JP-2026076634-A - ステータ
Abstract
【課題】 簡素な構成によりステータをより効率良く冷却するための技術を提供する。 【解決手段】 ステータは、軸方向に沿って円筒状に延びるステータコアと、ステータコイルに設けられたステータコイルと、を備える。ステータコアの内部には、軸方向に沿って延びる冷媒流路が設けられており、冷媒流路は、冷媒の出口近傍の断面積が、その他の部分の断面積よりも小さくなるように構成されている。 【選択図】図3
Inventors
- 池田 雄太郎
- 前田 恭輔
Assignees
- トヨタ自動車株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (1)
- モータのためのステータであって、 軸方向に沿って円筒状に延びるステータコアと、 前記ステータコアに設けられたステータコイルと、 を備え、 前記ステータコアの内部には、前記軸方向に沿って延びる冷媒流路が設けられており、 前記冷媒流路は、冷媒の出口近傍の断面積が、その他の部分の断面積よりも小さくなるように構成されている、 ステータ。
Description
本明細書が開示する技術は、ステータに関する。特に、モータのためのステータに関する。 特許文献1には、モータのステータが開示されている。このステータは、軸方向に沿って円筒状に延びるステータコアと、ステータコイルに設けられたステータコイルと、を備える。ステータコアの内部には、軸方向に沿って延びる複数の冷媒流路が、周方向に沿って配列されている。冷媒流路を流れる冷媒は、ステータコアの端面から突出するコイルエンド(ステータコイルの軸方向における端部)に供給される。これにより、ステータコア内部が冷媒によって冷却されるとともに、コイルエンドを冷却することができる。 国際公開第2022/195920号 実施例に係るモータ2の断面図。図1のII-II線における断面図。冷媒流路30の構成を示す部分断面図。 (実施例) 図面を参照して、実施例のステータ10と、ステータ10を備えるモータ2について説明する。特に限定されないが、モータ2は、車輪を駆動する原動機として、電動車に採用されることができる。電動車は、例えば、バッテリ電動車、ハイブリッド電動車、プラグインハイブリッド電動車、燃料電池電動車を含む。 図1及び図2に示すように、モータ2は、ロータ4及びステータ10を備える。ロータ4は、ステータ10の内側に位置しており、中心軸Cを中心として回転可能に支持されている。ロータ4は、シャフト6と、シャフト6に固定されたロータコア8とを備える。ロータコア8は、軟磁性材料を用いて構成されている。一例ではあるが、本実施例のロータコア8は、電磁鋼板が積層された構造を有している。また、ロータコア8には、複数の永久磁石(図示省略)が周方向Rに沿って設けられている。 ステータ10は、ステータコア12と、ステータコイル18と、ケーシング20とを備える。ステータコア12は、軟磁性材料を用いて構成されている。一例ではあるが、本実施例のステータコア12は、複数の電磁鋼板(図示省略)が積層された構造を有している。ステータコア12は、軸方向(中心軸Cに沿う方向)に沿って円筒状に延びるコアバック14と、コアバック14の内周面14aに設けられた複数のティース16とを有する。図2に示すように、複数のティース16は、周方向Rに沿って等間隔で配列されている。各ティース16は、コアバック14の内周面14aから、中心軸Cに向けて突出している。ケーシング20は、コアバック14の外周面14bを取り囲むように配置されている。 ステータコイル18は、複数のティース16に設けられている。ステータコイル18は、複数のコイルにより構成されており、各コイルは、対応する1又は複数のティース16を取り囲むように配置されている。図1に示すように、軸方向において、ステータコイル18の両端18a、18bは、ステータコア12から突出している。 コアバック14の内部には、複数の冷媒流路30が設けられている。図2に示すように、複数の冷媒流路30は、コアバック14の外周面14bに近接する位置で、周方向Rに沿って配列されている。複数の冷媒流路30は、コアバック14の全周に亘って設けられてもよいし、コアバック14の周方向Rにおける一部の範囲のみに設けられてもよい。本実施例では、周方向Rにおいて、隣り合う2つのティース16の間のそれぞれに冷媒流路30が設けられている。各冷媒流路30は、軸方向に沿って延びており、コアバック14の軸方向における第1端面14c及び第2端面14dに達している。各冷媒流路30の具体的な構成については特に限定されない。例えば、各冷媒流路30の断面形状は、矩形状であってもよいし、円形状であってもよいし、その他の形状であってもよい。また、各冷媒流路30は、周方向Rに沿って2つ以上の列で配列されてもよい。各冷媒流路30は、冷媒を流通させるための流路である。冷媒としては、冷却を目的とする熱媒体であればよく、例えば、液状のオイルである。以下、冷媒流路30の第2端面14d側の端部を入口30aと称し、冷媒流路30の第1端面14c側の端部を出口30bと称する。 本実施例のステータ10では、ステータコア12(コアバック14)に設けられた冷媒流路30に第2端面14d側に位置する入口30aから冷媒が供給される。冷媒流路30内に供給された冷媒は、コアバック14の第1端面14cに向けて流れ、冷媒流路30の第1端面14c側に位置する出口30bから吐出される。 次に、冷媒流路30の詳細な構成について説明する。図3に示すように、冷媒流路30は、出口30b近傍の部分50Aの断面積が、その他の部分50B(すなわち、冷媒流路30のうち、入口30aから部分50Aまでの範囲)の断面積よりも小さくなるように構成されている。部分50Aと部分50Bの比率は特に限定されないが、例えば、部分50Bは、冷媒流路30の軸方向における中間位置よりも出口30b側まで延びている。部分50Aの断面積は、部分50Bの断面積よりも小さければよく、例えば、軸方向に沿って一定であってもよいし、第2端面14d側から第1端面14c側に向かって徐々に減少していてもよい。なお、部分50Bの断面積は、部分50Aよりも断面積が大きければよく、軸方向に沿って一定の断面積を有していてもよいし、部分的に異なる断面積を有していてもよい。 上述したように、本実施例のステータ10では、冷媒流路30のうちの、冷媒の出口30b近傍の部分50Aの断面積が、その他の部分50Bの断面積よりも小さい。したがって、部分50Aでは、その他の部分50Bと比較して、冷媒流路30内を流れる冷媒の流速が大きくなり、冷媒流路30の出口30bから速い速度で冷媒が吐出される。このため、比較的少ない冷媒量であっても、冷媒を効率良くステータコイル18の一端18a(コイルエンド)に供給することができる。また、冷媒の出口30b近傍を除く部分50Bでは、冷媒流路30の断面積が大きいので、ステータコア12(コアバック14)に対する冷媒の接触面積を確保することができ、ステータコア12を効率良く冷却することができる。