JP-2026076852-A - 熱処理システム
Abstract
【課題】蓋搬送コンベアで搬送される蓋を適切に整列させることが可能な熱処理システムを提供する。 【解決手段】熱処理部は、被処理物を熱処理可能である。熱処理搬送コンベアは、熱処理部を通るよう設けられ、被処理物を収容している容器、および、容器に取り付けられた蓋6を搬送する。蓋搬送コンベア40は、熱処理部で熱処理された被処理物を収容する容器の蓋6を搬送する。蓋整列機構部90は、蓋搬送コンベア40で搬送される蓋6を整列させることが可能である。蓋整列機構部90は、ストッパ91および幅寄せ部92を有する。ストッパ91は、蓋6の搬送方向の前側において蓋6に当接することで、蓋搬送コンベア40の幅方向に対する蓋6の傾きを矯正可能である。幅寄せ部92は、蓋搬送コンベア40の幅方向の両側から蓋6に当接することで、蓋搬送コンベア40の幅方向における蓋6の位置を調整可能である。 【選択図】図16
Inventors
- 藤田 明哲
- 吉金 隆宏
Assignees
- ノリタケ株式会社
Dates
- Publication Date
- 20260512
- Application Date
- 20241024
Claims (6)
- 被処理物(8)を熱処理可能な熱処理部(10)と、 前記熱処理部を通るよう設けられ、前記被処理物を収容している容器(3)、および、前記容器に取り付けられた蓋(6)を搬送する熱処理搬送コンベア(20)と、 前記熱処理部で熱処理された前記被処理物を収容する前記容器の前記蓋を搬送する蓋搬送コンベア(40)と、 前記蓋搬送コンベアで搬送される前記蓋を整列させることが可能な蓋整列機構部(90)と、を備え、 前記蓋整列機構部は、 前記蓋の搬送方向の前側において前記蓋に当接することで、前記蓋搬送コンベアの幅方向に対する前記蓋の傾きを矯正可能なストッパ(91)、および、 前記蓋搬送コンベアの幅方向の両側から前記蓋に当接することで、前記蓋搬送コンベアの幅方向における前記蓋の位置を調整可能な幅寄せ部(92)、 を有する熱処理システム。
- 前記蓋搬送コンベアは、前記熱処理搬送コンベアに対し平行、かつ、前記熱処理搬送コンベアと略同じ長さとなるよう設けられている請求項1に記載の熱処理システム。
- 前記ストッパは、前記蓋搬送コンベアにおいて前記蓋の搬送方向に複数設けられている請求項1または2に記載の熱処理システム。
- 前記蓋搬送コンベアは、前記蓋搬送コンベアの幅方向に複数配置された状態の前記蓋を搬送する請求項1または2に記載の熱処理システム。
- 前記蓋搬送コンベアで搬送された前記蓋を前記容器に取り付け可能な蓋取り付け機構部(72)をさらに備える請求項1または2に記載の熱処理システム。
- 前記蓋取り付け機構部は、 前記蓋を前記蓋搬送コンベアから持ち上げ可能な蓋リフタ(74)、 前記蓋リフタにより持ち上げられた前記蓋を鉛直方向下側から支持可能な爪部(75)、および、 前記爪部により支持された前記蓋を鉛直方向上側から押圧可能な押さえ部(76)、 を有する請求項5に記載の熱処理システム。
Description
本発明は、熱処理システムに関する。 従来、熱処理部で熱処理された被処理物を収容する容器の蓋を搬送する蓋搬送コンベアに、蓋を整列させるための蓋整列機構部を備えた熱処理システムが知られている。例えば、特許文献1の熱処理システムでは、蓋整列機構部は、蓋の搬送方向の前側において蓋に当接することで、蓋搬送コンベアの幅方向に対する蓋の傾きを矯正可能なストッパを有している。 特開2024-41508号公報 一実施形態による熱処理システムを示す模式図。一実施形態による熱処理システムの蓋搬送コンベアを示す模式図。(A)は本実施形態による熱処理システムの熱処理搬送コンベアで搬送される容器および蓋を搬送方向から見た図、(B)は(A)を矢印B方向から見た図、(C)は(A)のC-C線断面図。一実施形態による熱処理システムの処理後搬送コンベアを含む部分を示す模式図。一実施形態による熱処理システムの処理前搬送コンベアを含む部分を示す模式図。一実施形態による熱処理システムの蓋取り外し機構部を示す図。図6のVII-VII線断面図。一実施形態による熱処理システムの昇降リフタを示す図。図8を矢印IX方向から見た図。一実施形態による熱処理システムの蓋搬送コンベアを搬送方向に垂直な方向から見た図。図10を矢印XI方向から見た図。図10のXII-XII線断面図。一実施形態による熱処理システムの別の昇降リフタを示す図。図13を矢印XIV方向から見た図。一実施形態による熱処理システムの蓋搬送コンベアの蓋取り付け機構部側の端部を示す図。図15を矢印XVI方向から見た図。図15のXVII-XVII線断面図。一実施形態による熱処理システムの蓋取り付け機構部を示す図。図18のXIX-XIX線断面図。 以下、一実施形態による熱処理システムを図面に基づき説明する。なお、実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。 (一実施形態) 一実施形態による熱処理システムを図1、2に示す。熱処理システム1は、熱処理部10および搬送システム2を備える。熱処理部10は、後述する被処理物8を熱処理するためのものであり、例えば焼成炉である。搬送システム2は、熱処理部10を通るよう設けられ、被処理物8を収容した容器3等を搬送可能である。 搬送システム2は、熱処理搬送コンベア20、処理後搬送コンベア30、蓋搬送コンベア40、容器搬送コンベア50、処理前搬送コンベア60、蓋取り外し機構部71、蓋取り付け機構部72、昇降リフタ80、蓋整列機構部90等を備えている。本実施形態では、熱処理部10、熱処理搬送コンベア20、処理後搬送コンベア30、蓋搬送コンベア40、容器搬送コンベア50、処理前搬送コンベア60は、いずれも複数設けられている。 熱処理部10は、例えば3つ設けられている。それぞれの熱処理部10を便宜上、熱処理部11、12、13とする。熱処理搬送コンベア20は、例えば3つ設けられている。それぞれの熱処理搬送コンベア20を便宜上、熱処理搬送コンベア21、22、23とする。処理後搬送コンベア30は、例えば4つ設けられている。それぞれの処理後搬送コンベア30を便宜上、処理後搬送コンベア31、32、33、34とする。蓋搬送コンベア40は、例えば2つ設けられている。それぞれの蓋搬送コンベア40を便宜上、蓋搬送コンベア41、42とする。容器搬送コンベア50は、例えば4つ設けられている。それぞれの容器搬送コンベア50を便宜上、容器搬送コンベア51、52、53、54とする。処理前搬送コンベア60は、例えば4つ設けられている。それぞれの処理前搬送コンベア60を便宜上、処理前搬送コンベア61、62、63、64とする。本実施形態では、熱処理部10、熱処理搬送コンベア20、蓋搬送コンベア40は、例えば60m程度の長さに設定されている。 ここで、熱処理システム1が設置される空間にxyz座標を定義する。x軸、y軸、xy平面は、水平方向に沿う。z軸、zx平面、zy平面は、鉛直方向に沿う。図1に示すように、熱処理部11、12、13は、x軸に沿うようにして並列に設けられている。熱処理部11、12、13は、例えばいずれも同じ長さに設定されている。熱処理搬送コンベア21、22、23は、それぞれ熱処理部11、12、13を通るよう、すなわち、x軸に沿うようにして並列に設けられている。熱処理搬送コンベア21、22、23は、熱処理部11、12、13より長く設定されている。熱処理搬送コンベア21は、熱処理搬送コンベア22より長く設定されている。熱処理搬送コンベア23は、熱処理搬送コンベア22より短く設定されている。処理後搬送コンベア31、32、33、34は、y軸に沿うようにして設けられている。蓋搬送コンベア41、42は、x軸に沿うよう、かつ、鉛直方向すなわちz軸方向に並ぶようにして設けられている(図1、2参照)。蓋搬送コンベア41は、例えば熱処理搬送コンベア22と同じ長さに設定されている。蓋搬送コンベア42は、蓋搬送コンベア41、熱処理搬送コンベア21、22、23より短く設定されている。容器搬送コンベア51、52は、x軸に沿うようにして並列に設けられている。容器搬送コンベア53、54は、x軸に沿うようにして並列に設けられている。処理前搬送コンベア61、62、63、64は、y軸に沿うようにして設けられている。 図3に示すように、熱処理搬送コンベア20は、支持部205、ローラ支持部206、搬送ローラ200等を有している。ローラ支持部206は、床9に設置された支持部205により支持されている。ローラ支持部206は、熱処理搬送コンベア20の幅方向(y軸方向)の両側において長さ方向(x軸方向)に沿うよう設けられている。搬送ローラ200は、回転軸201、支持輪202を有している。回転軸201は、例えば金属により棒状に形成され、両端部がローラ支持部206により回転可能に支持されている。支持輪202は、例えばアルミナ等のセラミック材料により円環状に形成され、回転軸201の長さ方向(y軸方向)に複数設けられている。搬送ローラ200は、熱処理搬送コンベア20の長さ方向(x軸方向)に所定の間隔を空けて複数設けられている。搬送ローラ200は、図示しない駆動装置により所定の方向に回転可能である。 熱処理搬送コンベア20は、搬送ローラ200を回転させることにより、鉛直方向に複数積まれた容器3と、その鉛直方向上側に取り付けられた1つの蓋6とからなる蓋付き多段容器7を搬送する。容器3は、例えばアルミナ等のセラミック材料により、下部に底壁、上部に開口部を有する矩形の箱状に形成されている。容器3は、例えば縦約33cm、横約33cm、高さ約10cmに設定されている。容器3は、4つの側壁4の上部に切り欠き部5を有している(図3(A)、(C)参照)。蓋6は、例えばアルミナ等のセラミック材料により矩形の板状に形成されている。蓋6は、例えば縦約32.5cm、横約32.5cm、高さ(厚み)約1cmに設定されている。 容器3には、被処理物8が収容されている。被処理物8は、例えばリチウム含有化合物と遷移金属化合物との混合物等、リチウムイオン電池の電極材料等であって、粉末状のものが所定の圧力で押し固められた状態で容器3に収容されている。ここで、被処理物8の容器3における上端面の高さは、切り欠き部5の下端部より低い位置に設定されている。 図3(A)、(C)に示すように、1つの蓋付き多段容器7において、容器3は2つ積まれている。図3(A)、(B)に示すように、熱処理搬送コンベア20は、熱処理搬送コンベア20の幅方向(y軸方向)に複数配置された状態の蓋付き多段容器7を搬送する。本実施形態では、熱処理搬送コンベア20は、熱処理搬送コンベア20の幅方向(y軸方向)に4つ配置された状態の蓋付き多段容器7、つまり、4列2段の蓋付き容器を搬送する。熱処理搬送コンベア20における蓋付き多段容器7の搬送方向は、+x方向である。ここで、「+x方向」とは、x軸における正の方向を意味する(以下、「+y方向」、「+z方向」についても同様)。また、「-x方向」とは、x軸における負の方向を意味する(以下、「-y方向」、「-z方向」についても同様)。 熱処理部10は、炉体100および図示しないヒータを有している。炉体100は、例えば耐熱レンガ、セラミックボード等の断熱材、および、その断熱材を包被するケーシングによってトンネル状に形成されている。ヒータは、炉体100の内部に設けられている。熱処理搬送コンベア20は、両端部以外の部位が熱処理部10内に位置するよう設けられている。熱処理搬送コンベア20で搬送される蓋付き多段容器7は、炉体入口101から炉体100に搬入され、ヒータにより加熱され、炉体出口102から搬出される。蓋付き多段容器7が熱処理部10を通過するとき、容器3内の被処理物8は、熱処理部10のヒータにより加熱処理される。 図4に示すように、処理後搬送コンベア31、32、33は、それぞれ、+y方向側の端部が熱処理搬送コンベア21、22、23の+x方向側の端部に接続されている。処理後搬送コンベア31の-y方向側の端部と処理後搬送コンベア32の中央部とは、接続コンベア35により接続されている。処理後搬送コンベア33の-y方向側の端部と処理後搬送コンベア32の中央部とは、接続コンベア36により接続されている。処理後搬送コンベア34の+y方向側の端部と処理後搬送コンベア32の-y方向側の部位とは、接続コンベア37により接続されている。 熱処理部11、12、13で熱処理された被処理物8を収容している蓋付き多段容器7は、熱処理搬送コンベア21、22、23から処理後搬送コンベア31、32、33に搬送される。処理後搬送コンベア31、32、33に搬送された蓋付き多段容器7は、y軸方向に4つ並んだ状態で-y方向に搬送される。接続コンベア35は、処理後搬送コンベア31の-y方向側の端部まで搬送された蓋付き多段容器7を処理後搬送コンベア32に搬送する。接続コンベア36は、処理後搬送コンベア33の-y方向側の端部まで搬送された蓋付き多段容器7を処理後搬送コンベア32に搬送する。このように、処理後搬送コンベア31、32、33は、熱処理部10で熱処理された後の被処理物8を収容している容器3、および、その容器3に取り付けられた蓋6を-y方向に搬送する。 処理後搬送コンベア32の接続コンベア35、36と接続コンベア37との間には、蓋搬送コンベア41の+x方向側の端部が接続されている。蓋取り外し機構部71は、処理後搬送コンベア32と蓋搬送コンベア41との接続部に設けられている。蓋取り外し機構部71は、処理後搬送コンベア32で搬送される容器3(蓋付き多段容器7)から蓋6を取り外し、蓋搬送コンベア41に搬送可能である。 蓋搬送コンベア41は、蓋取り外し機構部71により取り外された蓋6を-x方向に搬送する。蓋搬送コンベア41は、蓋搬送コンベア41の幅方向(y軸方向)に2つ配置された状態の蓋6を搬送する。 昇降リフタ80は、熱処理システム1に2つ設けられている(図1参照)。それぞれの昇降リフタ82を便宜上、昇降リフタ81、82とする。昇降リフタ81は、蓋搬送コンベア41の鉛直方向上側に位置する蓋搬送コンベア42の+x方向側の端部に設けられている。昇降リフタ81は、蓋搬送コンベア41で搬送される蓋6を鉛直方向上側に移動(上昇)させ、蓋搬送コンベア42に搬送可能である。蓋搬送コンベア42は、昇降リフタ81により持ち上げられた蓋6を-x方向に搬送する。 蓋取り外し機構部71により蓋6が取り外された容器3は、一部が処理後搬送コンベア32の-y方向側の端部まで搬送され、一部が接続コンベア37により処理後搬送コンベア34に搬送される。 処理後搬送コンベア32の-y方向側の端部には、容器搬送コンベア51の+x方向側の端部が接続されている。処理後搬送コンベア3