JP-2026076674-A - 室外機の制御装置、室外機、ヒートポンプ装置、及び室外機の制御方法
Abstract
【課題】室外機内に冷媒が漏洩したことによる着火のリスクを確実に低減することができる室外機の制御装置及び室外機の制御方法を提供する。 【解決手段】室外機の制御装置50は、室外機に設けられたファン61の回転を制御する制御部51と、室外機内への冷媒の漏洩を検知する冷媒検知センサからの冷媒の漏洩を検知した情報を記憶する記憶部52と、を備え、制御部51は、室外機の電源がONされた時に記憶部52が冷媒検知センサからの冷媒の漏洩を検知した情報を記憶している場合には、ファン61の回転を開始する。 【選択図】図3
Inventors
- 藤野 哲爾
- 吉川 滉一郎
Assignees
- 三菱重工サーマルシステムズ株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (8)
- 室外機に設けられたファンの回転を制御する制御部と、 前記室外機内への冷媒の漏洩を検知する冷媒検知センサからの前記冷媒の漏洩を検知した情報を記憶する記憶部と、 を備え、 前記制御部は、前記室外機の電源がONされた時に前記記憶部が前記冷媒検知センサからの前記冷媒の漏洩を検知した情報を記憶している場合には、前記ファンの回転を開始する室外機の制御装置。
- 前記記憶部は、前記室外機内へ漏洩した前記冷媒の濃度が一定以上の濃度である場合に、前記冷媒の漏洩を検知した情報を記憶する請求項1に記載の室外機の制御装置。
- 前記記憶部は、前記冷媒の漏洩を検知した情報を記憶した時に、前記冷媒の漏洩を検知した情報を記憶した時の時刻を記憶し、 前記制御部は、前記室外機の電源がONされた時に前記時刻から一定時間が経過していた場合には、前記ファンの回転を開始しない請求項1に記載の室外機の制御装置。
- 室外機に設けられたファンの回転を制御する制御部を備え、 前記制御部は、前記室外機の電源がONされた時に、前記ファンの回転を開始する室外機の制御装置。
- ファンと、 内部への冷媒の漏洩を検知する冷媒検知センサと、 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の室外機の制御装置と、 を備えた室外機。
- 室外機と、 該室外機に設けられたファンと、 前記室外機に設けられ、前記室外機内への冷媒の漏洩を検知する冷媒検知センサと、 前記室外機に設けられ、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の室外機の制御装置と、 前記室外機に接続された熱利用機と、 を備えているヒートポンプ装置。
- ファンと、 内部への冷媒の漏洩を検知する冷媒検知センサと、 を備えた室外機の制御方法であって、 前記ファンの回転を制御する制御工程と、 前記冷媒検知センサからの前記冷媒の漏洩を検知した情報を記憶する記憶工程と、 を有し、 前記制御工程において、前記室外機の電源がONされた時に前記記憶工程において前記冷媒検知センサからの前記冷媒の漏洩を検知した情報を記憶している場合には、前記ファンの回転を開始する室外機の制御方法。
- ファンと、 内部への冷媒の漏洩を検知する冷媒検知センサと、 を備えた室外機の制御方法であって、 前記ファンの回転を制御する制御工程を有し、 前記制御工程において、前記室外機の電源がONされた時に、前記ファンの回転を開始する室外機の制御方法。
Description
本開示は、室外機の制御装置、室外機、ヒートポンプ装置、及び室外機の制御方法に関するものである。 漏洩した冷媒を検知する冷媒検知センサを設け、冷媒検知センサが所定以上のガス濃度を検出したとき、送風ファンを第1回転数によって動作させる技術が報告されている(特許文献1)。また、特許文献2には、中継器の筐体の外部に設けた撹拌ファンを運転開始時に動作させる技術が報告されている。 特許第7484082号公報特許第7243132号公報 本開示の第1実施形態に係る室外機を示した斜視図である。図1の室外機の縦断面図である。本開示の第1実施形態に係る室外機の制御装置による制御系統の構成を示す図である。本開示の第1実施形態に係る室外機の制御装置による制御方法を示すフローチャートである。本開示の第2実施形態に係る室外機の制御装置による制御方法を示すフローチャートである。本開示の第3実施形態に係る室外機の制御装置による制御方法を示すフローチャートである。 以下に、本開示に係る室外機の制御装置、室外機、ヒートポンプ装置、及び室外機の制御方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。 〔第1実施形態〕 以下に、本開示に係る第1実施形態について、図面を参照して説明する。 図1には、ヒートポンプ装置に用いられる室外機1が示されている。図1の室外機1は、機械室7のパネルが取り外された状態として示されている。 室外機1は、図示しない水配管(熱媒体配管)を用いた水回路を介して室内機(熱利用機)と接続されている。水配管によって水が室外機1と室内機とを循環する。これにより、室外機1で生成された温熱又は冷熱が水配管を介して室内機に送られて室内に温熱又は冷熱を提供する。 図1に示すように、室外機1は、略直方体の筐体3を備えている。筐体3の底部は板金製のベース4とされている。ベース4は、長手方向に沿って両側のそれぞれに設けられたベース脚部4aと、両側のベース脚部4aの上端の間に設けられた略平板状の平板部4bとを備えている。平板部4bは、略水平に延在し、その上方に種々の機器が設置される。平板部4bは、プレス加工によって凹凸が形成されている。 図1に示すように、筐体3内には、ベース4の上方に、仕切壁9によって左右に区画されたファン室5と機械室7とを備えている。 ファン室5は、図1において左側に位置している。ファン室5内には、図1中図示しない室外ファン(ファン)61及び室外熱交換器30(図2参照)が設けられている。室外熱交換器30は、ファン室5の側面及び背面を構成するようにL字状に折り曲げた形状とされている。室外ファン61によって取り込まれた外気が室外熱交換器30を流通する冷媒と熱交換する。冷媒と熱交換した後の外気はファン開口部11から外部へ排出される。 機械室7は、図1において右側に位置している。機械室7には、ベース4(具体的には平板部4b)の上に、板状体とされたサブベース13が設けられている。サブベース13は、平面視して矩形状とされ、機械室7の下方の略全領域を覆う程度の大きさとされている。ただし、サブベース13の4辺の周囲には、対向する筐体3の側壁及び仕切壁9との間に所定の隙間が形成されている。 ベース4とサブベース13との間には、図2に示すように、防振ゴムを備えた複数のサブベース支持部材15が設けられている。各サブベース支持部材15によって、サブベース13がベース4に対して支持されている。 図1に示されているように、機械室7には、サブベース13の上方に、圧縮機17、水熱交換器19、ガスセパレータ21、制御ボックス23などが設けられている。 圧縮機17は、例えばロータリ圧縮機であり、R290等の燃焼性を有する冷媒を圧縮する。図2に示すように、圧縮機17の下部には、防振ゴムを備えた圧縮機用脚部17aが設けられている。圧縮機用脚部17aはサブベース13上に取り付けられている。防振ゴムを備えた圧縮機用脚部17aによって、サブベース13に伝達される圧縮機17の振動が緩和される。サブベース13には、サブベース支持部材15や圧縮機用脚部17a等の機器を取り付けるための穴を除いて、不要な貫通孔が設けられていない。したがって、機器を取り付けた後のサブベース13には、基本的に貫通孔が存在しない。 圧縮機17で圧縮された冷媒は、図示しない四方弁を介して、水熱交換器19又は室外熱交換器30へと送られる。圧縮機17、四方弁(図示せず)、水熱交換器19,室外熱交換器30、膨張弁(図示せず)及びこれらを接続する冷媒配管によって、冷媒が循環する冷媒回路が形成される。 水熱交換器19は、冷媒と水(熱媒体)とを熱交換する。冷媒と熱交換した水は、ガスセパレータ21でガス(空気や冷媒など)を分離された後に、水往き配管25を通り室内機へと導かれる。室内機にて室内空気と熱交換した後の水は、水戻り配管26を通り水熱交換器19へと戻される。これにより、水は水回路を介して水熱交換器19と室内機との間を循環する。 制御ボックス23は、内部にキャパシタやコイル等の電気機器を収容した密閉構造とされている。さらに、制御ボックス23内には、外部から電源供給を受ける電気端子(電気機器)を備えた端子台が設けられている。このように、制御ボックス23は、電気エネルギーが存在する潜在的発火源とされている。 図2にも図1と同様に圧縮機17、水熱交換器19、ガスセパレータ21が示されている。圧縮機17の側方にはアキュムレータ28が示されている。また図2の右側には室外熱交換器30が示されている。室外熱交換器30は、上述したようにファン室5(図1参照)に設置されている。 なお、図示しないが、ベース4には、ファン室5に相当する位置に、ドレン孔が設けられている。ドレン孔は例えば円形とされており、直径が例えば20mmとされている。ドレン孔は、ベース4の平板部4bの最も低い位置である下段面に設けられている。下段面は、機械室7にわたって連続して設けられている。下段面は、ドレン孔が下方となるように傾斜している。これにより、筐体3内の室外熱交換器30等の機器に凝縮水が付着して下方へ流れた場合に、下段面を伝ってドレン孔からドレン水を外部へ排出できるようになっている。 図2に示すように、ベース4には、機械室7に対応する位置に、1つの冷媒排出孔34が設けられている。冷媒排出孔34を介して、機械室7内に放出された冷媒が外部(大気)へと排出される。 冷媒排出孔34は、例えば円形とされており、直径が30mm以上、好ましくは60mm程度とされている。すなわち、冷媒排出孔34の面積は、ドレン孔の面積よりも大きい。 図2に示すように、冷媒排出孔34には、外部から虫などの小動物が筐体3の内部に侵入することを防止するために樹脂製のメッシュ40が設けられている。 機械室7の下方には、冷媒検知センサ42が設けられている。冷媒検知センサ42によって、機械室7内に漏洩した冷媒(冷媒濃度)が検出される。冷媒検知センサ42の検出出力は、図2中不図示の制御装置50へと送信される。冷媒検知センサ42の設置位置は、ガスセパレータ21よりも下方に設けられている。制御装置50の詳細については後述する。 ガスセパレータ本体21aの側部には水熱交換器19から水を導く水接続管46が接続されている。 図3は、本実施形態に係る室外機の制御装置による制御系統の構成を示す図である。図3に示す通り、制御装置50は、制御部51と、記憶部52とを備えている。 制御装置50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。 制御部51は、ファン駆動部62を介して室外機1に設けられたファン(室外ファン)61の回転を制御する。記憶部52は、冷媒検知センサ42からの冷媒の漏洩を検知した情報(冷媒漏洩検知情報)を記憶する。 制御部51は、室外機1の電源がONされた時に記憶部52が冷媒検知センサ42からの冷媒漏洩検知情報を記憶している場合には、ファン駆動部62を制御してファン61の回転を開始する。なお、記憶部52は、今回電源がONされた時よりも1回前の電源ON時(電源をONしてからOFFにするまでの期間)において入力された冷媒漏洩検知情報(特には、冷媒漏洩中であるとの情報)のみ記憶する。即ち、今回電源がONされた時よりも2回以上前の電源ON時において入力された冷媒漏洩検知情報は記憶しない。また、検知された冷媒濃度に応じてファン61の回転数を変化させることも可能である。 次に、上述の制御装置50による制御方法の一例について図4を用いて説明する。図4は、本実施形態の室外機の制御装置50による制御方法を示すフローチャートである。 ステップS101では、冷媒検知センサ42が機械室7内に漏洩した冷媒を検出し、室外機1内への冷媒の漏洩を検知する。冷媒検知センサ42が冷媒の漏洩を検知した情報(冷媒漏洩検知情報)は、制御装置50へ出力される。 ステップS102では、冷媒検知センサ42から冷媒漏洩検知情報を入力された制御装置50は、異常を検知し、異常表示をモニタ等に表示させる。これに伴い、制御部51の制御により、ファン駆動部62を介してファン61の回転を開始する。また、制御装置50は、記憶部(CPU)52に冷媒漏洩検知情報の書き込み(記憶)を行う(記憶工程)。 ステップS103では、室外機1の電源(ブレーカ)がOFFされる。ステップS102の後に電源がOFFされる要因としては、ユーザが冷媒検知により室外機1に異常表示が出ると、異常表示の内容をよく把握せずに電源をOFFしてしまう場合が挙げられる。このとき、冷媒検知センサ42も停止する。 ステップS104では、室外機1の電源がONされる。 ステップS105では、制御装置50は、記憶部52における冷媒漏洩検知情報の有無を確認する。記憶部52に冷媒漏洩検知情報が無い場合は、ステップS106に進んで通常通り室外機1の起動を行う。一方、記憶部52に冷媒漏洩検知情報が有る場合は、ステップS107に進んで直ちに制御部51の制御により、ファン駆動部62を介してファン61の回転を開始する(制御工程)。また、異常表示をモニタ等に表示させる。 ステップS108では、冷媒検知センサ42を起動する。冷媒検知センサ42の起動には時間がかかるため、本実施形態では冷媒検知センサ42の起動前にファン61の回転を開始している。 ステップS109では、冷媒検知センサ42が室外機1内への冷媒の漏洩を検知し、制御装置50により冷媒漏洩の有無が判断される。ステップS109にて冷媒漏洩有りと判断された場合には、ステップS110に進んでファン61の回転が継続される。冷媒漏洩の有無の判断から所定時間が経過した後、冷媒検知センサ42による検知と制御装置50による判断が再度行われる。このようにして、ステップS109にて冷媒漏洩無しと判断されるまでステップS109~S110を繰り返し行う。 ステップS109にて冷媒漏洩無しと判断されたら、ステップS111に進み、制御部51の制御によりファン61の回転を停止する