JP-2026076583-A - 左右切替式レール運搬車
Abstract
【課題】レールやマクラギ等の重量物の移動作業も容易に行う。 【解決手段】左右一対の可倒式タワー部12L,12Rは、レール運搬車本体11に水平方向回転軸を介し軌道レールの長手方向に起立および倒伏可能に設けられた可倒式タワー下側部12L1,12R1と、その可倒式タワー下側部12L1,12R1の上部に水平回転機構部12L3,12R3を介して当該可倒式タワー下側部12L1,12R1の長手方向を回転軸として回転可能に設けられた可倒式タワー上側部12L2,12R2とを備え、可倒式タワー部12L,12Rにおいて可倒式タワー下側部12L1,12R1の水平回転機構部12L3,12R3を介して可倒式タワー下側部12L1,12R1に対して可倒式タワー上側部12L2,12R2を回転させることにより、レールだけでなくマクラギ等の重量物も移動させる。 【選択図】図1
Inventors
- 下 喜巳男
- 望月 俊孝
- 佐々木 周三
- 細川 誠二
- 山▲崎▼ 洋治
- 斉藤 勝則
Assignees
- ユニオン建設株式会社
- 保線機器整備株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (2)
- レール等の積み荷を載せる荷台が設けられると共に、線路の軌道レール上を走行するレール運搬車本体と、 前記レール運搬車本体の左右両側それぞれに軌道レールの長手方向に起立および倒伏可能に設けられた左右一対の可倒式タワー部と、 前記左右一対の可倒式タワー部の双方に門型状態または前記左右一対の可倒式タワー部の一方に片持ち梁状態で支持され、積み荷の積降ろしを行うホイストが移動可能に設けられたビームとを備え、 前記左右一対の可倒式タワー部は、それぞれ、 前記レール運搬車本体に対し軌道レールの長手方向に起立および倒伏可能に設けられた可倒式タワー下側部と、下端部が前記可倒式タワー下側部の上部に水平回転機構部を介し当該可倒式タワー下側部の長手方向を回転軸として前記レール運搬車本体に対し回転可能に設けられる一方、上端部で前記ビームを支持する可倒式タワー上側部とを備えていることを特徴とする左右切替式レール運搬車。
- 請求項1記載の左右切替式レール運搬車において、 前記左右一対の可倒式タワー部および前記ビームが前記レール運搬車本体の長手方向に間隔を空けて少なくとも2箇所設置されていることを特徴とする左右切替式レール運搬車。
Description
本発明は、交換用レールの積降ろしを行って交換用レールを運搬する左右切替式レール運搬車に関する。 左右切替式レール運搬車として、例えば、左右一対の可倒式タワー部をそれぞれ油圧等の昇降機構により使用時は直立させ、収納時は回動軸部を中心にして、それぞれ独立して垂直状態に起立させる一方、水平状態に倒伏させ、垂直状態に起立させた際にホイストが設けられたビームを支持して、使用時の状況に応じて左右どちらからでもレール積み込み及びレール取り卸し作業を可能にすることができる左右切替式レール交換装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。 実用新案公報第3116107号公報 本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車の正面図である。(a),(b)それぞれ本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車の平面図、側面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部を倒し、左側の可倒式タワー部を起こした状態を示す側面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部を倒し、左側の可倒式タワー部を使用してレールを吊り上げた状態を示す正面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部を倒し、左側の可倒式タワー部を使用してレールを吊り上げた状態を示す平面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において作業員がホイストを左側の可倒式タワー部側に移動させている状態を示す側面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において作業員がホイストを左側の可倒式タワー部側に移動させている状態を示す平面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において作業員がホイストを左側の可倒式タワー部側に移動後、油圧ポンプを使用してビームを起こしている状態を示す正面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において作業員が右側の可倒式タワー部を起こしている状態を示す側面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部を起こした後、油圧ポンプのポンプ圧を抜いてビームを下げる状態を示す正面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部を起こした後、油圧ポンプのポンプ圧を抜いてビームを下げ、さらに左側の可倒式タワー部からピンやボルト等を抜いて右側の可倒式タワー部に差し替えてビームに連結する状態を示す平面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部を起こしてビームに連結後、手摺を右側の可倒式タワー部に入れ替えて左側の可倒式タワー部を倒した状態を示す側面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部を起こしてビームに連結後、手摺を右側の可倒式タワー部に入れ替えて左側の可倒式タワー部を倒した状態を示す平面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部を起こしてビームに連結後、手摺を右側の可倒式タワー部に入れ替え、油圧ポンプを使用してビームを持ち上げて左側の可倒式タワー部を倒した状態を示す正面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部により支持したビームを水平にして、レールを吊り上げている状態を示す側面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部により支持したビームを水平にし、ホイストによりレールを吊り上げている状態を示す平面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部により水平にしたビームのホイストにより吊り上げたレールを移動させている状態を示す正面図である。本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車において右側の可倒式タワー部の水平回転機構部を回転させてレールやマクラギ等の重量物を回転移動している状態を示す平面図である。 以下、本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車1を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、下記に説明する実施形態は、あくまで本発明の一例であり、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で適宜変更可能である。 <実施形態の左右切替式レール運搬車1の構成> 実施形態の左右切替式レール運搬車1は、機動車(図示せず。)で牽引したり、あるいは機動車(図示せず。)で後ろから押して線路の軌道レールR,R上を走行するもので、図1および図2(a),(b)に示すように、交換用レール3を載せて軌道レールR,R上を走行するレール運搬車本体11と、レール運搬車本体11の左右両側それぞれに軌道レールR,Rの長手方向に起立および倒伏可能に設けられた左右一対の可倒式タワー部12L,12Rと、左右一対の可倒式タワー部12L,12Rの双方に門型状態または左右一対の可倒式タワー部12L,12Rの一方に片持ち梁状態で支持され、積み荷の積降ろしを行うホイスト13bが移動可能に設けられたビーム13等を備えて構成される。 尚、交換用レール3とは、線路上の軌道レールRと区別するための名称で、線路から取外した旧い軌道用レールや線路に新たに敷設する新しい軌道用レールのことで、例えば、25000mm(25m)程度の長さを有している。 (レール運搬車本体11) レール運搬車本体11は、交換用レール3を積載しながら線路の軌道レールR,R上を走行するもので、図2(a),(b)に示すように下側面側に軌道レールR,R上を走行する複数の車輪11aが設けられると共に、機動車(図示せず。)等と連結するための機関車用連結部11b等が設けられた運搬車で、交換用レール3を運搬するため、例えば、15m前後の長さを有している。 (可倒式タワー部12L,12R) 左右の可倒式タワー部12L,12Rは、それぞれ、図1等に示すようにレール運搬車本体11に対し起伏可能に設けられた可倒式タワー下側部12L1,12R1と、可倒式タワー下側部12L1,12R1の上部に設けられ、ベアリング等を介して水平回転可能に設けられた水平回転機構部12L3,12R3と、水平回転機構部12L3,12R3の上部に立設し、上端部にビーム13を着脱可能に連結するビール連結部12L31,12R31を有する可倒式タワー上側部12L2,12R2等を備えて構成される。 尚、本実施形態1の左右切替式レール運搬車1では、図2(a),(b)に示すように左右の可倒式タワー部12L,12Rは、それぞれ、レール運搬車本体11の長手方向に所定間隔を空けて少なくとも4箇所設置されている。 (ビーム13) ビーム13は、図1や図2(a),(b)に示すようにフランジおよびウエブを有するH型鋼等を使用して走行軌道レールR,Rを横切るように設置される長尺の部材で、左右の可倒式タワー部12L,12Rの上端部に連結ボルト13a等により着脱可能に取り付けられる。 ビーム13には、交換用レール3やマクラギ等の重量物の積降ろしを行う電動式等のホイスト13bがビーム13の長手方向、つまり走行軌道レールR,Rを横切る方向に移動可能に設けられ、交換用レール3やマクラギ等の重量物をレール運搬車本体11の上から現場の走行軌道レールR,Rの外側等へあるいはその逆に積み下ろしできるように構成している。 ホイスト13bは、図1等に示すようにレール運搬車本体11の上で交換用レール3やマクラギ等の重量物を吊り上げてビーム13に沿って移動して交換用レール3の積降ろしを行う周知のもので、ホイスト本体13b1と、フック13b2と、リモコン13b3等を備えており、フック13b2先端には交換用レール3を掴むためレール挟持金具13b4を取付けている。尚、レール挟持金具13b4はフック13b2に着脱可能に取り付けられてぉり、交換用レール3以外のマクラギ等の重量物を吊り上げる場合には、別の金具等を取付ける。 (ビーム傾斜機構部14) ビーム傾斜機構部14は、油圧式のビーム傾斜機構部の場合、先端部がビーム13の左右両端部に設けられたアダプタロッド13c,13cに着脱可能に連結されるピストン14aと、下端部が可倒式タワー部12L,12Rの可倒式タワー上側部12L2,12R2の側面に回転可能に連結され、ピストン14aを油圧等によって伸縮させるシリンダ部14bと、そのシリンダ部14bに対し油圧を送る油圧ポンプ15(図8等参照。)等で構成されている。尚、ビーム傾斜機構部14は、ターンバックル等によって手動式のビーム傾斜機構部で構成しても勿論良い。 (油圧ポンプ15) 油圧ポンプ15は、作業員がレバー等を操作してビーム傾斜機構部14に油圧を送り、ビーム傾斜機構部14を駆動してビーム13を起伏させる装置である。 <本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車1の動作> 次に、以上のように構成された本発明に係る実施形態の左右切替式レール運搬車1において図上左側の可倒式タワー部12Lから図上右側の可倒式タワー部12Rに切り替える動作、および図上右側可倒式タワー部12Rを回転移動させてマクラギ等の重量物を移動させる動作について説明する。 (可倒式タワー部12Lを使用したレール3の吊上げ(図3~図5)) まず、図3~図5に示すようにまずは図上左側の可倒式タワー部12Lを使用して、地上のレール3を吊り上げ、レール運搬車本体11のレール置台11bに置く。その際、作業員は、図3に示すように図上左側の可倒式タワー部12Lの基部に設けられた作業用ステップ12L4を水平に拡げ、その作業用ステップ12L4の上に乗って左側の可倒式タワー部12Lを操作する。また、作業用ステップ12L4には、手摺16を装着して作業する。 尚、この際、図上右側の可倒式タワー部12Rは使用しないため、図3~図5に示すようにほぼ水平に倒した状態である。 (ビーム13のホイスト13b等への電流供給を停止(図6~図8)) 次に、作業員は、作業用ステップ12L4の上に乗ってリモコン13b3を操作して左側の可倒式タワー部12Lを操作し、図8に示すようにホイスト13bを可倒式タワー部12L側に移動させ、次いで作業員は油圧ポンプ15を操作して可倒式タワー部12L側に連結しているビーム傾斜機構部14から油圧を引いてシリンダ部14bに対しピストン14aを収縮させて、ビーム13の図上右側を上げる。 次に、作業員は図上右側の可倒式タワー部12Rの作業用ステップ12R4を拡げ、図8に示すようにビーム13のホイスト13b等に電流を供給している図8上左側の可倒式タワー部12Lの上下のコネクタ12L5,12L6を抜き、ビーム13のホイスト13b等への電流供給を停止する。 (右側の可倒式タワー部12Rを起こす(図9~図11)) 次に作業員は、倒れている右側の可倒式タワー部12Rの方へ移動して、図9に示すように倒していた右側の可倒式タワー部12Rを立てると共に、図10に示すように上がっていたビーム13の図上右側の端部を下げて、起立させた図上右側の可倒式タワー部12R上端部の上にビーム13の右端部を降ろす。 そして、作業員は図10や図11に示すように可倒式タワー部12R上端部とビーム13左端部に挿入して連結していた連結ボルト13aの抜け止めピンを抜き、連結ボルト13aを取り外して連結ボルト13aを図上右側の可倒式タワー部12Rとビーム13の右端部に挿入し、その後、連結ボルト13aに抜け止めピンを挿して図上右側の可倒式タワー部12Rの上端部にビーム13の右端部を固定する。 また、作業員は、図10に示すように図上右側の可倒式タワー部12Rのコネクタ12R5,12R6と、ビーム13のホイスト13b等に電流を供給するビーム13右端のコネクタ13eと、レール運搬車本体11のコネクタ11R1とを接続して、ビーム13のホイスト13b等