JP-2026076757-A - 光配線部品
Abstract
【課題】屈折率整合部が剥がれにくい光配線部品を提供すること。 【解決手段】本発明の光配線部品は、外表面に開口する第1凹部および前記第1凹部の底面に開口する孔部が形成されている光コネクターと、第1入出射面を含む第1端面が前記第1凹部内に突き出るように、前記孔部に挿入されている光導波路と、前記孔部と前記光導波路とを接着する接着層と、前記光コネクターの外表面から突出する第1凸曲面を有し、前記光導波路の前記第1端面を覆うとともに、前記第1凹部内に収容されている第1屈折率整合部と、を備えることを特徴とする。 【選択図】図1
Inventors
- 寺田 信介
Assignees
- 住友ベークライト株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (13)
- 外表面に開口する第1凹部および前記第1凹部の底面に開口する孔部が形成されている光コネクターと、 第1入出射面を含む第1端面が前記第1凹部内に突き出るように、前記孔部に挿入されている光導波路と、 前記孔部と前記光導波路とを接着する接着層と、 前記光コネクターの外表面から突出する第1凸曲面を有し、前記第1凹部内に収容されているとともに、前記光導波路の前記第1端面を覆う第1屈折率整合部と、 を備えることを特徴とする光配線部品。
- 前記光コネクターの外表面に開口している第2凹部が形成され、 前記孔部は、前記第1凹部の底面および前記第2凹部の底面の双方に開口し、 前記第1端面が前記第1凹部内に突き出るとともに、前記第1入出射面とは反対の第2入出射面を含む第2端面が前記第2凹部内に突き出るように、前記光導波路が前記孔部に挿入され、 前記光コネクターの外表面から突出する第2凸曲面を有し、前記第2凹部内に収容されているとともに、前記光導波路の前記第2端面を覆う第2屈折率整合部を備える請求項1に記載の光配線部品。
- 前記第1凹部が開口している前記光コネクターの前記外表面から突出する第1ガイドピンと、 前記第2凹部が開口している前記光コネクターの前記外表面から突出する第2ガイドピンと、 を備える請求項2に記載の光配線部品。
- 前記光コネクターには、前記第1凹部が開口している前記外表面に開口する第1ピン孔、および、前記第2凹部が開口している前記外表面に開口する第2ピン孔が形成され、 前記第1ガイドピンの一部が、前記第1ピン孔に圧入され、 前記第2ガイドピンの一部が、前記第2ピン孔に圧入されている請求項3に記載の光配線部品。
- 前記第1ピン孔および前記第2ピン孔は、互いに連結している請求項4に記載の光配線部品。
- 前記第1ガイドピンおよび前記第2ガイドピンは、互いに接続されている請求項5に記載の光配線部品。
- 前記光コネクターには、2つの前記第1ピン孔、および、2つの前記第2ピン孔が形成され、 2本の前記第1ガイドピン、および、2本の前記第2ガイドピンを備える請求項4ないし6のいずれか1項に記載の光配線部品。
- 前記光導波路が、互いに表裏の関係にある第1主面および第2主面を有し、 前記光コネクターが、前記第1主面と対向する第1支持面を持つ第1部品、および、前記第2主面と対向する第2支持面を持つ第2部品、を有し、 前記第1支持面および前記第2支持面が前記孔部の内壁面の一部を構成している請求項1または2に記載の光配線部品。
- 前記光導波路が収容される第1溝および前記第1溝より幅が広く前記第2部品が収容される第2溝が前記第1部品に形成されている請求項8に記載の光配線部品。
- 互いに重ねられた前記光導波路および前記第2部品が収容される溝が前記第1部品に形成されている請求項8に記載の光配線部品。
- 前記第1凹部の深さが、前記第1端面が前記第1凹部内に突き出ている長さより深い請求項1または2に記載の光配線部品。
- 前記接着層の一部が、前記孔部からはみ出している請求項1または2に記載の光配線部品。
- 前記光導波路の前記第1端面の法線上から見たとき、前記第1凹部の前記底面が、前記第1端面を挟んでいる請求項1または2に記載の光配線部品。
Description
本発明は、光配線部品に関するものである。 特許文献1には、光コネクターの外面に弾性体が取り付けられてなる弾性体付き光コネクターと、その内部を貫通する貫通部に載置されている光導波路と、を有する光配線部品が開示されている。弾性体付き光コネクターでは、透光性および弾性を有する弾性体が、光導波路の端面および光コネクターの外面を覆うように配置されている。また、弾性体の屈折率は、光導波路のコア部の屈折率と光ファイバーのコアの屈折率との間に設定されることが開示されている。 このような光配線部品によれば、他の光学部品との間で安定した光結合効率を実現することができる。 特開2018-087972号公報 実施形態に係る光配線部品の概略構成を示す斜視図である。図1に示す光配線部品の断面図である。図1に示す光配線部品の断面図である。図2に示す光配線部品をY軸マイナス側からY軸プラス側に向かって見た正面図である。図4の光配線部品の変形例を示す正面図である。図1の光導波路の一部を拡大して示す斜視図である。図1に示す光配線部品を製造する方法を説明するための工程図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。図7に示す光配線部品を製造する方法を説明するための模式図である。 以下、本発明に係る光配線部品について添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。 1.光配線部品 実施形態に係る光配線部品について説明する。 図1は、実施形態に係る光配線部品1の概略構成を示す斜視図である。図2および図3は、図1に示す光配線部品1の断面図である。 なお、本願の各図では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸およびZ軸を設定しており、各軸を矢印で示している。また、矢印の基端側を各軸のマイナス側といい、先端側を各軸のプラス側という。さらに、各図では、図示の便宜上、各部の寸法比を実際とは異ならせている。また、図2および図3では、図1に示す構成の一部の図示を省略している。 1.1.概略構成 図1ないし図3に示す光配線部品1は、光コネクター2と、光導波路3と、接着層6と、第1屈折率整合部41および第2屈折率整合部42と、ガイドピン51(第1ガイドピン)およびガイドピン52(第1ガイドピン)ならびにガイドピン53(第2ガイドピン)およびガイドピン54(第2ガイドピン)と、を備える。 このような光配線部品1は、例えば、光ファイバーのような図示しない他の光学部品同士の間に介挿され、これらを光学的に接続する機能を有する。光導波路3は、他の光学部品同士で光を中継する機能を有する。また、第1屈折率整合部41および第2屈折率整合部42は、光導波路3と他の光学部品との間に介在し、結合損失の低減に寄与する。さらに、ガイドピン51~54は、光コネクター2と他の光学部品とを位置合わせするとともに機械的に結合する機能を有する。 図2および図3に示す光コネクター2には、外表面に開口する第1凹部23および第2凹部24と、第1凹部23の底面231および第2凹部24の底面241にそれぞれ開口する孔部25と、が形成されている。 光導波路3は、孔部25に挿入されている。そして、光導波路3の第1入出射面311を含む第1端面31は、第1凹部23内に突き出ている。同様に、光導波路3の第2入出射面321を含む第2端面32は、第2凹部24内に突き出ている。そして、接着層6が、孔部25と光導波路3とを接着している。 第1屈折率整合部41は、光コネクター2の外表面から突出する第1凸曲面411を有する。また、第1屈折率整合部41は、光導波路3の第1端面31を覆うとともに、第1凹部23内に収容されている。第1屈折率整合部41は、光導波路3の第1入出射面311と他の光学部品との間に介在し、両者の屈折率差を調整する機能を有する。このような機能により、光導波路3と他の光学部品との結合損失を低減できる。 第2屈折率整合部42は、光コネクター2の外表面から突出する第2凸曲面421を有する。また、第2屈折率整合部42は、光導波路3の第2端面32を覆うとともに、第2凹部24内に収容されている。第2屈折率整合部42は、光導波路3の第2入出射面321と他の光学部品との間に介在し、両者の屈折率差を調整する機能を有する。このような機能により、光導波路3と他の光学部品との結合損失を低減できる。 上記のような構成を有する光配線部品1では、第1屈折率整合部41が第1凹部23内に収容され、第2屈折率整合部42が第2凹部24内に収容されていることから、第1屈折率整合部41の外縁および第2屈折率整合部42の外縁がそれぞれ露出することを抑制できる。これにより、第1屈折率整合部41および第2屈折率整合部42が剥がれにくくなり、信頼性の高い光配線部品1を実現できる。 なお、第2端面32および第2凹部24については上記の構成に限定されない。例えば、光コネクター2において第2凹部24が省略されていてもよいし、第2端面32が突き出ていなくてもよいし、第2端面32に代えて光路を変換するミラーが採用されていてもよい。 また、本実施形態では、第2屈折率整合部42が設けられているが、第2屈折率整合部42が省略されていてもよいし、第2屈折率整合部42が第2凸曲面421以外の形状を有していてもよい。 1.2.光コネクター 図1に示す光コネクター2は、本体21(第1部品)および蓋体22(第2部品)を有する。また、光導波路3は、図3に示すように、互いに表裏の関係にある第1主面301および第2主面302を有する。本体21は、図3に示すように、第1主面301と対向する第1支持面211を持つ。蓋体22は、図3に示すように、第2主面302と対向する第2支持面221を持つ。これらの第1支持面211および第2支持面221は、孔部25の内壁面の一部を構成している。このような構成によれば、2つの部品で光導波路3を挟むことによって、孔部25を容易に形成できるとともに、光導波路3を光コネクター2に対して固定できる。これにより、光コネクター2に対する光導波路3の固定作業を容易に行うことができる。 なお、本実施形態では、光コネクター2が2つの部品で構成されているが、光コネクター2は1つの部品で構成されていてもよいし、3つ以上の部品で構成されていてもよい。 光コネクター2の形状は、特に限定されず、図1に示すようなY軸方向を長さ方向とし、X軸方向を幅方向とし、Z軸方向を厚さ方向とする直方体に準じた形状であってもよいし、それ以外の形状であってもよい。また、光コネクター2は、各種コネクター規格(フェルール規格)に準拠した部位を含んでいてもよい。かかるコネクター規格としては、例えば、PMTコネクター、小型(Mini)MTコネクター、JIS C 5981に規定されたMTコネクター、16MTコネクター、2次元配列型MTコネクター等が挙げられる。 光コネクター2の構成材料としては、例えば、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、オレフィン系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂のような各種樹脂材料、ステンレス鋼、アルミニウム合金のような各種金属材料等が挙げられる。また、光コネクター2の構成材料には、ガラス製フィラー、セラミックス製フィラー等の無機フィラーが含まれていてもよい。 光コネクター2の長さは、好ましくは3~100mmであり、より好ましくは5~30mmであり、さらに好ましくは7~15mmである。光コネクター2の幅は、好ましくは2~70mmであり、より好ましくは3~20mmであり、さらに好ましくは4~10mmである。光コネクター2の厚さは、幅よりも薄いことが好ましい。 図2および図3に示すように、光コネクター2の外表面のうち、Y軸マイナス側を向く面には、第1凹部23が開口している。第1凹部23には、第1屈折率整合部41が収容されている。つまり、第1凹部23は、第1屈折率整合部41を収容することで、第1屈折率整合部41の外縁が露出することを抑制している。これにより、第1屈折率整合部41の外縁が剥がれることを抑制できる。また、第1凹部23の内面と第1屈折率整合部41との接触面積は、平坦な面に第1屈折率整合部41を配置する場合に比べて広くなるので、第1屈折率整合部41の接着強度を高められる。これらの作用により、第1屈折率整合部41の脱落を効果的に抑制できる。 なお、第1屈折率整合部41が第1凹部23内に収容されていない場合、第1屈折率整合部41の外縁が露出する。このように露出した外縁は剥がれやすい傾向がある。そして、外縁が一旦剥がれると、それが全体に進展し、第1屈折率整合部41の脱落につながりやすい。 また、第1凹部23の底面231には、孔部25の一端が開口している。孔部25には光導波路3が挿入され、第1端面31が第1凹部23内に突き出ている。これにより、第1端面31とその近傍の側面を第1屈折率整合部41で覆うことができる。このような構成によれば、第1端面31を外圧や汚染等から保護することができるとともに、第1端面31と第1屈折率整合部41とが接触した状態を確実に形成できる。 さらに、第1端面31が第1凹部23内に突き出ていることで、第1端面31を包み込むように第1屈折率整合部41を配置できる。これにより、光導波路3と第1屈折率整合部41との接触面積を広く確保できるので、両者の密着性を高められる。その結果、第1屈折率整合部41の剥離に伴う結合損失の増大を抑制できる。 また、光導波路3の第1端面31は、図2および図3に示すように、第1凹部23内に留まる程度に突き出ていることが好ましい。つまり、第1凹部23の深さd1は、第1端面31が底面231から突き出ている長さL1より深いことが好ましい。これにより、第1屈折率整合部41で第1端面31をより確実に保護できる。つまり、外圧が加わっても、第1端面31近傍が変形する確率を低く抑えられる。 深さd1は、好ましくは10μm以上1000μm以下であり、より好ましくは20μm以上500μmであり、さらに好ましくは30μm以上100μm以下である。これにより、第1屈折率整合部41の外縁の露出を抑制しつつ、第1屈折率整合部41の体積が必要以上に大きくなるのを抑制できる。なお、深さd1が前記下限値を下回ると、第1屈折率整合部41が薄くなりすぎるので、第1屈折率整合部41が剥離しやすくなったり、第1屈折率整合部41が圧縮された場合の変形量が小さくなったりするおそれがある。一方、深さd1が前記上限値を上回ると、第1屈折率整合部41が厚くなりすぎるので、第1端面31の突出長さL1を長くする必要がある。その場合、光導波路3の第1端面31近傍が変形するおそれがある。 長さL1は、好ましくは深さd1の2%以上100%以下であり、より好ましくは5%以上80%以下であり、さらに好ましくは20%以上60%以下である。これにより、第1凹部23の深さd1に対して第1端面31の突出長さL1を最適化できる。また、長さL1は、好ましくは5μm以上80μm以下であり、より好ましくは10μm以上50μm以下である。これにより、第1端面31の突出長さL1を特に最適化できる。 なお、第1端面31は、第1凹部23を通過し、第1凹部