JP-2026076675-A - 車載装置およびプログラム
Abstract
【課題】停車中であっても、転者による携帯端末の使用を抑制できる車載装置およびプログラムを提供すること。 【解決手段】実施形態に係る車載装置は、コントローラを備える。コントローラは、車両の運転者が携帯端末に気を取られていることを検知すると、運転者に対して警告を行う。車両の車室内を撮像する車内カメラによって撮像されるカメラ画像から画像認識する運転者の顔から携帯端末までの距離、または、運転者の視線の方向に基づいて、運転者が携帯端末に気を取られているか否かを判定する。コントローラは、コントローラは、車両の停車中には、車両の走行中よりも運転者が携帯端末に気を取られていることの検知感度を高く設定する。 【選択図】図1
Inventors
- 河野 貴
- 垣田 直士
- 松本 裕生
- 木下 翔太
- 大西 康司
- 伊森 宏樹
- 藤本 知之
- 上林 輝彦
- 三野 敦
Assignees
- 株式会社デンソーテン
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (9)
- 車両の運転者が携帯端末に気を取られていることを検知すると、前記運転者に対して警告を行うコントローラを備え、 前記コントローラは、 前記車両の車室内を撮像する車内カメラによって撮像されるカメラ画像から画像認識する前記運転者の顔から前記携帯端末までの距離、または、前記運転者の視線の方向に基づいて、前記運転者が前記携帯端末に気を取られているか否かを判定し、 前記車両の停車中には、前記車両の走行中よりも前記運転者が前記携帯端末に気を取られていることの検知感度を高く設定する 車載装置。
- 前記コントローラは、 前記車両が走行中の場合、前記運転者の顔から所定距離以内の位置で第1時間継続して前記携帯端末を検知すると、前記運転者が前記携帯端末に気を取られていることを検知し、 前記車両が停車中の場合には、前記運転者の顔から所定距離以内の位置で前記第1時間よりも短い第2時間継続して前記携帯端末を検知すると、前記運転者が前記携帯端末に気を取られていることを検知する 請求項1に記載の車載装置。
- 前記コントローラは、 前記車両が走行中の場合、前記運転者の視線が第1時間継続して前記携帯端末に向けられたことを検知すると、前記運転者が前記携帯端末に気を取られていることを検知し、 前記車両が停車中の場合には、前記運転者の視線が前記第1時間よりも短い第2時間継続して前記携帯端末に向けられたことを検知すると、前記運転者が前記携帯端末に気を取られていることを検知する 請求項1に記載の車載装置。
- 前記コントローラは、 前記車両の徐行運転中には、停車中の前記検知感度と同一の前記検知感度を設定する 請求項1に記載の車載装置。
- 前記コントローラは、 前記車両の前方を撮像する前方カメラによって撮像されるカメラ画像から、前記車両の停車中に前記車両との車間距離が所定距離以下の前方車両を画像認識すると、前記検知感度を走行中の前記検知感度よりも高く設定する 請求項1に記載の車載装置。
- 前記コントローラは、 前記前方カメラによって撮像されるカメラ画像から、前記車両の停車中に前記車両との車間距離が所定距離以下の対向車両を画像認識すると、前記検知感度を走行中の前記検知感度よりも高く設定する 請求項5に記載の車載装置。
- 前記コントローラは、 前記前方カメラによって撮像されるカメラ画像から、前記車両の停車中に車両停止線を画像認識すると、前記検知感度を走行中の前記検知感度よりも高く設定する 請求項5に記載の車載装置。
- 前記コントローラは、 前記車内カメラによって撮像されるカメラ画像から、前記運転者が前記携帯端末に気を取られていることを検知するAI(Artificial Intelligence)を備え、 前記AIは、 前記車両が走行中の場合、前記運転者が前記携帯端末に気を取られている確率が第1確率以上と判定すると、前記運転者が前記携帯端末に気を取られていることを検知し、 前記車両が停車中の場合には、前記確率が前記第1確率よりも低い第2確率以上と判定すると、前記運転者が前記携帯端末に気を取られていることを検知する 請求項1に記載の車載装置。
- 車両の運転者が携帯端末に気を取られていることを検知すると、前記運転者に対して警告を行うコンピュータに、 前記車両の車室内を撮像する車内カメラによって撮像されるカメラ画像から画像認識する前記運転者の顔から前記携帯端末までの距離、または、前記運転者の視線の方向に基づいて、前記運転者が前記携帯端末に気を取られているか否かを判定する手順と、 前記車両の停車中には、前記車両の走行中よりも前記運転者が前記携帯端末に気を取られていることの検知感度を高く設定する手順とを実行させる プログラム。
Description
開示の実施形態は、車載装置およびプログラムに関する。 車両の運転中に運転者がスマートフォンなどの携帯端末を操作することは事故の原因となりうる。このため、車両が停止しているときを除き、運転者による携帯端末の使用は法律によって禁止されている。 そのため、走行中に運転者がスマートフォンを注視していることを検出すると警告を発するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。 特開2017-157196号公報 図1は、実施形態に係る車載装置の構成例を示す説明図である。図2は、実施形態に係る検知感度情報の一例を示す説明図である。図3は、実施形態に係る携帯端末使用検知の一例を示す説明図である。図4は、実施形態に係る警告方法の一例を示す説明図である。図5は、実施形態に係る検知感度情報の他の一例を示す説明図である。図6は、実施形態に係る携帯端末使用検知の他の一例を示す説明図である。図7は、実施形態に係るコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。 以下、添付図面を参照して、車載装置および車載装置のコントローラが実行するプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。 実施形態に係る車載装置は、例えば、車載装置が搭載される車両の周囲の映像を録画するドライブレコーダである。また、実施形態に係る車載装置は、ドライブレコーダとしての機能に加え、自車両の運転者が携帯端末に気を取られていることを検知すると、運転者に対して警告を行う機能を備える。 なお、以下の説明において、自車両の運転者が携帯端末に気を取られていることとは、運転者が携帯端末を操作していること、運転者が携帯端末を使用して通話していること、および運転者が携帯端末を注視していることを含む。 図1は、実施形態に係る車載装置1の構成例を示す説明図である。車載装置1は、車両のフロントガラスの内面に取り付けられる。図1に示すように、車載装置1は、前方カメラ2と、車内カメラ3と、ディスプレイ4と、スピーカ5と、記憶部6と、コントローラ7とを備える。 前方カメラ2は、自車両の前方を撮像する撮像装置である。前方カメラ2は、撮像した画像の画像情報をコントローラ7に出力する。車内カメラ3は、自車両の車室内を撮像する撮像装置である。車内カメラ3は、撮像した画像の画像情報をコントローラ7に出力する。 ディスプレイ4は、コントローラ7によって制御されて様々な画像情報を表示する情報表示装置である。スピーカ5は、コントローラ7によって制御されて様々な音声情報を出力する出音装置である。 記憶部6は、例えば、データフラッシュ等の情報記憶デバイスであり、録画情報61および検知感度情報62などを記憶する。録画情報61は、前方カメラ2および車内カメラ3によって撮像された画像の画像情報である。 検知感度情報62は、コントローラ7が運転者による携帯端末の使用を検知する場合に使用する検知感度に関する情報である。ここで、図2を参照し、検知感度情報62の一例について説明する。図2は、実施形態に係る検知感度情報62の一例を示す説明図である。 図2に示すように、検知感度情報62は、車両状態と、携帯端末使用検知条件とが対応付けられた情報である。図2に示す例では、「走行中」という車両状態に対して、「運転者の顔から所定距離以内の位置で第1時間(例えば、走行中検知感度:5秒)継続して携帯端末を検知」という携帯端末使用検知条件が対応付けられている。 また、「停車中(徐行運転中を含む)」という車両状態に対して、「運転者の顔から所定距離以内の位置で第2時間(例えば、停車中検知感度:1秒)継続して携帯端末を検知」という携帯端末使用検知条件が対応付けられている。 なお、ここでの徐行運転中とは、自車両が直ちに停止することができる速度(例えば、10km/h以下)で走行している状態のことである。この検知感度情報62は、車両の運転者が携帯端末に気を取られていることを検知する場合に、コントローラ7によって使用される。 図1の説明に戻り、コントローラ7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。コントローラ7は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する画像処理部71と、画像認識AI(Artificial Intelligence)とを備える。 なお、コントローラ7が備える画像処理部71、および画像認識AI72は、一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。 コントローラ7が備える画像処理部71および画像認識AI72は、それぞれ以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、コントローラ7の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、コントローラ7によって実行されるプログラムは外部から通信回線などを通して記憶デバイスに記憶されていてもよい。 画像処理部71は、前方カメラ2および車内カメラ3から入力される画像情報を録画情報61として記憶部6に記憶させる。また、画像処理部71は、前方カメラ2および車内カメラ3から入力される画像情報に対して種々の画像処理を行う。 例えば、画像処理部71は、前方カメラ2から入力される画像情報に対してエッジ検出およびパターンマッチングなどの画像処理を行うことによって、自車両の走行車線、前方車両(先行車および対向車を含む)、および信号機などを検出する。また、画像処理部71は、連続して撮像される複数フレーム画像中の静止物の位置の変化などに基づいて、自車両の走行速度を検出する。 画像処理部71は、検出した走行車線、前方車両、信号機、自車両の走行速度、および前方車両との車間距離などを示す情報を画像認識AI72に出力する。なお、自車両の走行速度は、車両に搭載される速度センサから画像認識AI72に入力されるように構成されてもよい。前方車両との車間距離は、車両に搭載されるレーダ装置などから画像認識AI72に入力されるように構成されてもよい。 画像認識AI72は、前方カメラ2から入力される情報と画像処理部71から入力される情報とに基づいて、前方車両の有無、自車両が走行中か停車中(徐行運転中を含む)か、および運転者の状態などを判定するように予め機械学習されている。 かかるコントローラ7は、車両の走行中に運転者が携帯端末に気を取られていることを検知すると、運転者に対して警告を行う。さらに、コントローラ7は、走行中だけでなく、停車中(徐行運転中を含む)にも、運転者が携帯端末に気を取られていることを検知すると、運転者に対して警告を行う。このとき、つまり、停車中のときには、コントローラ7は、車両の走行中よりも運転者が携帯端末に気を取られていることの検知感度を高く設定する。 つまり、コントローラ7は、車両が走行中の場合、検知感度情報62を参照し、走行中に対応付けられた携帯端末使用検知条件を設定する。また、コントローラ7は、車両が徐行運転中を含む停車中の場合には、検知感度情報62を参照し、停車中(徐行運転中を含む)に対応付けられた携帯端末使用検知条件を設定する。 このため、コントローラ7は、車両が走行中の場合、運転者の顔から所定距離以内の位置で第1時間継続して携帯端末を検知すると、運転者が携帯端末に気を取られていることを検知する。 コントローラ7は、車両が徐行運転中を含む停車中の場合には、運転者の顔から所定距離以内の位置で第1時間よりも短い第2時間継続して携帯端末を検知すると、運転者が携帯端末に気を取られていることを検知する。 ここで、図3を参照して、車両の運転者が携帯端末に気を取られていることを検知する方法の一例について説明する。図3は、実施形態に係る携帯端末使用検知の一例を示す説明図である。 図3に示すように、車載装置1のコントローラ7は、車内カメラ3によって運転者10の状態を撮像する。さらに、コントローラ7は、撮像した画像を画像認識することによって、運転者10から携帯端末20までの距離Dを計測する。 そして、コントローラ7は、車両が走行中の場合、距離Dが所定距離(例えば、50cm)以内の状態が第1時間継続すると、運転者10が携帯端末20に気を取られていることを検知して、運転者10に警告を行う。 また、コントローラ7は、車両が徐行運転中を含む停車中の場合、距離Dが所定距離(例えば、50cm)以内の状態が第1時間よりも短い第2時間継続すると、運転者10が携帯端末20に気を取られていることを検知して、運転者10に警告を行う。 このように、コントローラ7は、車内カメラ3によって撮像されるカメラ画像から、運転者10が携帯端末20に気を取られていることを画像認識して検知するので、運転者10が携帯端末20に気を取られていることを正確に検知することができる。 次に、図4を参照して、コントローラ7による警告方法の一例について説明する。図4は、実施形態に係る警告方法の一例を示す説明図である。 図4に示すように、コントローラ7は、例えば、車両の走行中に運転者10が携帯端末20に気を取られていることを検知すると、ディスプレイ4に「警告!危険です!携帯端末の使用を中止してください!」というメッセージを表示させる。さらに、コントローラ7は、スピーカ5から警告音Bを出音させる。 これにより、車載装置1は、走行中だけでなく、徐行運転中を含む停車中の携帯端末20の使用による脇見運転などに起因した事故の発生を抑制することができる。 しかも、車載装置1は、車両の徐行運転中を含む停車中には、車両の走行中よりも運転者10が携帯端末20に気を取られていることの検知感度を高く設定する。これにより、車載装置1は、例えば、低速での発進と停止とを繰り返す交通渋滞中に、携帯端末使用検知の感度が高くなり、警告が発せられやすくなるので、携帯端末20の使用を抑制することができる。 また、車載装置1は、車両が徐行運転中を含む停車中には、運転者10が車両の走行中よりも短い時間携帯端末20を操作しただけで、携帯端末20の使用を中止するように警告するので、渋滞中の脇見運転による事故の発生を抑制できる。 また、コントローラ7は、車内カメラ3によって撮像される運転者10の画像から、運転者10が携帯端末20の使用を中止したことを検知すると、警告を終了する。これにより、車載装置1は、運転者10が携帯端末20の使用を中止したにも関わらす警告が継続されて運転者10に不快感を与えることを抑制できる。 なお、記憶部6に記憶される検知感度情報62は、図2に示す検知感度情報62に限定されるものではなく、例えば、図5に示す検知感度情報62であってもよい。図5は、実施形態に係る検知感度情報62の他の一例を示す説明図である。 図5に示すように、他の一例に係る検知感度情報62は、「走行中」という車両状態に対して、「運転者の視線が第1時間(例えば、走行中検知感度:5秒)継続して携帯端末に向けられた」という携帯端末使用検知条件が対応付けられている。 また、「停車中(徐行運転中を含む)」という車両状態に対して、「運転者の視線が第2時間(例えば、走行中検知感度:1秒)継続して携帯端末に向けられた」という携帯端末使用検知条件が対応付けられている。 図5に示す検知感度情報62が記憶に記憶されていれば、コントローラ7は、車両が走行中の場合、運転者10の視線が第1時間継続して携帯端末20に向けられたことを検知すると、運転者