zに盛り付ける鱗列肉Mの実重量を所定の目標重量に近づける機能(以下、定貫機能という)を備えている。 この定貫機能は、鱗列肉Mの実重量を目標重量に近づけるべく、塊状肉の大きさに応じて鱗列肉Mを形成するスライス肉の少なくとも厚みを調整することで、実重量を目標重量に対する許容範囲(例えば±10%)に収める機能である。 より具体的に説明すると、上述した切断部10は、図2に示すように、塊状肉の形状を計測する形状計測手段15を備えており、この形状計測手段15からの計測データを用いて、スライス肉の厚みを予め設定した許容範囲に収めつつ、必要に応じて鱗列肉Mを形成するスライス肉の枚数を自動で調整することで定貫機能を発揮する。 この形状計測手段15は、レーザセンサを利用してなるものであり、具体的には、塊状肉に向けてレーザ光を投光し、この塊状肉の外周上の多数の反射点までの距離を算出することで、塊状肉の断面プロファイル(断面の形状や大きさ或いは高さ寸法や左右幅寸法を含む。)を取得するものである。そして、形状計測手段15により得られた計測データたる断面プロファイルは、スライサー側コントローラ40に逐次出力される。 上述した構成において、スライサー側コントローラ40には、図4に示すように、いくつかの設定値が予め入力される。 ここでの設定値は、図4に示すように、一つの容器Zに盛り付ける鱗列肉Mの目標重量(例えば150g)、鱗列肉Mを形成するスライス肉の枚数の基準値である基準枚数、単位時間当たりのスライス肉の切り出し回数であるスライス能力(例えば55回/分)、鱗列肉Mを形成するスライス肉の厚みの基準値となるスライス厚み(例えば1.5mm)、スライス肉の厚みの基準値に対する許容範囲(例えば±15%)などである。 そして、スライサー側コントローラ40は、鱗列肉Mの目標重量及びスライス肉の厚みの許容範囲と、形状計測手段15から受け付けた計測データたる断面プロファイルとに基づいて、一つの鱗列肉Mを形成するスライス肉の厚みと枚数を決定する。 より具体的に説明するべく、図4の設定値の場合を取り上げると、まず鱗列肉Mの目標重量(例えば150g)に対応する塊状肉の長さLを断面プロファイルから求める。次いで、その長さLをスライス肉の目標厚みm’(例えば1.5mm)で割ることで、暫定枚数N’を得る。そして、この暫定枚数N’の小数点以下を四捨五入或いは切り捨てるなどして実枚数Nを算出するとともに、先の長さLを実枚数Nで割ることでスライス肉の実厚みmを算出する。このようにして、N枚のスライス肉がそれぞれ実厚みmとなるように、スライス肉の枚数及び厚みが自動調整される。 なお、形状計測手段15としては、塊状肉の上下それぞれに設けたレーザセンサを用いても良いし、塊状肉の切断面を撮像する撮像装置を用いても良いし、上述したカメラCを用いても良い。また、スライサー側コントローラ40としては、集合体を形成する肉片の枚数を決定するうえで、塊状肉の総重量や比重などを用いるように構成されていても構わない。 また、本実施形態のスライサー100は、図2に示すように、塊状肉を上から押さえて高さを検出する高さ検出手段Sを備えており、この高さ検出手段Sを形状計測手段15として用いても良い。 然して、このスライサー100は、上述したスライス厚みの許容範囲の上限及び下限を互いに独立して設定できるように構成されている。 より具体的に説明すると、スライサー側コントローラ40は、前記メモリに格納されているスライサー用プログラムに従ってCPUやその周辺機器が協働することにより、図5に示すように、基準設定部41、下限設定部42、及び、上限設定部43としての機能を発揮するように構成されている。 基準設定部41は、スライス厚みの許容範囲の基準となる基準値を受け付けて設定するものであり、図5に示すように、例えばタッチパネル、マウス、又は、キーボード等の入力手段INを介して入力された基準値を受け付ける。 本実施形態のスライサー側コントローラ40は、図4及び図5に示すように、ディスプレイDの表示内容を制御する表示制御部44としての機能をさらに備えており、この表示制御部44が、ディスプレイDに基準表示領域A1を表示するとともに、この基準表示領域A1に基準設定部41が受け付けた基準値を表示する。 基準値は、任意に設定及び変更することのできる値であり、スライス肉の