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JP-2026076633-A - 半導体発光素子

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Abstract

【課題】外部への光取り出し効率が高く、高効率かつ高出力な優れた素子特性を有する半導体発光素子を提供する。 【解決手段】基板と、第1の半導体層、活性層及び第2の半導体層がこの順で基板上に形成された積層発光半導体層と、基板の裏面に形成された光取出し構造と、を有している。光取出し構造は、基板の裏面上に形成された導波路層と、導波路層上に形成された凹凸構造と、からなり、導波路層の屈折率は基板の屈折率よりも大きい。 【選択図】図1

Inventors

  • 乘松 潤

Assignees

  • スタンレー電気株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (12)

  1. 基板と、 第1の半導体層、活性層及び第2の半導体層がこの順で前記基板上に形成された積層発光半導体層と、 前記基板の裏面に形成された光取出し構造と、を有し、 前記光取出し構造は、前記基板の前記裏面上に形成された導波路層と、前記導波路層上に形成された凹凸構造と、からなり、 前記導波路層の屈折率は前記基板の屈折率よりも大きい、 半導体発光素子。
  2. 前記凹凸構造は前記導波路層上に周期的に配列された複数の突起からなる請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記複数の突起の配列周期は、媒質内波長の0.5倍より大きく、真空におけるコヒーレンス長以下である請求項2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記凹凸構造の前記突起は、円錐、円錐台、円柱、半球、三角錐、三角柱、三角錐台、六角錘、六角柱及び六角錘台の形状のうち少なくとも1つを有する請求項2に記載の半導体発光素子。
  5. 前記凹凸構造は前記導波路層とは異なる材料で形成されている請求項1に記載の半導体発光素子。
  6. 前記活性層の発光は200~360nmの範囲内にピーク波長を有し、 前記基板はAlNであり、 前記導波路層は、ZrO 2 、AlGaN及びダイヤモンドのうち少なくとも1つを含む層からなる、 請求項1に記載の半導体発光素子。
  7. 基板と、 前記基板上に形成された導波路層と、 前記導波路層上に、第1の半導体層、活性層及び第2の半導体層がこの順で形成された積層発光半導体層と、 前記第1の半導体層の裏面に形成された光取出し構造と、を有し、 前記光取出し構造は、 前記基板の前記導波路層側に形成され、周期的に配列された複数の凹部と、前記導波路層が前記複数の凹部に埋め込まれて形成された凹凸構造と、からなり、 前記導波路層の屈折率は前記基板の屈折率よりも大きい、 半導体発光素子。
  8. 前記積層発光半導体層はAlGaN系半導体からなり、 前記第1の半導体層は、前記導波路層上に形成されたAlN層を含み、 前記基板はサファイアからなり、前記導波路層はAlGaNからなる、請求項7に記載の半導体発光素子。
  9. 基板と、 第1の半導体層、活性層及び第2の半導体層がこの順で前記基板上に形成された積層発光半導体層と、 前記第2の半導体層上に形成された光取出し構造と、を有し、 前記光取出し構造は、前記第2の半導体層上に形成された導波路層と、前記導波路層上に形成された凹凸構造と、からなり、 前記導波路層の屈折率は前記第2の半導体層の屈折率よりも大きい、 半導体発光素子。
  10. 前記凹凸構造は前記導波路層上に周期的に配列された複数の突起からなる請求項9に記載の半導体発光素子。
  11. 前記複数の突起の配列周期は、媒質内波長の0.5倍より大きく、真空におけるコヒーレンス長以下である請求項10に記載の半導体発光素子。
  12. 前記第2の半導体層上に形成された透明電極を有し、 前記導波路層は、前記透明電極よりも屈折率が大きく、前記透明電極上に形成されている、 請求項9に記載の半導体発光素子。

Description

本発明は、半導体発光素子に関する。 従来、発光ダイオード(LED)の光取出し効率を向上させるため、光取出し面に凹凸構造を設けることが一般的に行われてきた。 例えば、特許文献1には、光取出し面に形成された周期凹凸構造と、周期凹凸構造の表面上に形成された微細凹凸構造とが開示されている。 しかしながら、従来技術においては、凹凸構造に臨界角以上の角度で入射する光の大部分は反射され、光取出し効率が低く、さらなる改善が求められている。 再表2015/016150号公報 本発明の第1の実施形態の半導体発光素子10の構造を模式的に示す断面図である。凹凸構造側から半導体発光素子を見たときの平面図である。導波路層及び凹凸構造からなる光取出し構造における光の伝搬及び回折を模式的に示す断面図である。第1の実施形態の実施例1(EX1)の導波路層及び凹凸構造を模式的に示す断面図である。凹凸構造の突起を模式的に示す断面図である。基板表面に凹凸構造(突起構造)を有する比較例(CX1)の光取出し構造を模式的に示す断面図である。光取出し構造の屈折率nに対する積分透過率Tを示すグラフである。凹凸周期に対する積分透過率Tのシミュレーション結果を示すグラフである。第1の実施形態の実施例2の半導体発光素子を模式的に示す断面図である。第1の実施形態の実施例3の半導体発光素子を模式的に示す断面図である。第2の実施形態の半導体発光素子の構造を模式的に示す断面図である。 以下においては、本発明の好適な実施形態について説明するが、これらを適宜改変し、組合せてもよい。また、以下の説明及び添付図面において、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符を付して説明する。 [第1の実施形態] 1.半導体発光素子の構造 図1は、本発明の第1の実施形態による半導体発光素子10の構造を模式的に示す断面図である。なお、半導体発光素子10が、深紫外発光ダイオード(LED)である場合を例に説明する。 図1に示すように、半導体発光素子10は、AlNの単結晶からなる平板状の基板11と、基板11を成長用基板とし、基板11の表面上に、順次、第1の半導体層であるn型半導体層13、活性層14、及び、p型半導体層15及びpコンタクト層16からなる第2の半導体層がエピタキシャル成長によって積層されて形成されている。なお、第2の半導体層は第1の半導体層と反対の導電型を有する。また、第2の半導体層はコンタクト層を含んでいなくてもよい。 なお、以下においては、半導体発光素子10がAlGaN系半導体層からなる場合について説明するが、これに限定されない。すなわち、半導体発光素子10は、紫外発光ダイオードに限らず、可視発光ダイオード、赤外発光ダイオード等であってもよい。 まず、基板11は、特に制限されるものではないが、低転位密度のものを使用することが好ましい。基板11の転位密度は、106cm-2以下であることが好ましく、さらに好ましくは104cm-2以下である。低転位密度のAlN基板を使用することによって、基板11上に積層する半導体層の転位密度も低くでき、その結果、発光効率又は受光効率を向上させることができる。 本実施形態においては、基板11の結晶成長面はC面である。また、基板11の結晶成長面はC面から微傾斜(オフ)した面であってもよく、その場合のオフ角度は、0.1~0.5°であることが好ましく、0.3~0.4°であることがさらに好ましい。 基板11は、最終的に形成する発光素子の発光に対して透過性が高いことが好ましい。そのため、深紫外領域、具体的には210nm以上の波長における吸収係数が25cm-1以下であることが好ましい。なお、吸収係数の下限は、0cm-1であることが好ましいが、工業的生産や測定精度なども考慮すると、210nmにおける吸収係数の下限値は15cm-1であって、250nm以上の波長における吸収係数の下限値は5cm-1である。このような低い吸収係数のAlN基板を使用することにより、基板11中での紫外光吸収による特性の低下を抑制することができる。 また、本実施形態で使用する基板11の厚さは、特に制限されるものではない。基板11の厚さが薄ければ、吸収係数が高い場合であっても基板中での光吸収量を低くすることができる。ただし、薄過ぎると取扱い難く、また素子の歩留まりを低下させるおそれがある。そのため、通常、該厚さは、50~1000μmであることが好ましい。 なお、基板11の結晶成長面はC面(C+面)であるが、これに限定されず、例えば基板11の結晶成長面はC面(C-面)でもよいし、M面又はA面であってもよい。 また、基板11とn型半導体層13との間にバッファ層が設けられていてもよい。バッファ層は、半導体発光素子の機能上は必須ではないが、n型半導体層13の格子緩和を抑制し、結晶成長プロセスの歩留りを高める観点から、バッファ層を設けることが好ましい。 また、バッファ層は、単結晶である基板11と格子整合した状態である。ここで、格子整合した状態とは、基板11のa軸の格子定数が、バッファ層とほぼ等しい状態であって、格子緩和率が±5%以下であることを指す。 なお、基板11にはサファイア基板など、光透過率の高い材料を用いることができる。 n型半導体層13は、基板11、及び、バッファ層が設けられる場合にはバッファ層よりも小なるバンドギャップを有する単結晶AlxGa1-xN(0.5≦x≦1)層である。n型半導体層13は、基板11と格子整合しているため、n型半導体層13においては転位の発生を伴う格子緩和が起こっていない。そのため、n型半導体層13中の転位密度は、基板11の表面の転位密度と同等となる。よって、n型半導体層13の転位密度は、基板11と同様、106cm-2以下であることが好ましく、さらに好ましくは104cm-2以下である。なお、本発明のn型半導体層13が複数の層から形成される場合においても、これらの層は全て格子整合しているため、各層とも転位密度は同等である。なお、基板11にサファイア基板を用いる場合には、サファイア基板上にバッファ層を設けてもよい。この場合、転位密度はAlNを基板に用いた場合よりも大きい。 n型半導体層13は、n型ドーパントとして例えばSiを含む。n型半導体層13のドーパント濃度は、特に制限されるものではなく、目的に応じて適宜決定すればよい。中でも、高い導電性を実現するためには、例えばSi濃度は、1×1018cm-3~5×1019cm-3であることが好ましい。n型半導体層13が複数の層から形成される場合においても、各層のSiの濃度は、1×1018cm-3~5×1019cm-3であることが好ましい。そして、各層のSi濃度は、一定であってもよいし、デバイス設計などに応じて各層のSi濃度が異なっていてもよい。また、各層の界面ではSi濃度を比較的高くすることもできる。 また、本実施形態においては、n型半導体層13は、成長方向、すなわち基板11から離れる方向(活性層14に向かう方向)にAl組成が小さくなるAlGaN層(組成傾斜層)からなる。 なお、n型半導体層13は、結晶組成又は不純物濃度などが互いに異なる複数の半導体層から構成されていてもよい。また、アンドープ層(又はi層)を含んでいてもよい。 半導体発光素子10は、n型半導体層13上に形成された活性層14、活性層14上に形成されたp型半導体層15及びp型半導体層15上に形成されたpコンタクト層16を有している。p型半導体層15は、p型クラッド層として機能する。 活性層14は、n型半導体層13よりも小なるバンドギャップを有するAlGaN層からなる。本実施形態においては、活性層14は、複数の井戸層及び障壁層からなる多重量子井戸(MQW)構造を有する。また、活性層14は、深紫外領域の光を放出する。なお、活性層14の構成はこれに限定されず、単層で構成されていてもよいし、単一量子井戸構造を有していてもよい。 活性層14の発光波長(ピーク波長)は、200~360nmの範囲内であることが好ましく、より好ましくは200~300nmであり、さらに好ましくは200nm~280nmである。 p型半導体層15は、p型ドーパントとして例えばMgを含むAlN層、AlGaN層からなる。なお、p型半導体層15は、結晶組成又は不純物濃度などが互いに異なる複数の半導体層から構成されていてもよい。また、アンドープ層(又はi層)を含んでいてもよい。さらに、活性層14とp型半導体層15との間には電子ブロック層が設けられていてもよい。 pコンタクト層16上には、p電極17が設けられている。p電極17は、例えば、Ni層及びAu層の積層体からなる。なお、p電極17には反射層が設けられていてもよく、当該反射層はp電極17の全面にわたって設けられていることが好ましい。 n型半導体層13、活性層14、p型半導体層15及びpコンタクト層16がこの順で基板11上に積層された半導体層(積層発光半導体層19)をn型半導体層13が露出するように部分的に除去され、n型半導体層13の露出部(露出面13D)が形成されている。 n型半導体層13の露出面13D上にはn電極18が形成されている(n電極形成領域)。n電極18は、n型半導体層13とのオーミック接触金属層18A(例えば、Ti層、層厚:1nm)と、オーミック接触金属層18A上に形成された電極層18B(例えば、Al層、層厚:250nm)と、電極層18B上に形成され、Auからなるパッド電極18C(例えば、層厚:1.5μm)とからなる。 p電極17及びn電極18間に電圧を印加することにより、活性層14が発光する。 2.半導体発光素子の光取出し構造 (1)光取出し構造 図1に示すように、基板11の裏面11E(積層発光半導体層19が積層された側とは反対側の面)には、光取出し構造25が設けられている。光取出し構造25は、基板11の裏面11E上に設けられた導波路層21及び導波路層21上に設けられた凹凸構造23からなる。活性層14から放射され、光取出し構造25から取り出された光は外部(空気)に放射される(出力光LO)。 図2は、凹凸構造23側から半導体発光素子10を見たときの平面図である。導波路層21は平板状で一定の層厚を有し、凹凸構造23は導波路層21上に配列された複数の微細な突起23Pからなる。より具体的には、凹凸構造23において、複数の突起23Pは突起23Pの各々が三角格子点位置に周期PKで配された三角格子配列で配列されている。なお、突起23Pが設けられていない隣接する突起23Pの間では導波路層21の表面21Sが露出している。 なお、複数の突起23Pは、三角格子配列、正方格子配列、六方格子配列等、周期的に配列されていることが好ましく、フィリングファクタが最大である三角格子配列で配列されていることが最も好ましい。なお、複数の突起23Pは周期的に配列されていなくてもよく、ランダムに配置されていてもよい。 導波路層21は、基板11よりも屈折率の大きい材料からなる。基板11がAlN基板(屈折率2.3)の場合、導波路層21には、AlNよりも屈折率の大きな、例えば屈折率が2.6のZrO2を用いることができる。 また、基板11としてサファイア基板(屈折率1.8)を用いる場合、導波路層21には、例えば屈折率が2.3のSiN,HfO2等、又は屈折率が2.6のZrO2を用いることができる。 なお、導波路層21及び凹凸構造23を構成する微細な複数の突起23Pは、同一の材料から構成されていてもよいが、導波路層21とは異なる屈折率を有する材料から構成されていてもよい。 (2)光取出し構造の製法 導波路層21及び凹凸構造23からなる光取出し構造25は、周知の方法により作製することができる。例えば、ZrO2やHfO2等の高屈折率の層についてはALD(Atomic Layer Deposition