JP-2026076758-A - 電力供給システム、移動体及び電力供給システムの制御方法
Abstract
【課題】電力供給システム、移動体及び電力供給システムの制御方法を提供する。 【解決手段】電力供給システムにおいて、制御装置は、電力供給回路から負荷装置42に供給される電流である負荷装置側電流が過電流であると過電流判定部が判定した場合、VTOL電動モータ20又はクルーズ電動モータ24を電力供給回路から遮断する負荷遮断制御を駆動装置46に対して実行し、負荷遮断制御が実行されたにもかかわらず負荷装置側電流が過電流である状態が継続している場合、発電装置を電力供給回路から遮断する発電装置遮断制御を、第1遮断装置62に対して実行する。 【選択図】図2
Inventors
- 首藤 健太
Assignees
- 本田技研工業株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (8)
- 直流電力を出力する発電装置と、 直流電力を交流電力に変換して負荷を駆動する駆動装置を含む負荷装置と、 前記発電装置から供給される直流電力を前記負荷装置に供給する電力供給回路と、 前記発電装置を前記電力供給回路から遮断し得る第1遮断装置と、 前記電力供給回路から前記負荷装置に供給される電流である負荷装置側電流が過電流であるか否かを判定する過電流判定部と、 前記駆動装置と前記第1遮断装置とを制御する制御部と、 を備え、 前記負荷装置側電流が過電流であると前記過電流判定部が判定した場合、前記制御部は、前記負荷を前記電力供給回路から遮断する負荷遮断制御を前記駆動装置に対して実行し、 前記負荷遮断制御が実行されたにもかかわらず前記負荷装置側電流が過電流である状態が継続している場合、前記制御部は、前記発電装置を前記電力供給回路から遮断する発電装置遮断制御を前記第1遮断装置に対して実行する、電力供給システム。
- 請求項1に記載の電力供給システムにおいて、 前記過電流判定部は、前記発電装置から前記電力供給回路に供給される電流である発電装置側電流が過電流であるか否かを更に判定し、 前記負荷装置側電流と前記発電装置側電流のいずれもが過電流であると前記過電流判定部が判定した場合、前記制御部は、前記負荷遮断制御を前記駆動装置に対して実行し、 前記負荷遮断制御が実行されたにもかかわらず前記発電装置側電流が過電流である状態が継続している場合、前記制御部は、前記発電装置遮断制御を前記第1遮断装置に対して実行する、電力供給システム。
- 請求項2に記載の電力供給システムにおいて、 前記電力供給回路に前記発電装置と並列に接続された蓄電装置と、 前記蓄電装置を前記電力供給回路から遮断し得る第2遮断装置と、 を更に備え、 前記過電流判定部は、前記蓄電装置から前記電力供給回路に供給される電流である蓄電装置側電流が過電流であるか否かを更に判定し、 前記負荷装置側電流と前記蓄電装置側電流のいずれもが過電流であると前記過電流判定部が判定した場合、前記制御部は、前記負荷遮断制御を前記駆動装置に対して実行し、 前記負荷遮断制御が実行されたにもかかわらず前記負荷装置側電流と前記蓄電装置側電流のいずれもが過電流である状態が継続している場合、前記制御部は、前記蓄電装置を前記電力供給回路から遮断する蓄電装置遮断制御を前記第2遮断装置に対して実行し、 前記蓄電装置遮断制御が実行されたにもかかわらず、前記発電装置側電流が過電流である状態が継続している場合、前記制御部は、前記発電装置遮断制御を前記第1遮断装置に対して実行する、電力供給システム。
- 請求項1に記載の電力供給システムにおいて、 前記負荷装置側電流が過電流である状態が第1時間継続した場合、前記制御部は、前記負荷遮断制御を前記駆動装置に対して実行し、 前記負荷装置側電流が過電流である状態が前記第1時間より長い第2時間継続した場合、前記制御部は、前記発電装置遮断制御を前記第1遮断装置に対して実行する、電力供給システム。
- 請求項3に記載の電力供給システムにおいて、 前記負荷装置側電流が過電流である状態が第1時間継続した場合、前記制御部は、前記負荷遮断制御を前記駆動装置に対して実行し、 前記負荷装置側電流が過電流である状態が前記第1時間より長い第3時間継続した場合、前記制御部は、前記蓄電装置遮断制御を前記第2遮断装置に対して実行し、 前記負荷装置側電流が過電流である状態が前記第3時間より長い第2時間継続した場合、前記制御部は、前記発電装置遮断制御を前記第1遮断装置に対して実行する、電力供給システム。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の電力供給システムにおいて、 前記駆動装置は、スイッチング素子を備え、 前記制御部が前記負荷遮断制御を実行した場合、前記駆動装置に備えられた前記スイッチング素子が制御されることによって前記負荷が前記電力供給回路から遮断される、電力供給システム。
- 請求項1~5のいずれか1項に記載の電力供給システムを有する、移動体。
- 直流電力を出力する発電装置と、 直流電力を交流電力に変換して負荷を駆動する駆動装置を含む負荷装置と、 前記発電装置から供給される直流電力を前記負荷装置に供給する電力供給回路と、 前記発電装置を前記電力供給回路から遮断し得る第1遮断装置と、 前記電力供給回路から前記負荷装置に供給される電流である負荷装置側電流が過電流であるか否かを判定する過電流判定部と、 を備える電力供給システムの制御方法であって、 前記負荷装置側電流が過電流であると前記過電流判定部が判定した場合、前記負荷を前記電力供給回路から遮断する負荷遮断制御を前記駆動装置に対して実行し、 前記負荷遮断制御が実行されたにもかかわらず前記負荷装置側電流が過電流である状態が継続している場合、前記発電装置を前記電力供給回路から遮断する発電装置遮断制御を前記第1遮断装置に対して実行する、電力供給システムの制御方法。
Description
本開示は、電力供給システム、移動体及び電力供給システムの制御方法に関する。 特表2022-529997号公報には、航空機電気エネルギー供給ネットワーク(電力供給システム)が開示されている。 特表2022-529997号公報 図1は、一実施形態における移動体の模式図である。図2は、一実施形態における電力供給システムの構成を示す模式図である。図3は、一実施形態における制御装置の構成を示すブロック図である。図4は、一実施形態における制御装置において実行される遮断制御の流れを示すフローチャートである。図5は、一実施形態における電力供給システムの動作を示す図である。図6は、一実施形態における電力供給システムの動作を示す図である。図7は、一実施形態における電力供給システムの動作を示す図である。 従来から、電動垂直離着陸機(eVTOL)に搭載される電力供給システムが開示されている。当該電力供給システムは、発電装置、負荷装置及び電力供給回路を備える。発電装置は発電機が発電した交流電力を直流電力に変換して出力する。電力供給回路は発電装置から供給される直流電力を負荷装置に供給する。負荷装置は、電力供給回路から供給された直流電力を交流電力に変換して、交流電力により駆動する。 負荷装置内において短絡が生じた場合、従来では、遮断装置により発電装置を電力供給回路から遮断していた。発電装置が電力供給回路から遮断された場合、発電装置の負荷が低下するため、発電装置の回転数が上昇する。その場合、発電装置を保護するために発電装置を停止させることがあった。 本開示の電力供給システムでは、負荷装置内で短絡が生じた場合であっても、発電装置の停止に至るケースを低減することができる。 〔一実施形態〕 [移動体の構成] 図1は、一実施形態における移動体10の模式図である。一実施形態の移動体10は、電動垂直離着陸機(eVTOL機)である。移動体10は、機体12を有する。機体12には、コックピット、キャビン等が設けられる。コックピットには、パイロットが搭乗し、移動体10を操縦する。キャビンには、搭乗者等が搭乗する。移動体10は、自動で操縦されてもよい。 移動体10は、前翼14及び後翼16を有する。移動体10が前方に移動する場合に、前翼14及び後翼16のそれぞれにおいて揚力が発生する。 移動体10は、8つのVTOLロータ18と、2つのクルーズロータ22とを有する。1つのVTOLロータ18に対して、1つのVTOL電動モータ20が設けられる。VTOL電動モータ20は、一重三相モータである。1つのクルーズロータ22に対して、1つのクルーズ電動モータ24が設けられる。クルーズ電動モータ24は、二重三相モータである。 [電力供給システムの構成] 図2は、一実施形態における電力供給システム26の構成を示す模式図である。電力供給システム26は、第1電力供給系統28aと第2電力供給系統28bの2つの電力供給系統を有する。電力供給システム26は、主電源として2つの発電装置30を備える。2つの発電装置30とは、発電装置30a及び発電装置30bである。発電装置30aは第1電力供給系統28aに設けられ、発電装置30bは第2電力供給系統28bに設けられる。 各発電装置30の各々は、ガスタービン32、ジェネレータ34及びパワードライブユニット(以下、PDUと記載する)36を有する。ガスタービン32は、ジェネレータ34を駆動する。これにより、ジェネレータ34は発電を行う。PDU36は、ジェネレータ34により発電された交流電力を直流電力に変換して出力する。ガスタービン32を始動させる場合、PDU36は、PDU36に入力された直流電力を交流電力に変換してジェネレータ34に出力する。交流電力によりジェネレータ34が動作し、ジェネレータ34はガスタービン32を始動させる。 各発電装置30は、電流センサ31を有する。電流センサ31は、各発電装置30に対して入出力する電力の電流を検出する。電流センサ31は、正極の配線上に設けられるが、負極の配線上に設けられてもよい。 各発電装置30は、電圧センサ等の各種センサ、ヒューズ、リレー、ブレーカ、ダイオード、トランジスタ、抵抗、コイル、コンデンサ等の各素子を有してもよい。 電力供給システム26は、4つの電力供給回路38を備える。4つの電力供給回路38とは、電力供給回路38a、電力供給回路38b、電力供給回路38c及び電力供給回路38dである。 電力供給システム26は、4つの負荷モジュール40を備える。4つの負荷モジュール40は、負荷モジュール40a、負荷モジュール40b、負荷モジュール40c及び負荷モジュール40dである。 電力供給回路38aは、発電装置30aから供給される直流電力を負荷モジュール40aに供給する。電力供給回路38bは、発電装置30aから供給される直流電力を負荷モジュール40bに供給する。電力供給回路38cは、第2電力供給系統28bの発電装置30bから供給される直流電力を負荷モジュール40cに供給する。電力供給回路38dは、第2電力供給系統28bの発電装置30bから供給される直流電力を負荷モジュール40dに供給する。 各負荷モジュール40の各々は、3つの負荷装置42を有する。3つの負荷装置42とは、負荷装置42a、負荷装置42b及び負荷装置42cである。 負荷装置42a及び負荷装置42bは、駆動装置46及びVTOL電動モータ20を有する。負荷装置42cは、駆動装置46及びクルーズ電動モータ24を有する。駆動装置46は、スイッチング素子を有するインバータである。スイッチング素子が制御されることによって、駆動装置46は、駆動装置46に入力された直流電力を三相の交流電力に変換して、VTOL電動モータ20又はクルーズ電動モータ24に出力する。スイッチング素子が制御されることによって、駆動装置46は、負荷装置42を電力供給回路38から遮断し得る。 なお、負荷モジュール40aの負荷装置42cのクルーズ電動モータ24と、負荷モジュール40cの負荷装置42cのクルーズ電動モータ24とは同じ電動モータである。また、負荷モジュール40bの負荷装置42cのクルーズ電動モータ24と、負荷モジュール40dの負荷装置42cのクルーズ電動モータ24とは同じ電動モータである。前述のように、クルーズ電動モータ24は二重三相モータであり、2つの駆動装置46により駆動される。 各負荷装置42は、電流センサ45を有する。電流センサ45は、各負荷装置42に対して入出力する電力の電流を検出する。電流センサ45は、正極の配線上に設けられるが、負極の配線上に設けられてもよい。 各負荷装置42は、電圧センサ等の各種センサ、ヒューズ、リレー、ブレーカ、ダイオード、トランジスタ、抵抗、コイル、コンデンサ等の各素子を有してもよい。 電力供給システム26は、4つの蓄電装置52を有する。4つの蓄電装置52とは、蓄電装置52a、蓄電装置52b、蓄電装置52c及び蓄電装置52dである。各電力供給回路38には、蓄電装置52が接続される。蓄電装置52は、発電装置30と並列に接続されている。各蓄電装置52は、バッテリ54を有する。バッテリ54は、例えば、リチウムイオンバッテリである。 各蓄電装置52は、電圧センサ等の各種センサ、ヒューズ、リレー、ブレーカ、ダイオード、トランジスタ、抵抗、コイル、コンデンサ等の各素子を有してもよい。 電力供給回路38aと電力供給回路38cとは、接続回路56aにより接続される。電力供給回路38bと電力供給回路38dとは、接続回路56bにより接続される。 電力供給システム26は、4つの第1遮断装置62を有する。4つの第1遮断装置62とは、第1遮断装置62a、第1遮断装置62b、第1遮断装置62c及び第1遮断装置62dである。各第1遮断装置62は、2つのコンタクタ64を有する。1つのコンタクタ64は正極の配線上に設けられ、別の1つのコンタクタ64は負極の配線上に設けられる。 第1遮断装置62aは、発電装置30aを電力供給回路38aから遮断し得る。第1遮断装置62bは、発電装置30aを電力供給回路38bから遮断し得る。第1遮断装置62cは、発電装置30bを電力供給回路38cから遮断し得る。第1遮断装置62dは、発電装置30bを電力供給回路38dから遮断し得る。 電力供給システム26は、2つの接続装置66を有する。2つの接続装置66とは、接続装置66a及び接続装置66bである。各接続装置66は、2つのコンタクタ68を有する。1つのコンタクタ68は正極の配線上に設けられ、別の1つのコンタクタ68は負極の配線上に設けられる。 接続装置66aは、接続回路56aを介して、電力供給回路38aと電力供給回路38cとを接続し得る。接続装置66bは、接続回路56bを介して、電力供給回路38bと電力供給回路38dとを接続し得る。 電力供給システム26は、4つの逆流防止装置70を有する。4つの逆流防止装置70とは、逆流防止装置70a、逆流防止装置70b、逆流防止装置70c及び逆流防止装置70dである。逆流防止装置70aは、電力供給回路38aの正極に設けられる。逆流防止装置70bは、電力供給回路38bの正極に設けられる。逆流防止装置70cは、電力供給回路38cの正極に設けられる。逆流防止装置70dは、電力供給回路38dの正極に設けられる。各逆流防止装置70は、各電力供給回路38の負極に設けられてもよい。 各逆流防止装置70は、ダイオード72及び絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor:以下、IGBTと記載する)74を有する。IGBT74がOFFである場合、ダイオード72により電力供給回路38a、電力供給回路38b、電力供給回路38c及び電力供給回路38dの各々における電流の逆流が防止される。IGBT74がONである場合、ダイオード72を迂回して、各電力供給回路38における電流の逆流が許容される。各逆流防止装置70は、IGBT74に代えて、コンタクタ、リレー等の他の構成が用いられてもよい。 電力供給システム26は、4つの第2遮断装置78を有する。4つの第2遮断装置78とは、第2遮断装置78a、第2遮断装置78b、第2遮断装置78c及び第2遮断装置78dである。 各第2遮断装置78は、3つのコンタクタ80と、1つのプリチャージ抵抗82とを有する。3つのコンタクタ80のうち、1つのコンタクタ80は正極の配線に設けられる。3つのコンタクタ80のうち、別の1つのコンタクタ80は負極の配線に設けられる。3つのコンタクタ80のうち、更に別の1つのコンタクタ80は、負極に設けられたコンタクタ80を迂回するプリチャージ回路に設けられる。プリチャージ抵抗82は、プリチャージ回路にコンタクタ80と直列に設けられる。 第2遮断装置78aは、蓄電装置52aを電力供給回路38aから遮断し得る。第2遮断装置78bは、蓄電装置52bを電力供給回路38bから遮断し得る。第2遮断装置78cは、蓄電装置52cを電力供給回路38cから遮断し得る。第2遮断装置78dは、蓄電装置52dを電力供給回路38dから遮断し得る。 蓄電装置52aの直流電力により発電装置30a及び負荷モジュール40aをプリチャージする場合、第2遮断装置78aは、プリチャージ回路を介して、蓄電装置52aから電力供給回路38aに直流電力を出力する。蓄電装置52bの直流電力により発電装置30a及び負荷モジュール40bをプリチャージする場合、第2遮断装置78bは、プリチャージ回路を介して、蓄電装置52bから電力供給回路38bに直流電力を出力する。蓄電装置52cの直流電力により発電装置30b及び負荷モジュール40cをプリチャージする場合、第2遮断装置78cは、プリチャージ回路を介して、蓄電装置52cから電力供給回路38cに直