JP-2026076631-A - 光学装置及び光学装置の調整方法
Abstract
【課題】容易に光量を調整することができる光学装置及び光学装置の調整方法を提供する。 【解決手段】本開示に係る光学装置1は、EUV光を含む光L1の光路L0に配置されたフィルタ10であって、一方の面11及び一方の面11に対向した他方の面12を有するフィルタ10と、フィルタ10の一方の面11の垂線13と、光L1の主光軸Cと、のなす角度が変化するように、フィルタ10の姿勢を変化させ、複数の姿勢でフィルタ10を支持可能な支持部20と、を備え、フィルタ10は、角度が変化することによって、フィルタ10を透過する光L1の透過率が変化する。 【選択図】図1
Inventors
- 水上 和
Assignees
- レーザーテック株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (20)
- EUV光を含む光の光路に配置されたフィルタであって、一方の面及び前記一方の面に対向した他方の面を有する前記フィルタと、 前記フィルタの前記一方の面の垂線と、前記光の主光軸と、のなす角度が変化するように、前記フィルタの姿勢を変化させ、複数の前記姿勢で前記フィルタを支持可能な支持部と、 を備え、 前記フィルタは、前記角度が変化することによって、前記フィルタを透過する前記光の透過率が変化する、 光学装置。
- 複数の前記姿勢には、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が第1角度である第1姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が前記第1角度よりも大きい第2角度である第2姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射しない第3姿勢と、 が含まれる、 請求項1に記載の光学装置。
- 光の光路に配置されたフィルタであって、一方の面及び前記一方の面に対向した他方の面を有する前記フィルタと、 前記フィルタの前記一方の面の垂線と、前記光の主光軸と、のなす角度が変化するように、前記フィルタの姿勢を変化させ、複数の前記姿勢で前記フィルタを支持可能な支持部と、 を備え、 前記フィルタは、前記角度が変化することによって、前記フィルタを透過する前記光の透過率が変化し、 複数の前記姿勢には、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が第1角度である第1姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が前記第1角度よりも大きい第2角度である第2姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射しない第3姿勢と、 が含まれる、 光学装置。
- 光の光路に配置されたフィルタであって、一方の面及び前記一方の面に対向した他方の面を有する前記フィルタと、 前記フィルタの前記一方の面の垂線と、前記光の主光軸と、のなす角度が変化するように、前記フィルタの姿勢を変化させ、複数の前記姿勢で前記フィルタを支持可能な支持部と、 を備え、 前記フィルタは、前記角度が変化することによって、前記フィルタを透過する前記光の透過率が変化し、 複数の前記姿勢には、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が第1角度である第1姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が前記第1角度よりも大きい第2角度である第2姿勢と、 が含まれ、 前記支持部は、第1時刻において前記フィルタを前記第2姿勢で支持し、前記第1時刻よりも後の第2時刻において前記フィルタを前記第1姿勢で支持する、 光学装置。
- 前記支持部は、前記角度が変化するように前記フィルタの前記姿勢を前記第1姿勢と前記第3姿勢との間で変化させる途中で、前記フィルタを前記第2姿勢で支持可能である、 請求項2または3に記載の光学装置。
- 前記支持部は、 前記フィルタのエッジ部を支点として、または前記主光軸から見て前記エッジ部よりも外側の点を支点として、前記フィルタの前記姿勢を変化させ、 前記第3姿勢の場合に、前記光路内の前記光の光束の外側に前記フィルタを配置させる、 請求項2または3に記載の光学装置。
- 前記光路内の前記光は、所定の集光位置に向けて集光する収束光、または、所定の集光位置から発散する発散光を含み、 前記フィルタは、前記第2姿勢では、前記第1姿勢よりも前記集光位置側に傾いている、 請求項2~4のいずれか1項に記載の光学装置。
- 前記光路内の前記光は、所定の集光位置に向けて集光する収束光、または、所定の集光位置から発散する発散光を含み、 前記フィルタは、前記第2姿勢では、前記第1姿勢よりも前記集光位置の逆側に傾いている、 請求項2~4のいずれか1項に記載の光学装置。
- 複数の前記姿勢は、仮想の軸を回転軸とした前記フィルタの回転により形成され、 前記仮想の軸は、前記フィルタの一部若しくは前記フィルタを保持する保持部の一部、及び、前記光の光束の一部を貫通する、 請求項2~4のいずれか1項に記載の光学装置。
- 複数の前記姿勢は、前記フィルタの一部または前記フィルタを保持する保持部の一部をレールに沿ってスライドさせることで形成される、 請求項2~4のいずれか1項に記載の光学装置。
- ペリクル付きマスクを検査するTPモードと、 ペリクル無しマスクを検査するNPモードと、 を有し、 前記支持部は、少なくとも前記TPモードの場合に、前記フィルタの前記姿勢を前記第1姿勢または前記第2姿勢で支持する、 請求項2に記載の光学装置。
- 前記フィルタは、第1フィルタ及び第2フィルタを含み、 前記第1フィルタ、コレクタミラー及び前記第2フィルタは、前記光を出射する光源から前記光の進む向きに沿って順に並び、 前記支持部は、前記第2フィルタを複数の前記姿勢で支持する、 請求項1~4のいずれか1項に記載の光学装置。
- 前記コレクタミラーと前記第2フィルタとの間に、前記光を遮断するシャッタをさらに備えた、 請求項12に記載の光学装置。
- EUV光を含む光の光路に配置されたフィルタであって、一方の面及び前記一方の面に対向した他方の面を有する前記フィルタと、 前記フィルタの前記一方の面の垂線と、前記光の主光軸と、のなす角度が変化するように、前記フィルタの姿勢を変化させ、複数の前記姿勢で前記フィルタを支持可能な支持部と、 を含む光学装置の調整方法であって、 前記角度が変化することによって、前記フィルタを透過する前記光の透過率が変化する前記フィルタを前記光路に配置するステップと、 前記フィルタの姿勢を複数の前記姿勢のいずれかに変化させるステップと、 を備えた、 光学装置の調整方法。
- 前記フィルタの姿勢を複数の前記姿勢のいずれかに変化させるステップにおいて、 複数の前記姿勢には、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が第1角度である第1姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が前記第1角度よりも大きい第2角度である第2姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射しない第3姿勢と、 が含まれる、 請求項14に記載の光学装置の調整方法。
- 光の光路に配置されたフィルタであって、一方の面及び前記一方の面に対向した他方の面を有する前記フィルタと、 前記フィルタの前記一方の面の垂線と、前記光の主光軸と、のなす角度が変化するように、前記フィルタの姿勢を変化させ、複数の前記姿勢で前記フィルタを支持可能な支持部と、 を含む光学装置の調整方法であって、 前記角度が変化することによって、前記フィルタを透過する前記光の透過率が変化する前記フィルタを前記光路に配置するステップと、 前記フィルタの姿勢を複数の前記姿勢のいずれかに変化させるステップと、 を備え、 前記フィルタの姿勢を複数の前記姿勢のいずれかに変化させるステップにおいて、 複数の前記姿勢には、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が第1角度である第1姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が前記第1角度よりも大きい第2角度である第2姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射しない第3姿勢と、 が含まれる、 光学装置の調整方法。
- 光の光路に配置されたフィルタであって、一方の面及び前記一方の面に対向した他方の面を有する前記フィルタと、 前記フィルタの前記一方の面の垂線と、前記光の主光軸と、のなす角度が変化するように、前記フィルタの姿勢を変化させ、複数の前記姿勢で前記フィルタを支持可能な支持部と、 を含む光学装置の調整方法であって、 前記角度が変化することによって、前記フィルタを透過する前記光の透過率が変化する前記フィルタを前記光路に配置するステップと、 前記フィルタの姿勢を複数の前記姿勢のいずれかに変化させるステップと、 を備え、 前記フィルタの姿勢を複数の前記姿勢のいずれかに変化させるステップにおいて、 複数の前記姿勢には、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が第1角度である第1姿勢と、 前記光路内の前記光が前記フィルタの前記一方の面に入射し、前記角度が前記第1角度よりも大きい第2角度である第2姿勢と、 が含まれ、 前記支持部は、第1時刻において前記フィルタを前記第2姿勢で支持し、前記第1時刻よりも後の第2時刻において前記フィルタを前記第1姿勢で支持する、 光学装置の調整方法。
- 前記フィルタの姿勢を複数の前記姿勢のいずれかに変化させるステップにおいて、 前記支持部は、前記角度が変化するように前記フィルタの前記姿勢を前記第1姿勢と前記第3姿勢との間で変化させる途中で、前記フィルタを前記第2姿勢で支持可能である、 請求項15または16に記載の光学装置の調整方法。
- 前記支持部は、前記フィルタのエッジ部を支点として、または前記主光軸から見て前記エッジ部よりも外側の点を支点として、前記フィルタの前記姿勢を変化させ、 前記フィルタの姿勢を複数の前記姿勢のいずれかに変化させるステップにおいて、 前記支持部は、前記第3姿勢の場合に、前記光路内の前記光の光束の外側に前記フィルタを配置させる、 請求項15または16に記載の光学装置の調整方法。
- 前記光路内の前記光は、所定の集光位置に向けて集光する収束光、または、所定の集光位置から発散する発散光を含み、 前記フィルタの姿勢を複数の前記姿勢のいずれかに変化させるステップにおいて、 前記フィルタは、前記第2姿勢では、前記第1姿勢よりも前記集光位置側に傾いている、 請求項15~17のいずれか1項に記載の光学装置の調整方法。
Description
本開示は、光学装置及び光学装置の調整方法に関する。 EUV(Extreme Ultra Violet)の波長の光を用いてフォトマスク等の対象物を検査する検査装置や、EUVの波長の光を用いてウエハにパターンを形成させる露光装置では、検査対象、パターニングデバイス及びウエハ等の対象物に照明されるEUV光の光量を任意に調整できることが好ましい。 例えば、特許文献1には、個別に姿勢を変更可能な複数のミラー素子を含み、EUV光の光束の一部をフォトマスク等の対象物に照射させ、一部を光トラップに導入することにより、EUV光の光量を調整可能なミラーアレイを備える光学装置が開示されている。 米国特許出願公開第2024/061328号明細書 実施形態1に係る光学装置を例示した構成図である。実施形態1に係る光学装置において、フィルタを例示した拡大図である。実施形態1に係る光学装置において、フィルタの姿勢と、透過率及び光量との関係を例示した図である。実施形態1に係る光学装置において、光で照明する対象物を例示した断面図である。実施形態1の変形例1に係る光学装置を例示した構成図である。実施形態1の変形例1に係る光学装置を例示した構成図である。実施形態1の変形例2に係る光学装置を例示した構成図である。実施形態1に係る光学装置、変形例1に係る光学装置及び変形例2に係る光学装置の効果を例示した図である。実施形態1に係る光学装置、変形例1に係る光学装置及び変形例2に係る光学装置の効果を例示した図である。実施形態1の変形例3に係る光学装置を例示した構成図である。実施形態1の変形例4に係る光学装置を例示した側面図である。実施形態1の変形例4に係る光学装置を例示した上面図である。実施形態1の変形例4に係る光学装置を例示した上面図である。実施形態1の変形例4に係る光学装置を例示した上面図である。実施形態1の変形例4に係る光学装置を例示した上面図である。実施形態1の変形例5に係る光学装置を例示した構成図である。実施形態1に係る光学装置の調整方法を例示したフローチャート図である。実施形態2に係る光学装置を例示した構成図である。 以下、本実施形態の具体的構成について図面を参照して説明する。以下の説明は、本開示の好適な実施の形態を示すものであって、本開示の範囲が以下の実施の形態に限定されるものではない。以下の説明において、同一の符号が付されたものは実質的に同様の内容を示している。図面が煩雑にならないように、いくつかの符号及びハッチングは省略されている。 <実施形態1> 実施形態1に係る光学装置を説明する。本実施形態の光学装置は、対象物を検査する検査装置、対象物の撮像結果をディスプレイ等に表示するレビュー装置、及び、対象物をパターニングする露光装置を含んでもよい。本実施形態の光学装置は、EUV光等を含む照明光等の光の光量を連続的に変化させることを一つの目的とする。EUV光の光量を調整する方法としては、フィルタの挿抜による調整、光源の発光状態の制御による調整、及び、光路における光を吸収するガスの圧力制御による調整等いくつかの方法が挙げられる。 フィルタの挿抜での光量の調整は、具体的には、EUV光の主光軸に対して、入射面を垂直にしたフィルタをEUV光に挿入した挿入状態と、挿入したフィルタをEUV光から退避させる退避状態の切り替えによって実施される。したがって、例えば、フィルタの厚みによって透過率を変化させる場合には、厚みの異なる複数のフィルタ及び挿抜機構を必要とする。よって、複数の光学部材を準備する必要があり、コストが増加する。また、連続的に光量を変化させることができない。また、光がチャンバ内の空気により吸収されてしまう等の事情から、チャンバ内のガスの圧力を低く、例えば真空状態にする場合がある。このような真空の雰囲気内に設置されたフィルタを、真空の雰囲気を維持したまま挿抜するには、複雑な機構が必要であり、挿抜すべきフィルタ枚数が複数であればそれだけ機構が複雑化する。 光源の発光状態の制御による調整は、具体的には、光源の出力を調整する。この場合には、光源を一定の出力で発光させないので、光源の発光状態の安定性を損なうことにつながる。また、連続的に光量を変化させることが困難である。 光路における光を吸収するガスの圧力制御による調整は、具体的には、光路が配置されたチャンバ内のガスの圧力を調整する。しなしながら、チャンバ内のガスの圧力を変化させると、チャンバ内に配置された光学部材の劣化や位置ずれ等を引き起こす恐れがある。本実施形態は、これらの課題を解決する。 図1は、実施形態1に係る光学装置1を例示した構成図である。図2は、実施形態1に係る光学装置1において、フィルタ10を例示した拡大図である。図1及び図2に示すように、光学装置1は、フィルタ10及び支持部20を備える。フィルタ10は、光L1の光路L0に配置されている。光路L0は、所定の領域における光L1の進路を含む。所定の領域は、例えば、チャンバ内を含んでもよいし、所定の光学部材の間を含んでもよい。実施形態2で後述するように、フィルタ10は、集光位置IF等の像面以外の瞳の位置に配置されることが好ましい 光L1は、EUV光を含んでもよい。なお、光L1は、EUV光を含む光L1に限定されない。光L1は、EUVの波長以下の光を含んでもよい。光L1は、EUVの波長よりも、短い波長の光であってよく、また長い波長の光であってもよい。複数の波長域を含む光であってもよい。光L1は、例えば、照明光である。照明光は、例えば、検査装置における対象物への検査照明や、レビュー装置における対象物への照明に用いられてもよい。なお、光L1は、照明光に限定されず、露光光でもよい。露光光は、例えば、露光装置における対象物へのパターニングに用いられてよい。 ここで、光学装置1の説明の便宜のために、XYZ直交座標軸系を導入する。光路L0内において、光L1の主光軸Cが延びる方向をZ軸方向とする。光L1が進む向きを+Z軸方向とする。光L1の主光軸Cに直交する2つの方向をX軸方向及びY軸方向とする。 フィルタ10は、一方の面11及び他方の面12を有する板状でもよい。一方の面11は、他方の面12に対向している。例えば、一方の面11及び他方の面12は、平面でもよい。一方の面11は、他方の面12に平行とされてもよい。フィルタ10は、一方の面11の垂線13と、光L1の主光軸Cと、のなす角度θが変化することによって、フィルタ10を透過する光L1の透過率が変化する。 フィルタ10は、例えば、ジルコニウム(Zr)、シリコン(Si)及びカーボンナノチューブ(Carbon Nanotube)等の膜を含んでもよい。フィルタ10は、同種または異種の複数の膜が積層されたものでもよい。また、フィルタ10は、メッシュ構造のシートを含んでもよい。メッシュ構造は、アルミニウム(Al)、ステンレス鋼(Stainless Steel)等の細線で編まれた構成とされもよいし、基材の金属に多数の孔を設けて構成されてもよい。フィルタ10は、メッシュ構造のシート上に、ジルコニウム(Zr)、シリコン(Si)及びカーボンナノチューブ等の膜が積層されたものでもよい。フィルタ10は、メッシュ構造のシート上に、1つの膜、または、同種若しくは異種の複数の膜が積層されたものでもよい。 フィルタ10は、エッジ部14を有している。エッジ部14は、一方の面11の端縁及び他方の面12の端縁を接続する。エッジ部14は、フィルタ10を保持する保持部15に接続されてもよい。保持部15の一端は、エッジ部14に接続してもよい。保持部15の他端は、所定の点16に接続してもよい。点16は、光L1の主光軸Cから見てエッジ部14よりも外側の点16となっている。 支持部20は、フィルタ10の姿勢を変化させる。具体的には、支持部20は、フィルタ10の一方の面11の垂線13と、光L1の主光軸Cと、のなす角度θが変化することによって、フィルタ10を透過する光L1の透過率が変化するように、フィルタ10の姿勢を変化させる。支持部20は、点16を支点として、フィルタ10及び保持部15を傾けることにより、フィルタ10の姿勢を変化させてもよい。このように、支持部20は、光L1の主光軸Cから見てエッジ部14よりも外側の点16を支点としてフィルタ10の姿勢を変化させてもよい。 支持部20は、例えば、モータ等の駆動部材を含んでもよい。なお、支持部20は、フィルタ10の姿勢を変化させることができれば、モータ等の駆動部材に限定されない。例えば、支持部20は、磁力によって、移動または回転する部材を含んでもよい。具体的には、支持部20は、磁石を含んでもよい。ユーザは、別の磁石を支持部20の磁石に近づけることにより、支持部20を移動または回転させてもよい。こうして、ユーザは、磁石によって、支持部20を移動または回転させることにより、フィルタ10の姿勢を変化させてもよい。 支持部20は、フィルタ10の一方の面11の垂線と、光L1の主光軸Cと、のなす角度が変化するように、フィルタ10の姿勢を変化させる。支持部20は、複数の姿勢でフィルタ10を支持可能である。複数の姿勢には、第1姿勢31と、第2姿勢と、第3姿勢と、が含まれる。複数の姿勢には、第0姿勢30が含まれてもよい。支持部20により変化されるフィルタ10の姿勢は、例えば、第0姿勢30と、第1姿勢31と、第2姿勢32と、第3姿勢33とに可変でもよい。なお、支持部20は、フィルタ10の姿勢をこれ以外の姿勢に変化させてもよい。 第0姿勢30は、光路L0内の光L1がフィルタ10の一方の面11に入射する姿勢のうち、角度θが0°である姿勢である。つまり、第0姿勢30は、一方の面11の垂線13と、光L1の主光軸Cとが平行である。第0姿勢30では、光路L0内の光L1の光束L2のうち、フィルタ10よりも下流側に到達する光束の全てがフィルタ10の一方の面11に入射する。第1姿勢31は、光路L0内の光L1がフィルタ10の一方の面11に入射する姿勢のうち、角度θが第1角度θ1である姿勢である。第1姿勢31では、光路L0内の光L1の光束L2のうち、光路L0の下流に到達する光束の全てがフィルタ10の一方の面11に入射する。第2姿勢32は、光路L0内の光L1がフィルタ10の一方の面11に入射する姿勢のうち、角度θが第2角度θ2である姿勢である。第2角度θ2は、第1角度θ1よりも大きい。第2姿勢32では、光路L0内の光L1の光束L2のうち、フィルタ10よりも下流側に到達する光束の全てがフィルタ10の一方の面11に入射する。第3姿勢33は、光路L0内の光L1がフィルタ10の一方の面11に入射しない姿勢である。第3姿勢33の角度θは、第3角度θ3である。第3角度θ3は、第1角度θ1及び第2角度θ2よりも大きい。第3姿勢33では、光路L0内の光L1の光束L2のうち、フィルタ10よりも下流側に到達する光束の全てがフィルタ10の一方の面11に入射しない。角度θ1、角度θ2及び角度θ3は、相互に異なる角度を有する。角度θ1、角度θ2及び角度θ3は、所定の範囲を含んでもよい。角度θ3>角度θ2>角度θ1であってよい。そのため、支持部20は、角度θを変化させながらフィルタ10の姿勢を第1姿勢31と第3姿勢33との間で変化させる途中で、フィルタ10を第2姿勢32で支持可能であってよい。これにより機構を単純化できる。 第0姿勢30は、第1姿勢31の一例だとしてもよい。このとき、第0姿勢30は、第1姿勢31において角度θ1を0°とした例である。従って、第1姿勢31は、第0姿勢30を含んでもよく、第0姿勢30と第1姿勢31とを区別せずに単に第1姿勢31と記述し、説明する場合がある。 図3は、実施形態1に係る光学装置1において、フィルタ10の姿勢と、透過率及び光量との関係を例示した図で