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JP-2026076668-A - 遊星ローラねじ

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Abstract

【課題】従来の遊星ローラねじは精密移動による制御時の構造強度が不足するという問題点を解決する。 【解決手段】主ねじ、ナットおよび遊星ユニットを含み、前記主ねじはその外周には軸方向に沿って延伸するおねじが形成され、前記遊星ユニットは複数個のローラを有し、それぞれの前記ローラの外周はローラおねじを有し、前記主ねじの前記おねじのねじピッチ、前記ナットの前記めねじのねじピッチおよびそれぞれの前記ローラの前記ローラおねじのねじピッチは同じで、前記主ねじの前記おねじの螺旋方向と前記ナットの前記めねじの螺旋方向は反対方向であり、前記主ねじ、前記ナットおよび前記遊星ユニットの中の一つを原動部とし、前記原動部を回動する時、前記遊星ユニットの前記ナットに対する直線運動の方向と前記主ねじの前記遊星ユニットに対する直線運動の方向は反対である。本発明によって精密移動による制御の効果を達成することができる。 【選択図】図1

Inventors

  • ▲呉▼▲参▼貴

Assignees

  • 詮豐精密工具股▲分▼有限公司

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (11)

  1. 主ねじ、ナットおよび遊星ユニットを含み、 前記主ねじはその外周に軸方向に沿って延伸するおねじが形成され、 前記ナットは軸方向において延伸する貫通孔を有し、前記ナットは前記貫通孔の内周壁において軸方向に沿って延伸するめねじが形成され、前記主ねじの前記おねじの全部または一部は前記ナットの前記貫通孔の中に位置し、 前記遊星ユニットは複数個のローラを有し、それぞれの前記ローラは軸方向に沿って延伸し、且つそれぞれの前記ローラの外周にローラおねじを有し、それぞれの前記ローラは少なくとも前記ナットの前記貫通孔の中に局部的に位置し、且つそれぞれの前記ローラの前記ローラおねじはそれぞれ前記おねじおよび前記めねじと螺合し、 前記主ねじの前記おねじのねじピッチ、前記ナットの前記めねじのねじピッチおよびそれぞれの前記ローラの前記ローラおねじのねじピッチは同じであり、前記主ねじの前記おねじの螺旋方向と前記ナットの前記めねじの螺旋方向とは反対方向であり、 前記主ねじ、前記ナットおよび前記遊星ユニットの中の一つを原動部とし、前記原動部を回動させる時、前記遊星ユニットの前記ナットに対する直線運動の方向と前記主ねじの前記遊星ユニットに対する直線運動の方向は反対であることを特徴とする遊星ローラねじ。
  2. 前記ナットの前記めねじの螺旋線の数は複数個であり、且つ前記主ねじの前記おねじの螺旋線の数は複数個であることを特徴とする請求項1に記載の遊星ローラねじ。
  3. 前記ナットの前記めねじの螺旋線の数と前記主ねじの前記おねじの螺旋線の数とは異なることを特徴とする請求項2に記載の遊星ローラねじ。
  4. 前記ナットの前記めねじの螺旋方向とそれぞれの前記ローラの前記ローラおねじの螺旋方向とは同じであることを特徴とする請求項1に記載の遊星ローラねじ。
  5. 前記遊星ユニットはさらに、前記主ねじと前記ナットとの間に設置される環状枠部を有し、前記環状枠部は複数個の収容部を有し、前記複数個の収容部の数量は少なくとも前記複数個のローラの数量と同じであり、それぞれの前記ローラは前記複数個の収容部の中の対応する一個に収容されることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の遊星ローラねじ。
  6. 前記環状枠部は環状体であり、前記複数個の収容部はそれぞれ前記環状枠部の半径方向において複数個の貫通孔を形成し、それぞれの前記ローラが前記複数個の収容部の中の対応する一個に収容される場合、それぞれの前記ローラと対応する収容部との間は円周上において隙間を有することを特徴とする請求項5に記載の遊星ローラねじ。
  7. 前記遊星ユニットはさらに、前記主ねじと前記ナットの間に設置される環状枠部を有し、前記環状枠部は軸方向において相対的に配置する二個の環状体を有し、前記二個の環状体はそれぞれ軸方向において相対する複数個の凹部を有し、前記凹部はそれぞれの前記ローラの突出部が局部的に対応する前記凹部の中に套設されるのに用いられることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の遊星ローラねじ。
  8. それぞれの前記ローラは、軸方向における両端にそれぞれ突出部を有し、それぞれの前記ローラのそれぞれの前記突出部には対応する弾性部材が設置され、且つそれぞれの前記弾性部材は前記環状枠部と前記ローラとの間に当接されることを特徴とする請求項7記載の遊星ローラねじ。
  9. 前記主ねじの前記おねじ、前記ナットの前記めねじおよびそれぞれの前記ローラの前記ローラおねじの中のいずれか一個の歯面は弧状であることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の遊星ローラねじ。
  10. 前記主ねじの前記おねじはさらに少なくとも一個の主ねじ歯部を有し、前記遊星ユニットのそれぞれの前記ローラの前記ローラおねじは少なくとも一個のローラ歯部を有し、前記おねじと前記ローラおねじとの間に螺合回動が生じる場合、前記少なくとも一個の主ねじ歯部と前記少なくとも一個のローラ歯部との間は噛合回動が生じることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の遊星ローラねじ。
  11. 前記ナットの前記めねじは少なくとも一個のナット歯部を有し、前記遊星ユニットのそれぞれの前記ローラの前記ローラおねじは少なくとも一個のローラ歯部を有し、前記めねじと前記ローラおねじの間に螺合回動が生じる場合、前記少なくとも一個のナット歯部と前記少なくとも一個のローラ歯部との間は噛合回動が生じることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の遊星ローラねじ。

Description

本発明は、線形平行移動の技術に関するもので、特に遊星ローラねじに係るものである。 工業技術の発展が進み、特に電気自動車や人型ロボットの開発において、遊星ローラねじを利用して線形平行移動の制御を行っており、高負荷に耐え、位置決め精度が高く、移動速度が速い等の特性があるため、従来の油圧機構に取って代わることができる。 図12に示されるように、従来の遊星ローラねじ9は、主ねじ91とナット92の間に複数個のローラ93が設けられたものであり、主ねじ91はおねじ911を有し、ナット92はめねじ921とめねじ921の両側にあるねじなし部分922とを有し、ねじなし部分922はシャフトリング94を収容し、シャフトリング94の中に内環状ねじ941と固定板95を有し、複数個のローラ93は互いに同様且つローラおねじ931および外ねじ部932を有し、また複数個のローラ93の両端はそれぞれ二個の固定板95に穿設され、また複数個のローラ93は、等角度間隔で主ねじ91の周囲に分布し、さらに主ねじ91と同軸で、複数個のローラ93のローラおねじ931はナット92のめねじ921と主ねじ91のおねじ911と互いに噛み合って、複数個のローラ93の外ねじ部932とシャフトリング94の内環状ねじ941とは互いに噛み合う。このように、上述した配置によって主ねじ91またはナット92を回動させる時、ナット92と複数個のローラ93は軸方向において同期的に主ねじ91に対して同様な相対移動量を生じる。 上述した従来の遊星ローラねじ9の運動メカニズムに基づき、回動させようとする主ねじ91またはナット92の中の一方を原動部と定義し、且つ直線運動を生じさせようとする主ねじ91またはナット92の中のもう一方を従動部と定義し、主ねじ91、ナット92および複数個のローラ93が比較的大きいねじピッチを有する時、原動部が一周する回動による従動部の直線運動量が比較的大きいため、比較的高い直線運動の速度を有し、且つそれぞれの部材は比較的大きい耐荷重/耐圧能力を有する。主ねじ91、ナット92および複数個のローラ93が比較的小さいねじピッチを有する時、原動部が一周する回動による従動部の直線運動量が比較的小さく、比較的低い直線運動の速度を有するため、移動量を精確に制御することができるが、それぞれの部材の耐荷重能力は小さくなる。 そのため、電気自動車や人型ロボットの応用において、従来の遊星ローラねじ9では比較的精確な移動量の制御と比較的大きい耐荷重能力を同時に実現することができない。上述した問題点に基づき、従来の遊星ローラねじをさらに改善する必要がある。 台湾公告I673446号 本発明の遊星ローラねじの第一実施例の分解斜視図である。図1の組み立てられた状態の断面図である。図2のAエリアの部分構造の拡大図である。本発明の遊星ローラねじがナットを原動部とする場合の運動関係の模式図である。本発明の遊星ローラねじが主ねじを原動部とする場合の運動関係の模式図である。主ねじとローラとが有する、互いに噛み合うねじ歯部の模式図である。主ねじとローラとが有する、互いに噛み合うねじ歯部と平歯車の模式図である。ナットとローラとが有する、互いに噛み合うねじ歯部の模式図である。ナットとローラとが有する、互いに噛み合うねじ歯部と平歯車の模式図である。本発明の遊星ローラねじの遊星ユニットのさらなる好ましい配置の模式図である。図10に示されるローラの突出部が対応の弾性部材を有することを示す模式図である。従来の遊星ローラねじ構造の断面図である。 本発明の上記目的、その他の目的、特徴および利点をより理解し易くするために、下記のように本発明の実施例を挙げ、さらに図面を参照して詳しく説明する。 また、異なる図面において、同じ符号を標示するものは、同じものと見なし、その説明を省く。 図1、2に示されるように、本発明の遊星ローラねじの第一実施例は、主ねじ1、ナット2および遊星ユニット3が含まれる。遊星ユニット3はナット2の中に位置し、かつ主ねじ1の周囲を囲むように形成される。上述した配置によって、ナット2が軸方向回りに回動する時、遊星ユニット3は軸方向においてナット2と主ねじ1に対して直線運動を生じることができ、且つ遊星ユニット3のナット2に対する直線運動の方向と、主ねじ1の遊星ユニット3に対する直線運動の方向は反対である。または、主ねじ1が軸方向回りに回動する時、遊星ユニット3は軸方向において主ねじ1とナット2に対して相対的な直線運動を生じることができ、且つ遊星ユニット3の主ねじ1に対する直線運動の方向と、ナット2の遊星ユニット3に対する直線運動の方向は反対である。すなわち、どちらの場合においても、遊星ユニット3のナット2に対する直線運動の方向と、主ねじ1の遊星ユニット3に対する直線運動の方向は反対である。 主ねじ1の外周には軸方向に沿って延伸するおねじ11を有し、おねじ11の螺旋方向は右巻きと左巻きの内の一つであっても良い。選択的に、主ねじ1の外周はさらに連接部12を有し、好ましくは、おねじ11は主ねじ1に近づく一端に設置することができ、連接部12は主ねじ1に近づくもう一端に設置することができる。また、本発明における方向配置を明確に説明するため、主ねじ1に中心軸Cを有するように定義することができ、且つ中心軸Cから延伸する方向を本発明の全文において述べられる「軸方向」として定義することができる。 ナット2は軸方向に延伸する貫通孔20を有し、ナット2は貫通孔20の内周壁において軸方向に沿って延伸するめねじ21を有する。めねじ21の螺旋方向は右巻きと左巻きの内の一つであっても良い。特に、めねじ21の螺旋方向とおねじ11の螺旋方向は反対方向である。主ねじ1は少なくとも一部がナット2の貫通孔20の中に位置する。特に、主ねじ1のおねじ11の全部または一部がナット2の貫通孔20の中に位置する。言い換えれば、半径方向においておねじ11の全部または一部はめねじ21と位置合わせされる。 遊星ユニット3は複数個のローラ31を有し、さらに環状枠部32を有することが好ましい。それぞれのローラ31は軸方向に沿って延伸し、且つそれぞれのローラ31の外周はローラおねじ311を有し、ローラおねじ311の螺旋方向は右巻きと左巻きの内の一つであっても良い。特に、ローラおねじ311の螺旋方向とナット2のめねじ21の螺旋方向は同じで、すなわちローラおねじ311の螺旋方向と主ねじ1のおねじ11の螺旋方向は反対方向である。それぞれのローラ31は少なくとも一部がナット2の貫通孔20の中に位置し、且つそれぞれのローラ31のローラおねじ311はそれぞれおねじ11およびめねじ21と螺合する。好ましくは、それぞれのローラ31はその数量によって主ねじ1の外周に均一に分布する。例を挙げて言えば、複数個のローラ31の数量がN個とすると、それぞれのローラ31は等角度間隔(360°をNで割る)をもって主ねじ1の外周を囲む。Nは正の整数であり、且つ1より大きく、さらに好ましくは360°が割り切られる数量である。 好ましくは、遊星ユニット3はさらに対応する環状枠部32を有し、環状枠部32は主ねじ1とナット2の間に設置され、且つ複数個の収容部320を有し、複数個の収容部320の数量は少なくとも複数個のローラ31の数量と同じであり、これにより、それぞれのローラ31を対応する収容部320の中に収容することができる。詳しく言えば、複数個の収容部320の数量はM個で、それぞれの収容部320は等角度間隔(360°をMで割る)をもって環状枠部32に形成される。Mは正の整数で、且つNより小さくならず、さらに好ましくは360°が割り切られる数量である。このように、環状枠部32とそれぞれの収容部320の配置によって、遊星ユニット3のそれぞれのローラ31を強固かつ均一に主ねじの外周に分布させることができる。 本発明の図1に示される実施例において、環状枠部32は軸方向において中心貫通孔を有した環状から延伸して環状体として形成され、複数個の収容部320はそれぞれ環状枠部32の半径方向において対応するように複数個の貫通孔を形成し、且つそれぞれの貫通孔はそれぞれローラ31に対応する輪郭を有するため、それぞれのローラ31は複数個の収容部320の中の対応する一個に収容されることができる。一つの例として、それぞれのローラ31が複数個の収容部320の中の対応する一個に収容される時、それぞれのローラ31と対応する収容部320との間は円周上において相応な間隔を有するため、それぞれのローラ31と主ねじ1/おねじ11およびナット2/めねじ21との間の回動に役立つことができる。このように、環状枠部32の複数個の収容部320の配置によって、複数個のローラ31を主ねじ1とナット2との間に簡単に取り付けることができるだけではなく、それぞれのローラ31の主ねじ1とナット2の間における位置がしっかりと設置されるため、変位の情況は生じ難くなる。 選択的に、それぞれのローラ31は軸方向における両端にそれぞれ突出部312を有し、突出部312は対応するローラ31から軸方向(特にローラ31の中心軸)に沿って外へ向かって延伸し、且つ突出部312の直径はローラ31の直径より大きくならず、好ましくはローラ31の直径より小さく、このように、それぞれのローラ31が対応する収容部320に設置される時、且つそれぞれのローラ31が軸方向において環状枠部32と接触する情況が生じた時、それぞれのローラ31はその突出部312によって環状枠部32(収容部320に対応するエッジの位置)と接触するため、それぞれのローラ3が収容部320の中で自転する時の摩擦力が減少する。 上述した主ねじ1、ナット2および遊星ユニット3の間の配置/結合の関係によって、ナット2が軸方向回りに回動する時、遊星ユニット3/それぞれのローラ31は軸方向においてナット2と主ねじ1に対して直線運動を行うことができる。または、主ねじ1が軸方向回りに回動する時、ナット2と遊星ユニット3/それぞれのローラ31は軸方向において主ねじ1とナット2に対して直線運動を行うことができる。同様に、遊星ユニット3が軸方向回りに回動する時、主ねじ1とナット2も軸方向において遊星ユニット3に対して直線運動を行うことができ、且つ主ねじ1がナット2に対して相対的な直線運動を行う。言い換えれば、本発明における遊星ローラねじを配置することで、主ねじ1、ナット2および遊星ユニット3の中のいずれの一個をもって原動部として軸方向回りに回動する時、遊星ユニット3のナット2に対する直線運動の方向と、主ねじ1の遊星ユニット3に対する直線運動の方向とは反対であるため、減速変位が生じ、精密な運動制御を実現する。 詳しく言えば、図3に示されるように、上述した減速変位のメカニズムを実現するため、おねじ11のねじピッチP1、めねじ21のねじピッチP2およびローラおねじ311のねじピッチP3は同じである。 好ましくは、ローラおねじ311の歯面(Flank)311Fは弧状であり、これにより、ローラ31のローラおねじ311のおねじ11およびめねじ21それぞれとの間の接触面積を減らすことで、ローラおねじ311のおねじ11およびめねじ21それぞれとの間の摩擦力を低減することができるため、騒音の発生を減少し、回転の滑らかさを向上させることができる。注意すべきことは、その他の例において、選択的におねじ11の歯面11F、めねじ21の歯面21Fおよびローラおねじ311の歯面311Fの中のいずれか一つを弧状とすることもできるが、本発明はこれに限定されるものではない。 特に注意すべきことは、図1~図3に示されるように、それぞれのローラ31が軸方向において主ねじ1とナット2との間に配置される高さは、主ねじ1とナット2のリード角(Lead Angle)、およびそれぞれのローラ31が主ねじ1とナット2