Search

JP-2026076753-A - プラズマ処理装置

JP2026076753AJP 2026076753 AJP2026076753 AJP 2026076753AJP-2026076753-A

Abstract

【課題】複数のアンテナ部のそれぞれの負荷インピーダンスが近い状態で整合する。 【解決手段】プラズマ処理装置は、誘電体天板を有するプラズマ処理チャンバと、誘電体天板に電磁波を導入する複数のアンテナ部とを備える。複数のアンテナ部のそれぞれは、複数のアンテナ部のそれぞれに割り当てられた周波数の電磁波の電力を供給する電源部と、電源部に対応して位置し、電磁波の電力を放射する放射部と、電源部と放射部との間に位置し、複数のアンテナ部のそれぞれに割り当てられた周波数の電磁波に対して整合動作を行う整合部とを有する。隣接するアンテナ部には、互いに異なる周波数の電磁波の電力が供給される。 【選択図】図1

Inventors

  • 早川 太朗
  • 芦田 光利

Assignees

  • 東京エレクトロン株式会社

Dates

Publication Date
20260512
Application Date
20241024

Claims (8)

  1. 誘電体天板を有するプラズマ処理チャンバと、 前記誘電体天板に電磁波を導入する複数のアンテナ部と、を備え、 複数の前記アンテナ部のそれぞれは、 複数の前記アンテナ部のそれぞれに割り当てられた周波数の前記電磁波の電力を供給する電源部と、 前記電源部に対応して位置し、前記電磁波の電力を放射する放射部と、 前記電源部と前記放射部との間に位置し、それぞれの前記アンテナ部に割り当てられた周波数の前記電磁波に対して整合動作を行う整合部と、を有し、 隣接する前記アンテナ部には、互いに異なる周波数の前記電磁波の電力が供給される、プラズマ処理装置。
  2. 前記電源部と前記放射部とは、1対1に対応して設けられる、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記整合部は、 前記電磁波の入射波と反射波とを検出する検出部を有し、 自己の前記アンテナ部に割り当てられた周波数の前記電磁波の入射波に対して前記検出部が検出した前記反射波が最小になるように整合動作を行う、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記電源部は、 複数の前記アンテナ部のうちのいずれかに供給する前記電磁波の電力の周波数を中心周波数として、前記中心周波数の95%から105%までの範囲内の周波数の電磁波の電力を自己の前記アンテナ部に供給する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記中心周波数は、 複数の前記アンテナ部のそれぞれに割り当てられた周波数の平均値である、請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記整合部は、同軸導波管内に移動可能なスラグを備え、 自己の前記アンテナ部に割り当てられた周波数の前記電磁波に対して前記スラグを移動させることにより整合動作を行う整合制御部を有する、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記整合部は、 前記電磁波の入射波と反射波とを検出する検出部を有し、 前記整合制御部は、 前記検出部が検出した前記反射波の反射係数の値を、以下の式1が示す時間tより長い時間で平均化し、平均化した前記反射係数の値に基づき前記スラグの移動量を制御する、請求項6に記載のプラズマ処理装置。 t=1/(f max -f min )・・・式1
  8. 複数の前記アンテナ部のうち、最も隣接する2つ以上の前記アンテナ部同士に互いに異なる周波数の前記電磁波の電力が供給され、 最も隣接する2つ以上の前記アンテナ部間の距離よりも離れた位置で隣接する2つ以上の前記アンテナ部同士に互いに異なる周波数または同一の周波数の前記電磁波の電力が供給される、請求項1に記載のプラズマ処理装置。

Description

本開示は、プラズマ処理装置に関する。 たとえば、特許文献1は、複数のマイクロ波を共通する一つのマイクロ波透過部材を介して処理容器内に導入するプラズマ処理装置において、マイクロ波透過部材の内部におけるマイクロ波の干渉を効果的に抑制するプラズマ処理装置を開示する。 特開2017-168186号公報 図1は、実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を示す模式的な断面図である。図2は、制御部の構成の一例を示す図である。図3は、複数のアンテナ部の構成の一例を示す図である。図4は、整合部および放射部の構成の一例を示す図である。図5は、複数の整合部による整合状態を説明するための図である。図6は、複数のアンテナ部として、7つのアンテナ部に1周波または3周波の周波数のマイクロ波を供給したときの実験結果の一例を示す図である。図7は、複数のアンテナ部として、7つのアンテナ部に1周波または3周波の周波数のマイクロ波を供給したときの実験結果の一例を示す図である。図8は、図6および図7の実験に使用した7つのアンテナ部の配置の一例を示す図である。図9は、マイクロ波電力の減衰パターンを示す図である。図10は、マイクロ波の電界のz方向の減衰定数の変化量を示す図である。図11は、反射係数に関する平均化時間を説明するための図である。図12は、複数のアンテナ部に割り当てるマイクロ波電力の周波数の一例を示す図である。図13は、複数のアンテナ部に割り当てるマイクロ波電力の周波数の一例を示す図である。 以下に、開示されるプラズマ処理装置の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示によるプラズマ処理装置が限定されるものではなく、以下の実施形態は、本開示の各構成や各処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下で参照する各図は、説明の便宜上の模式的なものである。したがって、細部は省略されることがあり、また、寸法比率は必ずしも現実のものとは一致していない。 本開示の実施形態に係るプラズマ処理装置について、図1~図4を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るプラズマ処理装置1の一例を示す模式的な断面図である。図2は、制御部8の構成の一例を示す図である。図3は、複数のアンテナ部5の構成の一例を示す図である。図4は、整合部63Bおよび放射部72の構成の一例を示す図である。 図1に示すプラズマ処理装置1は、プラズマ処理チャンバ2と、ガス供給機構3と、排気装置4と、複数のアンテナ部5と、制御部8とを有する。プラズマ処理装置1は、半導体ウェハ、ガラス基板等の基板Wをプラズマ処理する。プラズマ処理装置1は、プラズマにより基板Wに成膜、エッチング等の処理(プラズマ処理)を施す装置であってよい。 プラズマ処理チャンバ2は、上部が開口した例えば略円筒形状をなしている。プラズマ処理チャンバ2は、例えばアルミニウムおよびその合金等の金属材料によって形成されている。プラズマ処理チャンバ2は、天壁6と、底部13と、天壁6と底部13とを連結する側壁部12とを有している。天壁6は、金属部材で覆われた1枚の誘電体天板11から形成されている。ただし、天壁6は、複数のアンテナ部5のそれぞれに対応して位置する複数枚の誘電体天板11から形成されてもよい。誘電体天板11は、プラズマ処理チャンバ2の上部開口を閉塞する。誘電体天板11は、複数の凹部を有しており、マイクロ波導入部6A、6Bを構成する。 側壁部12は、プラズマ処理チャンバ2に隣接する図示しない搬送室との間で基板Wの搬入出を行うための搬入出口12aを有する。プラズマ処理チャンバ2と図示しない搬送室との間には、ゲートバルブGが配置されている。ゲートバルブGは、搬入出口12aを開閉する機能を有する。底部13は、複数(図1では2つ)の排気口13aを有する。排気管14は、排気口13aと排気装置4とを接続する。排気装置4は、APCバルブと高速真空ポンプとを有してもよい。排気装置4は、プラズマ処理チャンバ2内を所望の圧力に制御する。 プラズマ処理チャンバ2の内部には載置台21が配置されている。載置台21は、基板Wを載置する載置面21aを有する。載置台21は、支持部材22により絶縁部材23を介して底部13上に支持されている。載置台21には、整合器24を介して高周波バイアス電源25が接続されている。高周波バイアス電源25は、基板Wにイオンを引き込むための高周波電力を供給する。整合器24は、入力側と出力側のインピーダンスとを整合させるように機能する。 ガス供給機構3は、ガス供給源31と、ガス導入部15と、ガス供給源31とガス導入部15とを接続する配管32とを有している。ガス導入部15は、天壁6を貫通する。ガス導入部15は、円筒形状をなす複数のノズル16を有する。複数のノズル16は、その下面に形成されたガス孔16aを有する。ガス供給源31は、例えば、プラズマ生成用のガスや、成膜処理、エッチング処理などに使用される処理ガスを供給する。 制御部8は、プラズマ処理装置1の各構成部を制御する。制御部8は、プラズマ処理装置1に実行させるコンピュータが実行可能な命令を処理する。制御部8は、種々の工程を実行するようにプラズマ処理装置1の各要素を制御するように構成され得る。一実施形態において、制御部8の一部又は全てがプラズマ処理装置1に含まれてもよい。図2に例示するように、制御部8は、処理部81と記憶部82と通信インターフェース83とを含んでよい。 処理部81は、記憶部82からプログラムを読み出し、読み出されたプログラムを実行することにより種々の制御動作を行うように構成され得る。このプログラムは、予め記憶部82に格納されていてもよく、必要なときに、媒体を介して取得されてもよい。取得されたプログラムは、記憶部82に格納され、処理部81によって記憶部82から読み出されて実行される。媒体は、コンピュータに読み取り可能な種々の記憶媒体であってもよく、通信インターフェース83に接続されている通信回線であってもよい。処理部81は、プラズマ処理装置1において、例えば温度、圧力、ガス流量、バイアス印加用の高周波電力、マイクロ波出力等のプロセス条件に関係する各構成部を統括制御する。各構成部は、例えば、高周波バイアス電源25、ガス供給源31、排気装置4、複数のアンテナ部5等である。処理部81は、CPU(Central Processing Unit)であってもよい。記憶部82は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はこれらの組み合わせを含んでもよい。通信インターフェース83は、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介してプラズマ処理装置1との間で通信を行う。 <複数のアンテナ部> 図1に戻り、複数のアンテナ部5は、誘電体天板11上に設けられ、プラズマ処理チャンバ2内にマイクロ波を導入してプラズマを生成するプラズマ生成手段として機能する。図3の例では、複数のアンテナ部5は、5つ(図1では中央に1つ、外周に2つのみ図示)であるが、これに限られず、2以上であってよい。 複数のアンテナ部5のそれぞれは、マイクロ波を生成して出力するマイクロ波出力部50と、マイクロ波出力部50から出力されたマイクロ波をプラズマ処理チャンバ2に伝送するマイクロ波伝送部60とを有する。これにより、複数のアンテナ部5は、誘電体天板11にマイクロ波を導入する。マイクロ波は、誘電体天板11を通過し、プラズマ処理チャンバ2内を表面波となって伝搬する。複数のアンテナ部5下では、複数のアンテナ部5にそれぞれ供給されたマイクロ波電力により処理ガスからプラズマが励起される。マイクロ波は電磁波の一例である。 図3に示すように、マイクロ波出力部50は、電源部51を有する。電源部51は、電源部51A、電源部51Ba~電源部51Bdを含む。電源部51は、マイクロ波発振器51aを有する。なお、電源部51Ba~電源部51Bdでは、マイクロ波発振器51aの図示を省略している。なお、電源部51は、図示しないアンプを有してもよい。 マイクロ波伝送部60は、マイクロ波を主に増幅して出力するアンプ部62と、アンプ部62から出力されたマイクロ波のインピーダンスを調整する整合部63A、63Ba~63Bdと、放射部72とを有する。放射部72は、放射部72A、72Ba~72Bdを有する。アンテナ部5毎に電源部51とマイクロ波伝送部60とが対応して位置している。 各アンテナ部5に割り当てるマイクロ波電力の周波数は、プラズマ処理条件を設定したパラメータの一つとして、たとえば記憶部82に予め記憶されている。制御部8は、隣接するアンテナ部5には互いに異なる周波数のマイクロ波電力が供給されるように各アンテナ部5に割り当てられたマイクロ波電力の周波数に基づき、電源部51を制御する。電源部51のマイクロ波発振器51aは、パラメータ条件を満たす周波数(例えば、860MHz等)でマイクロ波を発振(例えば、PLL発振)させる。かかる制御により、電源部51は、自己のアンテナ部5に割り当てられた周波数のマイクロ波電力をマイクロ波伝送部60に出力する。 マイクロ波伝送部60は、電源部51から出力されたマイクロ波を伝送する。これにより、マイクロ波伝送部60は、5つのアンテナ部5のそれぞれに割り当てられた周波数のマイクロ波電力を放射部72A、72Ba~72Bdから放射する。放射部72A、72Ba~72Bdは、マイクロ波遅波材としても機能する。 アンプ部62の構成は全て同一である。複数の整合部63A、63Ba~63Bdは、それぞれに接続されたアンプ部62と放射部72A、72Ba~72Bdとの間に位置する。アンプ部62は、マイクロ波の位相を変化させる位相調節部としての位相器62Aと、メインアンプ62Cに入力されるマイクロ波の電力レベルを調整する可変ゲインアンプ62Bとを含む。さらに、アンプ部62は、ソリッドステートアンプとして構成されたメインアンプ62Cと、マイクロ波導入部6A又は6Bのスロットアンテナ部で反射されてメインアンプ62Cに向かう反射マイクロ波を分離するアイソレータ62Dとを含む。 図1および図3に示すように、整合部63A、63Ba~63Bdと放射部72A、72Ba~72Bdとは、誘電体天板11上にて1対1に対応して設けられる。誘電体天板11の中央には、整合部63Aと、放射部72Aとが設けられている。誘電体天板11の外周には、4つの整合部63Ba~63Bd(図1では2つのみ図示)と、4つの放射部72Ba~72Bdとが設けられている。以下では、外周に配置された整合部63Ba~63Bdを総称して整合部63Bとも表記する。また、以下では、外周に配置された放射部72Ba~72Bdを総称して放射部72Bとも表記する。4つの整合部63Bは、整合部63Aを囲むように、周方向に90度の角度をあけて均等に配置されている(図12(a)参照)。図4では、代表的に、誘電体天板11の外周に位置する一つの整合部63Bの構成を示しているが、誘電体天板11の中央に位置する整合部63Aも同様の構成である。以下では整合部63Bの構成のみ説明する。 図4に示すように、整合部63Bは、インピーダンスを整合させるスラグチューナ64と、上下方向に延びる円筒状の形状を有する本体容器65と、本体容器65内において本体容器65が延びる方向と同じ方向に延びる内側導体66とを有する。本体容器65および内側導体66は、同軸導波管を構成する。本体容器65は、この同軸導波管の外側導体を構成する。内側導体66は、棒状または筒状の形状を有する。本体容器65の内周面と内側導体66の外周面との間の空間は、マイ