Search

JP-2026076594-A - 分光イメージングユニット調整システム

JP2026076594AJP 2026076594 AJP2026076594 AJP 2026076594AJP-2026076594-A

Abstract

【課題】分光イメージングユニットの調整を容易にするとともに調整精度の向上を図ることができる分光イメージングユニット調整システムを提供することである。 【解決手段】分光イメージングユニット調整システム1は、光源2からの光を、スリット14aを介して入射する調整用スリット部材14と、回転非対称の回折ユニット30と、撮像素子36aを備える分光結像センサ36とを有する分光イメージングユニットを調整し、調整用スリット部材14を用いて少なくとも回折ユニット30の回転角度を分光結像センサ36の結像領域に表示させる分光イメージングユニット調整システム1であって、スリット14aは十字形状であり、光源2の波長は、分光範囲を450nm~1700nmとした場合に、十字形状のスリット14aを介して回折ユニット30から出射される出射光の波長が分光範囲の波長の1/2又は1/3となるように設定される。 【選択図】図1

Inventors

  • 楊 永涛

Assignees

  • 株式会社アバールデータ

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (4)

  1. 光源からの光を、スリットを介して入射する調整用スリット部材と、回転非対称の回折ユニットと、撮像素子を備える分光結像センサとを有する分光イメージングユニットを調整し、 前記調整用スリット部材を用いて少なくとも前記回折ユニットの回転角度を前記分光結像センサの結像領域に表示させる分光イメージングユニット調整システムであって、 前記スリットは十字形状であり、前記光源の波長は、分光範囲を450nm~1700nmとした場合に、十字形状の前記スリットを介して回折ユニットから出射される出射光の波長が分光範囲の波長の1/2又は1/3となるように設定される、 ことを特徴とする分光イメージングユニット調整システム。
  2. 十字形状の前記スリットは、第1の長穴および前記第1の長穴と直交する第2の長穴で構成され、前記スリットを介して前記分光結像センサの結像領域に結像される前記第1の長穴に対応する第1の結像長さ、および、前記第2の長穴に対応する第2の結像長さは、前記分光結像センサの結像領域における幅方向長さの1/4以上である、 ことを特徴とする請求項1に記載の分光イメージングユニット調整システム。
  3. 前記分光素子群は、グレーティングと、前記グレーティングを挟んで対称に配置され、それぞれ同じウェッジ角度をもつ一対のプリズムとを有し、 前記グレーティングおよび前記一対のプリズムを固定するための固定治具が前記回折ユニットに取り付けられている、 ことを特徴とする請求項1または2に記載の分光イメージングユニット調整システム。
  4. 前記固定治具は、リング形状であり、幅狭板状部材と幅広板状部材を備えて構成され、前記幅狭板状部材と前記幅広板状部材は周方向に沿って交互に形成されており、一体に成形され、前記固定治具の内径は前記回折ユニットの外径と同じ若しくはわずかに大きい、 ことを特徴とする請求項3に記載の分光イメージングユニット調整システム。

Description

本発明は、分光イメージングユニット調整システムに関し、特に450nm~1700nmの波長範囲で分光する分光イメージングユニット調整システムに関する。 分光イメージングユニットは、複数の測定箇所の光を受光して空間軸と波長軸でセンサに結像する装置である。 分光イメージングユニットとしては、光軸方向の入射側端部にスリットを備え、スリットからガラス板、コリメータレンズ、第1のプリズム、グレーティング、第2のプリズムおよびフォーカスレンズ、分光結像センサを長手方向にこの順で備えた分光イメージングユニットが知られている(以下の特許文献1参照)。なお、コリメータレンズ、第1のプリズム、グレーティング、第2のプリズムおよびフォーカスレンズは、入射した光を結像のために用いる結像光学系となる。分光結像センサは、光軸に対して上側をスリットから離れる方向に傾いて設置されている。特許文献1の分光イメージングユニットにおいては、分光イメージングユニットに接続されている演算処理部によって分光結像センサが得た結像結果に基づき透過特性が算出される。 特開2023-139605号公報 実施形態に係る分光イメージングユニット調整システム1の構成を示した図である。分光イメージングユニット3、スリット部材14および固定冶具60の外観を示した図である。回折ユニットの非回転対称を説明するための図である。0次光~2次光の分光波長を説明するための図である。分光イメージングユニット3を含んだ分光イメージングカメラの外観を示した斜視図である。分光結像センサ36の結像領域(結像面)を示した図である。分光結像センサ36の結像領域に結像された十字形状の結像対象を示した図である。分光イメージングユニット調整システム1による調整を説明するための図である。分光イメージングユニット調整システム1による調整を説明するための図である。 以下に、実施形態に係る分光イメージングユニット調整システム1の構成について、図面を参照して説明する。 <分光イメージングユニット1の全体構成> 図1は、実施形態に係る分光イメージングユニット調整システム1の構成を示した図である。実施形態に係る分光イメージングユニット調整システム1の構成を示した図である。図2は、分光イメージングユニット3、スリット部材14および固定冶具60の外観を示した図である。図3は、回折ユニットの非回転対称を説明するための図である。図4は、0次光~2次光の分光波長を説明するための図である。図5は、分光イメージングユニット3を含んだ分光イメージングカメラの外観を示した斜視図である。図6は、分光結像センサ36の結像領域(結像面)を示した図である。図7は、分光結像センサ36の結像領域に結像された十字形状の結像対象を示した図であり、横軸は分光結像センサ36の結像面のX軸方向の長さ(サイズ:mm)であり、縦軸は分光結像センサ36の結像面のY軸方向の長さ(サイズ:mm)である。図8は、分光イメージングユニット調整システム1による調整を説明するための図である。図9は、分光イメージングユニット調整システム1による調整を説明するための図である。 なお、図1の前後方向が分光イメージングユニット3の長手方向であり、図1の上下方向が分光イメージングユニット3の上下方向である。また、分光イメージングユニット3の前後方向は、光の進行方向(光軸方向)でもある。また、実施形態を説明するための各図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する場合がある。 図1に示すように、分光イメージングユニット調整システム1は、光源2と、分光イメージングユニット3を備えて構成されている。分光イメージングユニット3は、光源2からの光を入射する入射側端部に設けられたスリット部材14、コリメータレンズ群(組合せ凸レンズ)20、回折ユニット(分光素子群、プリズム群)30、フォーカスレンズ群(組合せ凸レンズ)40および分光結像センサ36を備える。コリメータレンズ群20、回折ユニット30およびフォーカスレンズ群40は、入射した光を結像するために用いる結像光学系である。分光結像センサ36には、後述する画像処理装置39(図5参照)が接続されている。 <光源> 光源2としては、分光波長が1次波長~2次波長が450nm~1700nmの間になるように450nm~1700nmの1/n(nは2または3)の波長の光を出射するレーザ光源を用いる。分光波長を、例えば、1次波長~2次波長を450nm~1700nmの間とするのは、この範囲外の場合には、光源から光がスリットを介して分光結像センサ36の結像領域に結像された結像対象が分光結像センサ36の結像領域の範囲外に結像されてしまい、後述の調整に必要な結像対象が見えなくなってしまうからである。なお、図4に示すように、0次光はすべての波長集光位置のため、分光結像センサ36の結像面への結像には0次光を使用されていない。すなわち図4の黒塗り領域が分光結像センサ36の結像面へ結像される領域である。 例えば、光源2からの出射光の波長を分光波長の1/2にして650nmにした場合には、分光波長は、1次で650nm、2次で1300nmとなり、1次波長~2次波長は450nm~1700nmの範囲内に収まる。また、光源2からの出射光の波長を分光波長の1/3にして500nmにした場合には、分光波長範囲は、1次で500nm、2次で1000nm、3次で1500nmとなり、1次波長~3次波長は450nm~1700nmの範囲内に収まる。なお、出射光の波長を分光波長の1/nにする場合において、nの値は2又は3になることが好ましい。 <スリット部材> スリット部材14は、被写体(光源)からの光を受光する対物レンズ38(図5参照、図1では省略)を介した光が入射するように分光イメージングユニット3の前後方向(光軸方向)の前側に設けられる。スリット部材14には、図2に示すように光源2からの光が入射される十字形状スリット(入射口)14aが形成されている。十字形状スリット14aは、縦方向長穴14a1(第1の長穴)と、縦方向長穴14a1と直交する横方向長穴14a2(第2の長穴)とで構成されている。なお、光源2からの出射光がスリット14aに入射するように対物レンズ38とスリット14aの光軸方向位置が決定される。スリット14aは、分光イメージングユニット3の左右方向及び上下方向(以下、「水平垂直方向」と呼ぶ。)に延びて設けられ、垂直方向の長さが水平方向の長さよりも短くなっている。なお、図2(b)の符号50はコリメータレンズ群20の入射側に配置されるスリット固定部材である。 図8(c)に示すように、1次光の縦方向長穴(第1の長穴)14a1に対応する第1の結像線142a1と、横方向長穴(第2の長穴)14a2に対応する第2の結像線142a2は、十字形状スリット14a(2図参照)を介して分光結像センサ36の結像領域70に結像される。 第1の結像線142a1の長さおよび第2の結像線142a2の長さは、分光結像センサ36の結像領域70における幅方向長さ(Ha)の1/4以上であることが必要である(図8(c)参照)。 さらに、2次光の縦方向長穴(第1の長穴)14a1に対応する第1の結像線242a1と、横方向長穴(第2の長穴)14a2に対応する第2の結像線242a2は、十字形状スリット14a(2図参照)を介して分光結像センサ36の結像領域70に結像される。 第1の結像線142a1の長さおよび第2の結像線142a2の長さは、分光結像センサ36の結像領域70における幅方向長さ(Ha)の1/4以上であることが必要である(図8(c)参照)。 1/4未満とすると、後述の調整に必要な結像対象が結像領域70の範囲内で見えにくくなるため分光結像センサ36の幅方向に対する水平、縦方向に対する垂直の判断が困難になってしまうからである。 また、分光イメージングユニット3には画像処理装置39(図5参照)が接続され、画像処理装置39は、分光結像センサ36で受光した情報を画像情報とする等の処理を行う画像処理部(図示せず)を有している。画像処理部は、CPU(CentralProcessingUnit)等のマクロプロセッサやメモリ等で構成される。 なお、画像処理装置39は、表示部(図示せず)を備えていてもよく、表示部に測定結果等を表示させる。表示部は、例えば、液晶や有機EL等によるディスプレイを適用することができる。また、表示部は、別体でもよい。また、画像処理装置39は、記憶部(図示せず)を内部に備えていてもよく、ここに、画像処理装置39からの画像データや解析結果を記憶させる。記憶部としては、例えば、HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)等、必要に応じて様々な方式の記憶装置が適用される。 <コリメータレンズ群> コリメータレンズ群20は、接合レンズ21と凸レンズ22を組み合わせた組み合わせ凸レンズであり、正の屈折力をもつ。スリット部材14とコリメータレンズ群20の間には光学部品は配置されていない。なお、一般的には、光路変更を目的として、ミラー(光学部品)が配置され、収差補正を目的として、非球面レンズ(光学部品)や球面レンズ(光学部品)が配置されるが、本実施形態では光路変更や収差補正をしないのでスリット部材14とコリメータレンズ群20の間には光学部品は配置されていない。 <回折ユニット(プリズム群)> 回折ユニット30は、図1に示すように、グレーティング33、入射側プリズム31および出射側プリズム32を備え、回転非対称の構造である。回転非対称の場合には、図2の上側に示されるように結像領域に結像される結像対象も回転し見え方が変わってしまう(結像線150,152参照)ので、後述する分光イメージングユニットの調整が必要となる。しかし、回転対称の場合には、図2の下側に示されるように結像領域に結像される結像対象は回転せず見え方も変わらない(結像線150参照)ので、後述する分光イメージングユニットの調整は不要である。 入射側プリズム31は、入射側プリズム31の垂直面がグレーティング33側で、斜面がコリメータレンズ群20側の向きで配置される。出射側プリズム32は、出射側プリズム32の垂直面がグレーティング33側で、斜面が後述するフォーカスレンズ群40側の向きで配置されている。入射側プリズム31および出射側プリズム32は、角度補正用のプリズムである。グレーティング33は、波長分散のためのものである。 (回折ユニット固定治具) 回折ユニット固定治具60は、図2に示すように、リング形状であり、幅狭板状部材61と幅広板状部材63を備えて構成されている。幅狭板状部材61と幅広板状部材63は周方向に沿って交互に形成されており、一体に成形されている。固定治具60の内径は回折ユニット30の外径と同じかわずかに大きい。回折ユニット固定治具60は、ある程度の可撓性を有する樹脂材料や金属、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等で形成されていることが好ましいが、後述する回折ユニット30を固定する機能を発揮できる程度の可撓性、硬さがあれば材料はこれに限定されない。回折ユニット30への固定は、回折ユニット30自体の回転(角度)位置や、回折ユニット30を構成するプリズム31,32、グレーティング33の個々の回転(角度)位置を所望の回転(角度)位置にした状態で回折ユニット30に回折ユニット固定治具60を嵌合させることにより行われる。 <フォーカスレンズ群> フォーカスレンズ群40は、図1に示すように、凸レンズ41と、両凸レンズおよび凹レンズからなる接合レンズ42とを組み合わせた組み合わせレンズであり、正の屈折力をもつ。フォーカスレンズ群40の焦点距離fは、フォーカスレンズ群40の主平面から後述する撮像素子