JP-2026076812-A - 移動体検知システム
Abstract
【課題】本開示の移動体検出システムは、誤検知を抑制しつつ拡張性を備えた基本構成により、移動体の検知を可能とする。 【解決手段】移動体検出システムは、発信電極で電磁場を形成し、交流信号を発生させる発信体と、前記発信体からの前記交流信号を受信する受信体と、を備え、前記発信体において前記交流信号を生成する第1発振器は、前記発信電極と接続され、前記受信体は、受信電極と、検出器とが備えられ、検出器の入力端子と受信電極が接続されており、前記検出器は、受信した前記交流信号により、前記発信体と前記受信体の間を通過又は近接する移動体を検知する。 【選択図】図1
Inventors
- 水野 健太朗
- 鈴木 聖也
- 森 建郎
Assignees
- 株式会社豊田中央研究所
- トヨタ自動車株式会社
- 株式会社デンソー
- 株式会社豊田自動織機
- 株式会社アイシン
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (7)
- 発信電極で電磁場を形成し、交流信号を発生させる発信体と、 前記発信体からの前記交流信号を受信する受信体と、を備え、 前記発信体において前記交流信号を生成する第1発振器は、前記発信電極と接続され、 前記受信体は、受信電極と、検出器とが備えられ、検出器の入力端子と受信電極が接続されており、 前記検出器は、受信した前記交流信号により、前記発信体と前記受信体の間を通過又は近接する移動体を検知する、 移動体検知システム。
- 前記受信体に接続される制御器を更に備え、 前記制御器は、前記検出器の出力に応じて、警告、警報、記録、及びデータ通信のうち少なくとも一つの制御を実行する、請求項1に記載の移動体検知システム。
- 前記受信体に接続される制御器を更に備え、 前記検出器は、前記移動体において前記受信体が検知可能な第2発振器を有するか否かを、前記受信体で受信した信号の強弱により判定し、 前記制御器は、前記移動体の前記第2発振器の有無の判定結果に応じた所定の制御を実行する、請求項1に記載の移動体検知システム。
- 前記移動体の発振器有りとの判定結果の場合に、 前記移動体の発振器で生成した信号を変調信号として、 前記制御器は、前記検出器で検出した変調信号に応じた所定の制御を行う、請求項3に記載の移動体検知システム。
- 前記発信体の発信電極又は前記受信体の受信電極は、追加する導体との接触又は容量結合により、発信電極又は受信電極の大きさを拡張可能とする、請求項1に記載の移動体検知システム。
- 前記受信体は2つの受信電極を有し、 前記検出器は前記2つの受信電極で受信した信号の大きさの差の増幅又は位相差を検知する、請求項1に記載の移動体検知システム。
- 前記発信電極及び受信電極のうち、少なくとも1つの電極について、当該電極を形成する周囲部分の全部又は一部が、指向性に対応する線状又は円弧状に形成されて配置されている、請求項1に記載の移動体検知システム。
Description
本開示は、移動体検知システムに関する。 従来、作業空間において作業者などとの衝突に関する安全性を確保するための技術がある。例えば、特許文献1は、自動装置の移動部と作業者などの衝突に対する安全性の確保等を実現できる安全装置に関する技術を開示している。特許文献1の技術では、移動部と検出対象の少なくとも一方が危険領域に位置するか否かを検出する危険状態検出手段が設けられている。この検出手段にはライトカーテンが利用される。 特開2019-000930号公報 図1は、本開示の移動体検知システムの構成を示す図である。図2は、移動体の発振器の有無による検出器出力の一例である。図3は、移動体の発振器の有無による電磁波の態様の一例である。図4は、発信器を保持する移動体が近接した場合のイメージである。図5は、発信パターンの一例を示す図である。図6は、移動体検知システムにおける検知処理の流れを示すシーケンスである。図7は、受信体の受信電極を拡張した変形例である。図8は、受信体の受信電極を拡張した変形例である。図9は、拡張した場合の検出器出力の一例である。図10は、受信電極(又は発振電極)を地面に沿わせるように配置した例である。図11は、電磁場が交流信号であることを利用して、受信電極の拡張を容量結合で実現した例である。図12は、ひとつの発信体に対して、複数の受信体を組み合わせた例である。図13は、全周電極と電磁波の指向性の例である。図14は、対向電極と電磁波の指向性の例である。図15は、検出器の方式の一例である。図16は、受信電極が1つの態様の例である。図17は、受信電極が2つの態様の例である。図18は、検出器の構成例である。図19は、検出器の信号波形の例である。 以下、図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。 本開示の移動体検知システムは、発信体と受信体で形成する立入禁止ゾーンに近づく移動体(ヒト、AGVなど)を検出し、識別した移動体に応じた処理(警告など)を実現する。移動体に応じた処理は、発振器を保持しているか否かの判定や発振器の発する信号のパターンで実現する。 図1は、本開示の移動体検知システムの構成を示す図である。図2は、移動体の発振器の有無による検出器出力の一例である。図3は、移動体の発振器の有無による電磁波の態様の一例である。図1の構成の詳細は後述する。なお、移動体はヒトを例に説明するが、他の移動可能な物体、AVG、ロボット、ドローン等であってもよい。 図2に示すように本手法は、移動体が発振器を備える場合、備えない場合の何れの場合も想定される。時間軸のA~Cは移動(図3参照)により移動体が近づいてきた場合である。移動体の接近により、発振器ありの場合は検出器出力が大きくなり、発振器なしの場合は検出器出力が小さくなる。図3に示すように、(A1)の発振器なしの場合では、移動体の接近により、ポール間の電磁波が遮蔽されて小さくなる。(A2)の発振器ありの場合では、移動体の接近により、ポール間の電磁波に移動体の発振器の電磁波が加わり、電磁波の総量は大きくなる。 本開示の移動体検知システムによれば、2つのポール(発信体と受信体)を立てるだけで、移動体の立入禁止ゾーンを決めることができ、更に、移動体が交流信号を発する発振器を保持する/しないの態様で、警報の仕方を下記のように調整できる。 (1)ポール間の通過において、移動体が発振器を保持しない場合は、警報を発する。発振器を保持している場合は、警報なくポール間を通過できる。 (2)発振器の発信パターンをあらかじめ決めておくことで、パターンに応じて警報をする/しないを使い分けできる。 (3)警報を発するのは、条件が上記の逆でもよいし、同じにしてもよい。 以上のように移動体検知システムは、発信体から交流の電磁場を発し、受信体でその交流の電磁場を受信する。両者(発信体及び受信体)は、任意の間隔で設置する。移動体(発振器を保持しない)が、設置した両者間に近接するほどに、発信体の電磁場は移動体で遮られるため受信体が受信する電磁場は減衰する。この減衰を検知することで、移動体の近接と通過の検知が可能になる。また、通過する移動体が、受信体が検出可能な交流の電磁場を発生する発振器を保持していると、受信体へ到達する電磁場は大きくなる。つまり、発振器を有する移動体の近接と通過を検知できる。また、保持する発振器の発信パターンをあらかじめ決めておき、パターンごとに制御を使い分けすることができる。 移動体検知システムの構成要素は、電磁場を発生する発信体と、その電磁場を受信する受信体で構成され、両者は任意の間隔で設置する受信体は電磁場の検出器と、制御器を有する。制御器は、検出器で受信した電磁場の大きさに応じた動作をする。その動作は、警告灯の発光、警報の発報、電磁場の増減を記録もしくは通信などである。また、両者間に近接もしくは通過する移動体は、発振器を有していてもよい。発振器は、少なくともひとつの発信パターンを有しているとする。発信体と受信体は、固定、可搬、又は可動体であってもよい。 図1に示したように、本実施形態の移動体検知システム100は、発信体102と、受信体104と、によって構成されており、移動体106の通過又は近接を検知する。なお、図示では説明の便宜のため、移動体106が発振器106A(第2発振器)を保持する例としているが、保持しない場合もある。なお、説明の便宜上、各構成(発信体、受信体、及び発振器等)の符号を省略して説明する場合もある。 発信体102は、交流信号を生成する発振器102A(第1発振器)と、発信電極102Bとを備える。発振器102Aは出力端子で発信電極102Bと接続される。発振器102Aは、交流信号を生成し、出力端子からその交流信号を発信電極102Bに出力する。発信体102は、発信電極102Bで電磁場を形成し、交流信号を発生させる。発信電極102Bは、生成された交流信号の周波数の波長に対して1/6以下とするような周波数を形成できる体格の発信電極とする。なお、発振器102Aと発信電極102Bを一体化してもよい。 受信体104は、交流信号を受信する。交流信号は、発信体102(及び発振器を保持する移動体)からの信号である。受信体104は、発信体102からの交流信号を受信する受信電極104Aと、検出器104Bと、制御器104Cとを備える。受信電極104Aと検出器104Bとは入力端子で接続される。 検出器104Bは、受信電極104Aから受信した交流信号により、発信体と受信体の間を通過又は近接する移動体106を検知する。 制御器104Cは、検出器104Bの出力に応じて所定の制御を実行する。所定の制御は、警告、警報、記録、及びデータ通信のうち少なくとも一つの任意の制御を実行するように設定しておけばよい。 なお、検出器104B及び制御器104Cは、ハードウェアとしては、CPU(Central Processing Unit)、各処理ルーチンを実現するためのプログラム等を記憶したROM(Read Only Memory)、データを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)、記憶手段としてのメモリ、及びネットワークインタフェース等を含んだコンピュータにより実現される。また、検出器104Bは、検出した出力についてあらかじめ設定したしきい値で各種制御のオン/オフ信号を生成する比較器を備えている。また、検出器104B及び制御器104C間の接続は、有線であってもよいし、無線として外部に制御器104Cを設置してもよい。 ここで、移動体106が発信器(第2発振器)を保持していない場合、保持している場合のそれぞれの態様について説明する。また、保持しており、更に発信パターンがある場合についても説明する。 移動体106が発振器を保持していない場合について説明する。移動体106が発信体及び受信体間に近接するにつれて、発信体102から受信体104に到達する電磁場は遮られるため、受信体の電磁場の受信強度は低下する。発信体及び受信体の間で最大の低下となり、そこから遠ざかるほどに低下は小さくなる。受信強度の低下が設定値を超えたときに、制御器104Cが、警告灯、警報、データの記録、データ通信などの処理を行う。これにより、移動体106(ヒト)が危険領域や立入禁止領域への侵入を検知することができる。 移動体106が発振器を保持している場合について説明する。移動体106の近接につれて、移動体106の発振器からの電磁場が受信体104に到達する。そのため、移動体106が遮るよりも高い強度の電磁場を発信することで、近接するにつれて受信体104での受信強度は高くなる。受信強度の高まりが設定値を超えたときに、制御器104Cが、警告灯、警報、データの記録、データ通信などの処理を行う。これにより、移動体106(ヒト)が危険領域や立入禁止領域への侵入を検知することができる。以上のように、検出器104Bは、移動体106において受信体104が検知可能な第2発振器を有するか否かを、受信体104で受信した信号の強弱により判定する。制御器104Cは、移動体の第2発振器の有無の判定結果に応じた所定の制御を実行する。 移動体106が発信パターンを有する発振器を保持している場合について説明する。発振器に2つ以上の発信パターンがある場合に、受信体104が受信した発信パターンで発振器をそれぞれの種別に分類することができる。図4は、発信器を保持する移動体106が近接した場合のイメージである。図5は、発信パターンの一例を示す図である。図5に示すように、発信1のパターンは「111・・・」、発信2のパターンは「1010・・・」となっている。制御器104Cでは、発信パターンA(発信1)は警報なし、発信パターンB(発信2)は警報あり、又はその逆とする等といったように制御することができる。 上記のように、移動体106が発振器を保持するか保持しないかによって、受信体104が受信する電磁場からの交流信号の強度の挙動が異なる。すなわち発信パターンの異なる変調信号となっている。この特性を利用すれば、移動体106が発振器を保持しない場合は警告などを発報、保持する場合は警告しない等の制御が行える。また、発振器を保持しない移動体106、保持する移動体106の数をカウントして、カウント数に応じた制御を行える。また、発振器に発信パターンを付与することで、発振器の種別により制御を使い分けることができる。以上のように、移動体の発振器有りとの判定結果の場合に、移動体の発振器で生成した信号を変調信号として、制御器104Cは、検出器104Bで検出した変調信号に応じた所定の制御を行うように構成できる。 次に、本開示の実施形態に係る移動体検知システム100の作用について説明する。図6は、移動体検知システム100における検知処理の流れを示すシーケンスである。 ステップS100において、発信体102は、発振器102Aにより交流信号を生成、発信電極102Bで電磁波を形成し、交流信号を発生させる。 ステップS102において、受信体104の受信電極104Aは、発信体102からの交流信号を受信する ステップS104において、受信体104の検出器104Bは、受信電極104Aから受信した交流信号により、発信体と受信体の間を通過又は近接する移動体106を検知する。 ステップS106において、受信体104の制御器104Cは、検出器104Bの出力に応じて所定の制御(警告、警報、記録、及びデータ通信)を実行する。 (変形例) 次に、変形例のバリエーションについて説明する。 図7及び図8は、受信体の受信電極を拡張した変形例である。図9は、拡張した場合の検出器出力の一例である。受信電極に導電材(110)を接触させると、導電材も受信電極として機能する。また、受信電極も受信電極104A1及び受信電極104A2を備えるよ