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JP-2026076724-A - 弾性ホイール及び弾性ホイールの取付構造

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Abstract

【課題】弾性ホイール及び弾性ホイールの取付構造に関し、特に、車両上下方向の振動吸収性能の確保と車両の操縦安定性の向上とを両立できる弾性ホイール及び弾性ホイールの取付構造を提供することを目的とする。 【解決手段】弾性ホイール110は、ホイール120と、第1弾性手段123と、第2弾性手段130と、を備える。第1弾性手段123の内筒125には、ボルトBが挿通される。ボルトB及び第1弾性手段123を介して、ホイール120がハブ102に弾性支持される。第2弾性手段130は、ハブ102に対してホイール120を車軸方向に弾性支持している。これらにより、車両上下方向の振動吸収性能を確保と、車両100の操縦安定性の向上と、を両立できる。弾性ホイール110の取付構造は、第2弾性手段130が、取付状態において、ホイール120とハブ102とにより車軸方向に圧縮される。 【選択図】図1

Inventors

  • 山村 佑基

Assignees

  • TOYO TIRE株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (8)

  1. 周方向に並ぶ複数の貫通孔を有するホイールと、そのホイールの前記貫通孔に取り付けられ、車軸に結合されるハブに対してボルトによって固定される第1弾性手段と、を備え、 前記第1弾性手段が、前記貫通孔に内嵌される円筒状の外筒と、その外筒の内周側に配置される円筒状の内筒と、その内筒および前記外筒を連結する弾性体から構成される第1弾性部材と、を備える弾性ホイールにおいて、 弾性体から構成される第2弾性部材を有する第2弾性手段を備え、 前記第2弾性手段は、前記ハブに前記ホイールが取り付けられた取付状態で、車軸方向における前記ハブの側面と、その側面に対向する前記ホイールの対向面との間に介設されることを特徴とする弾性ホイール。
  2. 前記第2弾性手段は、前記第2弾性部材よりも前記車軸方向の内側に配置されると共に前記第2弾性部材よりも弾性率が大きい材料から構成される1又は前記車軸方向に所定の距離離隔されて配置される複数の規制部材を備え、 前記規制部材は、前記車軸方向の厚さが一定とされることを特徴とする請求項1記載の弾性ホイール。
  3. 前記第2弾性手段は、径方向外側の所定の領域である第1領域と、その第1領域よりも径方向内側の領域である第2領域と、を備え、 前記第2弾性手段の前記車軸方向の厚さは、前記第1領域と前記第2領域とで異なることを特徴とする請求項1記載の弾性ホイール。
  4. 前記第2弾性手段の前記車軸方向の厚さは、前記第1領域が前記第2領域よりも厚く設定されることを特徴とする請求項3記載の弾性ホイール。
  5. 前記第2弾性手段の前記車軸方向の厚さは、前記第1領域が前記第2領域よりも薄く設定されることを特徴とする請求項3記載の弾性ホイール。
  6. 前記第2弾性手段は、弾性体から構成される第1の弾性体と、その第1の弾性体よりも外周側に配置されると共に環状の弾性体から構成される第2の弾性体と、を備え、 前記第1の弾性体の弾性率と前記第2の弾性体の弾性率とが異なることを特徴とする請求項1記載の弾性ホイール。
  7. 前記第2弾性手段は、弾性率が異なり前記車軸方向に積層される複数の弾性体を備えることを特徴とする請求項1記載の弾性ホイール。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の弾性ホイールを前記ハブに取り付ける弾性ホイールの取付構造であって、 前記第2弾性手段は、前記取付状態において、前記ホイールと前記ハブとにより前記車軸方向に圧縮されることを特徴とする弾性ホイールの取付構造。

Description

本発明は、弾性ホイール及び弾性ホイールの取付構造に関し、特に、車両上下方向の振動吸収性能の確保と車両の操縦安定性の向上とを両立できる弾性ホイール及び弾性ホイールの取付構造に関する。 車軸に結合されるハブに対して車輪を弾性的に支持する従来の弾性ホイールが知られている。この種の従来の弾性ホイールについて、図6を参照して説明する。図6は、従来の弾性ホイール910を備える車両900の部分断面図である。図6に示すように、車両900の車軸901には、ハブ902が結合される。ハブ902には、周方向等間隔に並ぶ複数本のボルトBによって車輪903が取り付けられる。車輪903は、路面に接地する弾性体から構成される円環状のタイヤ904と、そのタイヤ904が外周面に取り付けられる円筒状のリム905と、そのリム905に取り付けられる弾性ホイール910と、を備える。 弾性ホイール910は、リム905に接合されるホイール920を備える。ホイール920には、周方向に並ぶ複数の貫通孔922が形成される。複数の貫通孔922のそれぞれには、弾性ブッシュ923が取り付けられる。 弾性ブッシュ923は、貫通孔922に内嵌される円筒状の外筒924と、その外筒924の内周側に配置される円筒状の内筒925と、その内筒925および外筒924を連結する弾性体から構成されるブッシュ弾性体926と、により構成される。ハブ902から突出しているボルトBを弾性ブッシュ923の内筒925の内周側に挿通させてナットNにより締結することで、弾性ホイール910がハブ902に弾性的に支持される。この状態で、内筒925のハブ902側の端部がハブ902のボルトBが突出される側の側面に当接される。 走行時の車両900が操舵された際には、図示しない操舵機構によりハブ902が旋回される。これにより、車輪903の操舵角が変更される。 このような弾性ホイール910によれば、凹凸のある路面を車両900が走行する際に、タイヤ904からハブ902に入力される車両上下方向の振動を弾性ブッシュ923が吸収する。 本発明の第1実施形態における弾性ホイールを備えた車両の部分断面図である。弾性ホイールとハブとを分解した車両の部分分解図である。(a)は、第2弾性手段の左側面図であり、(b)は、図3(a)のIIIb-IIIb線における第2弾性手段の断面図である。(a)は、第2実施形態における第2弾性手段の断面図であり、(b)は、第3実施形態における第2弾性手段の断面図である。(a)は、第4実施形態における弾性ホイールを備えた車両の部分断面図であり、(b)は、第5実施形態における弾性ホイールを備えた車両の部分断面図である。従来の弾性ホイールを備える車両の部分断面図である。 以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態における弾性ホイール110について説明する。図1は、本発明の第1実施形態における弾性ホイール110を備えた車両100の部分断面図である。図1は、車両100の左前輪(車輪103)部分の断面であって、車両100の車軸101の軸心O1を含み、車輪103の前後方向に対して垂直な面における断面に対応する。なお、車両100の右前輪部分は左前輪部分と同一の構成であるので、その説明を省略する。 なお、図1における矢印F-B,L-R,U-Dは、車両100の前後方向、左右方向、上下方向(車両上下方向)をそれぞれ示す。また、車両100は模式的に図示され、車軸101、ハブ102及び車輪103以外の部分(例えば、駆動装置や懸架装置、車体、等速ジョイント、ドライブシャフトなど)が省略されて図示される。 ここで、タイヤ104が路面に接地した状態かつ車両100の弾性ホイール110がハブ102に取り付けられた状態を取付状態と定義する(第2~5実施形態における弾性ホイール210,310,410,510において同様)。なお、車両100は、説明の都合上、取付状態において、車軸101の軸心O1が車両100の左右方向に延びている状態とされる。 本実施形態では、FF方式で駆動される車両100を説明する。図1に示すように、車両100は、駆動装置により回転可能とされる車軸101と、車軸101に接合されるハブ102と、ハブ102に取り付けられる操舵輪かつ駆動輪である車輪103と、を備える。車軸101は、等速ジョイントによりドライブシャフトに接続されている。ハブ102の軸心は、ハブ102が車軸101に接合されている状態で、車軸101の軸心O1と一致している。 車輪103は、弾性ホイール110と、弾性ホイール110に接続される円筒状のリム105と、そのリム105に取り付けられる弾性体であるタイヤ104と、を備える。本実施形態では、車輪103は、弾性ホイール110とリム105とが別体とされている。 ハブ102には、車軸101の軸心O1が延びる車軸方向(左右方向)における一方側(左側)のハブ102の側面102aから突出される複数本のボルトBが配置される。複数本のボルトBは、ハブ102において、ハブ102の軸心を中心とする周方向等間隔に配置される(図2参照)。ハブ102には、ハブ102の複数本のボルトBに弾性支持された状態で弾性ホイール110が取り付けられる。 弾性ホイール110には、ハブ102及び複数本のボルトBを介して車軸101から伝わる回転力が伝達される。弾性ホイール110は、車両100を操舵させる際に、車軸101及びハブ102の旋回動作に伴ってハブ102と同一の方向に旋回される。 図2及び図3を参照して、弾性ホイール110の取付構造について説明する。図2は、弾性ホイール110とハブ102とを分解した車両100の部分分解図である。図3(a)は、第2弾性手段130の左側面図であり、図3(b)は、図3(a)のIIIb-IIIb線における第2弾性手段130の断面図である。なお、図2では、車両100の弾性ホイール110及びハブ102以外の部分が省略されて図示され、ホイール120の径方向の中央部分以外が省略されて図示される。 図2に示すように、弾性ホイール110は、ハブ102より車軸方向外側(左側)に配置される円板状のホイール120と、そのホイール120に配設され、車軸101に結合されるハブ102に対して複数本のボルトBによって固定される第1弾性手段123(従来技術における弾性ブッシュ923に相当)と、ホイール120のハブ102側の対向面120aに配置される円板状の第2弾性手段130と、を備える。取付状態において、ハブ102、ホイール120及び第2弾性手段130のそれぞれの軸心は、車軸101の軸心O1と一致する。 ホイール120は、ホイール120の中心部分を板厚方向に貫通する中心孔121と、ホイール120の軸心を中心とする円の周方向等間隔に配置され板厚方向に貫通する複数(本実施形態では4つ)の貫通孔122と、を備える。第1弾性手段123がそれぞれの貫通孔122に取り付けられる。 第1弾性手段123は、貫通孔122に内嵌される円筒状の外筒124と、外筒124の内側に配置される円筒状の内筒125と、それら外筒124及び内筒125を連結する弾性体から構成される第1弾性部材126と、を備える。第1弾性手段123の内筒125の内側には、ボルトBが挿通される。そのボルトBとナットNとが締結される。取付状態において、内筒125のハブ102側の端部がハブ102の側面102aに当接されている。 第2弾性手段130は、取付状態において、ハブ102の側面102aとその側面102aに対向するホイール120の対向面120aとに挟持され、ハブ102に対してホイール120を車軸方向に弾性支持するための部材である。 図3(a)に示すように、第2弾性手段130は、第2弾性手段130の中心部分を板厚方向に貫通する中心孔131と、第2弾性手段130の軸心を中心とする周方向等間隔に配置され板厚方向に貫通する複数(本実施形態では4つ)の貫通孔132と、を備える。本実施形態では、第2弾性手段130の板厚T2は、径方向で一定とされる。第2弾性手段130は、取付状態において、複数本のボルトBがそれぞれの貫通孔132に挿通される。 第2弾性手段130は、取付状態で、車軸方向(左右方向)に板厚方向を一致させてハブ102とホイール120との間に介設される。このとき、ハブ102の側面102aから突出する突出部102bの外周面を、第2弾性手段130の中心孔131の内周面の内側に位置させる。これにより、ハブ102に対する第2弾性手段130の径方向の位置決めがされる。 車両100を操舵させる際にハブ102を旋回させると、ホイール120に対してハブ102が傾いて、ハブ102の前後方向の一方側がホイール120に近づき、他方側がホイール120から離れる。このとき、ハブ102の前後方向の一方側では、ハブ102とホイール120との間に挟持される第2弾性手段130が圧縮され、前後方向の他方側では、ハブ102とホイール120との間に挟持される第2弾性手段130が伸張される。 その結果、圧縮された第2弾性手段130のみかけの弾性率が大きくなり、ハブ102の旋回動作をホイール120に伝達できる。そのため、第1弾性手段123によりハブ102の旋回動作がホイール120に伝達されることに加えて、第2弾性手段130を介してもハブ102の旋回動作がホイール120に伝達される。その結果、第2弾性手段130を備えない従来の弾性ホイール910よりも、ハブ102の旋回動作に対するホイール120の応答性を向上できる。よって、車両100の操縦安定性を向上できる。 ここで、車両100の走行時に凹凸の路面から車輪103(タイヤ104)に振動が入力されたり、車両100の旋回時に車輪103に遠心力が作用したりすることで、その振動や遠心力により第1弾性手段123の外筒124が内筒125に対してこじれることがある。即ち、ハブ102に対するホイール120のこじりが発生することがある。この状態では、ハブ102に対するキャンバ方向やトウ方向のホイール120の倒れ又はその組合せの倒れが生じるので、ハブ102に対してホイール120の相対位置が安定せずに、操縦安定性が低下する。 これに対して、本実施形態の弾性ホイール110は、ハブ102の側面102aとホイール120の対向面120aとの間に第2弾性手段130が介設されるので、ハブ102に対するホイール120のこじりが発生しようとする際に、第2弾性手段130が圧縮される。これにより、ハブ102に対するホイール120のこじりが抑制される。よって、ハブ102に対してホイール120の相対位置を安定させることができる。その結果、操縦安定性を向上できる。 ホイール120は、ハブ102側の対向面120aが車軸方向に直交する平面とされるので、車両上下方向の振動に対して、第2弾性手段130は車両上下方向に圧縮変形されずにせん断変形される。弾性変形を行う物体は、一般的に、圧縮方向よりもせん断方向の変形量が大きいので、第2弾性手段130は、車軸方向の圧縮変形に比べて、車両上下方向のせん断変形の量を大きい。そのため、車両上下方向の振動吸収性能を阻害させ難くできる。これにより、ハブ102とホイール120との間に第2弾性手段130を設けたとしても、車両100の操縦安定性を向上させつつ、車両上下方向の振動吸収性能を確保させ易くできる。 図3(a)及び図3(b)に示すように、第2弾性手段130は、上述した第2弾性手段130の外形形状を形成する弾性体である第2弾性部材133と、その第2弾性部材133の内側に第2弾性手段130の板厚方向に所定の距離離隔されて積層される円板状の複数枚(本実施形態では2枚)の規制部材134と、により構成される。規制部材134は、第2弾性部材133の外周面に沿った外面形状、中心孔1