JP-2026076744-A - 建具用障子
Abstract
【課題】両端部においても隙間を塞ぐこと。 【解決手段】左右の縦框21,22と、縦框21,22の下端部の間に配設された下框24とを備え、壁体Wに設けられた開口部WOに対して開閉可能となるように配設される建具用障子7であって、下框24には、アタッチメント30が設けられ、アタッチメント30は、下框24に取り付けられるアタッチメント本体31と、アタッチメント本体31から縦框21,22の下端面に対向する位置まで延在した延長部32とを有し、アタッチメント30には、アタッチメント本体31から延長部32にわたる部分にモヘア36が設けられている。 【選択図】図5
Inventors
- 半坂 昌広
- 大熊 文彦
- ▲高▼橋 洋二
- 杉山 浩二
Assignees
- YKK AP株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (9)
- 左右の縦框と、縦框の下端部の間に配設された下框とを備え、壁体に設けられた開口部に対して開閉可能となるように配設される建具用障子であって、 前記下框には、アタッチメントが設けられ、 前記アタッチメントは、前記下框に取り付けられるアタッチメント本体と、前記アタッチメント本体から前記縦框の下端面に対向する位置まで延在した延長部とを有し、 前記アタッチメントには、前記アタッチメント本体から前記延長部にわたる部分に隙間塞ぎ材が設けられていることを特徴とする建具用障子。
- 前記下框には、下方に開口する収容溝が長手に沿って設けられ、 前記アタッチメントは、前記収容溝に前記アタッチメント本体を装着することによって前記下框に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の建具用障子。
- 前記アタッチメントの下面には、下方に開口するアリ溝が設けられ、前記アリ溝に前記隙間塞ぎ材が装着されていることを特徴とする請求項1に記載の建具用障子。
- 前記アタッチメント本体は、前記収容溝を構成する2つの見付け壁部に沿って延在した2つの縦壁部と、前記2つの縦壁部の下縁部から互いに近接する方向に向けて延在し、下面にそれぞれアリ溝が設けられた横壁部とを有し、 前記延長部は、前記横壁部のそれぞれから延在し、前記アリ溝に連続する部分に下方に向けて開口したアリ溝を有することを特徴とする請求項2に記載の建具用障子。
- 前記延長部は、前記横壁部と同一の断面形状を有するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の建具用障子。
- 前記延長部には、互いに対向する位置に開口したブラケット装着溝が設けられ、 前記延長部の相互間には、縁部がそれぞれ前記ブラケット装着溝に装着された支持ブラケットが配設され、 前記支持ブラケットには、前記縦框の外周側となる見込み面に連結される連結片が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の建具用障子。
- 前記アタッチメントは、前記アタッチメント本体を介して前記下框に取り付けられ、 前記アタッチメント本体の前記横壁部には、前記ブラケット装着溝に連続する部分にブラケット装着溝が設けられ、 前記支持ブラケットは、前記延長部のブラケット装着溝から前記横壁部のブラケット装着溝に達する長さを有していることを特徴とする請求項6に記載の建具用障子。
- 前記アタッチメント本体は、前記収容溝を構成する2つの見付け壁部に沿って延在した2つの縦壁部と、前記2つの縦壁部の下端縁部において互いに近接する方向に向けて延在し、下面にそれぞれアリ溝を有した横壁部と、前記縦壁部の上端部間を連結するように設けられた取付壁部とを有し、前記取付壁部を介して前記下框に固定具を設けることによって前記下框に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の建具用障子。
- 前記延長部は、前記縦框に取り付けられた支持ブラケットにより、前記縦框に対する下方への移動が制限されていることを特徴とする請求項1に記載の建具用障子。
Description
本発明は、壁体に設けられた開口部に対して開閉可能となるように配設される建具用障子に関するもので、詳細には下面に隙間塞ぎ材が設けられた建具用障子に関する。 吊り戸等の建具においては、障子の下面にモヘア等の隙間塞ぎ材を設けるようにしたものがある。例えば、この種の建具としては、障子の下面を構成する下框に隙間塞ぎ材を取り付けることにより、障子の下面と床面等との隙間を塞ぐようにしている(例えば、特許文献1参照)。 特開2000-226971号公報 本発明の実施の形態である建具用障子を適用した建具の縦断面図である。図1に示した建具の横断面図である。図1に示した建具用障子の下方部分を見込み方向に沿う鉛直面で破断した縦断面図である。図1に示した建具用障子の縦框の下方部分を示す横断面図である。図1に示した建具用障子の縦框と下框との要部を示す斜視図である。図1に示した建具用障子に適用するアタッチメントの斜視図である。図1に示した建具用障子の下方部分を見込み方向に沿う鉛直面で破断したもので、(a)は分解縦断面図、(b)は縦断面図である。図1に示した建具用障子の下方部分を見付け方向に沿う鉛直面で破断した分解縦断面図である。図1に示した建具用障子の下方部分を見付け方向に沿う鉛直面で破断した縦断面図である。 以下、添付図面を参照しながら本発明に係る建具用障子の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下においては便宜上、見込み方向及び見付け方向という用語を用いる場合がある。見込み方向とは、図中の矢印Aで示すように、建具用障子の板厚に沿った方向である。見込み方向に沿った面については見込み面と称する場合がある。見付け方向とは、下枠等のように水平方向に沿って延在するものの場合、見込み方向に直交した上下に沿う方向である。縦枠等のように上下方向に沿って延在するものの場合には、見込み方向に直交した水平に沿う方向を見付け方向という。見付け方向に沿った面については、見付け面と称する場合がある。 図1、図2は、本発明の実施の形態である建具用障子を適用した建具を示すものである。ここで例示する建具用障子7は、壁体Wの室内側表面に沿って左右にスライドすることにより壁体Wの開口部WOを開閉するものである。図示の例では、2枚の建具用障子7を備えた上吊り式の自動ドアを示している。壁体Wの開口部WOは、長方形状を成すもので、開口上縁部に上枠11が取り付けてあるとともに、左右の両開口側縁部にそれぞれ縦枠12が取り付けてある。上枠11及び縦枠12は、見込み方向に沿った寸法が壁体Wよりも大きく構成してあり、それぞれ壁体Wの室内側表面から室内に向けて突出する状態で壁体Wに取り付けてある。 上枠11には、室内に臨む見付け面にハンガーユニット1が取り付けてある。ハンガーユニット1は、建具用障子7を吊下げた状態で壁面に沿って移動可能に支持するとともに、建具用障子7を開閉するための駆動機構を備えたものである。すなわち、ハンガーユニット1は、上枠11の長手に沿って延在する上方レール2と、戸車3を介して建具用障子7を上方レール2に沿って移動可能に支持させるドアハンガー4と、電動モータ等の駆動源5とを備え、駆動源5の駆動力をドアハンガー4に伝達することにより上方レール2に沿って建具用障子7をスライドさせるように機能する。このハンガーユニット1は、上枠11に取り付けたユニットカバー6の内部に収容してある。上枠11に対向する床面Fには、ガイドレール13が埋設してある。ガイドレール13は、見込み方向のほぼ中央となる部分にガイド溝13aを有したもので、2枚の建具用障子7の移動範囲に対応する長さに構成してある。 左右の建具用障子7は、それぞれ長方形状を成すガラス板等のパネル20の四周に左右の縦框21,22、上框23、下框24を配設することによって構成したもので、左右で互いに対称形状となっている。縦框21,22、上框23、下框24は、アルミニウム合金等の金属によって成形した押し出し形材であり、それぞれが長手に沿った全長にわたってほぼ一様な断面形状を有するように構成してある。建具用障子7の上下に沿った寸法は、ドアハンガー4を介して上方レール2に吊下げた場合に、下框24とガイドレール13の上面13bとの間に所定の隙間が確保できるように設定してある。 縦框21,22は、断面がほぼ長方形の筒状を成すものである。下框24は、断面がほぼ長方形の筒状を成す框本体24aと、框本体24aの両側縁部からそれぞれ下方に向けて延在した溝形成壁部(見付け壁部)24bとを有したもので、溝形成壁部24bの相互間に下方に開口した収容溝24cを有している。この下框24は、図4、図5に示すように、両端部がいずれも縦框21,22の内周側となる見込み面に当接した状態で縦框21,22に連結してある。 図2からも明らかなように、ドアハンガー4を介して吊下げた2枚の建具用障子7は、それぞれを閉じ位置に配置した場合に戸先側となる縦框21が互いにシール材21aを介して当接し、かつ戸尻側となる縦框22が見込み方向において縦枠12に重複した位置に配置された状態となる。縦枠12において室内に臨む見付け面には、それぞれ枠側モヘアユニット15が配設してある。枠側モヘアユニット15は、ベースプレート15aの表面から多数の弾性を有した繊維15bが突出するように構成したものである。この枠側モヘアユニット15は、繊維15bが室内に向けて突出する状態でベースプレート15aを介して縦枠12に取り付けてあり、閉じ位置に配置された建具用障子7の縦框21,22に対して上下に沿った全長にわたって当接することが可能である。 図3~図9に示すように、下框24の収容溝24cには、アタッチメント30が配設してある。アタッチメント30は、アタッチメント本体31と、アタッチメント本体31の両端部からそれぞれ延在した延長部32とを有したもので、例えばアルミニウム合金等の金属によって一体に成形してある。アタッチメント本体31は、収容溝24cを構成する2つの溝形成壁部24bに沿って延在した2つの縦壁部31aと、2つの縦壁部31aの下端縁部から互いに近接する方向に向けて延在した横壁部31bと、縦壁部31aの上端部間を連結するように設けられた取付壁部31cとを有したもので、下框24の収容溝24cに嵌合することが可能である。アタッチメント30は、アタッチメント本体31の取付壁部31cを框本体24aの下面に当接させ、かつ縦壁部31aを溝形成壁部24bの内壁面に当接させた状態で取付壁部31cを介して框本体24aにネジ部材(固定具)33を螺合することにより、アタッチメント本体31を介して下框24に取り付けてある。横壁部31bの相互間には、下框24よりも下方に突出してガイドレール13のガイド溝13aに係合される不図示の機能部品、例えば、フランス落とし、デッドボルト、ガイド突出部を挿通することができる寸法の隙間が確保してある。またアタッチメント本体31において上述の機能部品に対応する部分には、これらの機能部品が通過可能となるように縦壁部31aから取付壁部31cの一部にわたって切欠31dが設けてある。延長部32は、横壁部31bと同一の断面形状を有した長尺の部材であり、アタッチメント本体31に設けたそれぞれの横壁部31bの端部から延在するように設けてある。アタッチメント30において一方の延長部32の端部から他方の延長部32の端部までの寸法は、建具用障子7の左右に沿った寸法、つまり下框24の長手に沿った寸法と、2つの縦框21,22の左右に沿った見付け寸法との合計寸法とほぼ等しい。アタッチメント本体31を介して下框24に取り付けたアタッチメント30は、延長部32が縦框21の下端面及び縦框22の下端面に対向する部分に配置された状態となる。アタッチメント本体31の横壁部31b及びこれに連続する延長部32には、それぞれアリ溝34及びブラケット装着溝35が設けてある。 アリ溝34は、横壁部31b及び延長部32の下面に設けたもので、溝内部の幅に対して下面の開口幅が狭くなるように構成してある。アリ溝34の両端部は、それぞれ延長部32の端面に開口している。このアリ溝34には、モヘア(隙間塞ぎ材)36が装着してある。モヘア36は、薄板状を成すベース36aの表面に多数の弾性を有した繊維36bを設けたもので、ベース36aをアリ溝34の溝内部に配設し、かつ開口から下方に向けて繊維36bが突出する状態で横壁部31b及び延長部32の全長にわたる部分に設けてある。下框24の下面からモヘア36の先端までの寸法は、上述した建具用障子7とガイドレール13の上面13bとの間に確保した隙間以上となるように設定してある。 ブラケット装着溝35は、横壁部31b及び延長部32において互いに対向する部分に形成した凹所であり、アタッチメント30の長手に沿った全長にわたる部分に形成してある。ブラケット装着溝35の両端部は、それぞれ延長部32の端面に開口している。このブラケット装着溝35には、支持ブラケット37が装着してある。支持ブラケット37は、水平方向に沿って延在する長方形状の基板部37aと、基板部37aの一端部から上方に向けて屈曲した連結片37bとを有したもので、アルミニウム合金等の金属によって一体に成形してある。基板部37aは、短手に沿った寸法がブラケット装着溝35の相互間隔よりもわずかに大きく、かつ長手に沿った寸法が縦框21,22の左右に沿った見付け寸法よりも大きく構成してある。この支持ブラケット37は、基板部37aの両側縁部をそれぞれ延長部32のブラケット装着溝35に挿入し、かつ連結片37bを縦框21,22の外周側となる見込み面に当接させ、さらに連結片37bを介して縦框21,2にネジ部材38を螺合することにより、縦框21,22に取り付けてある。上述したように、基板部37aの長手に沿った寸法は、縦框21,22の左右に沿った見付け寸法よりも大きく設定してある。従って、連結片37bを縦框21,22の外周側となる見込み面に当接させた場合、基板部37aの挿入先端部は、アタッチメント本体31の横壁部31bに設けたブラケット装着溝35に到達した状態となる。これにより、支持ブラケット37は、連結片37bを介して縦框21,22に取り付けられるとともに、基板部37aの先端部及びアタッチメント本体31を介して下框24に支持された状態となる。 上記のように構成した建具用障子7によれば、ガイドレール13の上面13bに対して隙間が確保してあるため、ガイドレール13に直接接触することがなく、左右方向に移動する際の動作がスムーズとなる。しかも、下框24の下面及び左右の縦框21,22の下面にそれぞれモヘア36が設けてあり、繊維36bの先端部がガイドレール13の上面13bに当接した状態となるため、砂や埃等の室外の異物が室内に進入するおそれがない。しかも、アタッチメント本体31から突出した状態となる延長部32は、支持ブラケット37によって縦框21,22の下面から離隔する方向の移動が制限されているため、ガイドレール13の上面13bに対してモヘア36の当接状態が不均一となる事態を防止することができる。 なお、上述した実施の形態では、上吊り式の自動ドアを例示しているが、開きドアや開き窓等、その他の建具の障子としても適用することが可能である。また、下框24に収容溝24cを設け、この収容溝24cにアタッチメント本体31を嵌合させるようにしているが、必ずしも下框24に収容溝24cを設ける必要はない。この場合、アタッチメント30のアタッチメント本体31としては、縦壁部31aを有したものである必要はなく、単に平板状を成していても良い。さらに、アタッチメント30の延長部32として互いの間に隙間を確保するように室外側の縁部と室内側の縁部とに設けているが、縦框21,22の下面に対向する位置まで延在すればこれに限定