JP-2026076655-A - 中空ソフトルアー用仕掛け
Abstract
【課題】 トローリング漁に供した柔軟な中空のルアー本体が、波の抵抗による強い圧縮力を受けて不正変形することの防止に役立つ中空ソフトルアー用仕掛けを提供する。 【解決手段】 釣り糸(28)の折り返した後端部へリベット(30)のかしめ付けにより造形された連結リング(29)と、釣り針(F)の前端部に屈曲された取付リング(32)とを、一端部がその取付リングへの着脱可能な金属製のスナップ(S)により連結し、上記リベットと中空ルアー本体(10)の前端部との相互間に介在する重錘(31)を、上記釣り糸へスライド自在に通し込むと共に、その重錘からリベットとスナップを経て釣り針に至るまで直列する作用的な連結長さ(L1)を、ルアー本体の前端部から後端部にある釣り針取付部(13)の釣り針係止凹溝(20)に至るまでの物理的な一定長さ(L2)と実質上同等寸法に設定した。 【選択図】図8
Inventors
- 濱口 幸生
Assignees
- 株式会社 ホーペック
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (6)
- ルアー本体の後端部にある釣り針取付部の釣り針係止個所へ係止させた釣り針を前方から引っ張るために、そのルアー本体の中空内部へ後方から通し込んだ釣り糸を、ルアー本体の前端部にある釣り糸挿通孔から前方へ導出配線した中空ソフトルアー仕掛けであって、 上記釣り糸の折り返した後端部へリベットのかしめ付けにより造形された連結リングと、上記釣り針の前端部に屈曲形成された取付リングとを、一端部がその取付リングへの着脱可能な金属製スナップによって連結すると共に、 上記連結リングのかしめ付け用リベットとルアー本体の前端部との相互間に介在する重錘を、釣り糸へスライド自在に通し込み、 その重錘から釣り糸の上記連結リングかしめ付け用リベットとスナップを経て釣り針に至るまで直列する作用的な連結長さを、ルアー本体の前端部から後端部にある上記釣り針取付部の釣り針係止個所に至るまでの物理的な一定長さと実質上同等寸法に関係設定して、 前方から引っ張り使用されるルアー本体が、その前方から波の抵抗による圧縮力を受けても、その圧縮力に対抗する突っ張り作用により、その全体長さの短く不正変形するおそれを防止したことを特徴とする中空ソフトルアー仕掛け。
- 釣り針が1本の金属線材から成る全体的なほぼ錨形として、その一定長さを有する金属線材の中間部に屈曲形成されたほぼΩ状の取付リングと、同じく金属線材の切り離し両端部に各々屈曲形成された対称な円弧状のフックと、上記取付リングから分岐して両フックまで一連に並列する直線状のシャンクとを備え、 そのシャンクに赤系着色カラーの紐がコイル状に巻き付け一体化されていると共に、 上記取付リングが金属製スナップの一端部へ直交する関係状態に連結される一方、上記両フックがルアー本体の後端部に設けられた釣り針取付部の対応的な一対の釣り針係止凹溝へ、係脱自在に係止使用されることを特徴とする請求項1記載の中空ソフトルアー仕掛け。
- 請求項1記載の中空ソフトルアー仕掛けに用いるスナップであって、一定長さの硬鋼線やピアノ線、その他の釣り針よりも細い金属線材から成り、 その金属線材の中間を釣り糸の連結リングと連結する釣り糸用連結端部として、ほぼΩ形に屈曲形成すると共に、 上記金属線材の切り離し一端を第1フックとして、釣り糸用連結端部から延長するほぼJ字形に屈曲形成する一方、 上記金属線材の切り離し他端を第2フックとして、同じく釣り糸用連結端部から延長する上記第1フックと逆向きのほぼJ字形に屈曲形成し、 しかも、上記第1フックと第2フックとを互いに重なり合う同じ大きさと屈曲形状の釣り針用連結端部として、その釣り針用連結端部を釣り針の取付リングへ着脱自在に取り付け使用できるように定めたことを特徴とする中空ソフトルアー仕掛け用スナップ。
- 釣り針用連結端部をその第1、2フックの重なり合う状態から強制的に押し広げて、釣り針の取付リングへ抜き差しすることにより、その取付リングと直交する関係状態に取り付け又は取りはずすことができるように定めたことを特徴とする請求項3記載の中空ソフトルアー仕掛け用スナップ。
- 釣り針用連結端部における第1、2フックのほぼJ字形に屈曲する口径を、釣り糸用連結端部のほぼΩ形に屈曲する口径よりも大きく寸法化したことを特徴とする請求項3又は4記載の中空ソフトルアー仕掛け用スナップ。
- 金属線材の表面に耐蝕性の赤系着色樹脂コーティングを施したことを特徴とする請求項3記載の中空ソフトルアー仕掛け用スナップ。
Description
本発明は主として大型回遊魚のトローリング漁にふさわしく有効な中空ソフトルアー用仕掛けと、その仕掛けの釣り糸と釣り針とを連結するスナップに関する。 本発明の出願人は特許文献1に記載のイカ形ソフトルアーと、特許文献2に記載の魚形ルアーとを実施事業化しており、その何れも柔軟な熱可塑性樹脂から成形された中空のルアー本体(ルアーボディ)(10)を備えている。 そして、前者のイカ形ルアーではそのルアー本体(10)の後方から釣り針取付部(13)の釣り針受け入れ凹溝(27)又は釣り針挿通孔(28)へ差し込み係止させた釣り針(フック)(30)を、ルアー本体(10)の中空内部へ通し込み配線した釣り糸(ライン)(41)によって、そのルアー本体(10)の前方から引っ張り曳行するようになっている。 また、後者の魚形ルアーでもそのルアーボディ(10)の後方から腹側接合面(16s)の後端部(開放縁部)へ係止させた釣り針(フック)(36)を、ルアーボディ(10)のやはり中空内部へ通し込み配線した釣り糸(ライン)(37)によって、そのルアーボディ(10)の前方から引っ張り曳行するようになっている。 特許第6288628号公報特許第5597900号公報 本発明の実施形態に係るイカ形の中空ソフトルアーを示す側面図である。図1の平面図である。図2の3―3線断面図である。図2の4-4線拡大断面図である。図2の5―5線拡大断面図である。上記中空ソフトルアーの分解状態を示す図3に対応する断面図である。上記中空ソフトルアーに用いた仕掛けを示す側面図である。図7の8-8線断面図である。図8の9―9線断面図である。錨型の釣り針を抽出して示す平面図である。金属製スナップを抽出して示す側面図である。図11の平面図である。図11の13―13線断面図である。中空ソフトルアーを海面から沈めて引っ張り中の使用状態図である。図7と対応する別な仕掛けでの使用例を示す底面図である。図15の16―16線断面図である。 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態を詳述する。図1~9はそのイカ(烏賊)形の中空ソフトルアー(A)に適用した実施形態を示しており、(10)は柔軟な透明又は半透明の熱可塑性樹脂(好ましくはアクリル樹脂)や熱可塑性エラストマーなどから成る中空のルアー本体であって、弾丸形の胴部(11)からその胴部(11)の基端よりも径小な円筒形の頭部(12)を経て、その頭部(12)よりも更に径小な円筒形の釣り針取付部(13)に至るまでの全体的な断面ほぼ円形をなしている。 その場合、ルアー本体(10)の頭部(12)からは左右一対の目玉被覆面(14)が、横方向への円弧状に隆起している。(15)はその目玉被覆面(14)の裏側凹曲面に黒色などの濃く着色塗装された目玉、(16)は同じくルアー本体(10)の頭部(12)と釣り針取付部(13)との境界(段差)位置から、その頭部(12)よりも若干径大に張り出された足部係止フランジであり、ここには後述する吹き流し状足部(17)の基端が係止されることとなる。 上記ルアー本体(10)における胴部(11)の一定長さ分に限っては、左右一対のサイド縁取りフランジ(18)が横方向へ水平に張り出し形成されており、その張り出す両サイド縁取りフランジ(18)によって、後述の釣り糸を中心として回転しようとする中空ソフトルアー(A)の振れ動きに抵抗し、生餌であるイカの水平な安定姿勢での泳動を印象づけることができるようになっている。尚、その両サイド縁取りフランジ(18)における弾丸型胴部(11)の先端(前端)付近を、左右一対ずつの部分的なヒレ(耳部)(図示省略)として横方向へ水平に張り出し形成されることもある。 また、上記ルアー本体(10)における胴部(11)の先端(前端)には、そのルアー本体(10)の中空内部と連通する釣り糸挿通孔(19)が形成されている。その釣り糸挿通孔(19)は断面ほぼ円形をなすルアー本体(10)の中心に位置し、そのルアー本体(10)の長手中心線上に沿って後述の釣り糸が通し込み配線されるようになっている。 他方、同じくルアー本体(10)における釣り針取付部(13)の先端(後端)には、左右一対の釣り針係止凹溝(20)が図3、6、9のような側面視の後向きに開口するコ字形として切り欠かれている。その両釣り針係止凹溝(20)の溝底面(前端面)を図2、8のような平・底面視の後向きに拡開するハ字形として、その傾斜面により後述する錨型釣り針(F)の屈曲する中途部を、安定良く受け止めることができるように定めることが好ましい。 更に、上記ルアー本体(10)の釣り針取付部(13)には上下一対の円形な釣り針挿通孔(21)も貫通形成されており、上記左右一対の釣り針係止凹溝(20)と使い分けることができるようになっている。 上記した吹流し状足部(17)はルアー本体(10)と別個独立して、そのルアー本体(10)と同じ柔軟な透明又は半透明の熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマーなどから成形されており、多数の吹流し短冊片(22)を備えている。その吹流し短冊片(22)を形成するためのスリット(割り溝)(23)は、これを成形金型によらず、成形後の機械加工として切り込んでも良い。 そして、その足部(17)の基端と吹流し短冊片(22)との境界には、側断面ほぼ三角形の位置決め段部(24)が設けられており、その位置決め段部(24)が上記ルアー本体(10)の足部係止フランジ(16)へ係止され、足部(17)とルアー本体(10)との全体的に円形の同芯連通開口状態として、無色(透明)の接着剤により貼り付け一体化されている。 その中空ソフトルアー(A)のルアー本体(10)に対する足部(17)の取付状態では、図1~9からも明白なように、そのルアー本体(10)における円筒形の釣り針取付部(13)が足部(17)の吹流し短冊片(22)によって周囲から被覆され、その釣り針取付部(13)の釣り針係止凹溝(20)又は釣り針挿通孔(21)へ差し込み係止される釣り針(F)を、外側から見え難くカムフラージュすることになる。 図示の実施形態ではイカ形中空ソフトルアー(A)の製造法として、その上記ルアー本体(10)が上下一対の対称な輪郭形状を備えた断面ほぼ半円形の本体ハーフセグメント(本体の背側半割体と腹側半割体)(10a)(10b)から、無色(透明)の接着剤を介して、その左右両サイド縁取りフランジ(18)同士の合掌状態に貼り合わせ一体化されることにより、断面ほぼ円形の中空品に組み立てられている。 しかも、その場合両本体ハーフセグメント(10a)(10b)の裏側凹曲面には、各々図外のホログラムシートに生餌(イカ)の体表(肌)を印象づける色調のカラー印刷された胴部用転写シート(25a)(25b)と頭部用転写シート(26a)(26b)とが、予め貼り付けられており、これを外側から透視できるようになっている。 また、上記吹流し状足部(17)も上下一対の対称な輪郭形状を備えた足部ハーフセグメント(足部の背側半割り体と腹側半割り体)(17a)(17b)から、やはり無色(透明)の接着剤を介して貼り合わせ一体化されており、その場合にも両足部ハーフセグメント(17a)(17b)の裏側凹曲面には、各々図外のホログラムシートに生餌(イカ)の体表(肌)を印象づける色調のカラー印刷された足部用転写シート(27a)(27b)が、予め貼り付けられている。 そして、その足部(17)の上側足部ハーフセグメント(17a)がルアー本体(10)の上側本体ハーフセグメント(10a)の頭部(12)へ、無色(透明)の接着剤によって上方から被覆状態に貼り付け一体化されている一方、下側足部ハーフセグメント(17b)が下側本体ハーフセグメント(10b)の頭部(12)へ、やはり無色(透明)の接着剤によって下方から被覆状態に貼り付け一体化されることにより、足部(17)の全体として中空のルアー本体(10)と同芯の連通開口状態を保っているのである。 イカ形中空ソフトルアー(A)の製造法は上記のそれだけに限らず、その他の製造法を自由に採用することができ、要するに胴部(11)から頭部(12)を経て釣り針受け止め部(13)に至るまで中空のルアー本体(10)と、足部(17)を備えたソフトルアー(A)であれば良い。 次に、図7~9は上記中空ソフトルアー(A)用の仕掛けを示しており、ルアー本体(10)の後端部にある上記釣り針取付部(13)の釣り針係止凹溝(釣り針係止個所)(20)へ係止させた釣り針(F)を前方から引っ張るために、そのルアー本体(10)の中空内部へ後方から通し込んだ釣り糸(28)を、ルアー本体(10)の胴部(11)に開口する釣り糸挿通孔(19)から前方へ導出配線しており、その釣り糸(28)によりソフトルアー(A)を前方から引っ張り曳行使用するようになっている。 即ち、釣り糸(28)はナイロン糸から成り、図8、9から明白なように、そのルアー本体(10)の中空内部に位置する先端部(後端部)が、折り返し造形された連結リング(29)として、リベット(30)によりかしめ付け固定されている。しかも、その連結リング(28)として折り返された後端部には、金属製スナップ(S)との摺擦や引っ張りの負荷などから釣り糸(28)を保護するためのカバーチューブ(図示省略)が被着されている。 (31)は上記ルアー本体(10)における弾丸形胴部(11)の前端と、連結リング(29)のかしめ付け用リベット(30)との相互間に介在する重錘(ウェイト)であって、鉛やその他の重量物から成り、ソフトルアー(A)が海面から浮上することを防ぎ、沈下状態に保てるようになっている。その重錘(31)の大きさ(重量)や形状は適当に選定すれば良いが、例えば弾丸形や円錐形としてルアー本体(10)における前端部の保形機能も与えることが好ましい。 また、上記釣り針(F)は1本の硬鋼線やその他の金属線材から成る図10のような全体のほぼ錨形であって、その一定長さを有する金属線材の中間部がほぼΩ状の取付リング(32)として屈曲されていると共に、同じく金属線材の切り離し両端部が左右一対の対称なフック(針先部)(33)として、横方向へほぼ水平の円弧状に張り出し形成されている。 しかも、上記取付リング(32)から分岐して左右一対のフック(33)に連なる途中が、直線状のシャンク(34)として並列されている。その並列するシャンク(34)には赤系の着色カラーが施された強靭な紐(35)を、コイル状に巻き付け一体化することが望ましい。これによって、シャンク(34)の不正な開きを防止できるほか、その紐(35)はルアー本体(10)の外側から透視されるため、マグロやシイラなどの捕獲対象魚に対して、赤系の着色カラーにより生餌(イカ)の内臓を印象づけることができ、索餌本能を刺激することに役立つからである。 そして、このような錨型釣り針(F)の基端部(前端部)にある取付リング(32)は、金属製スナップ(S)の一端部(後端部)へ直交する関係状態に連結される一方、その釣り針(F)の両フック(針先部)(33)が上記ルアー本体(10)の後端部に設けられた釣り針取付部(13)の対応的な釣り針係止個所である一対の釣り針係止凹溝(20)へ、後方から係脱自在に係止使用されることとなる。 上記金属スナップ(S)について具体的に詳述すると、これは一定長さの硬鋼線やピアノ線、その他の釣り針(F)よりも細い金属線材から成り、図11~13から明白なように、その金属線材の中間が上記釣り糸(28)の連結リング(29)と連結する釣り糸用連結端部(36)として、ほぼΩ状に屈曲形成されている。 また、金属線材の切り離し一端が第1フック(37a)として、上記釣り糸用連結端部(36)から延長するほぼJ字形に屈曲形成されている一方、同じく金属線材の切り離し他端は第2フック(37b)として、やはり釣り糸用連結端部(36)から延