JP-2026076761-A - 電気自動車及びプログラム
Abstract
【課題】モードの切り替えの際の誤操作を防止しつつ、ドライバが滑らかな動きによって切り替え操作を行えるようにする。 【解決手段】一つの実施形態によれば、電気自動車は、ドライバからの操作入力に対するモータの出力制御に違いのある複数のモードを有する。複数のモードは、シフトレバー24の操作によってモータの出力特性を多段階に切り替え可能に構成された手動操作モードを含む。手動操作モードから自動制御モードへ或いは自動制御モードから手動操作モードへのモード切り替えは、プルカラー203を引き上げ(ACT1)、その状態を維持したままシフトレバー24を自動制御モードのホームポジション211から手動操作モードのホームポジション227まで移動させる(ACT2A)ことによって達成される。 【選択図】図6
Inventors
- 今村 達也
- 勇 陽一郎
- 茂木 太郎
- 岡村 由香里
Assignees
- トヨタ自動車株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (10)
- ドライバからの操作入力に対するモータの出力制御に違いのある複数のモードを有する電気自動車であって、 前記複数のモードは、シフトレバーの操作によって前記モータの出力特性を多段階に切り替え可能に構成された手動操作モードを含み、 前記手動操作モードから他のモードへ或いは前記他のモードから前記手動操作モードへのモード切り替えは、前記シフトレバーと一又は複数の他の操作インタフェースを所定の作法で操作することによって達成される ことを特徴とする電気自動車。
- 請求項1に記載の電気自動車において、 前記モード切り替えは、前記一又は複数の他の操作インタフェースの操作中に行われる前記シフトレバーの特定の操作によって達成される ことを特徴とする電気自動車。
- 請求項2に記載の電気自動車において、 前記一又は複数の他の操作インタフェースの操作によって前記シフトレバーの前記特定の操作に対するロックが解除され、前記シフトレバーの前記特定の操作によって前記モード切り替えが達成される ことを特徴とする電気自動車。
- 請求項1に記載の電気自動車において、 前記シフトレバーは第1の位置ではオルタネイト式のレバーとして動作し、第2の位置ではモーメンタリ式のレバーとして動作するように構成され、 前記第1の位置には前記手動操作モードが対応付けられ、前記第2の位置には前記他のモードが対応付けられ、 前記一又は複数の他の操作インタフェースの操作によって前記シフトレバーの前記第1の位置と前記第2の位置と間での移動に対するロックが解除され、 前記第1の位置と前記第2の位置との間での前記シフトレバーの位置の切り替えによって前記モード切り替えが達成される ことを特徴とする電気自動車。
- 請求項4に記載の電気自動車において、 前記他のモードはホームポジションからの前記シフトレバーの操作量或いは前記ホームポジションからの前記シフトレバーの操作方向及び操作量によって走行レンジを選択可能に構成されている ことを特徴とする電気自動車。
- 請求項1乃至5のいずれか一つの項に記載の電気自動車において、 前記一又は複数の他の操作インタフェースは前記シフトレバーを操作する手と反対の手をステアリングホイールに添えながら操作可能な操作インタフェースである ことを特徴とする電気自動車。
- 請求項1乃至5のいずれか一つの項に記載の電気自動車において、 前記一又は複数の他の操作インタフェースは前記シフトレバーを操作する手と同じ手で、前記シフトレバーを操作しながら操作可能な操作インタフェースである ことを特徴とする電気自動車。
- 請求項1乃至5のいずれか一つの項に記載の電気自動車において、 前記シフトレバーと前記一又は複数の他の操作インタフェースの操作順序は切り替えるモード間で共通であることを特徴とする電気自動車。
- 請求項1乃至5のいずれか一つの項に記載の電気自動車において、 前記他のモードは前記モータの出力制御に前記シフトレバーの操作を要しないモードである ことを特徴とする電気自動車。
- シフトレバーを備える電気自動車に搭載されたコンピュータで実行可能なプログラムであって、 ドライバからの操作入力に対するモータの出力制御に違いのある複数のモードであって、前記シフトレバーの操作によって前記モータの出力特性を多段階に切り替え可能に構成された手動操作モードを含む複数のモードを前記電気自動車において選択可能にすることと、 前記シフトレバーと一又は複数の他の操作インタフェースが所定の作法で操作されたときに、前記手動操作モードから他のモードへ或いは前記他のモードから前記手動操作モードへのモード切り替えを達成することと、を前記コンピュータに実行させるように構成されている ことを特徴とするプログラム。
Description
本開示はドライバの操作入力に対するモータの出力制御に違いのある複数のモードを有する電気自動車に関し、詳しくは、シフトレバーの操作によってモータの出力特性を多段階に切り替え可能に構成された手動操作モードを有する電気自動車に関する。また、本開示は、シフトレバーを備える電気自動車に用いて好適な車載コンピュータで実行可能なプログラムに関する。 特許文献1には、バッテリ電気自動車(BEV)にシフトレバー及びクラッチペダルを追加し、それら追加のデバイスからの操作信号によってモータを制御することにより、仮想エンジンと仮想マニュアルトランスミッションを模擬する技術が開示されている。この従来技術では、ドライバによるシフトレバー及びクラッチペダルの操作に応じてモータの出力特性が制御されるモードと、ドライバによるシフトレバー及びクラッチペダルの操作を必要とせずにモータの出力が制御されるモードとをドライバの操作で切り替えることができる。従来技術では、ドライバにより操作されるモードの切り替え装置の具体例として、車両内部のインストルメントパネルに設置される切り替えボタンと、ドライバの認識する音声認識装置が例示されている。 特許第7501228号公報 図1は本開示に係る電気自動車の構成を示す図である。図2はモータの出力制御に関係する制御装置の構成を示す図である。図3は走行レンジセレクタの構成とその操作方法について説明する図である。図4はシフトポジションセレクタの構成とその操作方法について説明する図である。図5は走行レンジセレクタの操作からシフトポジションセレクタの操作への切り替え方法について説明する図である。図6はシフトポジションセレクタと走行レンジセレクタの切り替えに用いる操作インタフェースの第1実施形態と、第1実施形態の操作インタフェースを用いた走行レンジセレクタからシフトポジションセレクタへの切り替えのための動作について説明する図である。図7は第1実施形態の操作インタフェースを用いたシフトポジションセレクタから走行レンジセレクタへの切り替えのための動作について説明する図である。図8は自動制御モードと手動操作モードの切り替えを実現するための制御系の構成と切り替え処理の流れを示す図である。図9は自動制御モードと手動操作モードの切り替えを実現するための制御系の構成の別例と切り替え処理の流れを示す図である。図10はシフトポジションセレクタと走行レンジセレクタの切り替えに用いる操作インタフェースの第2実施形態と、第2実施形態の操作インタフェースを用いた走行レンジセレクタからシフトポジションセレクタへの切り替えのための動作について説明する図である。図11はシフトポジションセレクタと走行レンジセレクタの切り替えに用いる操作インタフェースの第3実施形態と、第3実施形態の操作インタフェースを用いた走行レンジセレクタからシフトポジションセレクタへの切り替えのための動作について説明する図である。図12はシフトポジションセレクタと走行レンジセレクタの切り替えに用いる操作インタフェースの第4実施形態と、第4実施形態の操作インタフェースを用いた走行レンジセレクタからシフトポジションセレクタへの切り替えのための動作について説明する図である。図13はシフトポジションセレクタと走行レンジセレクタの切り替えに用いる操作インタフェースの第5実施形態と、第5実施形態の操作インタフェースを用いた走行レンジセレクタからシフトポジションセレクタへの切り替えのための動作について説明する図である。図14はシフトポジションセレクタと走行レンジセレクタの切り替えに用いる操作インタフェースの第6実施形態と、第6実施形態の操作インタフェースを用いた走行レンジセレクタからシフトポジションセレクタへの切り替えのための動作について説明する図である。図15はシフトポジションセレクタと走行レンジセレクタの切り替えに用いる操作インタフェースの第7実施形態と、第7実施形態の操作インタフェースを用いた走行レンジセレクタからシフトポジションセレクタへの切り替えのための動作について説明する図である。図16はセレクタの第1別例の構成について説明する図である。図17は第1別例において自動制御モードと手動操作モードの切り替えを実現するための制御系の構成と切り替え処理の流れを示す図である。図18はセレクタの第2別例の構成について説明する図である。 1.電気自動車の動力系の構成 図1は本開示の実施形態に係る電気自動車100の構成を模式的に示す図である。まず、図1を参照して電気自動車100の動力系の構成について説明する。 電気自動車100は走行用の動力源としてフロントとリアに2つの電気モータ(M)4F、4Rを備えている。以下、電気モータを単にモータという。モータ4F、4Rは例えば三相交流モータである。フロントモータ4Fは前輪6Fを駆動するフロントドライブシャフト5Fに接続されている。リアモータ4Rは後輪6Rを駆動するリアドライブシャフト5Rに接続されている。前輪6Fは左右が独立した電子制御式のフロントサスペンション7Fに懸架されている。後輪6Rは左右が独立した電子制御式のリアサスペンション7Rに懸架されている。 フロントモータ4Fとリアモータ4Rにはそれぞれインバータ(INV)3F、3Rが取り付けられている。フロントインバータ3Fとリアインバータ3Rはそれぞれバッテリ(BATT)2に接続されている。バッテリ2はモータ4F、4Rを駆動する電気エネルギを蓄える。すなわち、電気自動車100はバッテリ2に蓄えられた電気エネルギで走行するバッテリ電気自動車(BEV)である。インバータ3F、3Rは例えば電圧型インバータであって、PWM制御によってモータ4F、4Rのトルクを制御する。 2.電気自動車の制御系の構成 続けて図1を参照しながら電気自動車100の制御系の構成について説明する。 電気自動車100は制御装置101を備えている。制御装置101は、電気自動車100に搭載されたセンサや制御対象の機器と車載ネットワークによって接続されている。制御装置101は少なくともプロセッサ(処理回路)102とメモリ103とを備えている。メモリ103は、データを一時的に記録するRAMと、プロセッサ102で実行可能なプログラム104やプログラムに関連する種々のデータ105を保存するROMとを含む。プログラム104は複数のインストラクションで構成されている。プロセッサ102はプログラム104やデータ105をメモリ103から読み出して実行し、センサから取得した信号に基づいて制御信号を生成する。制御装置101が備えるプロセッサ102及びメモリ103の数は一つでもよいし複数でもよい。 制御装置101は、電気自動車100における各種の制御を行う。一又は複数のプログラム104がメモリ103から読み出されてプロセッサ102により実行されることで、制御装置101による電気自動車100の制御が実現される。 制御装置101による電気自動車100の制御には、モータ4F、4Rの出力を制御するモータ出力制御が含まれる。モータ出力制御において、制御装置101は、複数のモードでモータ4F、4Rを制御することができる。制御装置101で選択可能なモードは、自動制御モード及び手動操作モードを含む。自動制御モードは、ドライバからの出力要求に応じてモータ4F、4Rを通常の出力特性で制御するモードである。手動操作モードは、電気自動車100をマニュアルトランスミッション車両(MT車両)のように動作させるためのモードである。手動操作モードでは、後述するシフトレバー24の操作によってモータ4F、4Rの出力特性を多段階に切り替えることができる。 電気自動車100は車速センサ11を備えている。左右の前輪6Fと左右の後輪6Rそれぞれに設けられた図示しない車輪速センサの少なくとも一つが車速センサ11として用いられる。 電気自動車100はアクセルペダルストロークセンサ12を備えている。アクセルペダルストロークセンサ12はアクセルペダル22に設けられ、アクセルペダル22の踏み込み量、すなわち、アクセル開度を示す信号を出力する。 電気自動車100はブレーキペダルストロークセンサ13を備えている。ブレーキペダルストロークセンサ13はブレーキペダル23に設けられ、ブレーキペダル23の踏み込み量、すなわち、ブレーキ開度を示す信号を出力する。 また、電気自動車100はシフトレバー24を備えている。シフトレバー24はセンターコンソールに設けられたセレクタ200に結合されている。セレクタ200は、自動制御モードで機能する走行レンジセレクタ210と、手動操作モードで機能するシフトポジションセレクタ220とからなる。シフトレバー24は走行レンジセレクタ210とシフトポジションセレクタ220とで共用されている。 走行レンジセレクタ210では、シフトレバー24は走行レンジを選択するための操作インタフェースとして用いられる。走行レンジセレクタ210はシフトレバー24によって選択された走行レンジを示す信号を出力する。走行レンジセレクタ210の詳細な構成とシフトレバー24を用いた操作方法については後述する。 シフトポジションセレクタ220では、シフトレバー24はドライバが仮想のマニュアルトランスミッションのシフトポジションを選択するための操作インタフェースとして用いられる。シフトポジションセレクタ220はシフトレバー24によって選択されたシフトポジションを示す信号を出力する。シフトポジションセレクタ220の詳細な構成とシフトレバー24を用いた操作方法については後述する。 さらに、電気自動車100は疑似クラッチペダル25を備える。疑似クラッチペダル25は従来の手動変速式エンジン車が備えるクラッチペダルに似せた構造を有している。例えば、疑似クラッチペダル25はドライバによる踏み込みに対して反力を生じさせる反力機構を備えている。踏力を加えられていないときの位置が疑似クラッチペダル25の始端位置であり、最も奥まで踏み込まれたときの位置が疑似クラッチペダル25の終端位置である。ドライバは始端位置から終端位置まで反力機構からの反力に抗して疑似クラッチペダル25を操作することができる。 車両100はクラッチペダルストロークセンサ15を備える。クラッチペダルストロークセンサ15は疑似クラッチペダル25に設けられ、疑似クラッチペダル25の操作量に応じた信号を出力するセンサである。疑似クラッチペダル25の操作量とは、ドライバによる疑似クラッチペダル25の踏み込み量、すなわち、クラッチペダルストロークを意味する。 3.モータの出力制御 図2はモータ4F、4Rの出力制御に関係する制御装置101の構成を示す図である。詳制御装置101はモード切り替え部110、自動制御モード出力制御部120、及び手動操作モード出力制御部130としての機能を有する。これらの機能は、メモリ103に記憶された一又は複数のモータ制御用のプログラム104がプロセッサ102により実行されることで実現される。 モード切り替え部110はドライバからの操作入力に対するモータ4F、4Rの出力制御のモードを切り替える。モード切り替え部110によって切り替え可能なモードは、前述の自動制御モードと手動操作モードである。モード切り替え部110によるモードの切り替えは、後述するシフトレバー24の特定の操作に連動して行われる。 モード切り替え部110によってモードが自動制御モードに切り替えられたとき、制御装置101は自動制御モード出力制御部120として機能する。自動制御モード出力制御部120は、走行レンジセレクタ210で選択された走行レンジに応じた出力制御を行う。例えば選択された走行レンジがDレンジの場合、自動制御モード出力制御部120は、車速センサ11の信号から車速を取得し、アクセルペダルストロークセ