JP-2026076795-A - 基板の洗浄方法
Abstract
【課題】基板における金属の残存を抑制できる基板の洗浄方法を提供する。 【解決手段】金属が付着した基板を洗浄する基板の洗浄方法であって、該基板を保持テーブルにより保持する保持ステップと、該基板に該金属を吸着する金属吸着粒子を含む流体を供給することにより、該基板に付着した該金属を該金属吸着粒子により吸着する洗浄ステップと、を備える。 【選択図】図7
Inventors
- 甘利 太陽
- 有福 法久
Assignees
- 株式会社ディスコ
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (8)
- 金属が付着した基板を洗浄する基板の洗浄方法であって、 該基板を保持テーブルにより保持する保持ステップと、 該基板に該金属を吸着する金属吸着粒子を含む流体を供給することにより、該基板に付着した該金属を該金属吸着粒子により吸着する洗浄ステップと、を備える、基板の洗浄方法。
- 該洗浄ステップの前に、該基板に該金属を含む研磨液を供給しながら該基板を研磨する研磨ステップをさらに備え、 該洗浄ステップでは、該研磨液に含まれる該金属が付着した該基板に該流体を供給することにより、該基板に付着した該金属を該金属吸着粒子により吸着する、請求項1に記載の基板の洗浄方法。
- 金属が付着した基板を洗浄する基板の洗浄方法であって、 該基板を保持テーブルにより保持する保持ステップと、 該基板に該金属を吸着する金属吸着粒子を含む洗浄部材を接触させることにより、該基板に付着した該金属を該金属吸着粒子により吸着する洗浄ステップと、を備える、基板の洗浄方法。
- 該洗浄ステップの前に、該基板に該金属を含む研磨液を供給しながら該基板を研磨する研磨ステップをさらに備え、 該洗浄ステップでは、該研磨液に含まれる該金属が付着した該基板に該洗浄部材を接触させることにより、該基板に付着した該金属を該金属吸着粒子により吸着する、請求項3に記載の基板の洗浄方法。
- 該洗浄部材は、該金属吸着粒子を保持する樹脂により構成される、請求項3に記載の基板の洗浄方法。
- 該洗浄ステップでは、該基板に流体を供給しながら該基板に該洗浄部材を接触させ、 該流体は、該金属吸着粒子を含む、請求項3に記載の基板の洗浄方法。
- 該金属吸着粒子は、該金属を吸着する官能基を備えるシリカ粒子である、請求項1から請求項6のいずれかに記載の基板の洗浄方法。
- 該金属吸着粒子の平均粒径は、25μm以上150μm以下である、請求項1から請求項6のいずれかに記載の基板の洗浄方法。
Description
本発明は、基板の洗浄方法に関する。 携帯電話機やPC(Personal Computer)等の電気機器に利用されるデバイスチップは、例えば、シリコン等の半導体材料よりなる基板(ウェーハ)に種々の加工が施されることにより製造される。具体的には、例えば、基板の表面に分割予定ラインが設定され、この分割予定ラインにより区切られた複数の領域のそれぞれにIC(Integrated Circuit)等のデバイスが形成される。 そして、デバイスが形成された基板は、研削装置等により裏面側から研削され所定の厚みへと加工された後、分割装置(切削装置及びレーザ加工装置等)により分割予定ラインに沿って分割される。これにより、それぞれがデバイスを有する複数のデバイスチップが製造される。 ウェーハにデバイスを形成する前には、ウェーハのデバイスが形成される面(デバイス面)に研磨加工を施すことによってデバイス面を平坦化する処理が施されることがある。例えば、単結晶SiCウェーハにパワーデバイスを形成するプロセスにおいては、単結晶SiCウェーハに研磨液を供給しつつ単結晶SiCウェーハのデバイス面を研磨パッドで研磨するCMP(Chemical Mechanical Polishing)が実施される(特許文献1参照)。 特開2016-92246号公報 加工装置を示す斜視図である。図2(A)は粗研削用の研削ホイールを示す斜視図であり、図2(B)は仕上げ研削用の研削ホイールを示す斜視図である。研磨ユニットを示す斜視図である。加工装置のチャックテーブルにより基板が保持された状態を示す側面図である。加工装置の研削ユニットにより基板が研削される様子を示す側面図である。加工装置の研磨ユニットにより基板が研磨される様子を示す一部断面側面図である。図7(A)は、加工装置の洗浄ユニット及び基板を示す側面図であり、図7(B)は、保持テーブル、基板及び洗浄部材の上面図である。 以下、添付図面を参照して本発明の一態様に係る実施形態を説明する。まず始めに、本実施形態の洗浄方法が適用される加工装置について説明する。図1は、基板11に研削加工及び研磨加工を施すことが可能な加工装置(研削研磨装置)2を示す斜視図である。なお、図1において、X軸方向(第1水平方向、左右方向)とY軸方向(第2水平方向、前後方向)とは、互いに垂直な方向である。また、Z軸方向(上下方向、高さ方向、鉛直方向)は、X軸方向及びY軸方向と垂直な方向である。 加工装置2は、加工装置2が備える各構成要素を支持又は収容する基台4を備える。基台4の前端部の上面側には、矩形状の開口4aが設けられている。開口4aの内側には、基板11を搬送する搬送ユニット6が設けられている。例えば搬送ユニット6として基板11を保持可能なロボットハンド(エンドエフェクタ)が装着された搬送ロボットが用いられる。 開口4aの前方には、カセット支持台8A,8Bが設けられている。カセット支持台8A,8B上にはそれぞれ、箱型のカセット10A,10Bが載置される。カセット10A,10Bは、加工装置2による加工の対象物である複数の基板11を収容可能な容器である。加工装置2で基板11を加工する際には、複数の基板11を収容したカセット10A,10Bが、カセット支持台8A,カセット支持台8B上にセットされる。 基板11は、単結晶SiC等の半導体材料でなる円盤状のウェーハであり、互いに概ね平行な第1面11a及び第2面11bを備える。ただし、基板11の種類、材質、形状、大きさ、構造等に制限はない。例えば基板11は、SiC以外の半導体(Si、GaAs、InP、GaN等)、ガラス、セラミックス、樹脂、金属等でなる円盤状のウェーハであってもよい。 例えば、加工装置2によって基板11の第1面11a側に研削加工及び研磨加工が施される。これにより、基板11が薄化されるとともに、基板11の第1面11aが平坦化される。そして、基板11の第1面11a側に、複数のIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、LED(Light Emitting Diode)、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイス等のデバイスが形成される。その後、基板11を切削装置、レーザ加工装置等の加工装置で分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが製造される。 ただし、加工装置2は、既にデバイスが形成されている基板11を加工することもできる。例えば、基板11の第1面11a側に複数のデバイスが形成されている場合には、加工装置2によって基板11の第2面11b側に研削加工及び研磨加工が施されてもよい。 開口4aの斜め後方には、基板11の位置合わせを行うアライメント機構(位置合わせ機構)12が設けられている。アライメント機構12は、基板11が仮置きされる仮置きテーブル14を備える。また、例えばアライメント機構12は、基板11の外周縁に接触して基板11を挟み込む複数のピンを備える。 カセット10A,10Bに収容されている基板11は、搬送ユニット6によって仮置きテーブル14上に搬送される。そして、アライメント機構12は、基板11を仮置きテーブル14で保持して複数のピンで挟み込むことにより、基板11を所定の位置に配置する。 基台4の側方には、門型の支持構造16がアライメント機構12を跨ぐように設置されている。支持構造16には、基板11を搬送する搬送ユニット18が装着されている。例えば、支持構造16には搬送ユニット18をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に沿って移動させるボールねじ式の移動機構(不図示)が設けられており、搬送ユニット18は移動機構に連結されている。また、搬送ユニット18は、基板11の上面側を吸引保持する1又は複数の吸引パッド(不図示)を備える。 アライメント機構12の後方には、矩形状の開口4bが設けられている。開口4bの内側には、円盤状のターンテーブル20が設けられている。ターンテーブル20には、ターンテーブル20をZ軸方向と概ね平行な回転軸の周りで回転させるモータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。 ターンテーブル20上には、基板11を保持する複数のチャックテーブル22が設けられている。例えば、4個のチャックテーブル22がターンテーブル20の周方向に沿って概ね等間隔(90°間隔)に配列される。 ターンテーブル20は、平面視で時計回り(矢印Rで示す方向)及び反時計回りに回転する。これにより、各チャックテーブル22が搬送領域A、研削領域B(第1研削領域、粗研削領域)、研削領域C(第2研削領域、仕上げ研削領域)及び研磨領域Dを経て、再び搬送領域Aに順に位置付けられる。 チャックテーブル22の上面は、基板11を保持する保持面22aを構成している。保持面22aは、チャックテーブル22の内部に形成された流路(不図示)、バルブ(不図示)等を介して、エジェクタ等の吸引源(不図示)に接続されている。また、チャックテーブル22には、チャックテーブル22をZ軸方向と概ね平行な回転軸の周りで回転させるモータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。 アライメント機構12によって位置合わせが行われた基板11は、搬送ユニット18によって、搬送領域Aに位置付けられたチャックテーブル22に搬送される。そして、チャックテーブル22の保持面22a上に基板11が配置された状態で、保持面22aに吸引源の吸引力(負圧)を作用させると、基板11がチャックテーブル22によって吸引保持される。 基台4の後端部(ターンテーブル20及びチャックテーブル22の後方)には、基台4の上面から上方に突出する直方体状の支持構造24が設けられている。支持構造24の表面(前面)は、XZ平面と概ね平行に配置されている。そして、支持構造24の表面側に、後述の研削ユニット38A,38Bを移動させる移動機構26A,26Bが設けられている。 移動機構26A,26Bはそれぞれ、支持構造24の表面側にZ軸方向に沿って配置された一対のガイドレール28を備える。一対のガイドレール28には、平板状の移動プレート30がガイドレール28に沿ってスライド可能に装着されている。移動プレート30の裏面側(後面側)には、ナット部(不図示)が設けられている。このナット部には、一対のガイドレール28の間にZ軸方向に沿って配置されたボールねじ32が螺合されている。また、ボールねじ32の端部には、ボールねじ32を回転させるパルスモータ34が連結されている。パルスモータ34でボールねじ32を回転させると、移動プレート30がガイドレール28に沿ってZ軸方向に移動する。 移動プレート30の表面側(前面側)には、支持部材36が固定されている。移動機構26Aの移動プレート30に固定された支持部材36は、基板11に粗研削を施す粗研削用の研削ユニット38Aを支持している。一方、移動機構26Bの移動プレート30に固定された支持部材36は、基板11に仕上げ研削を施す仕上げ研削用の研削ユニット38Bを支持している。研削ユニット38Aは研削領域Bの上方に位置付けられ、研削ユニット38Bは研削領域Cの上方に位置付けられている。 研削ユニット38A,38Bはそれぞれ、筒状のハウジング40を備える。ハウジング40には、Z軸方向に沿って配置された円柱状のスピンドル42が収容されている。スピンドル42の先端部(下端部)はハウジング40から露出しており、スピンドル42の先端部には金属等でなる円盤状のホイールマウント44が固定されている。また、スピンドル42の基端部(上端部)には、スピンドル42を回転させるモータ等の回転駆動源が連結されている。 研削ユニット38Aが備えるホイールマウント44の下面側には、粗研削用の研削ホイール46Aが装着される。一方、研削ユニット38Bが備えるホイールマウント44の下面側には、仕上げ研削用の研削ホイール46Bが装着される。 図2(A)は、研削ユニット38Aに装着された研削ホイール46Aを示す斜視図である。図2(A)に示されるように、研削ホイール46Aは、アルミニウム合金等の金属でなる環状のホイール基台48Aと、ホイール基台48Aの下面側に固定された複数の研削砥石50Aとを備える。研削砥石50Aは、ダイヤモンド、cBN(cubic Boron Nitride)等でなる砥粒を、メタルボンド、レジンボンド、ビトリファイドボンド等の結合材(ボンド材)で固定することによって形成される。例えば、直方体状に形成された複数の研削砥石50Aが、ホイール基台の外周縁に沿って環状に概ね等間隔で配列される。 図2(B)は、研削ユニット38Bに装着された研削ホイール46Bを示す斜視図である。図2(B)に示されるように、研削ホイール46Bは、環状のホイール基台48Bと、ホイール基台48Bの下面側に固定された複数の研削砥石50Bとを備える。ホイール基台48B及び研削砥石50Bの形状、材質、構成、機能等はそれぞれ、ホイール基台48A及び研削砥石50Aと同様である。ただし、研削砥石50Bに含まれる砥粒の平均粒径は、研削砥石50Aに含まれる砥粒の平均粒径よりも小さい。 研削ホイール46A,46Bはそれぞれ、回転駆動源からスピンドル42及びホイールマウント44を介して伝達される動力により、Z軸方向と概ね平行な回転軸の周りを回転する。これにより、複数の研削砥石50Aと複数の研削砥石50Bとがそれぞれ、水平面(XY平面)と概ね平行な環状の旋回経路(回転経路)に沿って旋回する。 基板11を保持したチャックテーブル22を研削領域B(図1参照)に配置し、チャックテーブル22及び研削ホイール46Aを回転させつつ研削砥石50Aを基板11に接触させることにより、基板11に粗研削が施される。その後、基板11を保持したチャックテーブル22を研削領域C