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JP-2026076649-A - 窒化物半導体装置

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Abstract

【課題】スイッチング時の電圧サージおよび電圧ノイズを抑制する。 【解決手段】窒化物半導体装置10は、導電性基板11と、導電性基板11上に位置する窒化物半導体層15と、窒化物半導体層15の一部を含むとともに、窒化物半導体層15上に位置するゲート電極24、ソース電極28及びドレイン電極30を有するトランジスタ100と、ソース電極28及びドレイン電極30に並列接続されたスナバ回路200と、を含む。導電性基板11は、ソース電極28に電気的に接続されている。スナバ回路200は、窒化物半導体層15上に位置し、ドレイン電極30に電気的に接続されたスナバ抵抗201と、スナバ抵抗201および導電性基板11に電気的に接続され、窒化物半導体層15によって構成される寄生容量を含むスナバコンデンサ210と、を含む。 【選択図】図3

Inventors

  • 大嶽 浩隆

Assignees

  • ローム株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (8)

  1. 導電性基板と、 前記導電性基板上に位置する窒化物半導体層と、 前記窒化物半導体層の一部を含むとともに、前記窒化物半導体層上に位置するゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を有するトランジスタと、 前記ソース電極及び前記ドレイン電極に並列接続されたスナバ回路と、を含み、 前記導電性基板は、前記ソース電極に電気的に接続されており、 前記スナバ回路は、 前記窒化物半導体層上に位置し、前記ドレイン電極に電気的に接続されたスナバ抵抗と、 前記スナバ抵抗および前記導電性基板に電気的に接続され、前記窒化物半導体層によって構成される寄生容量を含むスナバコンデンサと、を含む、窒化物半導体装置。
  2. 前記窒化物半導体層は、 第1窒化物半導体層と、 前記第1窒化物半導体層上に位置し、前記第1窒化物半導体層よりもバンドギャップが大きい第2窒化物半導体層と、を含み、 前記第2窒化物半導体層における前記トランジスタとは異なる位置には、前記第1窒化物半導体層を露出させる抵抗開口部が設けられており、 前記スナバ抵抗は、前記抵抗開口部を介して前記第1窒化物半導体層と接触している、請求項1に記載の窒化物半導体装置。
  3. 前記スナバ抵抗は、前記抵抗開口部内に配置されたポリシリコンを含んで構成されている、請求項2に記載の窒化物半導体装置。
  4. 前記窒化物半導体層は、 第1窒化物半導体層と、 前記第1窒化物半導体層上に位置し、前記第1窒化物半導体層よりもバンドギャップが大きい第2窒化物半導体層と、を含み、 前記トランジスタは、第1トランジスタおよび第2トランジスタを含み、 前記第1トランジスタは、 前記第1窒化物半導体層によって構成される第1電子走行層と、 前記第2窒化物半導体層によって構成される第1電子供給層と、 第1電子供給層上に位置する第1ゲート電極、第1ソース電極、および第1ドレイン電極と、を含み、 前記第2トランジスタは、 前記第1窒化物半導体層によって構成される第2電子走行層と、 前記第2窒化物半導体層によって構成される第2電子供給層と、 第2電子供給層上に位置する第2ゲート電極、第2ソース電極、および第2ドレイン電極と、を含み、 前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタは、前記窒化物半導体層上において、前記第1ドレイン電極と前記第2ドレイン電極とが向かい合うように並んで配置されており、 前記スナバ抵抗は、前記第1ドレイン電極と前記第2ドレイン電極との間に位置し、前記第1ドレイン電極と前記第2ドレイン電極の両方に電気的に接続されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の窒化物半導体装置。
  5. 前記第1ドレイン電極および前記第2ドレイン電極は、第1方向に向かい合うように並んで配置されており、 前記スナバ抵抗の前記第1方向の長さは、前記スナバ抵抗の厚さよりも長い、請求項4に記載の窒化物半導体装置。
  6. 前記トランジスタが形成されている活性領域と、前記トランジスタが形成されていない非活性領域とを含み、 前記非活性領域における前記窒化物半導体層上には、前記ゲート電極に電気的に接続されるゲートパッドが位置しており、 前記窒化物半導体層は、 第1窒化物半導体層と、 前記第1窒化物半導体層上に位置し、前記第1窒化物半導体層よりもバンドギャップが大きい第2窒化物半導体層と、を含み、 前記スナバ回路は、前記スナバ抵抗に電気的に接続された第1電極および第2電極を含み、 前記第1電極は、前記スナバ抵抗と前記ドレイン電極との間に位置し、前記ドレイン電極に電気的に接続されており、 前記第2電極は、前記非活性領域において、前記ゲートパッドの直下に位置する前記第1窒化物半導体層内に生じる二次元電子ガスに電気的に接続されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の窒化物半導体装置。
  7. 前記第1電極および前記第2電極は、第1方向に並んで配置されており、 前記スナバ抵抗の第1方向の長さは、前記スナバ抵抗の厚さよりも長い、請求項6に記載の窒化物半導体装置。
  8. 前記窒化物半導体層は、 第1窒化物半導体層と、 前記第1窒化物半導体層上に位置し、前記第1窒化物半導体層よりもバンドギャップが大きい第2窒化物半導体層と、を含み、 前記トランジスタは、 前記第1窒化物半導体層によって構成される電子走行層と、 前記第2窒化物半導体層によって構成される電子供給層と、 前記電子供給層上に位置し、アクセプタ型不純物を含むゲート層と、 前記ゲート層上に位置する前記ゲート電極と、 前記電子供給層、前記ゲート層、および前記ゲート電極を覆うとともに、前記ゲート層を間に挟んで互いに離隔して配置されたソース開口およびドレイン開口を有するパッシベーション層と、 前記ソース開口を介して前記電子供給層に接している前記ソース電極と、 前記ドレイン開口を介して前記電子供給層に接している前記ドレイン電極と、を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の窒化物半導体装置。

Description

本発明は、窒化物半導体装置に関する。 現在、窒化ガリウム(GaN)等のIII族窒化物半導体(以下、単に「窒化物半導体」と言う場合がある。)を用いた高電子移動度トランジスタ(High Electron Mobility Transistor:HEMT)の製品化が進んでいる。HEMTは、半導体ヘテロ接合の界面付近に形成された二次元電子ガスを導電経路(チャネル)として使用する。HEMTを利用したパワーデバイスは、典型的なシリコン(Si)パワーデバイスと比較して低オン抵抗および高周波動作を可能にしたデバイスとして認知されている。 例えば、特許文献1に記載の窒化物半導体装置は、シリコン基板と、窒化ガリウム(GaN)層によって構成された電子走行層と、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)層によって構成された電子供給層とを含む。電子走行層中、電子走行層と電子供給層とのヘテロ接合の界面付近において、二次元電子ガスが形成される。 特開2017-73506号公報 [概要] 高速スイッチング素子である窒化物半導体HEMTは、低スイッチング損失による高い変換効率をもたらす一方、高速スイッチングに伴いスイッチング遷移時間が短くなるほどスイッチング時の電圧サージおよび電圧ノイズが生じ易くなる。 本開示の一態様の窒化物半導体装置は、導電性基板と、前記導電性基板上に位置する窒化物半導体層と、前記窒化物半導体層の一部を含むとともに、前記窒化物半導体層上に位置するゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を有するトランジスタと、前記ソース電極及び前記ドレイン電極に並列接続されたスナバ回路と、を含み、前記導電性基板は、前記ソース電極に電気的に接続されており、前記スナバ回路は、前記窒化物半導体層上に位置し、前記ドレイン電極に電気的に接続されたスナバ抵抗と、前記スナバ抵抗および前記導電性基板に電気的に接続され、前記窒化物半導体層によって構成される寄生容量を含むスナバコンデンサと、を含む。 図1は、第1実施形態に係る例示的な窒化物半導体装置の概略平面図である。図2は、図1に示す窒化物半導体装置の拡大平面図である。図3は、図2のF3-F3線断面図である。図4は、トランジスタおよびスナバ回路の回路図である。図5は、図2の窒化物半導体装置の例示的な製造工程を示す概略断面図である。図6は、図5に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図7は、図6に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図8は、図7に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図9は、図8に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図10は、図9に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図11は、図10に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図12は、図11に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図13は、図12に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図14は、図13に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図15は、図14に続く例示的な製造工程を示す概略断面図である。図16は、第2実施形態に係る例示的な窒化物半導体装置の概略断面図である。図17は、第3実施形態に係る例示的な窒化物半導体装置の概略平面図である。図18は、図17のF18-F18線断面図である。 [詳細な説明] 以下、添付図面を参照して本開示における窒化物半導体装置の実施形態について説明する。なお、説明を簡単かつ明確にするために、図面に示される構成要素は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。また、理解を容易にするために、断面図ではハッチング線が省略されている場合がある。添付の図面は、本開示の実施形態を例示するに過ぎず、本開示を制限するものとみなされるべきではない。 本開示において使用される「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、対象物の構成要素を明確に区別するために用いられており、対象物を順位付けするものではない。また、本開示において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の複数の選択肢のうちの1つ以上を意味する。一例として、選択肢の数が2つであれば、「少なくとも1つ」の表現は、1つの選択肢のみ、または2つの選択肢の双方を意味する。他の例として、選択肢の数が3つ以上であれば、「少なくとも1つ」の表現は、1つの選択肢のみ、または2つ以上の任意の選択肢の組み合わせを意味する。 以下の詳細な記載は、本開示の例示的な実施形態を具体化する装置、システム、および方法を含む。この詳細な記載は本来説明のためのものに過ぎず、本開示の実施形態またはこのような実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。 [第1実施形態] [窒化物半導体装置の概略構造] 図1~図3を参照して、第1実施形態に係る窒化物半導体装置10について説明する。 図1は、第1実施形態に係る例示的な窒化物半導体装置10の概略平面図である。図2は、図1の窒化物半導体装置10の内部構造の一部分を拡大した概略平面構造を示している。図3は、図2のF3-F3線で窒化物半導体装置10を切断した概略断面構造を示している。 窒化物半導体装置10は、例えば、RCスナバ回路付きスイッチング素子として用いられる。 図1に示すように、窒化物半導体装置10は、例えば、矩形平板状に形成されているチップである。窒化物半導体装置10は、チップ上面10Aとチップ下面10B(図3参照)を含む。さらに、窒化物半導体装置10は、チップ上面10Aとチップ下面10Bとを接続する4つのチップ側面10Cを含む。 窒化物半導体装置10は、平面視において、後述するトランジスタ100が形成されている活性領域A1と、トランジスタ100が形成されていない非活性領域A2とを含む。一例では、活性領域A1は、図1における破線の内側の領域であり、チップ上面10Aの中央部分に位置する。非活性領域A2は、図1における破線の外側の領域であり、チップ上面10Aの外周側に位置し、活性領域A1を囲む枠状である。 窒化物半導体装置10は、少なくとも1つのゲートパッド102と、少なくとも1つのソースパッド103と、少なくとも1つのドレインパッド104とを含む。ゲートパッド102、ソースパッド103、およびドレインパッド104は、トランジスタ100に電気的に接続されている。ゲートパッド102、ソースパッド103、およびドレインパッド104は、窒化物半導体装置10のチップ上面10Aに形成されている。ゲートパッド102、ソースパッド103、およびドレインパッド104は、窒化物半導体装置10の外部接続端子として使用され得る。 ゲートパッド102、ソースパッド103、およびドレインパッド104の各々は、平面視において例えば矩形状に形成されている。一例では、ゲートパッド102は、例えばチップ上面10Aの1つの角部に配置されている。また、ゲートパッド102は、平面視において、非活性領域A2に位置するように配置されている。ソースパッド103およびドレインパッド104は、交互に配置されている。なお、平面視におけるゲートパッド102、ソースパッド103、およびドレインパッド104の各々の形状は任意に変更可能である。また、ゲートパッド102、ソースパッド103、およびドレインパッド104の配置態様は任意に変更可能である。 図2および図3に示すように、窒化物半導体装置10は、導電性基板11と、導電性基板11上に位置する窒化物半導体層15とを含む。 導電性基板11は、窒化物半導体装置10のチップ下面10Bを形成している。導電性基板11の一例は、基板本体12と、電極層13とを含む。 基板本体12は、Si、シリコンカーバイド(SiC)、GaN、サファイア、または他の基板材料によって形成され得る。一例では、基板本体12は、Si基板である。基板本体12は、例えば100μm以上1500μm以下の厚さを有し得る。一例では、基板本体12の厚さは、250μmである。 基板本体12は、本体上面12Aおよび本体上面12Aの反対側に位置する本体下面12Bを有する。基板本体12の本体上面12Aは、導電性基板11の上面を構成している。 電極層13は、基板本体12の本体下面12Bに形成されている。電極層13は、電極上面13Aおよび電極上面13Aの反対側に位置する電極下面13Bを有する。電極層13の電極上面13Aは、基板本体12側を向く面であり、基板本体12の本体下面12Bに固定されている。電極層13の電極下面13Bは、導電性基板11の下面およびチップ下面10Bを構成している。図示は省略するが、電極層13は、トランジスタ100のソース電極28に電気的に接続されている。 なお、基板本体12が低抵抗基板である場合には、電極層13を省略することもできる。この場合、基板本体12がトランジスタ100のソース電極28に電気的に接続されている。低抵抗基板の抵抗値は、例えば、2×10-2Ωcm以下である。一例では、低抵抗基板は、SiC基板である。低抵抗を実現するために、低抵抗基板は、不純物がドーピングされていてもよい。不純物は、例えば、窒素(N)である。 窒化物半導体層15は、バッファ層14を介して導電性基板11上に位置する第1窒化物半導体層15Aと、第1窒化物半導体層15A上に位置する第2窒化物半導体層15Bとを含む。バッファ層14は、第1窒化物半導体層15Aのエピタキシャル成長を容易にすることができる任意の材料によって構成され得る。 例えば、バッファ層14は、窒化アルミニウム(AlN)層、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)層、および異なるAl組成を有するグレーデッドAlGaN層のうちの少なくとも1つを含み得る。例えば、バッファ層14は、単一のAlN層、単一のAlGaN層、AlGaN/GaN超格子構造を有する層、AlN/AlGaN超格子構造を有する層、またはAlN/GaN超格子構造を有する層によって構成され得る。なお、バッファ層14におけるリーク電流を抑制するために、バッファ層14の一部に不純物を導入してバッファ層14を半絶縁性にしてもよい。その場合、不純物は、例えば炭素(C)または鉄(Fe)であり、不純物の濃度は、例えば4×1016cm-3以上とすることができる。 第1窒化物半導体層15Aは、例えばGaN層であってよい。第1窒化物半導体層15Aは、例えば、0.5μm以上2μm以下の厚さを有し得る。なお、第1窒化物半導体層15Aにおけるリーク電流を抑制するために、第1窒化物半導体層15Aの一部に不純物を導入することによって、第1窒化物半導体層15Aの表層領域以外を半絶縁性にしてもよい。この場合、不純物は例えばCであり、第1窒化物半導体層15A中の不純物の濃度は、例えば4×1016cm-3以上とすることができる。 第2窒化物半導体層15Bは、第1窒化物半導体層15Aよりも大きなバンドギャップを有している。第2窒化物半導体層15Bは、例えばAlGaN層であってよい。Al組成が大きいほどバンドギャップが大きくなるため、AlGaN層である第2窒化物半導体層15Bは、GaN層である第1窒化物半導体層15Aよりも大きなバンドギャップを有している。例えば、第2窒化物半導体層15Bは、Al組成比XのAlXGa(1-X)Nによって構成されている。Al組成比Xは、0.1<X<0.4であってよく、好ましくは0.1<X<0.3であってよい。第2窒化物半導体層15Bは、例えば5nm以上20nm以下の厚さを有し得る。一例では、第2窒化物半導体層15Bの厚さは、8nm以上である。 第1窒化物半導体層15Aと第2窒化物半導体層15Bとは、互いに異なる格子定数を有する窒化物半導体によって構成されている。したがって、第1窒化物半導体層15Aを構成する窒化物半導体(例えば、GaN)と第2窒化物半導体層15Bを構成する窒化物半導体(例えば、AlGaN)とは、格子不整合系のヘテロ接合を形成する。第1窒化