JP-2026076701-A - ボトル体
Abstract
【課題】環境負荷を低減する。 【解決手段】有底筒状に形成されたボトル11と、ボトル11の口部21の上端開口を開閉する蓋体12と、口部21の外周面から径方向の外側に向けて突出し、蓋体12に連結され、かつ変形可能に形成されたヒンジ突片13と、を備え、ボトル11、蓋体12、およびヒンジ突片13は、合成樹脂材料で一体に形成されている。 【選択図】図1
Inventors
- 小賀坂 優太
Assignees
- 株式会社吉野工業所
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (4)
- 有底筒状に形成されたボトルと、 前記ボトルの口部の上端開口を開閉する蓋体と、 前記口部の外周面から径方向の外側に向けて突出し、前記蓋体に連結され、かつ変形可能に形成されたヒンジ突片と、を備え、 前記ボトル、前記蓋体、および前記ヒンジ突片は、合成樹脂材料で一体に形成されている、ボトル体。
- 前記口部の内周面には、上方を向き、中栓部材が配置される段部が形成されている、請求項1に記載のボトル体。
- 前記口部の外周面に、径方向の外側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びるネックリングが形成され、 前記ヒンジ突片は、前記ネックリングと、前記口部の上端開口縁と、の間に設けられている、請求項1または2に記載のボトル体。
- 前記口部には、前記蓋体が、前記口部の上端開口を開放する開位置に位置したときに係止される係止部が形成されている、請求項1または2に記載のボトル体。
Description
本発明は、ボトル体に関する。 従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、ボトルの口部に、ボトルと別体の蓋体が装着された合成樹脂製のボトル体が知られている。 特開2023-72778号公報 第1実施形態のボトル体の要部の縦断面図である。第2実施形態のボトル体の要部の縦断面図である。図2の変形例のボトル体の縦断面図である。 以下、図面を参照し、本発明の第1実施形態について説明する。 本実施形態のボトル体1は、図1に示されるように、有底筒状に形成されたボトル11と、蓋体12と、ヒンジ突片13と、を備えるとともに、合成樹脂材料で一体に形成されている。 ボトル11は、口部21、肩部22、胴部23、および不図示の底部を備えている。口部21、肩部22、胴部23、および底部は、中心軸線Oと同軸に配設されている。 以下、中心軸線Oに沿う口部21側を上側といい、中心軸線Oに沿う底部側を下側といい、中心軸線Oに沿う方向を上下方向という。上下方向から見て中心軸線Oに交差する方向を径方向といい、上下方向から見て中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。 ボトル11の口部21の外周面に、径方向の外側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びるネックリング24が形成されている。ネックリング24の下面は、径方向に真直ぐ延びる平坦面となっている。 蓋体12は、有頂筒状に形成され、ボトル11の口部21の上端開口を開閉する。蓋体12の周壁12aは、ボトル11の口部21に着脱可能に外嵌されている。周壁12aには、径方向の外側に向けて突出する摘まみ部12dが形成されている。蓋体12の頂壁12bには、下方に向けて突出し、口部21内に密に着脱可能に嵌合されたシール筒12cが形成されている。 ヒンジ突片13は、口部21の外周面から径方向の外側に向けて突出し、蓋体12に連結されている。ヒンジ突片13は、板状に形成され、変形可能に形成されている。ヒンジ突片13の表裏面は、図1に2点鎖線で示されるように、蓋体12がボトル11の口部21の上端開口を開放した状態で上下方向を向く。ヒンジ突片13は、上下方向に曲げ変形可能に形成されている。ヒンジ突片13は、ネックリング24と、口部21の上端開口縁と、の間に設けられている。ヒンジ突片13とネックリング24との上下方向の距離は、ヒンジ突片13と口部21の上端開口縁との上下方向の距離より大きくなっている。なお、前者の距離を後者の距離以下としてもよい。 ヒンジ突片13および摘まみ部12dは、上下方向から見て、径方向で互いに向かい合う位置に設けられている。 以下、径方向のうち、上下方向から見てヒンジ突片13および摘まみ部12dが互いに向かい合う方向を前後方向といい、中心軸線Oに対してヒンジ突片13が位置している側を後側といい、中心軸線Oに対して摘まみ部12dが位置している側を前側という。上下方向から見て前後方向に直交する方向を左右方向という。 ボトル11、蓋体12、およびヒンジ突片13は、合成樹脂材料で一体に形成されている。 ボトル体1は、試験管形状のボトル成形部X、蓋体12、およびヒンジ突片13からなるプリフォームPを金型にセットし、このうちボトル成形部Xをブロー成形することでボトル11を形成する。この際、ボトル成形部Xのうち、口部21は、ブロー成形の前後で変形せず、口部21より下方に位置する部分がブロー成形されて延伸し、肩部22、胴部23および底部に成形される。 プリフォームPは射出成形により形成される。プリフォームPは、図1に2点鎖線で示されるように、ヒンジ突片13が前後方向に真直ぐ延び、蓋体12が上下反転した状態で成形される。 以上説明したように、本実施形態によるボトル体1によれば、ボトル11、蓋体12、およびヒンジ突片13が、合成樹脂材料で一体に形成されているので、樹脂材料の使用量を削減すること可能になり、環境負荷を低減することができるボトル体1が得られる。 ボトル11、蓋体12、およびヒンジ突片13が一体に形成されていることから、蓋体12を開いても蓋体12およびボトル11がヒンジ突片13を介して連結されることとなり、蓋体12の紛失を防ぐことができる。また、例えばポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)またはポリプロピレン樹脂(PP)により同一材料で形成されているため、廃棄時の分別が不要となり、リサイクルの効率を高めることが可能となる。 ヒンジ突片13が、ネックリング24と、口部21の上端開口縁と、の間に設けられているので、プリフォームPを金型にセットしてブロー成形し、ボトル11を形成する際、口部21の上端部と、エアブローノズルと、の間を容易にシールすることが可能になるとともに、ネックリング24の下面を金型のセット面に配置して安定して固定することができる。 次に、本発明の第2実施形態に係るボトル体を、図2を参照して説明する。 なお、本実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。 本実施形態に係るボトル体2では、口部21の内周面に、上方を向き、中栓部材31が配置される段部32が形成されている。段部32は、ネックリング24の上面と同じ上下方向の位置に位置している。段部32は、口部21の下端部に形成されている。 ここで、口部21の下端部と肩部22の上端部との接続部分25は、上下方向に真直ぐ延びている。段部32は、接続部分25の内周面の上端部から径方向の外側に向けて延びている。 中栓部材31は、被支持部35と、シール筒36と、注出筒37と、を備えている。 被支持部35は、表裏面が上下方向を向く環状の板状に形成されている。被支持部35は、段部32に支持されている。被支持部35は、口部21の内周面に形成された突起を下方に乗り越え、口部21内にアンダーカット嵌合されている。 シール筒36は、被支持部35の内周縁部から下方に向けて延び、口部21の上端部内に密に嵌合されている。 注出筒37は、被支持部35の内周縁部から上方に向けて延びている。注出筒37の後端部は、上下方向の全長にわたって径方向に貫いている。 口部21には、蓋体12が、口部21の上端開口を開放する開位置に位置したときに係止される係止部33が形成されている。 図示の例では、係止部33は、ネックリング24のうち、ヒンジ突片13の真下に位置する後端部から後方に向けて突出した突板部24aの上面に形成された凸部となっている。係止部33は、上下方向から見て左右方向に延びる条状に形成されている。 蓋体12の頂壁12bに、蓋体12が開位置に位置したときに、係止部33に係止される被係止部34が形成されている。被係止部34は、頂壁12bの上面の外周縁部に形成された凹部とされ、蓋体12が開位置に位置したときに、係止部33が被係止部34に嵌合する。 図示の例では、蓋体12の頂壁12bのうち、外周縁部は、外周縁部より径方向の内側に位置する部分よりも下方に位置している。蓋体12が、口部21の上端開口を閉塞した閉位置から上方に向けてヒンジ突片13回りに180°を超えて回転したときに、係止部33が被係止部34に嵌合する。 以上説明したように、本実施形態によるボトル体2によれば、口部21の内周面に段部32が形成されているので、段部32に中栓部材31を下方に向けて突き当てることで、中栓部材31を口部21内に容易に装着することが可能になり、ボトル体2に所望の機能を容易に付加することができる。 口部21に、蓋体12が、口部21の上端開口を開放する開位置に位置したときに係止される係止部33が形成されているので、充填前の搬送時や充填時、使用時に蓋体12がボトル11に対して不安定に揺れ動くのを防ぐことができる。 なお、図2に示す中栓部材31に代えて、図3に示す中栓部材38をボトル体2に装着してもよい。 中栓部材38は、被支持部35、シール筒36、および注出筒37に加え、被支持部35の内周面に破断可能な弱化部38bを介して連結された閉塞板38aと、閉塞板38aの上面から上方に向けて突出したプルリング38cと、を備えている。この中栓部材38では、プルリング38cを引き上げると、弱化部38bが破断され、閉塞板38aが被支持部35から分離され、被支持部35の内側が開口する。 なお、本発明の技術範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。 例えば、ボトル体2に装着する中栓部材は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。 係止部33は、口部21の外周面のうち、ネックリング24から上下方向に離れた部分に設けられてもよい。 その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記実施形態および前記変形例を適宜組み合わせてもよい。 本発明の態様は、例えば以下の通りである。 <1> 有底筒状に形成されたボトルと、 前記ボトルの口部の上端開口を開閉する蓋体と、 前記口部の外周面から径方向の外側に向けて突出し、前記蓋体に連結され、かつ変形可能に形成されたヒンジ突片と、を備え、 前記ボトル、前記蓋体、および前記ヒンジ突片は、合成樹脂材料で一体に形成されている、ボトル体。 <2> 前記口部の内周面には、上方を向き、中栓部材が配置される段部が形成されている、前記<1>に記載のボトル体。 <3> 前記口部の外周面に、径方向の外側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びるネックリングが形成され、 前記ヒンジ突片は、前記ネックリングと、前記口部の上端開口縁と、の間に設けられている、前記<1>または<2>に記載のボトル体。 <4> 前記口部には、前記蓋体が、前記口部の上端開口を開放する開位置に位置したときに係止される係止部が形成されている、前記<1>から<3>のいずれか1つに記載のボトル体。