JP-2026076786-A - 基板処理装置及び基板処理方法
Abstract
【課題】処理領域における処理ガスの状態を制御する基板処理装置及び基板処理方法を提供する。 【解決手段】処理室と、前記処理室内に配置され、基板を載置する載置台と、前記載置台と対向して配置され、前記基板に対して処理ガスを供給するガス供給機構と、前記載置台と前記ガス供給機構との間に形成される処理領域と、排気部によって排気される排気領域と、前記載置台と前記ガス供給機構との隙間に形成され、前記処理領域から前記排気領域に前記処理ガスが流れる第1排気路と、前記ガス供給機構に設けられ、前記処理領域から前記排気領域に前記処理ガスが通流可能に接続する第2排気路と、前記排気領域から前記処理ガスが排気される第3排気路と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記載置台と前記ガス供給機構との前記隙間と、前記ガス供給機構から供給される前記処理ガスの供給条件と、前記処理室内の圧力と、に基づいて、前記基板の処理条件を調整する、基板処理装置。 【選択図】図3
Inventors
- 小森 栄一
- 小椋 栄人
Assignees
- 東京エレクトロン株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (14)
- 処理室と、 前記処理室内に配置され、基板を載置する載置台と、 前記載置台と対向して配置され、前記基板に対して処理ガスを供給するガス供給機構と、 前記載置台と前記ガス供給機構との間に形成される処理領域と、 排気部によって排気される排気領域と、 前記載置台と前記ガス供給機構との隙間に形成され、前記処理領域から前記排気領域に前記処理ガスが流れる第1排気路と、 前記ガス供給機構に設けられ、前記処理領域から前記排気領域に前記処理ガスが通流可能に接続する第2排気路と、 前記排気領域から前記処理ガスが排気される第3排気路と、 制御部と、を備え、 前記制御部は、 前記載置台と前記ガス供給機構との前記隙間と、前記ガス供給機構から供給される前記処理ガスの供給条件と、前記処理室内の圧力と、に基づいて、前記基板の処理条件を調整する、 基板処理装置。
- 前記載置台を昇降して、前記載置台と前記ガス供給機構との前記隙間を調整する昇降機構をさらに備える、 請求項1に記載の基板処理装置。
- 前記第2排気路に設けられた排気バルブをさらに有し、 前記処理領域の圧力が前記排気領域の圧力の2倍以上の場合において、前記第2排気路の流量調整を行う、 請求項1の基板処理装置。
- 前記排気バルブを開いた際、 前記第2排気路に流れる前記処理ガスの流量は、 前記第1排気路に流れる前記処理ガスの流量よりも多い、 請求項3の基板処理装置。
- 前記制御部は、 前記処理領域の圧力を検出する第1の圧力センサで検出された圧力と、前記排気領域の圧力を検出する第2の圧力センサで検出された圧力と、に基づいて、前記第2排気路の流量調整を行う、 請求項3の基板処理装置。
- 前記排気領域内の圧力は、 前記第3排気路に設けられた圧力制御部によって制御される、 請求項1の基板処理装置。
- 前記第2排気路に設けられた排気バルブをさらに有し、 前記制御部は、 第1処理ガスを前記処理領域に供給する第1処理ガス供給工程と、 前記処理領域にパージガスを供給して、前記処理領域の前記第1処理ガスをパージする第1のパージガス供給工程と、 第2処理ガスを前記処理領域に供給する第2処理ガス供給工程と、 前記処理領域にパージガスを供給して、前記処理領域の前記第2処理ガスをパージする第2のパージガス供給工程と、を1サイクルとして、このサイクルを繰り返し、 前記第1のパージガス供給工程及び前記第2のパージガス供給工程において、前記排気バルブを開き、 前記第1処理ガス供給工程及び前記第2処理ガス供給工程において、前記排気バルブを閉じる、 請求項1の基板処理装置。
- 処理室と、前記処理室内に配置され、基板を載置する載置台と、前記載置台と対向して配置され、前記基板に対して処理ガスを供給するガス供給機構と、前記載置台と前記ガス供給機構との間に形成される処理領域と、排気部によって排気される排気領域と、前記載置台と前記ガス供給機構との隙間に形成され、前記処理領域から前記排気領域に前記処理ガスが流れる第1排気路と、前記ガス供給機構に設けられ、前記処理領域から前記排気領域に前記処理ガスが通流可能に接続する第2排気路と、前記排気領域から前記処理ガスが排気される第3排気路と、を備え、前記基板に対して処理を行う基板処理装置の基板処理方法であって、 前記載置台と前記ガス供給機構との前記隙間と、前記ガス供給機構から供給される前記処理ガスの供給条件と、前記処理室内の圧力と、に基づいて、前記基板の処理条件を調整する、 基板処理方法。
- 前記載置台を昇降して、前記載置台と前記ガス供給機構との前記隙間を調整する昇降機構をさらに備える、 請求項8に記載の基板処理方法。
- 前記第2排気路に設けられた排気バルブをさらに有し、 前記処理領域の圧力が前記排気領域の圧力の2倍以上の場合において、前記第2排気路の流量調整を行う、 請求項8の基板処理方法。
- 前記排気バルブを開いた際、 前記第2排気路に流れる前記処理ガスの流量は、 前記第1排気路に流れる前記処理ガスの流量よりも多い、 請求項10の基板処理方法。
- 前記処理領域の圧力を検出する第1の圧力センサで検出された圧力と、前記排気領域の圧力を検出する第2の圧力センサで検出された圧力と、に基づいて、前記第2排気路の流量調整を行う、 請求項10の基板処理方法。
- 前記排気領域内の圧力は、 前記第3排気路に設けられた圧力制御部によって制御される、 請求項8の基板処理方法。
- 前記第2排気路に設けられた排気バルブをさらに有し、 第1処理ガスを前記処理領域に供給する第1処理ガス供給工程と、 前記処理領域にパージガスを供給して、前記処理領域の前記第1処理ガスをパージする第1のパージガス供給工程と、 第2処理ガスを前記処理領域に供給する第2処理ガス供給工程と、 前記処理領域にパージガスを供給して、前記処理領域の前記第2処理ガスをパージする第2のパージガス供給工程と、を1サイクルとして、このサイクルを繰り返し、 前記第1のパージガス供給工程及び前記第2のパージガス供給工程において、前記排気バルブを開き、 前記第1処理ガス供給工程及び前記第2処理ガス供給工程において、前記排気バルブを閉じる、 請求項8の基板処理方法。
Description
本開示は、基板処理装置及び基板処理方法に関する。 特許文献1には、昇降される載置台と天板部材の凹部との間に拡散空間を形成し、この拡散空間に処理ガスを供給することでALDプロセスで基板に成膜処理を施す半導体製造装置が開示されている。 特開2009-224775号公報 基板処理装置の構成例を示す概略図の一例。シャワーヘッドを下方から見た図の一例。ガスの流れを説明する図の一例。基板処理方法を示すフローチャートの一例。基板処理方法のレシピを示す図の一例。圧力変化の一例を示すグラフ。 以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。 〔基板処理装置〕 本実施例に係る基板処理装置100について、図1を用いて説明する。図1は、基板処理装置100の構成例を示す概略図の一例である。基板処理装置100は、減圧状態の処理容器1内でALD(Atomic Layer Deposition)プロセスによりウエハ等の基板Wに所望の膜を成膜する装置である。なお、以下の説明では、基板WにALDプロセスでTiN膜を成膜する場合を例に説明する。 図1に示されるように、基板処理装置100は、処理容器(処理室)1と、載置台2と、シャワーヘッド(ガス供給機構)3と、排気部4と、ガス供給部5と、RF電力供給部8と、制御部9とを有している。 処理容器1は、アルミニウム等の金属により構成され、略円筒状を有している。処理容器1は、基板Wを収容する。処理容器1の側壁には基板Wを搬入又は搬出するための搬入出口11が形成され、搬入出口11はゲートバルブ12により開閉される。処理容器1の本体の上には、断面が矩形状をなす円環状の排気ダクト13が設けられている。排気ダクト13には、略円環形状の排気空間(排気領域)13aが形成されている。排気ダクト13の外壁には、排気口13bが形成されている。排気ダクト13の上面には、絶縁体部材16を介して処理容器1の上部開口を塞ぐように天壁14が設けられている。排気ダクト13と絶縁体部材16との間はシールリング15で気密に封止されている。区画部材17は、載置台2(およびカバー部材22)が後述する処理位置へと上昇した際、処理容器1の内部を上下に区画して、上部空間と下部空間を形成する。この処理容器1の上部空間のうち、後述する処理空間38及び環状隙間39よりも径方向外側の空間が排気空間13aとなる。また、この処理容器1の上部空間のうち、後述する環状隙間39よりも径方向内側の空間が処理空間38となる。 載置台2は、処理容器1内で基板Wを水平に支持する。載置台2は、基板Wに対応した大きさの円板状に形成されており、支持部材23に支持されている。載置台2は、AlN等のセラミックス材料や、アルミニウムやニッケル合金等の金属材料で形成されており、内部に基板Wを加熱するためのヒータ21が埋め込まれている。ヒータ21は、ヒータ電源(図示せず)から給電されて発熱する。そして、載置台2の上面の近傍に設けられた熱電対(図示せず)の温度信号によりヒータ21の出力を制御することで、基板Wが所定の温度に制御される。載置台2には、上面の外周領域及び側面を覆うようにアルミナ等のセラミックスにより形成されたカバー部材22が設けられている。 載置台2の底面には、載置台2を支持する支持部材23が設けられている。支持部材23は、載置台2の底面の中央から処理容器1の底壁に形成された孔部を貫通して処理容器1の下方に延び、その下端が昇降機構24に接続されている。昇降機構24により載置台2が支持部材23を介して、図1において実線で示す処理位置と、その下方の二点鎖線で示す基板Wの搬送が可能な搬送位置との間で昇降する。支持部材23の処理容器1の下方には、鍔部25が取り付けられており、処理容器1の底面と鍔部25の間には、処理容器1内の雰囲気を外気と区画し、載置台2の昇降動作にともなって伸縮するベローズ26が設けられている。 処理容器1の底面の近傍には、昇降板27aから上方に突出するように3本(2本のみ図示)の基板支持ピン27が設けられている。基板支持ピン27は、処理容器1の下方に設けられた昇降機構28により昇降板27aを介して昇降する。基板支持ピン27は、搬送位置にある載置台2に設けられた貫通孔2aに挿通されて載置台2の上面に対して突没可能となっている。基板支持ピン27を昇降させることにより、搬送機構(図示せず)と載置台2との間で基板Wの受け渡しが行われる。 シャワーヘッド3は、処理容器1内に処理ガスをシャワー状に供給する。シャワーヘッド3は、金属製であり、載置台2に対向するように設けられており、載置台2とほぼ同じ直径を有している。シャワーヘッド3は、処理容器1の天壁14に固定された本体部31と、本体部31の下に接続されたシャワープレート32とを有している。本体部31とシャワープレート32との間にはガス拡散空間33が形成されており、ガス拡散空間33には処理容器1の天壁14及び本体部31の中央を貫通するようにガス導入孔36が設けられている。シャワープレート32の周縁部には下方に突出する環状突起部34が形成されている。環状突起部34の内側の平坦面には、ガス吐出孔35が形成されている。載置台2が処理位置に存在した状態では、載置台2とシャワープレート32との間に処理空間(処理領域)38が形成され、カバー部材22の上面と環状突起部34とが近接して環状隙間(第1排気路)39が形成される。 排気部4は、処理容器1の内部を排気する。排気部4は、排気口13bに接続された排気配管(第3排気路)41と、APC(Auto Pressure Controller)バルブ42と、開閉バルブ43と、真空ポンプ(排気ポンプ)44と、を有する。排気配管41の一端は排気ダクト13の排気口13bに接続され、他端は真空ポンプ44の吸入ポートに接続される。排気ダクト13と真空ポンプ44との間には、上流側から順に、APCバルブ42、開閉バルブ43が設けられる。APCバルブ42は、排気経路のコンダクタンスを調整して排気空間13aの圧力を調整し、処理空間38の圧力を調整する。開閉バルブ43は、排気配管41の開閉を切り替える。 ガス供給部5は、処理容器1内に処理ガスを供給する。ガス供給部5は、原料ガス供給源51a、反応ガス供給源52a、パージガス供給源53a,54aを有する。 原料ガス供給源51aは、ガス供給ライン51bを介して原料ガス(第1処理ガス)を処理容器1内に供給する。以下の説明では、原料ガスとして、例えばTiCl4を用いる。 ガス供給ライン51bには、上流側から流量制御器(MFC:Mass Flow Controller)51c、貯留タンク51d及びバルブ51eが介設されている。ガス供給ライン51bのバルブ51eの下流側は、ガス導入孔36に接続されている。原料ガス供給源51aから供給される原料ガスは処理容器1内に供給される前に貯留タンク51dで一旦貯留され、貯留タンク51d内で所定の圧力に昇圧された後、処理容器1内に供給される。貯留タンク51dから処理容器1への原料ガスの供給及び停止は、バルブ51eの開閉により行われる。このように貯留タンク51dへ原料ガスを一旦貯留することで、比較的大きい流量の原料ガスを処理容器1内に安定して供給できる。 反応ガス供給源52aは、ガス供給ライン52bを介して反応ガス(第2処理ガス)を処理容器1内に供給する。以下の説明では、反応ガスとして、例えばNH3を用いる。 ガス供給ライン52bには、上流側から流量制御器(MFC)52c、貯留タンク52d及びバルブ52eが介設されている。ガス供給ライン52bのバルブ52eの下流側は、ガス導入孔36に接続されている。反応ガス供給源52aから供給される反応ガスは処理容器1内に供給される前に貯留タンク52dで一旦貯留され、貯留タンク52d内で所定の圧力に昇圧された後、処理容器1内に供給される。貯留タンク52dから処理容器1への反応ガスの供給及び停止は、バルブ52eの開閉により行われる。このように貯留タンク52dへ反応ガスを一旦貯留することで、比較的大きい流量の反応ガスを処理容器1内に安定して供給できる。 パージガス供給源53a,54aは、ガス供給ライン53b,54bを介してパージガス(第3処理ガス)としての不活性ガスを処理容器1内に供給する。以下の説明では、パージガスとして、例えばN2を用いる。 ガス供給ライン53b,54bには、上流側から流量制御器(MFC)53c,54c及びバルブ53e,54eが介設されている。ガス供給ライン53b,54bのバルブ53e,54eの下流側は、ガス導入孔36に接続されている。パージガス供給源53a,54aから供給されるパージガスは処理容器1内に供給される。パージガス供給源53a,54aから処理容器1へのパージガスの供給及び停止は、バルブ53e,54eの開閉により行われる。 なお、ガス供給ライン53bは、バルブ53eよりも下流側で、ガス供給ライン51bのバルブ51eよりも下流側と合流する。即ち、パージガス供給源53aから供給され、ガス供給ライン53bを流れる不活性ガスは、原料ガスのキャリアガスとして機能する。また、ガス供給ライン53bを流れる不活性ガスは、ガス供給ライン52bを流れる反応ガスがガス供給ライン51b,53bの側に流入することを防止するためのカウンタガスとして機能する。 また、ガス供給ライン54bは、バルブ54eよりも下流側で、ガス供給ライン52bのバルブ52eよりも下流側と合流する。即ち、パージガス供給源54aから供給され、ガス供給ライン54bを流れる不活性ガスは、反応ガスのキャリアガスとして機能する。また、ガス供給ライン54bを流れる不活性ガスは、ガス供給ライン51bを流れる原料ガスがガス供給ライン52b,54bの側に流入することを防止するためのカウンタガスとして機能する。 そして、ガス供給ライン51bとガス供給ライン52bは、ガス供給ライン51bとガス供給ライン53bとの合流部よりも下流側及びガス供給ライン52bとガス供給ライン54bとの合流部よりも下流側で合流し、ガス導入孔36に接続される。 なお、バルブ51e~54eは、例えば、全開と全閉を切り替える開閉弁である。また、バルブ51e~54eは、ALDプロセスにおいて求められる高速開閉が可能な弁(ALDバルブ)であることが好ましい。 処理に際して、区画部材17及び処理位置に配置した載置台2は、処理容器1の内部を、処理空間38を含む上部空間と、載置台2の裏面側の下部空間と、に区画する。また、載置台2のカバー部材22の上面とシャワープレート32の環状突起部34の下面との間に、環状隙間39を形成する。処理容器1の上部空間のうち、環状突起部34及び環状隙間39よりも径方向内側の空間が処理空間38となる。処理容器1の上部空間のうち、環状突起部34及び環状隙間39よりも径方向外側の空間が排気空間13aとなる。なお、制御部9は、昇降機構28によって載置台2の高さを調整することで、載置台2のカバー部材22の上面とシャワープレート32の環状突起部34の下面との間の高さ(ギャップ)を調整することにより、環状隙間39のコンダクタンスが調整される。 ガス導入孔36に供給された各種のガス(原料ガス、反応ガス、パージガス)は、ガス拡散空間33で拡散し、シャワープレート32のガス吐出孔35から処理空間38内に供給される。 また、処理空間38内のガスは、環状隙間39を介して排気ダクト13の排気空間13aに至り、排気ダクト13の排気口13bから排気部4の真空ポンプ44により排気配管41を通って排気される。なお、下部空間はパージガス供給機構(図示せず)によりパージ雰囲気となっている。このため、処理空間38のガス