JP-2026076791-A - 電源制御装置、これを備えたデータ記録装置、電源制御プログラムおよび電源制御方法
Abstract
【課題】高度なオペレーティングシステムを備えたデータ記録装置への電力供給を適切に制御することによって省電力化し、商用電源のない環境下での実用的な運用を可能にすることができる電源制御装置、これを備えたデータ記録装置、電源制御プログラムおよび電源制御方法を提供する。 【解決手段】OS10aを備えたデータ記録装置10への電力供給を制御する電源制御装置1であって、OS10aの起動指示を取得する起動指示取得部31と、OS状態保持端子4に保持されているOS状態を継続的に監視するOS状態監視部32と、起動指示が取得されたとき、電子的スイッチ12をオンにし、OS状態が起動状態から待機状態になったとき、電子的スイッチ12をオフにする電源制御部33と、を有する。 【選択図】 図1
Inventors
- 中山 淳太
- 田口 皓大
Assignees
- 株式会社エルムデータ
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (6)
- オペレーティングシステムを備えたデータ記録装置への電力供給を制御する電源制御装置であって、 前記データ記録装置と電源との間には、前記電源から前記データ記録装置への通電をオンオフ可能な電子的スイッチが設けられているとともに、 前記データ記録装置には、前記オペレーティングシステムが起動状態であるか待機状態であるかを示すOS状態を保持するOS状態保持端子が設けられており、 前記オペレーティングシステムを起動する旨の起動指示を取得する起動指示取得部と、 前記OS状態保持端子に保持されている前記OS状態を継続的に監視するOS状態監視部と、 前記起動指示取得部によって前記起動指示が取得されたとき、前記電子的スイッチをオンにし、前記OS状態監視部によって前記OS状態が起動状態から待機状態になったことが検出されたとき、前記電子的スイッチをオフにする電源制御部と、 を有する、電源制御装置。
- 請求項1に記載の電源制御装置を備えたデータ記録装置。
- 前記データ記録装置は、前記オペレーティングシステムが起動したとき、前記OS状態保持端子に保持されているOS状態を起動状態に設定するOS状態管理部を有する、請求項2に記載のデータ記録装置。
- 前記OS状態保持端子は、前記オペレーティングシステムのシャットダウン処理が完了したとき、自動的にOS状態を待機状態に設定する、請求項2に記載のデータ記録装置。
- オペレーティングシステムを備えたデータ記録装置への電力供給を制御する電源制御プログラムであって、 前記データ記録装置と電源との間には、前記電源から前記データ記録装置への通電をオンオフ可能な電子的スイッチが設けられているとともに、 前記データ記録装置には、前記オペレーティングシステムが起動状態であるか待機状態であるかを示すOS状態を保持するOS状態保持端子が設けられており、 前記オペレーティングシステムを起動する旨の起動指示を取得する起動指示取得ステップと、 前記OS状態保持端子に保持されている前記OS状態を継続的に監視するOS状態監視ステップと、 前記起動指示取得ステップにおいて前記起動指示が取得されたとき、前記電子的スイッチをオンにし、前記OS状態監視ステップにおいて前記OS状態が起動状態から待機状態になったことが検出されたとき、前記電子的スイッチをオフにする電源制御ステップと、 をコンピュータに実行させる、電源制御プログラム。
- オペレーティングシステムを備えたデータ記録装置への電力供給を制御する電源制御方法であって、 前記データ記録装置と電源との間には、前記電源から前記データ記録装置への通電をオンオフ可能な電子的スイッチが設けられているとともに、 前記データ記録装置には、前記オペレーティングシステムが起動状態であるか待機状態であるかを示すOS状態を保持するOS状態保持端子が設けられており、 前記オペレーティングシステムを起動する旨の起動指示を取得する起動指示取得ステップと、 前記OS状態保持端子に保持されている前記OS状態を継続的に監視するOS状態監視ステップと、 前記起動指示取得ステップにおいて前記起動指示が取得されたとき、前記電子的スイッチをオンにし、前記OS状態監視ステップにおいて前記OS状態が起動状態から待機状態になったことが検出されたとき、前記電子的スイッチをオフにする電源制御ステップと、 を有する、電源制御方法。
Description
本発明は、データ記録装置への電力供給を制御する技術に関し、特に高度なオペレーティングシステムを備えたデータ記録装置のための電源制御装置、これを備えたデータ記録装置、電源制御プログラムおよび電源制御方法に関するものである。 従来、センサー等によって測定された各種のデータを記録するデータロガー等のデータ記録装置が知られている。例えば、特開2017-101974号公報には、充電できないような環境で使用するために、バッテリーによって駆動されるデータロガーが開示されている(特許文献1)。 特開2017-101974号公報 本発明に係る電源制御装置およびこれを備えたデータ記録装置の一実施形態を示すブロック図である。本実施形態の電源制御装置、電源制御プログラムおよびデータ記録装置によって実行される電源制御方法を示すフローチャートである。 以下、本発明に係る電源制御装置、これを備えたデータ記録装置、電源制御プログラムおよび電源制御方法の一実施形態について図面を用いて説明する。 本実施形態では、図1に示すように、データ記録装置10と電源11との間に、電源11からデータ記録装置10への通電をオンオフ可能な電子的スイッチ12を設け、この電子的スイッチ12を電源制御装置1によってオンオフすることにより、電力供給を適切に制御するようにした。以下、各構成について説明する。 [1]データ記録装置10 データ記録装置10は、センサーやカメラ等によって取得された様々なデータを記録するものである。本実施形態において、データ記録装置10は、高度なオペレーティングシステム(OS)を備えたシングルボードコンピュータ等のコンピュータによって構成されており、図1に示すように、主として、OS状態保持端子4と、記憶手段5と、演算処理手段6とを有している。以下、各構成手段について詳細に説明する。 なお、データ記録装置10の適用例としては、センサー等によって測定された各種の測定データを記録するデータロガーや、映像データを記録する監視カメラ等が挙げられる。また、データ記録装置10に搭載される高度なオペレーティングシステムとしては、Linux(登録商標)やWindows(登録商標)等、シャットダウン処理が必要となる全てのオペレーティングシステムが含まれる。 OS状態保持端子4は、オペレーティングシステムが起動状態であるか待機状態であるかを示すOS状態を保持するものである。本実施形態において、OS状態保持端子4は、電圧レベル(LOWレベルまたはHIGHレベル)をデジタル値(0または1)によって保持する汎用入出力(GPIO:General Purpose Input/Output)ポート等から構成されている。 そして、OS状態保持端子4は、オペレーティングシステムが起動状態にある場合、電圧を出力する状態(HIGHレベル)を保持する。一方、OS状態保持端子4は、オペレーティングシステムが待機状態にある場合、電圧を出力しない状態(LOWレベル)となるように設計されている。 本実施形態では、オペレーティングシステムのシャットダウン処理が完了したとき、OS状態保持端子4には電流が来なくなるため、電圧を出力できなくなり、LOWレベルを保持することとなる。よって、自動的にOS状態が待機状態に設定される。一方、オペレーティングシステムが起動したとき、後述するOS状態管理部62によって、OS状態保持端子4に保持されているデジタル値が0(LOWレベル)から1(HIGHレベル)に書き換えられることにより、OS状態が起動状態に設定される。 記憶手段5は、各種のデータを記憶するとともに、演算処理手段6が演算処理を行う際のワーキングエリアとして機能するものである。本実施形態において、記憶手段5は、SSD(Solid State Drive)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、USBメモリ等で構成されており、図1に示すように、プログラム記憶部51と、記録データ記憶部52とを有している。 プログラム記憶部51には、高度なオペレーティングシステム10a(OS)と、OS状態管理プログラム10bと、データ記録プログラム10cとがインストールされている。そして、演算処理手段6がオペレーティングシステム10a、OS状態管理プログラム10bおよびデータ記録プログラム10cのそれぞれを実行することにより、データ記録装置10としてのコンピュータを後述する各構成部として機能させるようになっている。 記録データ記憶部52は、データ記録装置10によって取得された各種のデータを記録データとして記憶するものである。記録データとしては、図示しないセンサー等によって測定された各種の測定データや、図示しない監視カメラ等によって撮像された映像データ等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。 演算処理手段6は、CPU(Central Processing Unit)等で構成されており、図1に示すように、プログラム記憶部51にインストールされたオペレーティングシステム10aを実行することにより、起動処理実行部61と、シャットダウン(SD)処理実行部64として機能する。また、演算処理手段6は、プログラム記憶部51にインストールされたOS状態管理プログラム10bを実行することにより、OS状態管理部62として機能する。さらに、演算処理手段6は、プログラム記憶部51にインストールされたデータ記録プログラム10cを実行することにより、記録処理実行部63として機能する。以下、各構成部についてより詳細に説明する。 起動処理実行部61は、オペレーティングシステム10aの起動処理を実行するものである。本実施形態において、起動処理実行部61は、データ記録装置10が電源11と通電されると、自動的にオペレーティングシステム10aの起動処理を実行するようになっている。 OS状態管理部62は、OS状態保持端子4に保持されているOS状態を管理するものである。本実施形態において、OS状態管理部62は、オペレーティングシステム10aが起動したとき、OS状態保持端子4に保持されているデジタル値を0から1に書き換えることにより、OS状態を起動状態に設定する。また、OS状態管理部62は、記録処理実行部63によるデータ記録処理が完了すると、シャットダウン処理実行部64に対してシャットダウン処理を実行するように指示する。 記録処理実行部63は、データ記録処理を実行するものである。本実施形態において、記録処理実行部63は、オペレーティングシステム10aが起動するたびに、図示しないセンサー等から所定のデータを取得し、記録データ記憶部52に保存する。また、記録処理実行部63は、図示しない通信手段を介して、記録したデータをサーバ等へ送信するようになっている。 シャットダウン処理実行部64は、オペレーティングシステム10aのシャットダウン処理を実行するものである。本実施形態において、シャットダウン処理実行部64は、OS状態管理部62からシャットダウン処理を実行する旨のシャットダウン指示を取得すると、オペレーティングシステム10aのシャットダウン処理を実行する。また、シャットダウン処理が完了すると、オペレーティングシステム10aは待機状態を保持するようになっている。 なお、シャットダウン指示は、OS状態管理部62から出力されたものに限定されるものではない。例えば、シャットダウン処理実行部64は、電源制御装置1のボタンが押されたことをシャットダウン指示として取得してもよい。あるいは、遠隔地のサーバ等から通信手段を介して、リモートシャットダウン指示を取得するようにしてもよい。 [2]電源制御装置1 電源制御装置1は、データ記録装置10への電力供給を適切に制御するものである。本実施形態において、電源制御装置1は、消費電力が極めて少ないワンチップマイクロコンピュータ等のコンピュータによって構成されており、図1に示すように、主として、記憶手段2と、演算処理手段3とを有している。以下、各構成手段について詳細に説明する。なお、本実施形態において、電源制御装置1は電源11に接続されており、常時オンの状態となっている。 記憶手段2は、各種のデータを記憶するとともに、演算処理手段3が演算処理を行う際のワーキングエリアとして機能するものである。本実施形態において、記憶手段2は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成されており、図1に示すように、プログラム記憶部21を有している。 プログラム記憶部21には、ファームウェアとしての電源制御プログラム1aが組み込まれている。そして、演算処理手段3が電源制御プログラム1aを実行することにより、電源制御装置1としてのコンピュータを後述する各構成部として機能させるようになっている。 演算処理手段3は、CPU(Central Processing Unit)等で構成されており、図1に示すように、プログラム記憶部21に組み込まれた電源制御プログラム1aを実行することにより、起動指示取得部31と、OS状態監視部32と、電源制御部33として機能する。以下、各構成部についてより詳細に説明する。 起動指示取得部31は、オペレーティングシステム10aを起動する旨の起動指示を取得するものである。本実施形態では、電源制御装置1に搭載されているリアルタイムクロック(RTC)において、所定の時間間隔(例えば、1時間間隔)で起動指示を出力するようにアラームが設定されている。このため、起動指示取得部31は、所定の時間間隔でリアルタイムクロックから起動指示を取得するようになっている。 なお、起動指示は、リアルタイムクロックから出力されたものに限定されるものではない。例えば、起動指示取得部31は、電源制御装置1のボタンが押されたことを起動指示として取得してもよい。あるいは、電源制御装置1のウェイクオンラン(Wake On LAN:WOL)機能やウェイクオンリング(Wake On Ring:WOR)機能により、遠隔地のサーバ等から通信手段を介して起動指示を取得するようにしてもよい。 OS状態監視部32は、OS状態保持端子4に保持されているOS状態を監視するものである。本実施形態において、OS状態監視部32は、起動指示取得部31によって起動指示が取得されたとき、OS状態保持端子4に保持されているデジタル値(0(LOWレベル)または1(HIGHレベル))を読み取ることにより、OS状態の監視を開始する。その後、継続的にOS状態を監視し、OS状態が起動状態から待機状態になったか否かを検出するようになっている。 電源制御部33は、電子的スイッチ12により電源11からデータ記録装置10への通電をオンオフ制御するものである。本実施形態において、電源制御部33は、起動指示取得部31によって起動指示が取得されたとき、電子的スイッチ12をオンにする。一方、電源制御部33は、OS状態監視部32によってOS状態が起動状態から待機状態になったことが検出されたとき、電子的スイッチ12をオフにする。 なお、電子的スイッチ12は、図1に示すように、データ記録装置10と電源11との間に設けられている。また、本実施形態において、電子的スイッチ12は、鉄芯に巻かれたコイル(電磁石)と、電気の開閉(オン/オフ)をする接点(スイッチ)とからなるリレーによって構成されており、コイルに電気が流れると、電磁石の働きで可動接点が固定接点に接触し、通電するようになっている。ただし、電子的スイッチ12は、リレーに限定されるものではなく、電気信号によって通電状態をオンオフしうるものであればよい。 また、電源11としては、バッテリーやソーラーパネル等のように、商用電源のない環境下において使用さ