JP-2026076637-A - 管理装置
Abstract
【課題】グリーン電力を車両に用いることに対してユーザが価値を見出すことができる技術を提供する。 【解決手段】管理サーバ1は、バッテリ54に蓄積された電力を管理するための管理データを記憶する記憶装置12と、管理データに基づき、特典を付与する演算装置11とを備える。バッテリ54は、再生可能エネルギーによって得られたグリーン電力を用いて充電可能である。演算装置11は、バッテリ54に蓄積されたグリーン電力に基づき、特典を付与する。 【選択図】図1
Inventors
- 中村 昌照
Assignees
- トヨタ自動車株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (5)
- 車両のバッテリに蓄積された電力を用いて特典を付与する管理装置であって、 前記バッテリに蓄積された電力を管理するための管理データを記憶する記憶装置と、 前記管理データに基づき、前記特典を付与する演算装置とを備え、 前記バッテリは、再生可能エネルギーによって得られたグリーン電力を用いて充電可能であり、 前記演算装置は、前記バッテリに蓄積された前記グリーン電力に基づき、前記特典を付与する、管理装置。
- 前記演算装置は、前記特典を示す特典データをユーザ装置に送信する、請求項1に記載の管理装置。
- 前記特典は、サービスまたは物品と交換するためのポイントを含む、請求項2に記載の管理装置。
- 前記バッテリは、充電機器から供給される供給電力を用いて充電され、 前記供給電力は、前記グリーン電力と、電気事業者の電力系統から得られた非グリーン電力とを含み、 前記演算装置は、前記供給電力に対する前記グリーン電力の比率に基づき、前記バッテリに蓄積された前記グリーン電力を算出する、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の管理装置。
- 前記バッテリは、前記比率が閾値以上である場合に、前記充電機器から供給される前記供給電力を用いて充電される、請求項4に記載の管理装置。
Description
本開示は、管理装置に関し、より特定的には、車両のバッテリに蓄積された電力を用いて特典を付与する管理装置に関する。 特開2022-151174号公報(特許文献1)には、再生可能エネルギーを用いた発電量、蓄電量、および消費電力の計測結果に基づき、環境価値を算定してデジタル通貨などの特典を付与するシステムが開示されている。また、特開2023-67753号公報(特許文献2)には、エコ運転、ヘルスケア運転、社会貢献活動など、車両のユーザの活動を評価してポイントなどの特典を付与するシステムが開示されている。 特開2022-151174号公報特開2023-67753号公報 管理システムの構成を示す図である。充電機器の内部構成の一例を示す図である。充電機器の内部構成の他の例を示す図である。バッテリに蓄積された電力を管理するための管理データの一例を示す図である。バッテリに蓄積された電力を管理するための管理データの他の例を示す図である。バッテリに蓄積されたグリーン電力量の変化の一例を示す図である。 以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。 [管理システムの構成] 図1は、管理システム100の構成を示す図である。図1に示すように、管理システム100は、車両5と、充電機器6と、スマートメータ7と、交換装置42と、ルータ43と、管理サーバ1と、提携サーバ2と、ユーザ装置3と、中継サーバ91と、監視サーバ92とを備える。 車両5は、電気自動車またはプラグインハイブリッド車であり、充電機器6から供給される電力を用いて充電するように構成されている。以下、車両5を充電することを「車両充電」とも称する。車両5は、ECU(Electronic Control Unit)50と、通信装置53と、バッテリ54とを備える。 ECU50は、演算装置51と、記憶装置52とを含み、車両5のシステム全体を制御する。演算装置51は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサで構成され、所定の処理を実行する演算主体(コンピュータ)である。記憶装置52は、演算装置51が実行する各種のプログラムまたは各種のデータを記憶する。 バッテリ54は、リチウムイオン電池またはニッケル水素電池などの二次電池を含む。車両5は、バッテリ54に蓄積された電力を用いて走行可能である。バッテリ54に蓄積された電力量は、SOC(State Of Charge)とも称される。 通信装置53は、各種の通信I/F(インターフェース)を含む。ECU50の演算装置51は、通信装置53を介して、充電機器6または管理サーバ1などの外部装置と通信するように構成されている。 充電機器6は、図示しない車両のインレットに接続可能な充電コネクタ60を備える。充電機器6は、インレットに充電コネクタ60が接続された状態で、充電コネクタ60を介して電力を車両5のバッテリ54に供給する。図1の例では、充電機器6は、車両5のユーザの家4に設置されている。 スマートメータ7は、電気事業者の電力源8から家4および充電機器6の各々に至るまでの電力系統に設けられている。スマートメータ7は、電気事業者の電力系統から家4または充電機器6に供給された電力量を計測する。スマートメータ7は、計測した電力量を示すデータを充電機器6に送信する。電気事業者の電力系統から得られる電力は、再生可能エネルギーを用いた発電によって得られたグリーン電力ではないため、以下、このような電力を「非グリーン電力」とも称する。 交換装置42は、たとえば、PCS(Power Conditioning System)で構成される。交換装置42は、家4に設置され、太陽光、風力、バイオマスなどのカーボンニュートラル燃料、水力、または地熱などの再生可能エネルギーを用いた発電によって得られたグリーン電力を、家4の宅内負荷44で使用可能な電力に変換する。図1では、グリーン電力の発電装置の構成として、太陽光パネル41が例示されている。 電気事業者の電力源8から供給される非グリーン電力、および太陽光パネル41から交換装置42を介して供給されるグリーン電力は、充電機器6を介して車両充電によって消費されたり、宅内負荷44で消費されたりする。図1では、電気事業者の電力源8から供給される非グリーン電力が「P0」、充電機器6から車両5に供給される電力が「P1」、太陽光パネル41から供給されるグリーン電力が「P2」、および宅内負荷44に供給される電力が「P3」で示されている。 ルータ43は、家4に設置され、交換装置42、充電機器6、および管理サーバ1の各々と有線または無線を介して通信するように構成されている。たとえば、ルータ43は、充電機器6と通信して、単位時間(たとえば、1時間)ごとに、電力源8から供給される非グリーン電力量(P0)、太陽光パネル41から供給されるグリーン電力量(P2)、車両充電で消費される電力量(P1)、および宅内負荷44で消費される電力量(P3)など、電力授受に関する各種のデータを受信する。ルータ43は、受信した電力授受に関する各種のデータを管理サーバ1に送信する。 管理サーバ1は、本開示の「管理装置」の一例である。管理サーバ1は、演算装置11と、記憶装置12と、通信装置13とを備えるクラウド型のサーバである。演算装置11は、CPUなどのプロセッサで構成され、所定の処理を実行する演算主体(コンピュータ)である。記憶装置12は、演算装置11が実行する各種のプログラムまたは各種のデータを記憶する。通信装置13は、各種の通信I/F(インターフェース)を含む。演算装置11は、通信装置13を介して、ルータ43、車両5、店舗30に設置された充電機器9、提携サーバ2、またはユーザ装置3などの外部装置と通信するように構成されている。 提携サーバ2は、演算装置21と、記憶装置22と、通信装置23とを備える。演算装置21は、CPUなどのプロセッサで構成され、所定の処理を実行する演算主体(コンピュータ)である。記憶装置22は、演算装置21が実行する各種のプログラムまたは各種のデータを記憶する。通信装置23は、各種の通信I/Fを含む。演算装置21は、通信装置23を介して、管理サーバ1などの外部装置と通信するように構成されている。 ユーザ装置3は、デスクトップ型のPC(personal computer)、ラップトップ型のPC、スマートフォン、スマートウォッチ、ウェアラブルデバイス、およびタブレットPCなど、管理サーバ1と通信可能に構成された情報端末である。 中継サーバ91は、たとえば、車両5専用の通信サーバであり、DCMサーバ(Data Communication Module server)で構成される。中継サーバ91は、管理サーバ1と車両5との間の通信を中継する。中継サーバ91は、車両5から車両データを受信し、受信した車両データを管理サーバ1に送信する。車両データは、車両5の走行に使用された電力量、バッテリ54のSOC、車両5の走行距離、または車両5の走行経路などの各種のデータを含む。 監視サーバ92は、たとえば、EMSサーバ(Energy Management System server)で構成される。監視サーバ92は、管理サーバ1と通信し、管理サーバ1から受信したデータに基づき、太陽光パネル41の発電量、宅内負荷44の消費電力量、および車両5の走行に用いられた電力量などを管理する。 上述のように構成された管理システム100において、車両5は、家4に設置された充電機器6の充電コネクタ60が接続された状態で、充電機器6から供給される電力を用いてバッテリ54を充電する。充電機器6から供給される供給電力は、太陽光パネル41から供給されるグリーン電力と、電気事業者の電力源8から供給される非グリーン電力とを含む。車両5が走行すると、走行によって消費された電力量などの車両データが中継サーバ91を介して管理サーバ1に送信される。車両は、店舗30に設置された充電機器9の充電コネクタ90が接続された状態で、充電機器9から供給される電力を用いてバッテリ54を充電したり、バッテリ54に蓄積された電力を放電して充電機器9にバッテリ54内の電力を店舗30に供給したりする。充電機器9は、「他の機器」の一例である。 [充電機器の構成] 図2は、充電機器6の内部構成の一例を示す図である。図2に示すように、充電機器6は、制御回路61と、通信回路62と、電源回路63と、リレー64とを備える。制御回路61は、電源回路63から供給される電力を用いてリレー64に出力する駆動信号を生成する。制御回路61は、インレットに充電コネクタ60が接続された状態で管理サーバ1からの充電指令を受信した場合に、充電を許可してもよい。制御回路61は、通信回路62から受信したデータに基づき、リレー64に対して駆動信号を出力する。リレー64は、制御回路61からの駆動信号に基づき、電力供給用のコンセントと充電コネクタ60との間の電力経路を接続または切断する。コンセントには、電気事業者の電力源8から供給される非グリーン電力および太陽光パネル41から供給されるグリーン電力が供給される。このような構成により、充電機器6は、車両5に対するコンセントからの供給電力の供給を許可したり、車両5に対するコンセントからの供給電力の供給を切断したりすることができる。 図3は、充電機器6の内部構成の他の例を示す図である。図3に示すように、充電機器6は、制御回路61と、通信回路62と、電源回路63と、リレー64とに加えて、CPLT(コントロールパイロット)回路65と、駆動回路66とをさらに備える。CPLT回路65は、充電コネクタ60の信号線を介して、車両5と通信するように構成されている。リレー64は、充電コネクタ60の電力線と接続可能である。CPLT回路65は、車両5と通信しながら、制御回路61からの制御信号に基づき、駆動回路66を制御する。制御回路61は、インレットに充電コネクタ60が接続された状態で管理サーバ1からの充電指令を受信した場合に、充電を許可してもよい。駆動回路66は、CPLT回路65の制御に従って、電力供給用のコンセントと充電コネクタ60との間の電力経路を接続または切断する。このような構成により、充電機器6は、車両5に対するコンセントからの供給電力の供給を許可したり、車両5に対するコンセントからの供給電力の供給を切断したりすることができる。 [管理データの一例] 図4は、バッテリ54に蓄積された電力を管理するための管理データの一例を示す図である。管理サーバ1は、ルータ43を介して取得したデータに基づき、管理データを生成し、記憶装置12に記憶する。 管理データは、単位時間(たとえば、1時間)ごとに、宅内負荷44で消費される電力量(P3)、車両充電の電力量(P1)、太陽光パネル41から供給されたグリーン電力量(P2)、電気事業者に対して売買された電力量(P0)、供給電力に対するグリーン電力の比率(r)、および車両充電に用いられたグリーン電力量(Ere)を含む。管理サーバ1は、このような管理データを、ユーザの識別情報(ID)に紐付けて記憶装置12に記憶する。なお、電気事業者に対して売買された電力量(P0)について、電気事業者に電力を供給(売電)した場合は、電力量にマイナスの符号が付される。 電気事業者に売電した場合(P0<0の場合)、供給電力に対するグリーン電力の比率(r)は、r=1で表される。電気事業者から買電した場合(P0>0の場合)、供給電力に対するグリーン電力の比率(r)は、P2/(P0+P2)で表される。なお、グリーン電力の比率(r)は、単位時間(たとえば、1時間)ごとに算出された値である。車両充電に用いられたグリーン電力量