JP-2026076662-A - 回転体
Abstract
【課題】径方向における軸受の変形を抑制することができる回転体を提供する。 【解決手段】回転体6は、シャフト5に対して回転可能に支持される軸受7と、前記軸受7に固定されるロータ8と、を備える。前記軸受7の外周面71aは、前記シャフト5が延在する方向に沿う複数のリブ72を備え、前記ロータ8は、前記軸受7を収容する筒83を有し、前記筒83は、前記リブ72に対応する溝87を備え、前記リブ72は前記溝87に圧入される。 【選択図】図5
Inventors
- 樋口 幸洋
- 乗田 篤志
Assignees
- ミネベアミツミ株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (6)
- シャフトに対して回転可能に支持される軸受と、 前記軸受に固定されるロータと、 を備え、 前記軸受の外周面は、前記シャフトが延在する方向に沿う複数のリブを備え、 前記ロータは、前記軸受を収容する筒を有し、 前記筒は、前記リブに対応する溝を備え、 前記リブは前記溝に圧入される、 回転体。
- 前記軸受の外周面は、空隙を介して前記筒の内周面に対向している、 請求項1に記載の回転体。
- 前記リブの外周面は、空隙を介して前記溝の内周面に対向している、 請求項1に記載の回転体。
- 前記溝は、前記シャフトが延在する方向を向く段部を備え、 前記リブは、前記段部と接触する、 請求項1から3のいずれかに記載の回転体。
- 前記リブは、前記シャフトが延在する方向に対して傾斜するテーパ面を有する、 請求項1から3のいずれかに記載の回転体。
- 前記溝は、前記シャフトが延在する方向に対して傾斜するテーパ面を有する、 請求項1から3のいずれかに記載の回転体。
Description
本発明は、回転体に関する。 例えば特許文献1には、電動ウォータポンプ用のロータが開示されている。このロータは、インペラを支持する本体部と、本体部に支持される滑り軸受と、を有している。滑り軸受は、例えば圧入によって本体部内に結合される。 特開2017-25742号公報 一具体例に係るポンプ装置1の構造を概略的に示す斜視図である。図1の2-2線に沿った断面図である。図2の3-3線に沿った断面図である。本発明の一実施形態に係る回転体6の構造を概略的に示す斜視図である。図4の5-5線に沿った斜視断面図である。図4の6-6線に沿った断面図である。一具体例に係る軸受7の構造を概略的に示す斜視図である。一具体例に係る軸受7の構造を概略的に示す側面図である。一具体例に係るロータ8の構造を概略的に示す部分拡大断面図である。他の具体例に係る軸受7Aの構造を概略的に示す側面図である。他の具体例に係るロータ8Aの構造を概略的に示す部分拡大断面図である。 以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、一具体例に係るポンプ装置1の構造を概略的に示す斜視図である。図2は、図1の2-2線に沿った断面図である。このポンプ装置1は例えばウォータポンプである。ウォータポンプは、流体すなわち冷却液を移送(圧送)するための遠心ポンプである。ポンプ装置1は、例えば車両のエンジンルームやモータルーム等に取り付けられる。ポンプ装置1は、例えば車両のエンジンやモータ等の駆動源に冷却液を移送することによって当該駆動源を冷却するために利用される。 ポンプ装置1では、軸線xに沿った方向を軸方向と規定する。この軸方向において、一方の側を上側と規定し、他方の側を下側と規定する。上側及び下側は、必ずしも重力方向における上側及び下側に一致しない。また、軸線xに直交する方向を径方向と規定する。径方向において、軸線xに近づく方向を内周側と規定し、軸線xから遠ざかる方向を外周側と規定する。さらに、軸線x周りに周方向が規定される。周方向における時計回り方向及び反時計回り方向は、軸方向の上側から見た場合の方向で規定される。 図1及び図2を併せて参照すると、ポンプ装置1は、この例では、全体として軸線xを中心軸線とする円筒状に形成されたケーシング2を備える。ケーシング2は、下側に配置される下側ケーシング3と、上側から下側ケーシング3に取り付けられる上側ケーシング4と、を有している。下側ケーシング3及び上側ケーシング4は、例えば樹脂材料から射出成形によって形成される。下側ケーシング3及び上側ケーシング4によってケーシング2の内部空間Sが規定される。 上側ケーシング4は、本体部41と、本体部41に一体的に形成される流入部42及び流出部43と、を有している。本体部41は、例えば軸線xを中心とする円筒状に形成される。本体部41は、上側の径が小さい部分(以下、「小径部」という。)41aと、下側の径が大きい部分(以下、「大径部」という。)41bと、を有している。小径部41a及び大径部41bはいずれも円筒状に形成される。径方向において、小径部41aの直径は大径部41bの直径よりも小さい。 流入部42は、軸線xに沿って本体部41の小径部41aの上面から上側に突出する。流入部42は、例えば軸線xを中心とする円筒状に形成される。流入部42は、ケーシング2の内部空間Sへの流体の流入を許容する。流出部43は、軸線xを中心とする仮想円の接線に沿って本体部41の小径部41aから外周側に突出する。流出部43は、例えば当該接線を中心とする円筒状に形成される。流出部43は、ケーシング2の内部空間Sからの流体の流出を許容する。 図2に示すように、下側ケーシング3は、底壁31と、内壁32と、天壁33と、外壁34と、を有している。底壁31は、例えば軸線xに直交する平たい円盤状に形成される。底壁31の外周側の縁部から上側に内壁32が延在する。内壁32は、軸線xを中心とする円筒状に形成される。内壁32の上側の縁部から外周側に天壁33が延在する。天壁33は、軸線xを中心とする環状に形成される。天壁33の外周側の縁部から下側に外壁34が延在する。外壁34は、軸線xを中心とする円筒状に形成される。この例では、上側ケーシング4の大径部41bが外壁34の外周面を覆っている。 ケーシング2の内部空間Sは、上側ケーシング4の小径部41a内に規定される第1空間S1と、下側ケーシング3の内壁32内に規定される第2空間S2と、を有している。この例では、第1空間S1及び第2空間S2はいずれも、軸線xを中心とする概ね円柱状の空間である。第1空間S1及び第2空間S2は互いに連通している。径方向において、第1空間S1の直径は第2空間S2の直径よりも大きい。一方で、軸方向において、第1空間S1の高さは第2空間S2の高さよりも小さい。 この内部空間Sは、下側ケーシング3と上側ケーシング4とによって密閉される。流体は、流入部42からケーシング2の内部空間Sを通って流出部43から流出するように流れる。この流体は、例えば冷却液等の液体である。液体には例えば水が含まれる。この水には他の液体が含まれてもよい。他の液体には、例えばプロピレングリコールやエチレングリコールなどの不凍液や防錆剤等が含まれてもよい。 上側ケーシング4は、本体部41内で流入部42の下側の基端よりも下方に配置されたカバー44と、カバー44を支持する複数のスポーク45と、を有している。この例では、カバー44は、軸線xに沿って流入部42から本体部41の第1空間S1内に進入した位置に配置される。カバー44は、全体として軸線xを中心とする円柱状に形成される。複数のスポーク45はカバー44の外面と流入部42の内面とを互いに接続する。この例では、周方向に3つのスポーク45が所定の間隔で配列される。各スポーク45は、例えば軸線xを含む仮想平面に沿って延在する平板状に形成される。 ポンプ装置1は、ケーシング2に固定されるシャフト5を備える。シャフト5は、この例では、軸線xを中心とする円柱状に形成される。シャフト5の上端は、カバー44の下面に形成された凹部44aにその一部が収容されて固定される。シャフト5の下端は、底壁31に形成された取付孔31aに固定される。この例では、凹部44aは、カバー44の下面から上側に向かって凹状に凹む。こうしてカバー44はシャフト5の端部すなわち上端を覆う。また、取付孔31aは軸方向に底壁31を貫通するが、これに限らず、底壁31に形成された図示しない凹部に固定されていてもよい。この場合、シャフト5は、軸方向において凹部と接触して固定される。なお、軸方向は、シャフト5が延在する方向である。 ポンプ装置1は、軸線x回りにシャフト5に回転可能に支持された回転体6を備える。回転体6は、シャフト5に支持される軸受7と、軸受7に固定されるロータ8と、を有している。軸受7は、軸線xに沿った筒状に形成される。軸受7の内周面は所定の隙間を介してシャフト5の外周面に対向している。こうして軸受7は、軸線x回りに回転可能であるとともに、軸線xに沿って上下方向に移動可能であるように構成される。軸受7はいわゆる滑り軸受である。ロータ8は、軸受7に固定されたインペラ本体部81と、インペラ本体部81に固定されたマグネット82と、を有している。回転体6の詳細についてはさらに後述する。 図3は、図2の3-3線に沿った断面図である。図2及び図3を併せて参照すると、ポンプ装置1は、下側ケーシング3に組み込まれるステータ9を備えている。ステータ9は、ステータコア91と、複数のコイル92と、インシュレータ93と、を備える。ステータコア91は、軸方向に積層された複数枚の薄板の積層体から形成される。積層体は磁性材料から形成される。コイル92は、例えば銅線である巻き線を有する。インシュレータ93は、ステータコア91と複数のコイル92との間を電気的に絶縁する。インシュレータ93は、例えば樹脂材料等の絶縁材料から形成される。 ステータコア91は、環状部94と、複数のティース95と、を備える。環状部94は、下側ケーシング3の外壁34の内周面に固定される。環状部94は軸線x周りに環状に規定される。各ティース95は、環状部94の内周面から内周側に突出する。各ティース95は、その内周面で、下側ケーシング3の内壁32を挟んでロータ8のマグネット82の外周面に所定の磁気ギャップで対向する。各ティース95を覆うインシュレータ93にはコイル92の巻き線が巻かれる。この例では、ティース95の数は12個であるが、ティース95の数は、6個や18個など、任意の数であってもよい。ティース95の個数の変化に合わせて、ロータ8の極数も変更することができる。 図4は、本発明の一実施形態に係る回転体6の構造を概略的に示す斜視図である。図5は、図4の5-5線に沿った斜視断面図である。図5に示す断面は、軸線xを含む平面に沿った断面である。図4及び図5を併せて参照すると、ロータ8のインペラ本体部81は、筒83と、ベース84と、複数の羽根85と、フランジ86と、を有している。インペラ本体部81は、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)等を含む熱可塑性の樹脂材料から射出成形により一体的に形成される。 筒83は、軸線xを中心とする円筒状に形成される。軸方向における筒83の上端及び下端は開放されている。筒83は、軸線x周りに円筒状の第1内周面83aと、同様に軸線x周りに円筒状の第2内周面83bと、第1内周面83a及び第2内周面83bを互いに接続する段差面83cと、を規定する。第1内周面83aは、筒83の上側に形成されて、第2内周面83bよりも大きな径を有している。第2内周面83bは、第1内周面83aよりも筒83の下側に形成される。段差面83cは、この例では、軸線xに直交する平面に沿って広がり、軸方向の上側を向く面を備える。 軸方向における筒83の上端から径方向にベース84が環状に延在する。すなわち、ベース84は、軸線xを中心とする円盤状に形成される。この例では、ベース84は、軸線xに直交する環状の上面及び下面を規定する。一方で、軸方向における筒83の上端と下端との間で筒83から径方向にフランジ86が環状に延在する。この例では、フランジ86は、軸線xに直交する環状の上面及び下面を規定する。軸方向において、ベース84の下面はフランジ86の上面に対向する。 複数(この例では、7つ)の羽根85が、ベース84の上面から上側に向かって立ち上がる。複数の羽根85は周方向に配列される。この例では、すべての羽根85が同一の形状及び寸法を有している。各羽根85は、ベース84の内周端からベース84の外周端まで湾曲しつつ延在する。この例では、各羽根85は、上側から見た場合に、径方向に対して、内周端から外周端に向かうにつれて時計回り方向に斜めに延びる。ベース84の上面からの各羽根85の高さは、羽根85の内周端から外周端まで同一である。 マグネット82はフランジ86より下側で筒83に固定される。マグネット82は、この例では、軸線xを中心とする円筒状に形成される。この例では、マグネット82の上面はフランジ86の下面に接触する。また、マグネット82の下面は筒83の下端に一致する。このマグネット82は例えば永久磁石である。マグネット82には、周方向に、S極に着磁された領域と、N極に着磁された領域と、が交互に規定される。この例では、マグネット82の外周面で規定される直径は、フランジ86の外周面で規定される径と同一に設定される。 図6は、図4の6-6線に沿った断面図である。図7は、一具体例に係る軸受7の構造を概略的に示す斜視図である。図5~図7を併せて参照すると、軸受7は、本体71と、リブ72と、溝73と、を有している。本体71は、軸線xを中心とする円筒状に形成される。各リブ72は、本体71の外周面