JP-2026076670-A - バリ取り装置
Abstract
【課題】比較的簡素な構成で適切にワークのバリを除去可能なバリ取り装置を提供する。 【解決手段】バリ取り装置1は、ワークWを下方から支持する下クランプ5と、下クランプ5の上方に対向して配置され、ワークWを下クランプ5との間で挟持する上クランプ6と、下クランプ5を上下方向に移動させる第1シリンダ7と、上クランプ6を上下方向に移動させる第2シリンダ8と、下クランプ5および上クランプ6が移動する軌道C1の周囲に複数配置され、ワークWを研磨するブラシ9と、を備え、下クランプ5および上クランプ6の両クランプ5,6でワークWを挟持させ、且つ両クランプ5,6を共に上下同一方向に移動可能に構成されている。 【選択図】図2
Inventors
- 中内 一博
- 牧野 彰吾
- 小倉 和博
- 寺村 孝士
- 丸山 尚史
Assignees
- 旭工精株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (7)
- ワークを下方から支持する下クランプと、 前記下クランプの上方に対向して配置され、前記ワークを前記下クランプとの間で挟持する上クランプと、 前記下クランプを上下方向に移動させる第1シリンダと、 前記上クランプを上下方向に移動させる第2シリンダと、 前記下クランプおよび前記上クランプが移動する軌道の周囲に複数配置され、前記ワークを研磨するブラシと、を備え、 前記下クランプおよび前記上クランプの両クランプで前記ワークを挟持させ、且つ前記両クランプを共に上下同一方向に移動可能に構成されていることを特徴とするバリ取り装置。
- 前記第1シリンダおよび前記第2シリンダの動作を制御する制御装置を備え、 前記制御装置は、 前記両クランプを互いに上下方向に離反させるリリース動作と、 前記両クランプを互いに上下方向に近接させるクランプ動作と、 前記両クランプを互いに上下方向に近接させた状態で、前記両クランプを上下同一方向に移動させる研磨動作と、を前記リリース動作、前記クランプ動作、前記研磨動作の順で繰り返し実行するクランプ制御部を有している請求項1に記載のバリ取り装置。
- 前記クランプ制御部は、前記研磨動作において、前記ワークが前記ブラシに摺接する研磨エリアを少なくとも上下に一往復するように、前記両クランプを上下同一方向に移動させる請求項2に記載のバリ取り装置。
- 前記ブラシは、毛体がホイールの外周に沿って放射状に植設されたホイールブラシを、当該ブラシの回転軸線方向に複数連結して構成されている請求項1に記載のバリ取り装置。
- 前記ブラシは、 前記軌道の前側に配置される前ブラシと、 前記軌道の後側に配置される後ブラシと、 前記軌道の左側に配置される左ブラシと、 前記軌道の右側に配置される右ブラシと、を含んでいる請求項1~4のいずれか1項に記載のバリ取り装置。
- 前記前ブラシおよび前記後ブラシは、互いに前記軌道を挟んで前後に並んで配置され、前記ワークを前後双方から研磨する第1ブラシ部を構成し、 前記左ブラシおよび前記右ブラシは、互いに前記軌道を挟んで左右に並んで配置され、前記ワークを左右双方から研磨する第2ブラシ部を構成している請求項5に記載のバリ取り装置。
- 前記第1ブラシ部および前記第2ブラシ部は、上下にオフセットして配置されている請求項6に記載のバリ取り装置。
Description
本発明は、ワークのバリを除去するバリ取り装置に関する。 ダイカストやプレス加工、レーザ加工等によりワークを成形した際に、ワークの周面に生じるバリを除去するためのバリ取り装置として、床面と平行に延伸して設置されるガイドレールと、ガイドレールに移動可能に設けられるスライダーと、ガイドレールの下方位置(床面)に設けられ、ワークW分に相当する長さ寸法を有する工具ベッドと、工具ベッドに移動可能に設けられる工具と、を備え、加工前のワークをスライダーに設けられた吸着具で吸着保持した後、当該スライダーを工具の位置まで移動させることで、工具に回転および上下動可能に設けられたブラシ状体によりワーク外周のバリを除去するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1)。 特開2000-233350号公報 本発明の実施形態に係るバリ取り装置を備えた自動バリ取りシステムの概略構成図である。本発明の実施形態に係るバリ取り装置の斜視図である。クランプ装置の斜視図である。クランプ装置の概略空圧回路図である。第1ブラシ部の斜視図である。第2ブラシ部の斜視図である。研磨エリアの上方視図である。ブラシの分解斜視図である。制御装置の概略構成図である。リリース動作時(ワークセット)のバリ取り装置の概略構成図である。クランプ動作時のバリ取り装置の概略構成図である。研磨動作時(往き)のバリ取り装置の概略構成図である。研磨動作時(戻り)のバリ取り装置の概略構成図である。リリース動作時(ワーク取り出し)のバリ取り装置の概略構成図である。 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、以下に説明する実施形態は、本発明を具体化した一例であって、その具体例をもって本発明の構成を限定するものではない。 図1に示すように、本実施形態のバリ取り装置1は、成形時にワークWの周面に生じたバリを除去する装置であり、ロボットアームAR1,AR2と共に、ワークWをバリ取り装置1に自動でセットし、バリ取り加工する自動バリ取りシステムDSを構成する。 尚、本実施形態のバリ取り装置1は、アルミダイカストにより成形されたワークWのバリを除去するのに好適に用いられるが、プレス加工やレーザ加工など、ダイカスト以外の製法により形成されたワークWのバリを除去するのに用いられてもよい。 自動バリ取りシステムDSは、バリ取り装置1と、第1パレットP1と、第2パレットP2と、第1ロボットアームAR1と、第2ロボットアームAR2と、アーム制御装置CUと、を備えている。 第1パレットP1は、加工前のワークWを積載する。第2パレットP2は、加工後のワークWを積載する。第1ロボットアームAR1は、バリ取り装置1に隣接して配置されており、第1パレットP1に積載された加工前のワークWをバリ取り装置1にセットする。第2ロボットアームAR2は、バリ取り装置1に隣接して配置されており、バリ取り装置1から加工後のワークWを取り出し、第2パレットP2に移す。 アーム制御装置CUは、第1ロボットアームAR1によるワークWのセット動作、および第2ロボットアームAR2によるワークWの取り出し動作を制御する。詳しくは、第1ロボットアームAR1は、第1パレットP1から加工前のワークWを一つ取り、バリ取り装置1にセットする動作を所定のタイミングで繰り返す。第2ロボットアームAR2は、バリ取り装置1でバリ取り加工された加工後のワークWをバリ取り装置1から取り出し、第2パレットP2に移し替える動作を所定のタイミングで繰り返す。 尚、上記自動バリ取りシステムDSは、2基のロボットアームAR1,AR2でワークWのセット作業および取り出し作業を分担して行うように構成されているが、1基のロボットアームでワークWのセット作業および取り出し作業を行うように構成されてもよい。或いは、自動バリ取りシステムDSは、3基以上のロボットアームでワークWのセット作業および取り出し作業を分担して行うように構成されてもよい。 バリ取り装置1は、所定位置にワークWがセットされたことを検出すると、当該ワークWをクランプ5,6で挟持して、ブラシ9の配設部を上下方向に移動させる。その結果、ワークWは、当該ワークWの周面のバリがブラシ9によって除去される。このように、バリ取り装置1は、ワークWの周面のバリを除去するバリ取り加工を適宜繰り返し行う。 詳しくは、バリ取り装置1は、架台10と、クランプ装置2と、ブラシ装置3と、制御装置4と、を備えている。クランプ装置2は、下クランプ5と、上クランプ6と、第1シリンダ7と、第2シリンダ8と、を有している。ブラシ装置3は、複数のブラシ9と、駆動モータ11と、を有している。本実施形態のバリ取り装置1は、ブラシ9に対応する数の駆動モータ11を有している。即ち、本実施形態のブラシ9はそれぞれ、独立した駆動モータ11により駆動する。 尚、本実施形態では、バリ取り装置1の設置面Gと平行な第1方向(図2の矢印X1,X2で示す方向)を前後方向、上記設置面Gと平行で且つ上記第1方向に直交する第2方向(図1、図2の矢印Y1,Y2で示す方向)を左右方向、上記第1方向および第2方向のそれぞれに直交する第3方向(図1、図2の矢印Z1,Z2で示す方向)を上下方向として説明する。 架台10は、第1シリンダ7、第2シリンダ8、ブラシ9、および制御装置4を支持する支持台である。図2に示すように、架台10は、ベースフレーム12と、トップフレーム13と、支柱14と、第1支持フレーム15と、第2支持フレーム16と、第1サポートフレーム17と、第2サポートフレーム18と、第3サポートフレーム19と、を有している。 ベースフレーム12は、断面矩形筒状の枠材を上方視矩形状に並べて連結したフレームであり、架台10の底部を構成している。ベースフレーム12は、中桟部12Aを有している。中桟部12Aは、ベースフレーム12の前後間の略中央部において、当該ベースフレーム12の左右のフレーム間に亘って延在している。 第1シリンダ7は、ベースフレーム12と第1支持フレーム15との間に設けられている。第1シリンダ7は、当該第1シリンダ7の下端部がベースフレーム12の中桟部12Aに支持固定され、且つ当該第1シリンダ7の上端部が第1支持フレーム15の中央部にて支持固定されている。 トップフレーム13は、断面矩形筒状の枠材を上方視H状に並べて連結したフレームであり、架台10の上部を構成している。トップフレーム13は、中桟部13Aを有している。中桟部13Aは、トップフレーム13の前後間の略中央部において、当該トップフレーム13の左右のフレーム間に亘って延在している。 第2シリンダ8は、第2支持フレーム16とトップフレーム13との間に設けられている。第2シリンダ8は、当該第2シリンダ8の下端部が第2支持フレーム16の中央部にて支持固定され、且つ当該第2シリンダ8の上端部がトップフレーム13の中桟部13Aに支持固定されている。 支柱14は、断面矩形筒状の枠材であり、ベースフレーム12の後部に2つ左右方向に間隔をあけて平行に立設されている。左右の支柱14の上端部はそれぞれ、トップフレーム13の後部に連結されている。即ち、支柱14は、ベースフレーム12の後部からトップフレーム13の後部に亘って延在し、トップフレーム13を下方から支持している。 第1支持フレーム15は、断面矩形筒状の枠材を上方視矩形状に並べて連結したフレームであり、ベースフレーム12の上方に所定の間隔をあけて配置されている。第1支持フレーム15は、支柱14の前部に連結支持され、当該支柱14の前方に向かってベースフレーム12と平行に延在している。 第1支持フレーム15は、ブラシカバー20を有している。ブラシカバー20は、第1支持フレーム15の上部に設けられている。ブラシカバー20は、略台形箱状のカバー部材であり、架台10の外側に面するブラシ9の外側略半部を覆うように配置されている。 第2支持フレーム16は、断面矩形筒状の枠材を上方視矩形状に並べて連結したフレームであり、トップフレーム13の下方に所定の間隔をあけて配置されている。第2支持フレーム16は、支柱14の前部に連結支持され、当該支柱14の前方に向かってトップフレーム13と平行に延在している。 第1サポートフレーム17は、断面矩形筒状の枠材であり、ベースフレーム12の前部に2つ左右方向に間隔をあけて平行に立設されている。左右の第1サポートフレーム17の上端部はそれぞれ、第1支持フレーム15の前部に連結されている。即ち、第1サポートフレーム17は、ベースフレーム12の前部から第1支持フレーム15の前部に亘って延在し、第1支持フレーム15を下方から支持している。 このように、第1支持フレーム15は、2つの支柱14と2つの第1サポートフレーム17の計4つのフレームによって下方から支持されている。制御装置4は、左右の第1サポートフレーム17の前部に支持固定されている。 第2サポートフレーム18は、断面矩形筒状の枠材であり、左右の支柱14からそれぞれ斜め下方に向かって延在し、第2支持フレーム16の前部に連結されている。即ち、第2サポートフレーム18は、第2支持フレーム16の補強フレームとして、支柱14に対して第2支持フレーム16の前部を上方から支持している。 第3サポートフレーム19は、断面矩形筒状の枠材であり、左右の支柱14からそれぞれ斜め上方に向かって延在し、トップフレーム13の前部に連結されている。即ち、第3サポートフレーム19は、トップフレーム13の補強フレームとして、支柱14に対してトップフレーム13の前部を下方から支持している。 図1、図3に示すように、下クランプ5は、第1シリンダ7のピストンロッド7Rの先端(上端)に連結されており、第1シリンダ7によって上下移動可能に構成されている。加工前のワークWは、下クランプ5の上部に載置される。即ち、下クランプ5の上部が加工前のワークWのセット位置となる。 図3に示すように、下クランプ5は、支持プレート21と、支持ピン22と、ガイドピース23と、を有している。支持プレート21は、上面部が平滑な板状の部材である。支持ピン22およびガイドピース23は、支持プレート21の上面部に複数立設されている。 本実施形態では、支持ピン22は、支持プレート21の周縁部に沿って6つ所定の間隔をあけて立設されている。支持ピン22は、下クランプ5にワークWが載置された際に、当該ワークWの下面部に当接し、当該ワークWを下方から支持する。 尚、支持ピン22は、ワークWを下方から安定して支持可能であれば、支持プレート21の上面部に3つのみ設けられてもよいし、4つ以上設けられてもよい。或いは、下クランプ5は、複数の支持ピン22に代えて、1つの台形状の凸部を有してもよい。 本実施形態では、ガイドピース23は、支持プレート21の一側縁寄りの位置に2つ所定の間隔をあけて立設されている。ガイドピース23は、下クランプ5に加工前のワークWが載置された際に、当該ワークWの所定の縁部(ワークWの下面に形成されたリブの側縁部、ワークWに形成された開口部の内周縁部等)に当接掛合し、ワークWの前後方向および左右方向への移動を阻止する。 詳しくは、例えば、ワークWは、板状のワーク本体W1と、ワーク本体W1の上面中央部に立設される軸部W2と、ワーク本体W1の上下面間に貫通して設けられる矩形状の開口部W3と、を有している。第1ロボットアームAR1は、ワークWの軸部W2を上方から挟んで保持し、且つ開口部W3に下クランプ5のガイドピース23が嵌挿される向きにワークWを回転させた上で、下クランプ5の上部に載置する。これにより、ワークWは、前後方向および左右方向への移動が阻止された状態で下クランプ5に支持される。 尚、ガイドピース23は、下クランプ5に対するワークWの前後方向および左右方向へ