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JP-2026076642-A - 杭施工方法および杭施工装置

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Abstract

【課題】狭隘な現場でも杭の打ち込みを行う機器を容易に配置できるとともに安全性を高めることができる杭施工方法および杭施工装置を提供する。 【解決手段】一実施形態に係る杭施工方法は、地盤に杭を打ち込んで杭を施工する。杭施工方法は、複数の門型支柱11、および複数の門型支柱11に支持された吊り部材13を有するクレーン10を地盤Gの上方に配置する工程と、吊り部材13にダウンザホールハンマー3を吊る工程と、吊り部材13を移動させ、ダウンザホールハンマー3が地盤Gを削孔することによって杭孔を形成する工程と、杭孔に杭を建て込む工程と、を備える。 【選択図】図1

Inventors

  • 尋木 亮磨

Assignees

  • 鹿島建設株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (5)

  1. 地盤に杭を打ち込んで前記杭を施工する杭施工方法であって、 複数の門型支柱、および複数の前記門型支柱に支持された吊り部材を有するクレーンを前記地盤の上方に配置する工程と、 前記吊り部材にダウンザホールハンマーを吊る工程と、 前記吊り部材を移動させ、前記ダウンザホールハンマーが前記地盤を削孔することによって杭孔を形成する工程と、 前記杭孔に杭を建て込む工程と、 を備える、 杭施工方法。
  2. 前記クレーンは、複数の前記門型支柱の内側かつ上側において複数の前記門型支柱を互いに接続する横材を有し、 前記吊り部材は、前記横材に沿って移動可能とされており、 前記杭孔を形成する工程では、前記横材に沿って前記吊り部材を移動させる、 請求項1に記載の杭施工方法。
  3. 前記杭孔を形成する工程の前に、前記地盤における前記杭を建て込む場所に保護管を打ち込む工程を備え、 前記杭孔を形成する工程では、前記地盤の前記保護管の内側を削孔する、 請求項1または請求項2に記載の杭施工方法。
  4. 前記吊り部材にダウンザホールハンマーを吊る工程の前に、前記ダウンザホールハンマーをチルローラに載せて、前記チルローラによって前記ダウンザホールハンマーを前記吊り部材の下に配置する工程を備える、 請求項1または請求項2に記載の杭施工方法。
  5. 地盤に杭を打ち込んで前記杭を施工する杭施工装置であって、 複数の門型支柱、および複数の前記門型支柱に移動可能に支持されている吊り部材を有するクレーンと、 前記吊り部材に吊られた状態で前記地盤を削孔することによって杭孔を形成するダウンザホールハンマーと、 前記杭孔に杭を打設する打設装置と、 を備える、 杭施工装置。

Description

本開示は、杭施工方法および杭施工装置に関する。 特許文献1には、杭となるマイクロパイルを用いて斜面を安定化させる斜面の安定化工法が記載されている。この安定化工法は、第1の斜面、第1の小段、第2の斜面、第2の小段、および第3の斜面を有する切土法面に適用される。マイクロパイルの施工は、ダウンザホールハンマーを用いて行われる。ダウンザホールハンマーは空気圧によってハンマー部を作動させて偏心拡径ビットに衝撃荷重を加え、このダウンザホールハンマーと偏心拡径ビットとの併用により地盤の削孔が行われる。 特許文献2には、管状杭の打設方法が記載されている。この打設方法では、ダムサイトでの桟橋施工において管状杭が打設される。既設の管状杭の上に導材およびメインフレームを有する機械足場が構築され、機械足場の上にクレーンが載せられる。導材は、機械足場から片持ち状に張り出しており、この張り出した部分に杭ガイド、および管状杭を把持する把持装置が設けられる。杭ガイドにガイドされた管状杭を把持装置が把持した状態で、クレーンに吊られた中堀り装置が管状杭に下ろされることにより、管状杭が打ち込まれる。 特許文献3には、鋼管杭式土砂崩壊予防施設が記載されている。鋼管杭式土砂崩壊予防施設は、鋼管杭であるパイプアンカーが、すべり面を境とした不安定層と安定層にまたがって埋設されており、パイプアンカーから地表に至る設置孔を有する。パイプアンカーは、ボーリングマシンによって打ち込まれる。ボーリングマシンは、架台と、ドリルビット駆動部と、ウインチと、駆動部用ウインチとを備える。ボーリングマシンは傾斜面に配置され、控えロープによってボーリングマシンの姿勢を安定させる。 特許文献4には、地中連続壁の施工に伴う法面の掘削方法が記載されている。法面の掘削施工にあたり、法面には、作業構台、門型クレーン、巻上げ機、および掘削機が配置される。作業構台の上には一対のレールが敷設されており、そのレール上に門型クレーンが走行可能に配置されている。巻上げ機は門型クレーンに搭載されており、巻上げ機から垂下するワイヤの下端に掘削機が吊り下げられている。 この掘削方法では、掘削機の下降に伴う掘削により掘削溝を形成する。掘削機による法面の掘削は作業構台上を門型クレーンが走行する度に繰り返し行われ、これにより連続する掘削溝が形成される。そして、掘削溝に安定液を満たし、安定液で満たされた掘削溝にアスファルトマスチックを打設することによって遮水壁が構築される。 特許第3769637号公報特許第6319935号公報特許第7233829号公報特許第6276594号公報 図1は、実施形態に係る杭施工方法および杭施工装置が適用される一例としての現場を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る杭施工方法の工程の例を示すフローチャートである。図3は、実施形態に係る杭施工方法の一工程を模式的に示す断面図である。図4は、実施形態に係る杭施工方法の一工程を模式的に示す断面図である。図5は、実施形態に係る杭施工方法の一工程を模式的に示す側面図である。図6は、実施形態に係る杭施工方法の一工程を模式的に示す側面図である。図7は、実施形態に係る杭施工方法の一工程を模式的に示す断面図である。図8は、実施形態に係る杭施工方法の一工程を模式的に示す断面図である。図9は、実施形態に係る杭施工方法の一工程を模式的に示す断面図である。図10は、実施形態に係る杭施工方法の一工程を模式的に示す断面図である。 以下では、図面を参照しながら本開示に係る杭施工方法および杭施工装置の実施形態について説明する。図面の説明において同一または相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。図面は、理解の容易化のため、一部を簡略化または誇張して描いている場合があり、形状および寸法比率等は図面に記載のものに限定されない。 図1は、本実施形態に係る杭施工方法および杭施工装置100が適用される一例としての現場Aを示す斜視図である。現場Aは法面Sに設けられ、法面Sに杭C(図10参照)を建て込む場所Eが設けられる。杭Cは、法面Sに構築される地すべり抑止杭である。現場Aは、法面Sに複数の杭Cを建て込む狭隘な現場である。よって、現場Aに大型クレーン等を配置することは難しい。例えば、現場Aでは、小型の装置のみを用いて複数の杭Cが打ち込まれる。例えば、現場Aにはアースアンカーが埋設されている。したがって、アースアンカーを避けるべく、打ち込む杭Cの位置の精度を高める必要がある。 現場Aには、複数の柱、および複数の梁からなる構台1が構築されている。平面視において、構台1は、第1方向D1、および第1方向D1に交差する第2方向D2に延びている。平面視において、構台1は、例えば、第1方向D1に延びる長辺、および第2方向D2に延びる短辺を有する長方形状とされている。 例えば、構台1は、杭施工装置100が載せられる天板1bを有する。杭施工装置100は、地盤G(図3参照)に杭を打ち込んで杭を施工する。杭施工装置100は、ダウンザホールハンマー3と、クレーン10と、杭を打設する打設装置20とを備える。天板1bには、例えば、小型クレーン2、ダウンザホールハンマー3、保護管4、バイブロハンマー5、チルローラ6、コンプレッサ7、バキューム装置21、テーブルマシン23およびバックホウ25が載せられる。 小型クレーン2は、例えば、4.9tクレーンである。ダウンザホールハンマー3は、地盤を削孔することによって杭孔を形成する。ダウンザホールハンマー3は、例えば、ハンマー3aと、複数本(一例として4本)のロッド3bを含む。ダウンザホールハンマー3は、テーブルマシン23を用いて地盤を削孔する。 ダウンザホールハンマー3は、テーブルマシン23でハンマー3aを回転させて削孔を行う。保護管4は、孔壁保護のために設けられる。保護管4によって杭孔の孔壁が崩れることを防止できる。例えば、複数本(一例として6本)の保護管4が天板1bに設けられる。 バイブロハンマー5は、地盤に保護管4を打ち込むときに用いられる。チルローラ6は、資機材をクレーン10の下に搬送するときに用いられる。コンプレッサ7は、ダウンザホールハンマー3にエアを供給してダウンザホールハンマー3に地盤を掘削させるために設けられる。 クレーン10は、複数の門型支柱11、および複数の門型支柱11に移動可能に支持されている吊り部材13を有する。ダウンザホールハンマー3は、吊り部材13に吊られた状態で地盤Gを削孔する。クレーン10は、複数の門型支柱11の内側かつ上側において複数の門型支柱11を互いに接続する横材12を有し、吊り部材13は横材12に沿って移動可能とされている。例えば、クレーン10では、門型支柱11および横材12は固定されており、吊り部材13のみが移動する。ダウンザホールハンマー3は、吊り部材13に吊られた状態で地盤Gを削孔する。 複数の門型支柱11は、第1方向D1に沿って並んでいる。複数の門型支柱11の上端に位置する梁材11dに横材12が固定されており、横材12は第1方向D1に沿って延びている。吊り部材13は、横材12に固定されており、横材12に沿って第1方向D1に移動する。杭を建て込む場所Eは、複数の門型支柱11の下端において第1方向D1に延びている。吊り部材13は、杭を打つための資機材を吊るとともに、杭を建て込む場所Eの上方において第1方向D1に移動する。これにより、杭を建て込む場所Eにおける杭の施工を正確に、効率よく、かつ安全に行うことができる。 例えば、クレーン10は、テルハクレーンである。一例として、クレーン10は、4.9tテルハクレーンである。クレーン10では、門型支柱11および横材12は移動せず、門型支柱11の上側かつ内側に位置する吊り部材13が移動する。したがって、安全性を高めることができるとともに、複数の門型支柱11の下部にホース等の資機材を配置することができる。 打設装置20は、杭孔に杭を打設するときに用いられる。打設装置20は、例えば、杭孔に注入するグラウトが収容された注入プラント(グラウトプラント)を有する。打設装置20は、例えば、杭の打設のときに用いられる複数の資機材を含んでいる。バキューム装置21は、掘削のときに生じる粘性土を吸引するために用いられる。 本実施形態に係る杭施工方法の工程について図2のフローチャートを参照しながら説明する。この杭施工方法では、地盤G(図3参照)に杭を打ち込んで杭を施工する。図2は、杭施工装置100を用いて杭の施工を行う杭施工方法の工程の例を示している。この杭施工方法では、第1方向D1に沿って並ぶ複数本(一例として6本)の杭が施工される。 まず、法面Sに構台1を構築する(構台を構築する工程、ステップS1)。図1および図3に示されるように、法面Sに複数の柱、および複数の梁からなる構台1を構築する。次に、地盤Gの杭を建て込む場所Eの上方にクレーン10を構築する(クレーンを構築する工程、ステップS2)。このとき、複数の門型支柱11、および複数の門型支柱11に支持された吊り部材13を有するクレーン10を地盤Gの上方に配置する。 例えば、天板1bにおいて、門型支柱11を構成する斜材11b,11c、および梁材11dのそれぞれを小型クレーン2によって搬送し、斜材11b,11cおよび梁材11dを組み立てて門型支柱11を作製し、複数の門型支柱11を第1方向D1に沿って並べる。 予め斜材11b,11cおよび梁材11dが一体とされていてもよい。そして、複数の門型支柱11の梁材11dの下部に横材12を第1方向D1に沿うように固定し、吊り部材13を横材12に対して第1方向D1に移動可能に固定する。これにより、クレーン10が完成する。杭を建て込む場所Eに導枠材22を設置する。平面視において、導枠材22は、杭を建て込む場所Eを囲む位置に設置される。導枠材22の内側に、第1方向D1に沿って並ぶ複数の杭が打設される。例えば、1本の杭が完成した後に、他の杭の打設を開始する。 クレーン10が完成した後、クレーン10を用いて保護管4を打ち込む(保護管を打ち込む工程、ステップS3)。このとき、保護管4を吊り部材13によって杭打ち予定位置に移動させ、導材26に保護管4を支持させる。一方、チルローラ6によってバイブロハンマー5をクレーン10の下に搬送し、吊り部材13にバイブロハンマー5を吊り下げる(吊り部材にバイブロハンマーを吊る工程)。そして、吊り部材13によってバイブロハンマー5を杭打ち予定位置に移動させる。 バイブロハンマー5に保護管4を取り付ける(バイブロハンマーに保護管を取り付ける工程)。例えば、保護管4の上端にチャッキングプレートを溶接し、保護管4に溶接したチャッキングプレートをバイブロハンマー5のバイブロチャックが挟むことによって、バイブロハンマー5に保護管4を支持させる。そして、バイブロハンマー5によって地盤Gに保護管4を打ち込む。このとき、バイブロハンマー5は、保護管4に振動を伝達し、地盤Gに対する保護管4の周面摩擦力を低減させながら地盤Gに保護管4を挿入する。 バイブロハンマー5が地盤Gに保護管4を打ち込むときに、クレーン10の門型支柱11に防音シート8を設置してもよい。この場合、保護管4の打ち込みによって生じる騒音の漏れを抑制して防音対策を施すことができる。例えば、保護管4の打ち込みのときにトータルステーションによって保護管4の位置を確認する。この場合、保護管4の位置精度を一層高めることができる。 保護管4の打ち込みの後には、図4に示されるように、平面視における杭を建て込む場所Eの周囲に足場9を構築し、杭を建て込む場所Eの上方にテーブルマシン23を設置する(足場を構築する工程、テーブルマシンを設置する工程)。テーブルマシン23の設置は、吊り部材13にテーブルマシン23を吊って吊り部材13が移動することによって