JP-2026076703-A - 車両用シート
Abstract
【課題】アクチュエータが発生する駆動力とは別の外力がシートバックに入力されたときのシートバックの剛性及び強度を高くすることができる車両用シートを提供する。 【解決手段】クッションフレーム20を有するシートクッション12と、バックフレーム24を有しシートクッションに対して回転可能なシートバック14と、共にバックフレームに固定された固定部材17及び支持部材29のそれぞれにシート幅方向に延びる回転軸18E、29B回りに回転可能に接続され、アクチュエータ18Cが発生する駆動力によって固定部材と支持部材の距離を変化させるように伸縮するアクチュエータユニット18と、を備え、クッションフレームが、駆動力とは別の外力がシートバックに及んだときに固定部材と接触可能な荷重受止部23を有する。 【選択図】図3
Inventors
- 西城戸 智
Assignees
- 日本発條株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (3)
- 乗員の臀部をシート下方側から支持し、クッションフレームを有するシートクッションと、 前記乗員の背部をシート後方側から支持すると共にバックフレームを有し、前記シートクッションに対して回転可能なシートバックと、 共に前記バックフレームに固定された固定部材及び支持部材のそれぞれにシート幅方向に延びる回転軸回りに回転可能に接続され、アクチュエータが発生する駆動力によって前記固定部材と前記支持部材との距離を変化させるように伸縮するアクチュエータユニットと、 を備え、 前記クッションフレームが、前記駆動力とは別の外力が前記シートバックに及んだときに前記固定部材と接触可能な荷重受止部を有する車両用シート。
- 前記アクチュエータユニットが、 前記アクチュエータと、 前記アクチュエータが発生した前記駆動力の方向を変換し、前記回転軸回りに回転可能として前記固定部材と前記支持部材の一方に接続されたギヤボックスと、 前記ギヤボックスから前記駆動力を受けることにより、前記ギヤボックスに対して自身の軸線方向に進退し、前記回転軸回りに回転可能として前記固定部材と前記支持部材の他方に接続されたリードスクリューと、 を備える請求項1に記載の車両用シート。
- 前記荷重受止部が、前記クッションフレームの左右のサイドフレームを接続する接続パイプであり、 前記固定部材に形成された凹部に前記接続パイプの一部が位置する請求項1又は請求項2に記載の車両用シート。
Description
本発明は、車両用シートに関する。 下記特許文献1には、シートクッションと、シートクッションに対する回転動作(リクライニング動作)が可能なシートバックと、シートクッションとシートバックとの間に設けられたエアスプリングと、を備える車両用シートが開示されている。エアスプリングが非作動状態にあるとき、エアスプリングによってシートバックのシートクッションに対するリクライニング動作が規制される。 実用新案登録第2604640号公報 本実施形態の車両用シートの左側から見たときの側面図である。車両用シートの右側から見たときの側面図である。車両用シートの一部の模式的な斜視図である。車両用シートの一部の構成部品の模式的な分解斜視図である。シートバックが第1の位置にある場合のリンク機構等の模式的に示す側面図である。シートバックが第2の位置にある場合のリンク機構等の模式的に示す側面図である。アクチュエータユニットの模式的な側面図である。車両用シートが搭載された車両に衝突が発生していないときのアクチュエータユニットの下端部、固定部材、リアフレーム及びロアフレームの模式的な側面図である。車両に後突が発生したときのアクチュエータユニットの下端部、固定部材、リアフレーム及びロアフレームの模式的な側面図である。車両に前突が発生したときのアクチュエータユニットの下端部、固定部材、リアフレーム及びロアフレームの模式的な側面図である。 添付図面を用いて、本発明の実施形態に係る車両用シート10について説明する。なお、図中に示す矢印FR、矢印UP、矢印LHは、車両用シート10に着座した乗員100から見たシート前方側、上方側、左側をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、シート前後方向の前後、シート上下方向の上下、シート左右方向の左右を示すものとする。また、シート左右方向は、シート幅方向と一致している。 図1に示されるように、車両に搭載される車両用シート10は、乗員100の臀部101を下方側から支持するシートクッション12と、乗員100の背部102を後方側から支持するシートバック14と、を備えている。また車両用シート10は、リンク機構16と、作動することでシートバック14をリクライニングさせるアクチュエータユニット18(図3、図4参照)と、を備えている。 シートクッション12は、シートクッション12の骨格を構成する金属製のクッションフレーム20と、クッションフレーム20に取付けられた図示しないクッションパッドと、を含んで構成されている。なお、図1においては、クッションフレーム20の一部を二点鎖線で描いている。図1~図3に示されたようにクッションフレーム20は、シート幅方向に間隔をあけて配置され前後方向に延びる左右一対のサイドフレーム部22と、左右のサイドフレーム部22の前部同士を接続するフロントフレーム(図示省略)と、左右のサイドフレーム部22の後端部同士を接続する第1リアフレーム(荷重受止部)(接続パイプ)23と、を備えている。第1リアフレーム23は断面形状が円形をなす中空の金属製パイプ材である。 シートバック14は、シートバック14の骨格を構成する金属製のバックフレーム24と、バックフレーム24に取付けられた図示しないバックパッドと、を含んで構成されている。なお、図1においては、バックフレーム24の一部を二点鎖線で描いている。バックフレーム24は、シート幅方向に間隔をあけて配置され上下方向に延びる左右一対のサイドフレーム部26L、26Rと、左右のサイドフレーム部26L、26Rの上部同士を接続するアッパフレーム(図示省略)と、第2リアフレーム27と、左右のサイドフレーム部26L、26Rの上下方向の中間部同士を接続する中間フレーム28と、右側のサイドフレーム部26Rの下端部に固定された支持突部22Cと、を備える。図1、図3及び図4に示されたように、左側のサイドフレーム部26Lは、上下方向に延びる本体部26L1と、本体部26L1から分離した下端部26L2とを備える。第2リアフレーム27は断面形状が円形をなす中空の金属製パイプ材である。第2リアフレーム27の左端部は下端部26L2に固定され、第2リアフレーム27の右端部は支持突部22Cに固定されている。下端部26L2は左側のサイドフレーム部22の後端部に固定される。 中間フレーム28は平板状の部材である。中間フレーム28の左端部は本体部26L1に固定されている。 図3に示されたように中間フレーム28の前面の左側部には支持部材29が固定されている。支持部材29は左右一対の支持片29Aを備える。 図3に示されたように第2リアフレーム27の左端部近傍には、金属製の固定部材17が固定されている。固定部材17は、平板状の下壁部17Aと、下壁部17Aの左右両側縁部から上方に延びる左右一対の側壁部17Bと、を備える。即ち、固定部材17の断面形状は略U字形である。さらに左右の側壁部17Bの後縁部には側面形状が略半円形の後方凹部17Cが形成されている。左右の後方凹部17Cには第2リアフレーム27の左端部近傍が嵌合されており、左右の側壁部17Bの後縁部と第2リアフレーム27が溶接等により固定されている。さらに左右の側壁部17Bの前縁部に側面形状が略半円形(円弧形状)の凹部17Dが形成されている。凹部17Dの曲率半径は第1リアフレーム23の外周面の曲率半径より大きい。図3及び図8に示されたように左右の凹部17D内に第1リアフレーム23の左端部近傍の後部が隙間を形成しながら位置する。 左側のサイドフレーム部26Lの本体部26L1と下端部26L2とは、後述するリンク機構16を介して連結されている。なお、図1においては、リンク機構16の一部をシート幅方向外側から覆うカバー部材21を透明に描いている。 バックフレーム24の左側のサイドフレーム部26Lの本体部26L1と下端部26L2とを連結するリンク機構16は、図5に示されたように、第1リンク部材30、第2リンク部材32、第3リンク部材34及び第4リンク部材36を備えている。 図1及び図2には、シートバック14が第1の位置に位置している状態の車両用シート10及びリンク機構16がそれぞれ示されている。なお、シートバック14が第1の位置に位置している状態では、乗員100が前方を視認可能な姿勢で車両用シート10に着座することが可能となっている。以下の第1リンク部材30、第2リンク部材32、第3リンク部材34及び第4リンク部材36の説明については、シートバック14が第1の位置に位置しているものとして説明する。 図3~図5に示されるように、第1リンク部材30は、左右方向を厚み方向として延在する板状に形成されていると共に、左側から見て上方側へ向かうにつれて後方側に傾斜している長尺状に形成されている。この第1リンク部材30の下端部は、第1連結部30Aとなっている。また、第1リンク部材30の上端部は、第2連結部30Bとなっている。さらに、第1リンク部材30の上下方向の中間部は、第3連結部30Cとなっている。第1連結部30Aは、左側のサイドフレーム部26Lの下端部26L2にシート幅方向に延びる第1リンク軸C1を介して第1リンク軸C1回りに回転可能に連結されている。 第2リンク部材32は、左右方向を厚み方向として延在する板状に形成されていると共に、左側から見て上方側へ向かうにつれて後方側に傾斜している長尺状に形成されている。この第2リンク部材32の下端部は、第4連結部32Aとなっている。また、第2リンク部材32の上端部は、第5連結部32Bとなっている。第4連結部32Aは、クッションフレーム20の下端部26L2にシート幅方向に延びる第2リンク軸C2を介して第2リンク軸C2回りに回転可能に連結されている。回転第4連結部32Aは、第1リンク部材30の第1連結部30Aより後方側に位置している。 第3リンク部材34は、左右方向を厚み方向として延在する板状に形成されていると共に、左側から見て前後方向を長手方向とする長尺状に形成されている。この第3リンク部材34の前端部は、第6連結部34Aとなっている。また、第3リンク部材34の後端部は、第7連結部34Bとなっている。第6連結部34Aは、左側のサイドフレーム部26Lの本体部26L1にシート幅方向に延びる第6リンク軸C6を介して第6リンク軸C6回りに回転可能に連結されている。また、第7連結部34Bは、第1リンク部材30の第2連結部30Bにシート幅方向に延びる第5リンク軸C5を介して第5リンク軸C5回りに回転可能に連結されている。 第4リンク部材36は、左右方向を厚み方向として延在する板状に形成されていると共に、左側から見て前後方向を長手方向とする長尺状に形成されている。この第4リンク部材36の前端部は、第8連結部36Aとなっている。また、第4リンク部材36の後端部は、第9連結部36Bとなっている。さらに、第4リンク部材36の前後方向の中間部は、第10連結部36Cとなっている。第8連結部36Aは、左側のサイドフレーム部26Lの本体部26L1にシート幅方向に延びる第7リンク軸C7を介して第7リンク軸C7回りに回転可能に連結されている。第8連結部36Aは、第3リンク部材34の第6連結部34Aより前方側かつ下方側に位置していると共に第1リンク部材30の第1連結部30Aより上方側に位置している。また、第9連結部36Bは、第2リンク部材32の第5連結部32Bにシート幅方向に延びる第3リンク軸C3を介して第3リンク軸C3回りに回転可能に連結されている。さらに、第10連結部36Cは、第1リンク部材30の第3連結部30Cにシート幅方向に延びる第4リンク軸C4を介して第4リンク軸C4回りに回転可能に連結されている。 また、以上説明した第1リンク30及び第2リンク32は、第3リンク34及び第4リンク36に対してシート幅方向外側(左側)に位置している。 左側から見た状態では、第1リンク軸C1と第4リンク軸C4とを結ぶ線L1の長さと第2リンク軸C2と第3リンク軸C3とを結ぶ線L2の長さとは、同じ長さとなっていると共に、線L1と線L2とは互いに平行となっている。また、左側から見た状態では、第1リンク軸C1と第2リンク軸C2とを結ぶ線L3の長さと第4リンク軸C4と第3リンク軸C3とを結ぶ線L4の長さとは、同じ長さとなっていると共に、線L3と線L4とは互いに平行となっている。さらに、線L1、L2の長さは、線L3、L4の長さよりも長くなっている。これにより、左側から見た状態では、線L1、L2、L3、L4によって平行四辺形が形成されている。なお、線L1、L2の長さと線L3、L4の長さとが同じ長さになるように設定してもよい。また、線L1、L2の長さが線L3、L4の長さよりも短くなるように設定してもよい。 また、左側から見た状態では、第7リンク軸C7と第6リンク軸C6とを結ぶ線L5の長さと第4リンク軸C4と第5リンク軸C5とを結ぶ線L6の長さとは、同じ長さとなっていると共に、線L5と線L6とは互いに平行となっている。また、左側から見た状態では、第7リンク軸C7と第4リンク軸C4とを結ぶ線L7の長さと第6リンク軸C6と第5リンク軸C5とを結ぶ線L8の長さとは、同じ長さとなっていると共に、線L7と線L8とは互いに平行となっている。さらに、線L5、L6の長さは、線L7、L8の長さよりも長くなっていると共に線L1、L2の長さよりも短くなっている。また、線L7、L8の長さは、線L3、L4の長さよりも短くなっている。なお、線L5、L6の長さと線L7、L8の長さとが同じ長さになるように設定してもよい。線L5、L6の長さが線L7、L8の長さよりも短くなるように設定してもよい。 図2に示されたように車両用シート10のクッションフレーム20の右側のサイドフレーム部22の後端部22