JP-2026076693-A - 投射型表示装置
Abstract
【課題】投射される光のスペックルノイズやフリンジの発生を軽減しつつ、この光の輝度の低下を適切に抑制できる投射型表示装置を提供する。 【解決手段】第1固体光源2Aから射出された第1青色光が照射されることにより、第1青色光を所定面内の第1軸と平行な第1方向に拡散して射出する拡散板3と、第2固体光源2Bから射出され、第1青色光と波長の異なる第2青色光が照射されることにより、第2青色光の一部を黄色光に変換するとともに、第2青色光および黄色光を前記所定面内の第1軸と直交する第2軸と平行な第2方向に射出する蛍光体53と、第1青色光を第1方向に透過させ、第2青色光を第1方向に反射させて第1青色光と第2青色光とを混合した青色光を第1方向に射出するとともに、黄色光を第2方向に透過させる第1色分離素子11と、を備える。 【選択図】図1
Inventors
- 新島 愛美
- 相崎 隆嗣
- 小林 建
Assignees
- 株式会社JVCケンウッド
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (4)
- 第1光源から射出された第1青色光が照射されることにより、前記第1青色光を所定面内の第1軸と平行な第1方向に拡散して射出する拡散板と、 第2光源から射出され、前記第1青色光と波長の異なる第2青色光が照射されることにより、前記第2青色光の一部を黄色光に変換するとともに、前記第2青色光および前記黄色光を前記所定面内の前記第1軸と直交する第2軸と平行な第2方向に射出する蛍光体と、 前記第1青色光を前記第1方向に透過させ、前記第2青色光を前記第1方向に反射させて前記第1青色光と前記第2青色光とを混合した青色光を前記第1方向に射出するとともに、前記黄色光を前記第2方向に透過させる第1色分子素子と、 を備える投射型表示装置。
- 前記第2青色光は、前記第1青色光よりも短波長である、請求項1に記載の投射型表示装置。
- 前記第1色分子素子を透過した前記黄色光を、緑色光と赤色光とに分離する第2色分離素子を備える、請求項1に記載の投射型表示装置。
- 前記第1色分子素子および前記第2色分離素子で色分離された前記青色光、前記緑色光および前記赤色光を画像データに基づいてそれぞれ光変調する反射型液晶パネルを備え、 前記緑色光および前記赤色光は、前記第2色分離素子から各反射型液晶パネルまでの各光路長を同一とした、請求項3に記載の投射型表示装置。
Description
本発明は、投射型表示装置に関する。 一般に、複数の光変調素子を異なる色光で照明する照明光学系と、光変調素子で光変調された複数の色光を合成して合成光を生成する合成光学系と、合成光学系で生成された合成光を投射する投射光学系とを備えた投射型表示装置が知られている。この種の投射型表示装置では、投射される光(合成光)のスペックルノイズやフリンジの発生を軽減するために、波長の異なる複数の青色レーザ光源を備えた構成が提案されている。 特開2012-008549号公報 図1は、本実施形態に係る投射型表示装置の一例を模式的に示す平面図である。図2は、本実施形態に係る投射型表示装置の一例を模式的に示す斜視図である。図3は、第1色分離素子の光透過率の特性と各光源装置から射出される光の波長とを示すグラフである。図4は、本実施形態に係る投射型表示装置の作用を説明するための平面図である。 本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。 以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。所定面内の第1軸であるX軸と平行な方向をX軸方向、所定面内において第1軸と直交する第2軸であるY軸と平行な方向をY軸方向、第1軸および第2軸と直交する第3軸であるZ軸と平行な方向をZ軸方向とする。第3軸は、所定面と直交する。また、X軸方向の一方向を+X方向とし、+X方向の逆方向を-X方向とする。Y軸方向の一方向を+Y方向とし、+Y方向の逆方向を-Y方向とする。Z軸方向の一方向を+Z方向とし、+Z方向の逆方向を-Z方向とする。本実施形態において、所定面は水平面と平行であり、Z軸方向は鉛直方向である。以下の説明においては、所定面を適宜XY平面と称する。 図1は、本実施形態に係る投射型表示装置100の一例を模式的に示す平面図である。図2は、本実施形態に係る投射型表示装置100の一例を模式的に示す斜視図である。図1および図2に示すように、投射型表示装置100は、光を発生する光源装置1と、第1色分離素子11および第2色分離素子12を有し、光源装置1から射出された各光を色分離して第1色光(青色光)Lb、第2色光(緑色光)Lg、および第3色光(赤色光)Lrを生成する照明光学系10と、照明光学系10で生成された第1色光Lb、第2色光Lg、および第3色光Lrの光路のそれぞれに配置され、画像データに基づいて第1色光Lb、第2色光Lg、および第3色光Lrのそれぞれを光変調する第1反射型液晶パネル31、第2反射型液晶パネル32、および第3反射型液晶パネル33と、第1反射型液晶パネル31、第2反射型液晶パネル32、および第3反射型液晶パネル33で光変調された第1色光Lb、第2色光Lg、および第3色光Lrを合成して合成光を生成する合成光学系40と、合成光学系40で生成された合成光を投射する投射光学系50とを備える。 光源装置1は、第1光源装置1Aと第2光源装置1Bとを備えて2つの光を発生する。本実施形態において、第1光源装置1Aは、特定波長(例えば465nm)の第1青色光を射出する第1固体光源(第1光源部)2Aと、第1青色光が照射されることにより該第1青色光を拡散させる拡散板3と、第1固体光源2Aから射出された第1青色光を拡散板3に導くハーフミラー4と、拡散板3に照射される第1青色光を集光する集光光学系5とを有する。第1固体光源2Aは、レーザダイオード(Laser Diode:LD)を含む。拡散板3は、第1固体光源2Aから射出された青色レーザ光(第1青色光)を拡散して反射する。第1光源装置1Aで発生した第1青色光は、照明光学系10に入射する。 また、本実施形態において、第2光源装置1Bは、励起光を射出する第2固体光源2B(第2光源部)と、励起光が照射されることにより蛍光を発生する蛍光体53と、第2固体光源2Bから射出された励起光を蛍光体53に導くハーフミラー4と、蛍光体53に照射される励起光を集光する集光光学系5とを有する。第2固体光源2Bは、第1固体光源2Aと同様にレーザダイオード(Laser Diode:LD)を含む。第2固体光源2Bは、励起光として、第1青色光とは波長の異なる第2青色光(青色レーザ光)を射出する。具体的には、第2固体光源2Bは、第1青色光よりも短波長(例えば455nm)となる第2青色光を射出する。第2固体光源2Bから射出された励起光としての第2青色光は、ハーフミラー4および集光光学系5を介して蛍光体53に照射される。第2青色光が照射されることにより、蛍光体53は第2青色光の一部により黄色の蛍光(黄色光という)を発生させ、この黄色光と第2青色光とを反射する。黄色光と第2青色光とに基づいて白色光が発生する。第2光源装置1Bで発生した白色光(黄色光と第2青色光)は、照明光学系10に入射する。なお、ハーフミラー4はダイクロイックミラーで構成してもよい。具体的には第2青色の一方の偏光を反射し、第2青色光の他方の偏光と黄色光を透過するような構成でもよい。また第1光源装置のハーフミラー4と第2光源装置のハーフミラー4の特性が異なっていてもよい。 照明光学系10は、光源装置1から射出された光を色分離して複数の色光Lb,Lg,Lrを生成する。照明光学系10は、第1光源装置1Aから射出された光が入射する第1インテグレータ光学系51と、第2光源装置1Bから射出された光が入射する第2インテグレータ光学系52とを備える。また、照明光学系10は、第1インテグレータ光学系51および第2インテグレータ光学系52からそれぞれ射出された光から第1色光Lbを分離して、-X方向に射出する第1色分離素子11と、第1色分離素子11から射出された黄色光Lgrを第2色光Lgと第3色光Lrとに分離して、第2色光Lgを-X方向に射出し、第3色光Lrを+Y方向に射出する第2色分離素子12とを備える。また、照明光学系10は、第1色分離素子11から射出された第1色光Lbを+Z方向に反射する第1反射部材13と、第2色分離素子12から射出された第2色光Lgを+Z方向に反射する第2反射部材14と、第2色分離素子12から射出された第3色光Lrを+Z方向に反射する第3反射部材15と、第1色光Lbの光路に配置され、正立像を形成するリレー光学系20とを備える。 第1インテグレータ光学系51および第2インテグレータ光学系52は、第1光源装置1Aおよび第2光源装置1Bからそれぞれ射出された光の照度を均一化する。第1インテグレータ光学系51および第2インテグレータ光学系52は、それぞれ第1レンズアレイ6Aと、第2レンズアレイ6Bと、偏光変換素子7と、コンデンサレンズ8とを含む。第1インテグレータ光学系51の光軸はX軸と平行であり、第1インテグレータ光学系51から射出される光は-X方向に進行する。また、第2インテグレータ光学系52の光軸はY軸と平行であり、第2インテグレータ光学系52から射出される光は+Y方向に進行する。 第1レンズアレイ6Aは、YZ平面内もしくはXZ平面内においてマトリクス状に配置される複数のレンズを有する。第2レンズアレイ6Bは、YZ平面内もしくはXZ平面内においてマトリクス状に配置される複数のレンズを有する。第1レンズアレイ6Aの複数のレンズと第2レンズアレイ6Bの複数のレンズとは1対1で対応する。偏光変換素子7は、複数の偏光変換ユニットを有する。偏光変換ユニットは、偏光分離膜、反射ミラー、および位相板を含む。第2レンズアレイ6Bの複数のレンズと偏光変換素子7の複数の偏光変換ユニットとは1対1で対応する。 第1インテグレータ光学系51もしくは第2インテグレータ光学系52に入射した光は、第1レンズアレイ6Aの複数のレンズのそれぞれに入射する。第1レンズアレイ6Aの複数のレンズのそれぞれには、レンズの位置に応じて、第1インテグレータ光学系51もしくは第2インテグレータ光学系52の各入射面に入射する光のうち一部の光が入射する。そのため、各レンズが受光する光は異なる。第1レンズアレイ6Aの各レンズは、第1光源装置1Aまたは第2光源装置1Bから射出された光を、第1レンズアレイ6Aの各レンズに対応する第2レンズアレイ6Bの各レンズに集光する。第2レンズアレイ6Bの複数のレンズのそれぞれに2次光源像が形成される。 第2レンズアレイ6Bの各レンズに形成された2次光源像からの光は、第2レンズアレイ6Bのレンズに対応する偏光変換素子7の各偏光変換ユニットに入射する。偏光変換ユニットに入射した光は、偏光分離膜により第1偏光状態の光と第2偏光状態の光とに分離される。偏光分離膜により分離された第2偏光状態の光は、反射ミラーで反射した後、位相板を通過することにより、第1偏光状態の光に変換される。すなわち、第1光源装置1Aまたは第2光源装置1Bから射出された光は、それぞれ偏光変換素子7を通過することにより、第1偏光状態の光に変換される。 複数の偏光変換ユニットのそれぞれから射出された光は、コンデンサレンズ8に入射する。コンデンサレンズ8は、複数の偏光変換ユニットのそれぞれから射出された光を1の光束に重畳させる。これにより、第1反射型液晶パネル31、第2反射型液晶パネル32、および第3反射型液晶パネル33のそれぞれにおける照度分布が均一化される。 第1色分離素子11は、第1インテグレータ光学系51の-X側、および第2インテグレータ光学系52の+Y側に配置される。すなわち、第1色分離素子11は、第1インテグレータ光学系51から射出された光と第2インテグレータ光学系52から射出された光とが交差する位置に配置されている。第1色分離素子11は、ダイクロイックミラーを含む。第1色分離素子11は、第1光源装置1Aから射出され第1インテグレータ光学系51を透過した光(第1青色光)を透過させるとともに、第2光源装置1Bから射出され第2インテグレータ光学系52を透過した光(第2青色光および黄色光)から第2青色光を分離する。 図3は、第1色分離素子の光透過率の特性と各光源装置から射出される光の波長とを示すグラフである。この図3において、符号101は、第1色分離素子11における光透過率と波長との関係を示している。また、符号102は、第1光源装置1Aから射出された第1青色光を含む光の波長を示している。また、符号103は、第2光源装置1Bから射出された第2青色光および黄色光を含む光の波長を示している。 本実施形態では、図3に示すように、第1色分離素子11は、約460nm以上の波長の光を透過する特性を有する。すなわち、第1色分離素子11は、約460nm未満の範囲では光の透過率が低下し、約455nm以下の範囲ではほとんど光を透過しない特性を有している。この場合、第1光源装置1Aから射出された第1青色光は、波長が465nmとなっているため、第1色分離素子11を透過する。また、第2光源装置1Bから射出された第2青色光は、波長が455nmとなっており、第2青色光の一部が蛍光体53によって変換された黄色光は、波長が約560nmとなっている。このため、図1に示すように、第1色分離素子11は、第1光源装置1Aから射出された第1青色光Lb1を透過させ、この第1青色光Lb1は-X方向に進行する。また、第1色分離素子11は、第2光源装置1Bから射出された白色光を、第2青色光Lb2と、青色光とは別の波長の黄色光Lgrとに分離する。第2青色光Lb2は、第1色分離素子11で反射して、-X方向に進行する。ここで、第1青色光Lb1と第2青色光Lb2とは合成(混合)して第1色光(青色光)Lbとなる。すなわち、本実施形態では、第1色光(青色光)Lbは、波長の異なる複数(2つ)の青色光により生成されている