JP-2026076727-A - パレット
Abstract
【課題】荷物の積載状況が把握しやすいパレットを提供すること。 【解決手段】パレット1は、荷物を積載する積載面12と、フォークリフトの爪200が差し込まれるフォーク爪差込路24と、を有するパレット台10を備えるパレット1であって、積載面12と交差する方向に伸びる背板50を備え、背板50にはスリットが形成される。 【選択図】図4
Inventors
- 池田 常生
Assignees
- 日本通運株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (6)
- 荷物を積載する積載面と、フォークリフトの爪が差し込まれるフォーク爪差込路と、を有するパレット台を備えるパレットであって、 前記積載面と交差する方向に伸びる背板を備え、 前記背板にはスリットが形成される、 パレット。
- 前記スリットは、前記積載面と平行な方向に延びる、 請求項1に記載のパレット。
- 前記スリットは、前記積載面と直交する方向に複数個並んで形成され、 請求項1または2に記載のパレット。
- 前記積載面と交差する方向において前記積載面から離れる方向を上方としたとき、 前記スリットのうちの少なくとも1つは、前記積載面と交差する前記方向における前記背板の中央位置よりも上方の位置に形成される、 請求項1または2に記載のパレット。
- 前記背板と交差するように連結された上面板をさらに備え、 前記背板は、前記上面板と連結された状態で、前記パレット台に載置されている、 請求項1または2に記載のパレット。
- 前記パレット台に取り付けられた少なくとも2個のクランプと、 前記クランプに取り付けられた支柱と、をさらに備え、 前記背板は前記支柱に取り付けられる、 請求項1または2に記載のパレット。
Description
本発明は、荷物の運搬に用いられるパレットに関する。 運搬中の荷物の転倒を抑制する構造を備えるパレットが知られている。例えば特許文献1のパレットは、床枠に加えて背枠および背板を備える。背枠には荷物を背板に固定するためのバンドが取り付けられる。特許文献1のパレットでは、荷物を背板にベルトで固定することで荷物の転倒が抑制される。 特許第3429664号公報 図1は本発明の実施形態のパレットを示す図である。図2はパレットを方向Xに見た図である。図3はパレットを奥側から見た図である。図4はパレットに荷物が積載された様子を示す図である。図5Aはアタッチメントを示す図である。図5Bはパレット台の奥側を示す図である。図6はアタッチメントがパレット台の取り付けられようとしている状態を示す図である。図7はアタッチメントを用いて上面板および背板がパレット台に固定された状態を示す図である。図8はアタッチメントの変形例を示す図である。 (パレット) 本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態のパレット1を示す図である。パレット1は、パレット台10と上面板40と背板50とを備える。 上面板40はパレット台10上に配置され、その上に運搬する荷物などを積載する部分である。上面板40は、直方体形状を有する。上面板40における荷物を積載する面を積載面12とよぶ。積載面12は、四角形状を有する。 (各方向と、他前側および奥側) 図1に、互いに直交する方向X、方向Yおよび方向Zを示す。方向Xおよび方向Yは、いずれも積載面12に平行な方向である。方向Xおよび方向Yは、それぞれパレット台10の異なる端面と平行である。方向Zは、積載面12に垂直な方向である。 背板50は、パレット台10から方向Zに伸びる板状の部材である。背板50は、パレット台10における方向Yの一方の端辺に配置される。方向Yにおいて背板50が配置される端辺に向かう方向を方向Y2で示す。方向Y2と反対の方向を方向Y1で示す。方向Y1を手前方向Y1とよび、方向Y2を奥方向Y2とよぶ。また、パレット台10の手前方向Y1側を手前側とよび、パレット台10の奥方向Y2側を奥側とよぶ。 方向Zにおいて、積載面12から遠ざかる方向を方向Z1で示す。方向Z1と反対の方向を方向Z2で示す。方向Z1を上方向Z1とよぶ。方向Z2を下方向Z2とよぶ。 (パレット台) パレット台10について説明する。パレット台10は、パレット天板14、パレット底板16、端部柱部材20および中部柱部材22を備える。 パレット天板14は、平板状の四角形状の板である。なおパレット天板14は、1枚の板である必要はない。パレット天板14は、例えば短冊形状の複数の板で構成されてもよい。この場合、短冊形状の複数の板はすのこ状に並べて配置される。 パレット底板16は、短冊形状の複数の板で構成される。短冊形状の複数の板は、すのこ状に並べて配置される。なお、パレット底板16は、1枚の板で構成されてもよい。 パレット天板14とパレット底板16とは、方向Zに対向して配置される。パレット天板14とパレット底板16との間には、端部柱部材20および中部柱部材22が配置される。端部柱部材20および中部柱部材22は、例えば四角柱状の棒状の部材とすることができる。 端部柱部材20は、パレット台10の方向Xの両側の端部31にそれぞれ配置される。端部柱部材20は、方向Yにおいて、パレット台10の手前側の端部33から奥側の端部34まで通じて配置される。 中部柱部材22は、パレット台10の方向Xの中程に配置される。図1に示す例では、中部柱部材22は、端部33を方向Xにほぼ3等分する位置に1つずつ配置される。中部柱部材22は、端部柱部材20と同様に、方向Yにおいて、パレット台10の手前側の端部33から奥側の端部34まで通じて配置される。 パレット天板14とパレット底板16とが端部柱部材20および中部柱部材22を介して配置されることで、パレット天板14とパレット底板16との間にフォーク爪差込路24が形成される。フォーク爪差込路24は、パレット天板14とパレット底板16と間に形成される空隙である。フォーク爪差込路24は、パレット1をフォークリフトで移動などさせる際に、フォークリフトの爪が挿入される部分である。フォーク爪差込路24は、手前側の端部33から奥側の端部34まで通じる。なお、フォークリフトの爪は図1には示されていない。フォークリフトの爪200は、図4に示される。 パレット台10は、汎用のパレットをパレット台10として用いることもできる。パレット台10の構造は、上述の構造には限定されない。パレット台10の構造は汎用のパレットの構造を広く含む。 上面板40と背板50とは、L字形状に連結された状態でパレット台10に載置されている。パレット1は、パレット台10に、L字形状に連結された2枚のべニア板(上面板40および背板50)が配置されたような形態を有している。 (上面板) 上面板40は、平板状の四角形状の板である。上面板40の1つの主面が積載面12である。上面板40は、積載面12が方向Xおよび方向Yに平行な平面と平行になるように、パレット台10のパレット天板14上に載せられている。 (背板) 図1に加えて、図2および図3を参照して背板50について説明する。図2はパレット1を方向Xに見た図である。図3はパレット1を奥側の端部34から手前方向Y1に見た図である。背板50は、パレット台10の奥側の端部34に位置している。背板50は、平板状の四角形状の板である。背板50は、方向Zに沿うように載置されている。つまり、背板50は、パレット台10の奥側の端部34において積載面12に対して垂直に延びる。なお、ここでの方向Zに沿う方向、および積載面12に対して垂直とは、厳密な意味で用いられるものではない。背板50は、積載面12に対して交差する方向に延びるように配置することができる。 背板50の方向Xの長さは、パレット台10の方向Xの長さとほぼ同じである。背板50の方向Zの長さは、パレット1に積載する荷物の大きさなどによって適宜設定することができる。背板50の方向Zの長さは、例えばパレット台10の方向Yの長さとほぼ同程度にすることができる。 (荷物の積載) 図4を参照してパレット1への荷物の積載について説明する。図4は、パレット1に荷物が積載された様子を示す図である。図4に、荷物の例として第1の荷物101と、第2の荷物102とを示す。第1の荷物101は、転倒しやすい荷物である。転倒しやすい荷物とは、例えば高さに対して、横幅および奥行き幅のうちの少なくとも一方が短い荷物などである。第2の荷物102は、転倒しにくい荷物である。転倒しにくい荷物とは、例えば高さに対して横幅および奥行き幅が十分に長い荷物である。 (第1の荷物) 積載面12に第1の荷物101を積載する場合を説明する。第1の荷物101は背板50に沿うように積載する。そして、バンド60を用いて、第1の荷物101を背板50に固定する。 (バンド) バンド60について説明する。バンド60は、第1の荷物101を背板50に固定するために用いられるひも状の部材である。図4は、バンド60がゴムバンドである場合を例示する。 図1に示すように、背板50の方向Xにおける両端部を、それぞれ第1の背板端部51および第2の背板端部52とよぶ。各背板端部は、方向Zに沿って延びる。 バンド60の一方の端部は第1の背板端部51に固定され、バンド60の他方の端部は第2の背板端部52に固定される。第1の背板端部51に固定されるバンド60の端部を第1のバンド端部61とよぶ。第2の背板端部52に固定されるバンド60の端部を第2のバンド端部62とよぶ。 バンド60は、パレット1に複数本備えられる。図1に示す例では、パレット1は5本のバンド60を備える。各バンド60は、背板端部の方向Zにおける異なる位置に固定されてもよい。具体的には、各バンド60の第1のバンド端部61は、第1の背板端部51の方向Zにおける異なる位置に固定されてもよい。各バンド60の第2のバンド端部62は、第2の背板端部52の方向Zにおける異なる位置に固定されてもよい。 1つのバンド60について、第1のバンド端部61の方向Zの位置と、第2のバンド端部62の方向Zの位置とは、必ずしも同じでなくてよい。つまり、バンド60は、方向Zの位置において、第1の背板端部51から第2の背板端部52に斜めに渡されてもよく、またはほぼ同じ位置で渡されてもよい。 各バンド60は、長さが異なっていてもよい。 バンド60は、伸長可能な材料、例えば弾性変形する材料で構成されてもよく、または、伸長しにくく、長さがほぼ一定である材料で構成されてもよい。 バンド60には、図3に示すように、バンド60の長さが調節可能な長さ調節機構65が備えられてもよい。長さ調節機構65の構成は図3に示す例に限定されず、例えば、バンド60を巻き出したり、巻き取ったりする機構などであってもよい。 バンド60の少なくとも一方の端部は、背板端部の方向Zにおける異なる位置に留め直すことができてもよい。図1および図2に示すように、第2の背板端部52には方向Zの異なる位置に複数の背板側留め具67が設けられる。第2のバンド端部62には、バンド側留め具68が設けられる。バンド側留め具68は、背板側留め具67に留め外しが可能である。バンド側留め具68を方向Zの異なる位置のバンド側留め具68に留め直すことで、第2のバンド端部62の方向Zの位置を変更することができる。 背板側留め具67は、第2の背板端部52にかわり、または第2の背板端部52に加えて、第1の背板端部51に設けられてもよい。バンド側留め具68は、第2のバンド端部62にかわり、または第2のバンド端部62に加えて、第1のバンド端部61に設けられてもよい。 図4に戻り、第1の荷物101を背板50に固定する際には、第1の荷物101が転倒しにくくなるようにバンド60を第1の荷物101にかける。パレット1では、バンド60の位置、向き、長さ、第1の荷物101にかける本数など、第1の荷物101の大きさや形状などによって、バンド60による第1の荷物101の固定の仕方を種々変更することができる。そのため、第1の荷物101を転倒しないように背板50に固定することが容易である。 また、第1の荷物101は、その高さ方向、横幅方向および奥行き幅方向において、種々の位置に重心を有する場合がある。パレット1では、バンド60による第1の荷物101の背板50への固定の仕方を種々変更できる。そのため、パレット1では、様々な位置に重心を有する第1の荷物101を、転倒がしにくくなるような態様で背板50の固定することができる。 (第2の荷物) パレット台10に第2の荷物102を積載する場合を説明する。第2の荷物102は、第1の荷物101と同様に積載面12に積載される。しかし、第2の荷物102は、背板50には固定されない。第2の荷物102は、転倒しにくい荷物だからである。第2の荷物102は、積載面12の任意の位置に積載することができる。 従来、第1の荷物101は、転倒を防止するために、積載面12の中央部に積載されロープおよびラップなどを用いてパレット台10全体に対して固定されていた。そのため、第1の荷物101を積載した場合、パレット台10に他の荷物を積載することは困難であった。 これに対しパレット1では、第1の荷物101を積載した場合であっても、第2の荷物102などの他の荷物を積載することが可能である。第1の荷物101は、パレット台10の背板50近傍のみを占有するからである。つまり、第1の荷物101を積載した場合であっても、第2の荷物102を積載するための余剰スペースがパレット台10に残る。そのため、パレット1では