JP-2026076779-A - 切削ツールの交換装置、および、トンネル掘削機
Abstract
【課題】切削ツールの交換に加えて、シールの交換も容易に行うことを可能とする。 【解決手段】切削ツール30の交換装置2は、切削ツール30が交換可能に取り付けられ、切削ツール30を保持する保持部材40と、保持部材40の第1外面F1に設けられる第1シール41と、保持部材40の第2外面F2に設けられる第2シール42と、を備え、保持部材40は、掘削機本体の前後方向に移動可能、かつ、前後方向に交差する回動軸B1まわりに回動可能であり、交換装置2は、切削ツール30が前板21の第1開口21aを通じて前板21から部分的に突出し、第1シール41により前板21と第1外面F1との間がシールされ、切削ツール30により掘削可能な第1状態と、切削ツール30が前板21より後方に退避し、第2シール42により前板21と第2外面F2との間がシールされ、切削ツール30を交換可能な第2状態との間で遷移可能である。 【選択図】図2
Inventors
- 田中 淳一
- 杉山 雅彦
- 立岩 真吾
- 田中 孝
- 田中 宏典
- 水澤 陽介
- 茶木 勇太
- 加島 豊
- 近藤 紀夫
Assignees
- JIMテクノロジー株式会社
- 戸田建設株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (9)
- トンネル掘削機の切削ツールの交換装置であって、 前記トンネル掘削機は、 筒状の掘削機本体と、 前記掘削機本体の前端に回転可能に設けられるカッタヘッドと、 前記カッタヘッドに設けられる固定式の切削ツールと、 を備え、 前記カッタヘッドは、 前記カッタヘッドの前面を形成する前板と、 前記前板に形成された第1開口と、 を有し、 前記切削ツールの交換装置は、 前記切削ツールが交換可能に取り付けられ、前記切削ツールを保持する保持部材と、 前記保持部材の外面のうち前記切削ツール側の第1外面に設けられ、前記切削ツールを囲むように配置される環状の第1シールと、 前記保持部材の外面のうち前記第1外面と交差する第2外面に設けられる環状の第2シールと、 を備え、 前記保持部材は、前記掘削機本体の前後方向に移動可能、かつ、前記前後方向に交差する回動軸まわりに回動可能であり、 前記切削ツールの交換装置は、前記切削ツールにより掘削可能な第1状態と、前記切削ツールを交換可能な第2状態との間で遷移可能であり、 前記第1状態は、前記保持部材の前記第1外面が前記前板と対向し、前記切削ツールが前記前板の前記第1開口を通じて前記前板から部分的に突出し、前記第1シールが前記第1開口の周囲の前記前板の縁部と当接することによって、前記第1シールにより前記前板の縁部と前記第1外面との間がシールされる状態であり、 前記第2状態は、前記保持部材の前記第2外面が前記前板と対向し、前記切削ツールが前記前板より後方に退避し、前記第2シールが前記第1開口の周囲の前記前板の縁部と当接することによって、前記第2シールにより前記前板の縁部と前記第2外面との間がシールされる状態である、 切削ツールの交換装置。
- 前記第1状態から前記第2状態への遷移は、前記保持部材が、後方に移動した後に第1回動方向に回動し、その後に前方に移動することによって行われ、 前記第2状態から前記第1状態への遷移は、前記保持部材が、後方に移動した後に前記第1回動方向と逆の第2回動方向に回動し、その後に前方に移動することによって行われる、 請求項1に記載の切削ツールの交換装置。
- 前記前板より後方に配置され、前記保持部材を収容するハウジングを備え、 前記ハウジングには、前記ハウジングの内部と外部とを連通する第2開口と、前記第2開口を開閉する蓋部材とが設けられる、 請求項1に記載の切削ツールの交換装置。
- 前記第1シールおよび前記第2シールは、交換可能に設けられている、 請求項1に記載の切削ツールの交換装置。
- 前記第1シールおよび前記第2シールの少なくとも1つは、環状の内側シールと、前記内側シールの外周部を囲む環状の外側シールとを含む、 請求項1に記載の切削ツールの交換装置。
- 前記内側シールと前記外側シールとの間の部分に対して液体を注入する注入機構を備える、 請求項5に記載の切削ツールの交換装置。
- 前記切削ツールの前記保持部材に対する取り付け角度を調整する調整機構を備える、 請求項1に記載の切削ツールの交換装置。
- 前記保持部材を後方から支持する支持部材を備える、 請求項1に記載の切削ツールの交換装置。
- 請求項1~8のいずれか一項に記載の交換装置を備える、 トンネル掘削機。
Description
本発明は、切削ツールの交換装置、および、トンネル掘削機に関する。 一般に、トンネル掘削機は、カッタヘッドを回転させ、前方の地盤に切羽を形成することにより、トンネルを掘削する。カッタヘッドは筒状の掘削機本体の前端に取り付けられており、カッタヘッドを回転させながら、掘削機本体を前方に推進させることにより、トンネルが掘削される。 ここで、カッタヘッドに設けられる切削ツールは、地盤の掘削に伴って摩耗する。ゆえに、トンネルの掘削においては、例えば、掘削距離が長い場合等に、切削ツールを交換する必要が生じる。そこで、切削ツールを交換するための交換装置がトンネル掘削機に設けられる場合がある。例えば、特許文献1には、切削ツールの交換装置に関する技術が開示されている。 特開2020-033735号公報 本発明の実施形態に係るトンネル掘削機の全体構成を示す断面模式図である。本発明の実施形態に係る交換装置の概略構成を示す模式図である。図2のA1-A1断面を示す断面模式図である。図3のA2-A2断面を示す断面模式図である本発明の実施形態に係る交換装置の第1状態から第2状態への遷移の途中の様子を示す模式図である。本発明の実施形態に係る交換装置の第1状態から第2状態への遷移の途中の様子を示す模式図である。本発明の実施形態に係る交換装置の第2状態を示す模式図である。本発明の第1変形例に係る交換装置の概略構成を示す模式図である。本発明の第1変形例に係る交換装置の第2状態を示す模式図である。本発明の第1変形例に係る交換装置の注入機構により液体の注入が行われる状況の他の例を示す模式図である。本発明の第2変形例に係る交換装置の概略構成を示す模式図である。本発明の第3変形例に係る交換装置の概略構成を示す模式図である。 以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。 図1は、本実施形態に係るトンネル掘削機1の全体構成を示す断面模式図である。なお、図1中の矢印Fはトンネル掘削機1の前方向(つまり、進行方向)を示し、矢印Bはトンネル掘削機1の後方向を示す。つまり、図1中の矢印Fは切羽側を向き、矢印Bは坑口側を向く。 トンネル掘削機1は、例えば、地盤を掘削可能な土圧式(泥土圧式を含む。)のシールド掘削機である。なお、本発明に係るトンネル掘削機は、土圧式(泥土圧式を含む。)のシールド掘削機以外のトンネル掘削機であってもよい。図1に示すように、トンネル掘削機1は、掘削機本体10を備える。掘削機本体10は、筒状(例えば、円筒状または矩形筒状等)である。掘削機本体10の軸方向は、トンネル掘削機1の前後方向と一致する。以下では、掘削機本体10の軸方向を単に軸方向とも呼び、掘削機本体10の径方向を単に径方向とも呼び、掘削機本体10の周方向を単に周方向とも呼ぶ。 掘削機本体10の前端には、カッタヘッド20が回転可能に設けられる。カッタヘッド20は、掘削機本体10の中心軸CAを中心に回転可能に軸支されている。カッタヘッド20は、略円板形状を有し、掘削機本体10と同軸上に配置される。カッタヘッド20の直径は、例えば、掘削機本体10の直径と同程度である。掘削機本体10のうちカッタヘッド20よりも軸方向後方には、隔壁11が配置されている。隔壁11は、軸方向(トンネル延伸方向)に対して垂直に配置される板状(例えば、円板状)の壁体である。隔壁11は、カッタヘッド20と軸方向(トンネル延伸方向)に間隔を空けて配置される。隔壁11の後方側には、トンネル掘削機1の各種設備が配置されており、隔壁11は、切羽で生じる掘削土砂から当該設備を隔離する。 掘削機本体10内には、カッタ旋回用モータが設けられている。当該カッタ旋回用モータを駆動させることにより、カッタヘッド20を回転させることができる。掘削機本体10内に設けられるシールドジャッキが作動して掘削機本体10に推力が付与された状態で、カッタヘッド20が回転駆動されることによって、回転するカッタヘッド20が地盤に押し付けられて、地盤を掘削することができる。 カッタヘッド20は、カッタヘッド20の中心軸CAを中心として放射状に配置される複数のカッタスポークを有する。これらのカッタスポークの相互の間に、複数の開口部が形成されている。カッタヘッド20によって地盤を掘削した際に発生する掘削土砂は、当該開口部を通じて、カッタヘッド20と隔壁11との間の空間であるチャンバ12内に取り込まれる。チャンバ12内に取り込まれた掘削土砂は、例えば、スクリューコンベヤによって、掘削機本体10の後方に向けて運搬され、排出されるようになっている。 トンネル掘削機1は、地盤を掘削するために、固定式の切削ツールであるカッタビット30を備える。カッタビット30は、本発明に係る切削ツールの一例に相当する。ただし、本発明に係る切削ツールは、固定式の切削ツールであればよく、カッタビット30以外の種類の切削ツールであってもよい。例えば、カッタヘッド20の各カッタスポークにおいて、複数のカッタビット30が径方向に間隔を空けて設けられる。なお、図示は省略しているが、カッタヘッド20には、カッタビット30以外の種類のビット(例えば、フィッシュテールカッタ等)も設けられ得る。カッタヘッド20が回転すると、カッタビット30は、カッタヘッド20の回転に伴ってカッタヘッド20と一体的に回転する。トンネル掘削機1によるトンネル掘削では、カッタビット30が地盤に押し付けられた状態でカッタヘッド20が回転することによって、地盤が掘削される。 ここで、カッタビット30は、地盤の掘削に伴って摩耗する。ゆえに、トンネルの掘削においては、例えば、掘削距離が長い場合等に、カッタビット30を交換する必要が生じる。そのため、トンネル掘削機1では、交換装置(後述する図2等の交換装置2を参照)によってカッタビット30が交換可能に取り付けられている。なお、図1では、トンネル掘削機1におけるカッタビット30の取り付け箇所については詳細な図示が省略されている。以下、この点に関し、詳細に説明する。 図2は、カッタビット30の交換装置2の概略構成を示す模式図である。具体的には、図2では、カッタビット30の周囲を掘削機本体10の径方向に見た様子が示されている。なお、図2では、掘削機本体10の周方向が矢印D1により示されている。 交換装置2は、カッタビット30により掘削可能な第1状態と、カッタビット30を交換可能な第2状態との間で遷移可能である。交換装置2が第2状態になると、カッタビット30を交換することができるようになる。第2状態の詳細については、後述する。図2では、交換装置2の第1状態が示されている。つまり、カッタビット30を用いた地盤の掘削は、図2の状態で行われる。 図2に示すように、カッタヘッド20は、前板21と、後板22と、ハウジング23とを含む。 前板21は、カッタヘッド20の前面を形成する板状の部材である。前板21は、掘削機本体10の前後方向に略直交する。前板21に対して前方の前方空間S1において、掘削が行われる。前板21には、第1開口21aが形成されている。第1開口21aは、前板21を前後方向に貫通する。後板22は、カッタヘッド20の後面を形成する板状の部材である。後板22は、掘削機本体10の前後方向に略直交する。後板22に対して後方の後方空間S2が、上述したチャンバ12に相当する。前板21と後板22の間に、カッタヘッド20の内部空間が形成される。後述するハウジング23および保持部材40は、カッタヘッド20の内部空間に配置される。 ハウジング23は、後述する保持部材40を収容する。ハウジング23は、前板21より後方、かつ、後板22より前方に配置される。つまり、ハウジング23は、カッタヘッド20の内部空間に配置される。ハウジング23は、前板21の後面(具体的には、前板21のうち第1開口21aを含む部分の後面)を覆い、保持部材40の収容空間S3を形成する。ハウジング23は、例えば、後方に臨む面と、掘削機本体10の径方向内側に臨む面と、掘削機本体10の径方向外側に臨む面と、掘削機本体10の周方向の一側に臨む面と、掘削機本体10の周方向の他側に臨む面とを含む中空の略直方体形状を有する。なお、ハウジング23のうちの後方に臨む面は、後板22にて形成されてもよい。 ハウジング23には、ハウジング23の内部と外部とを連通する第2開口23aと、第2開口23aを開閉する蓋部材23bとが設けられる。第2開口23aは、例えば、ハウジング23のうち掘削機本体10の周方向の一側に臨む面に設けられる。第2開口23aの形状は、例えば、長方形である。ただし、第2開口23aの形状は、長方形以外の形状であってもよい。蓋部材23bは、第2開口23aよりも大きく、第2開口23aの全域を覆うことができる。図2では、第2開口23aが蓋部材23bにより塞がれている状態が示されている。蓋部材23bの形状は、例えば、第2開口23aと同形状である。 なお、上記では、図2を参照して、ハウジング23における第2開口23aおよび蓋部材23bの設置位置の例について説明している。ただし、ハウジング23における第2開口23aおよび蓋部材23bの設置位置は、図2の例と異なっていてもよい。また、ハウジング23における第2開口23aおよび蓋部材23bの設置数は、複数であってもよい。 図2に示すように、交換装置2は、保持部材40を備える。保持部材40には、カッタビット30が交換可能に取り付けられ、保持部材40は、取り付けられたカッタビット30を保持する。具体的には、カッタビット30は、ホルダ50に取り付けられた状態で、ホルダ50を介して保持部材40に取り付けられる。例えば、ホルダ50は、第1状態において、前後方向に延在する略直方体形状を有する。そして、ホルダ50の先端部(具体的には、第1状態における前端部)にカッタビット30が取り付けられ、ホルダ50の先端部以外の大部分が保持部材40内に収容される。なお、カッタビット30とホルダ50は、一体的に形成されていてもよい。 保持部材40は、第1シール41と、第2シール42とを含む。第1シール41および第2シール42の各々は、例えば、樹脂材料により形成され、円環形状を有する。保持部材40は、例えば、直方体形状を有する。ゆえに、保持部材40は、6つの外面を有する。 保持部材40の第1外面F1は、第1状態において、例えば、前方に臨み、掘削機本体10の前後方向に直交する。第1外面F1は、例えば、長方形状を有する。第1状態において、第1外面F1の外縁は、掘削機本体10の径方向に延在する1対の辺と、掘削機本体10の周方向に延在する1対の辺とによって形成される。第1シール41は、第1外面F1に設けられる。第1シール41は、環状に形成され、例えば、第1外面F1の中心と同心に配置される。カッタビット30のホルダ50は、保持部材40の内部から第1外面F1に向けて延在している。そして、ホルダ50の先端部は、第1外面F1より外側に露出している。ゆえに、カッタビット30は、第1外面F1より外側に露出している。第1シール41は、カッタビット30を囲むように配置される。 保持部材40の第2外面F2は、第1状態において、第1外面F1の外縁を形成する辺のうち掘削機本体10の径方向に延在する辺の一方と連続し、例えば、第1外面F1と直交する。第1状態において、第2外面F2は、例えば、掘削機本体10の周方向に臨み、掘削機本体10の周方向に直