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JP-2026076732-A - 情報処理方法、プログラム及び情報処理装置

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Abstract

【課題】日射量を好適に推定することができる情報処理方法等を提供する。 【解決手段】情報処理方法は、観測地点の日照量と、該日照量の観測時点を示す観測時点情報とを取得し、取得した前記日照量及び観測時点情報に基づき、前記観測地点の日射量を推定する処理をコンピュータが実行する。好適には、日射量及び日照量の比率と観測時点との関係を示す回帰式を用いて、取得した前記日照量及び観測時点情報に基づき、前記日射量を推定する。 【選択図】図3

Inventors

  • 田村 佑馬
  • 中村 叶弥

Assignees

  • ミネベアミツミ株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (7)

  1. 観測地点の日照量と、該日照量の観測時点を示す観測時点情報とを取得し、 取得した前記日照量及び観測時点情報に基づき、前記観測地点の日射量を推定する 処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  2. 日射量及び日照量の比率と観測時点との関係を示す回帰式を用いて、取得した前記日照量及び観測時点情報に基づき、前記日射量を推定する 請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記観測地点の気温、相対湿度、及び平均風速を更に取得し、 推定した前記日射量と、取得した前記気温、相対湿度、及び平均風速とに基づき、前記観測地点の暑さ指数を推定する 請求項1又は2に記載の情報処理方法。
  4. 推定した前記暑さ指数に応じてアラートを出力する 請求項3に記載の情報処理方法。
  5. 前記観測地点の南中時刻における前記日照量を取得し、 前記観測地点の南中時刻における前記日射量を推定する 請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  6. 観測地点の日照量と、該日照量の観測時点を示す観測時点情報とを取得し、 取得した前記日照量及び観測時点情報に基づき、前記観測地点の日射量を推定する 処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 制御部を備える情報処理装置であって、 前記制御部が、 観測地点の日照量と、該日照量の観測時点を示す観測時点情報とを取得し、 取得した前記日照量及び観測時点情報に基づき、前記観測地点の日射量を推定する 情報処理装置。

Description

本発明は、情報処理方法、プログラム及び情報処理装置に関する。 日射量を推定する技術がある。例えば特許文献1には、気象データの観測値、日射量の観測値、及び晴天時日射量に基づいて、部分的最小二乗法や統計指標(AIC)を用いることにより各値の関係を表す関係式を算出し、気象データの予報値、晴天時日射量、及び関係式に基づいて日射量の予測値を算出する日射量算出装置等が開示されている。 特許第5871635号公報 WBGT推定システムの構成例を示す説明図である。サーバの構成例を示すブロック図である。日射量/日照量と観測時点との関係を示すグラフである。回帰式の導出処理の手順を示すフローチャートである。WBGTの推定処理の手順を示すフローチャートである。 以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。 (実施の形態1) 図1は、WBGT推定システムの構成例を示す説明図である。本実施の形態では、観測地点の日照量と、当該日照量の観測時点とから日射量を推定し、推定した日射量等に基づいて観測地点のWBGT(Wet Bulb Globe Temperature、いわゆる暑さ指数)を推定するWBGT推定システムについて説明する。WBGT推定システムは、情報処理装置1、センサ2を含む。情報処理装置1及びセンサ2は、インターネット等のネットワークNを介して通信接続されている。 情報処理装置1は、種々の情報処理、情報の送受信が可能な情報処理装置であり、例えばサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ等である。本実施の形態では情報処理装置1がサーバコンピュータであるものとし、以下では簡潔のためサーバ1と読み替える。サーバ1は、センサ2で計測される日照量(照度)、及び当該日照量の観測時点(観測日)から日射量を推定する。そしてサーバ1は、推定した日射量に加え、センサ2で計測される気温、相対湿度、及び平均風速に基づいて、観測地点のWBGTを推定する。 センサ2は、日照量等を計測するセンサであり、不図示のゲートウェイを介してサーバ1に通信接続されている。センサ2は、照度計21、温度計22、湿度計23、風速計24を備え、観測地点の照度、気温、相対湿度、平均風速を計測する。なお、センサ2は照度等以外にも気圧、雨量、紫外線強度、加速度、回転速度等も計測可能となっている。 図2は、サーバ1の構成例を示すブロック図である。サーバ1は、制御部11、主記憶部12、通信部13、及び補助記憶部14を備える。 制御部11は、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサであり、補助記憶部14に記憶されたプログラムPを読み出して実行することにより、種々の情報処理を行う。主記憶部12は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の一時記憶領域であり、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータを一時的に記憶する。通信部13は、通信に関する処理を行うための通信モジュールであり、外部と情報の送受信を行う。補助記憶部14は、ハードディスク、大容量メモリ等の不揮発性記憶領域であり、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP(プログラム製品)、その他のデータを記憶している。 なお、サーバ1は複数のコンピュータからなるマルチコンピュータであっても良く、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。 また、本実施の形態においてサーバ1は上記の構成に限られず、例えば操作入力を受け付ける入力部、画像を表示する表示部等を含んでもよい。また、サーバ1は、CD(Compact Disk)-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の可搬型記憶媒体1aを読み取る読取部を備え、可搬型記憶媒体1aからプログラムPを読み取って実行するようにしても良い。 図3は、日射量/日照量と観測時点との関係を示すグラフである。図3に基づき、本実施の形態の概要を説明する。 上述の如く、本システムではセンサ2の各計測値からWBGTを推定する。WBGTは以下の数式(1)で定義される。 WBGT=0.7*Tw+0.2*Tg+0.1Ta …(1) Twは湿球温度、Tgは黒球温度、Taは乾球温度である。しかしながら、湿球温度、黒球温度、乾球温度は世界的に見ても一般的な気象要素ではなく、本システムで使用するセンサ2でも計測できない。 そこで考案されたものが小野モデルであり、より一般的な気象要素である気温、相対湿度、日射量(全天日射量)、及び平均風速によってWBGTを予測する。数式(2)に、小野モデルによるWBGTの計算式を示す。 WBGT=0.735*Ta+0.0374*RH+0.00292*Ta*RH+7.619*SR-4.557*SR2-0.0572*WS-4.064 …(2) Taは気温、RHは相対湿度、SRは日射量、WSは平均風速である。しかしながら、本システムで使用するセンサ2では日照量(地表に到達する太陽光のうち可視光領域のみについて強度を定量化したもの)は計測可能であるものの、日射量(地表に到達する太陽光の全波長領域について強度を定量化したもの)は計測することができない。そこで本実施の形態では、日射量と近しい関係にある日照量から日射量を推定し、その推定した日射量に基づいてWBGTを推定する。 具体的には、サーバ1は、ある観測地点において年間の各観測日(観測時点)に日照量及び日射量を計測した観測データ群に基づき、日射量及び日照量の比率(日射量/日照量)と観測日との関係を示す回帰式を導出する。日射量を推定する場合、サーバ1は当該回帰式を用いて、観測地点の日照量と、当該日照量の観測日とから、観測地点の日射量を推定する。数式(3)に回帰式を示す。 日射量/日照量=k*観測日+l …(3) kは回帰係数、lは回帰切片である。数式(3)に示すように、サーバ1は、目的変数を日射量/日照量とし、説明変数を観測日(観測時点)とする単回帰式を導出する。 日射量をより正確に推定する場合には、観測日だけでなく、観測時刻と、当該時刻における観測地点の気象情報とを知る必要がある。しかしながら、全ての時刻、全ての天候を網羅しようとすると計算式が非常に複雑になり、計算コストが高くなる。そこで本実施の形態では、比較的重要度の高い時刻、天候に絞り、1日単位で日射量/日照量の変化を捉える計算式を導出する。 具体的には、サーバ1は、晴天時の南中時刻に計測された観測データ群を用いて、南中時刻における日射量/日照量を推定する回帰式を導出する。回帰式導出の基礎とする観測データを晴天時かつ南中時刻のデータとする理由は、本システムではWBGTの推定のために日射量を推定するため、熱中症リスクの高い時刻、天候に焦点を当てることが優先されるためである。また、曇天時、又は雨天時における回帰係数は、晴天南中時の回帰係数と近い日が多いためである。 なお、日射量を更に正確に推定する場合には、説明変数に南中高度を加えることが考えられる。しかし、南中高度を特定するためには観測地点の位置情報を知る必要があり、また、観測日に南中高度の情報がある程度含まれることから、本実施の形態では南中高度を説明変数に加えない。 上述の如く、サーバ1は、晴天時の南中時刻に日射量及び日照量を計測した観測データ群から回帰式を導出する。図3に、日射量/日照量の観測データ群(プロット)と、当該観測データ群から導出された回帰式(直線)とを図示している。 図3のグラフでは、1月1日を1日目とし、12月31日を365日目として、横軸に観測日を取っている。本願発明者の調査によれば、日射量/日照量は1日目から180日目にかけて減少傾向となり、180日目から365日目にかけて増加傾向に転じる。図3のグラフはおよそ180日目~280日目を図示しているため、日射量/日照量は増加傾向となっている。 サーバ1は、図3に示す観測データ群から導出した回帰式を用いて、センサ2が設置された観測地点の日射量を推定し、WBGTを推定する。具体的には、サーバ1は、日照量、気温、相対湿度、及び平均風速と、日照量等の観測日(観測時点)を示す観測時点情報とを含む観測データをセンサ2から取得する。サーバ1は、回帰式を用いて観測日から日射量/日照量を算出し、算出した日射量/日照量と、計測された日照量とから日射量を推定する。サーバ1は、推定した日射量と、計測された気温、相対湿度、及び平均風速とに基づき、数式(2)を用いてWBGTを推定する。 サーバ1は、推定したWBGTが閾値以上であるか否かを判定し、WBGTが閾値以上である場合、所定のアラートを不図示の端末に出力する。これにより、サーバ1は熱中症等に警戒すべき旨を警告することができる。 以上より、本実施の形態によれば、観測地点の日射量が計測できない場合に、日照量及び観測時点から日射量を好適に推定し、WBGTを推定することができる。 図4は、回帰式の導出処理の手順を示すフローチャートである。図4に基づき、日射量/日照量と観測時点との関係を示す回帰式を導出する際の処理内容について説明する。 サーバ1の制御部11は、観測地点の日照量及び日射量と、当該日照量及び日射量の観測時点(観測日)を示す観測時点情報とを含む観測データ群を取得する(ステップS11)。制御部11は観測データ群に基づき、観測時点を説明変数とし、日射量/日照量を目的変数とする回帰式を導出する(ステップS12)。具体的には、制御部11は単回帰式を導出する。制御部11は一連の処理を終了する。 図5は、WBGTの推定処理の手順を示すフローチャートである。図5に基づき、観測地点のWBGTを推定する際の処理内容について説明する。 サーバ1の制御部11は、観測地点の日照量、気温、相対湿度、及び平均風速と、日照量等の観測時点を示す観測時点情報とを含む観測データをセンサ2から取得する(ステップS31)。制御部11は、日射量/日照量と観測時点との関係を示す回帰式を用いて、観測データに含まれる日照量及び観測時点に基づき、観測地点の日射量を推定する(ステップS32)。 制御部11は、推定した日射量と、ステップS31で取得した観測データに含まれる気温、相対湿度、及び平均風速とに基づき、観測地点のWBGTを推定する(ステップS33)。制御部11は、WBGTが閾値以上であるか否かを判定する(ステップS34)。WBGTが閾値以上であると判定した場合(S34:YES)、制御部11はアラートを出力する(ステップS35)。ステップS35の処理を実行後、又はステップS34でNOの場合、制御部11は一連の処理を終了する。 なお、上記では日射量推定のアルゴリズムとして回帰分析を用いたが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えばサーバ1は、日照量及び観測時点情報(観測日)を含む観測データを入力した場合に日射量を推定する機械学習モデル(ニューラルネットワーク等)を観測データ群から生成し、センサ2が設置された観測地点における観測データを当該機械学習モデルに入力することで日射量を推定するようにしてもよい。このように、サーバ1は日照量及び観測時点から日射量を推定可能であればよく、その推定アルゴリズムは回帰分析に限定されない。 また、本実施の形態では日照量及び観測時点のみから日射量を推定したが、太陽の南中高度、観測時点における気象情報などを説明変数に加えてもよい。 以上より、本実施の形態によれば、日射量を好適に推定することができる。 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、